JPS5913925B2 - ストリツプ表面脱スケ−ル装置 - Google Patents

ストリツプ表面脱スケ−ル装置

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JPS5913925B2
JPS5913925B2 JP862379A JP862379A JPS5913925B2 JP S5913925 B2 JPS5913925 B2 JP S5913925B2 JP 862379 A JP862379 A JP 862379A JP 862379 A JP862379 A JP 862379A JP S5913925 B2 JPS5913925 B2 JP S5913925B2
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JP
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strip
slurry
nozzle
transition
nozzle header
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JP862379A
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泰昌 平田
高雄 川並
保弘 大村
三雄 田口
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPS55100814A publication Critical patent/JPS55100814A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスl−IJツブ表面に発生するスケールを除去
するためのスt−IJツブ表面脱スケール装置に関する
ものである。
従来よりストリップ表面に研掃材スラリーを投射してス
ケールを除去することが行われているが、ストリップの
幅全面に均一に研掃材スラリーを投射して脱スケールを
行うためには幅全面にわたる広幅のノズルヘッダーが必
要とされていた。
しかし、広幅のノズルヘッダーは、ノズル交換時のメイ
ンテナンスが大変であると共に、ストリップが蛇行する
場合には該ストリップの蛇行量をあらかじめ想定し、実
際の板幅より余裕のある投射幅を必要とし、エネルギー
が余分に必要となるという問題がある。
そのため、少ない投射装置でストリップの幅全面にわた
り均一に研掃でき、加つメインテナンスが容易な脱スケ
ール装置の出現が望まれている。
本発明は、かかる要望に応えるもので、架台に設けたレ
ール上に移行台車を、上記ストリップの幅方向にシフト
可能に載置せしめ、且つ上記移行台車に、ストリップ表
面にスラリーを投射するためのノズルヘッダーをストリ
ップ表面と平行な平面内において傾動可能に取り付ける
と共に前記ノズルへラダーへのスラリーの分配供給を行
うアジテータを移行台車に積載させたことを特徴とする
ものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本実施例は2段式竪型デスケーラ−(ストリップが垂直
走行)であり、一段式でも横型デスケーラ−(スl−I
Jツブが水平走行)でも本発明の主旨を逸脱しない範囲
で、適用可能である。
ストリップSを縦方向に導くために頂部と下部にガイド
ロール2と3を設けた架台1の上部内側に、左右方向に
延びるレール4を水平に架設すると共に、該レール4の
一端(第1図では右側)を架台1よりも右側へ延長させ
、父上記レール4よりも一定間隔を置いた下方の位置に
も同様にレール5を前後に相対して架設して、一端(第
1図では左側)を架台1よりも左側へ延長させる。
上段のレール4には、平面的に見てコ字型に形成した移
行台車6を車輪7を介して左右方向へ移動可能に載置せ
しめ、該移行台車6の中央部分の下側には、多数のノズ
ル9を有したノズルヘッダー8を、第2図に示す如くス
トリップSのラインを挾むよう前後側に対称的に配置す
ると共に、各ノズル9からの投射方向がストリップに向
って矢印の下向きとなるよう且つストリップ表面に対し
斜め投射となるよう傾斜させて夫々フレーム10:10
にて取付支持せしめ、該フレーム10への取付点11.
11’を支点として回動(傾動)できるようにする。
本支点はストリップのほぼ中央でしかも、ノズルの投射
線X上にあることが重要である。
台車6上に設けた傾動用のロッド12の先端を上記ノズ
ルヘッダー8の上端に連結し、ロッド12を前進、後退
させることによりノズルヘッダー8の傾斜角度が変えら
れるようにする。
又上記移行台車6の移動方向の前側(第1図では左9A
Dには両側へ張り出すように固定した支持台13゜13
′を夫々設け、該支持台13,13’上に、上記前後方
向に相対峙させられているノズルヘッダー8にスラリー
分配部(図示せず)をによりスラリー供給ホース14を
介して連絡せるアジテータ15,15’を夫々設置せし
め、且つ該アジテータ15,15’にサイクロン16,
16’を連接せしめ、図示しない分級タンクから供給さ
れるスラリーがサイクロン16,16’で濃縮されアジ
テータ15,15’で攪拌されて各ノズルヘッダー8へ
供給されるようにし、これら前後のノズルヘッダー8と
、該各ノズルヘッダー8に対応するアジテータ15,1
5’が、移行台車6の移動により一体的にレール4に沿
いサイドシフトされるようにする。
この場合サイクロン16,16’は架台1よりブラケッ
ト(図示せず)に固定されており、サイクロンの出口と
アジテータ入口にはaの間隙を有する様にし、アジテー
タ15,15’の移行を自由にしている。
更に移行台車6の適宜個所にはブラケット17を取り付
け、レール4側に設けたシリンダ18のロッド先端にブ
ラケット17をピンにて着脱自在とし、又移行台車6上
にはストリップSの蛇行検出器19を設け、ストリップ
Sの蛇行の際、蛇行検出器19からの指令に基づき上記
シリンダ18が作動して移行台車6をスl−IJツブS
の蛇行に対し追従移動させてノズルヘッダー8を常に適
正な位置に置くことができるようにして脱スケール装置
を構成する。
又下段のレール5には、上記脱スケール装置のコ字型移
行台車6と同様なコ字型の移行台車6aを、上記移行台
車6とは対称的に横行可能に載置せしめ、該移行台車6
aに、上段の移行台車6の場合と同様に、前後に相対し
て斜め投射可能に配したノズルヘッダー8aを取付支持
せしめると共に前後のノズルヘッダー8aに対応するア
ジテークi 5a 、 15a’を取付け、またアジテ
ーク15a、15a’に連接するサイクロン16a。
163′を架台1に支持させるほか、上段の脱スケール
装置と同一符号を付しているように同様な構成として独
自に研掃作業ができるようにした脱スケール装置を構成
し、上段の脱スケール装置と下段の脱スケール装置とが
左右方向に互に反対方向に移動して前進後退できると共
に、上段のノズルヘッダー8における各ノズル9からの
スラリー投射方向と下段のノズルヘッダー8aにおける
各ノズル9aからのスラリー投射方向とが、左右方向に
互に反対方向となるようにする。
これは、上下同一方向投射にすると、投射の干渉しない
配列の必要から、装置の高さが高くなるので、この様に
左右、ふき分力式は高さを低くすることが出来る。
同、20は上段のノズルヘッダー8における各ノズル9
からスl−IJツブS表面に斜め投射されたスラリーを
受けて下方へ落すためのエネルギー吸収板、21はエネ
ルギー吸収板20の下側に設置したスラリー受はタンク
、22は下段のノズルヘッダー8aにおける各ノズル9
aからストリップS表面に斜め投射されたスラリーを受
けて下方へ落すためのエネルギー吸収板、23は該エネ
ルギー吸収板22の下側に設置したスラリー受はタンク
であり、上下二段の投射を別々のタンク21と23に受
けてシステムを部分しメインテナンスをシステム毎に可
能にするようにしである。
24は研掃後のストリップ表面に付着したスラリーを受
けるため下ガイドロール3の位置に設けたタンクで、ス
ラリー受はタンク23内へ連通させである。
25.26はスラリー受はタンク21,23から研掃後
のスラリーを図示しない分級タンクへ戻すための戻し管
、27.28は戻し管25.26の途中に設けたスラリ
ーポンプ、29は研掃済のストリップSを次工程へ導け
るよう架台30上に設けたガイドロール、31は水切り
ロールである。
上記構成であるから、今、ストリップSの表面に付着せ
るスケールを除去するに際しては、ストリップSがガイ
ドロール2から垂直に降ろされてガイドロール3にかけ
られると、上段の移行台車6と下段の移行台車6aを夫
々レール4,5に沿わせて架台1内側まで走行移動させ
、シリンダ18に移行台車6,6aを連結して上下二段
に脱スケール装置をセットさせる。
この際、移行台車6.6aは、平面的に見てコ字型形状
をなしていて開放側が前部となって前進するので、スト
リップSが上下のガイドロール2,3間にあっても何ら
支障なく移動でき、又各移行台車6,6aの下側に取り
付けられたノズルヘッダー8,8aもストリップSを挾
むように相対峙させであるので、ストリップSの存在に
関係なく左右方向へ移行台車6,6aと共に動ける。
ストリップSは順次送られており、このストリップの両
面に対し、上下二段のノズルヘッダー8゜8aへ供給さ
れたスラリーを、各ノズル9,9aより連続的に斜め投
射させる。
ノズルヘッダー8゜8aはストリップSの進行方向に対
し傾斜させられて斜め下向きにスラリーを打ち付けるよ
うにセットされているが、ストリップSの幅全面にスラ
リーを当てられる太きさとしであるので、ストリップS
は幅全面が均一に研掃される。
上段のノズルヘッダー8の各ノズル9より投射されてス
トリップSの両面に打ち当てられたスラリーは、架台1
に固定のエネルギー吸収板20に当った後、下方のスラ
リー受はタンク21内に溜められる。
上段の各ノズル9からのスラリー投射により研掃された
ストリップSは、続いて下段のノズルヘッダー8aの各
ノズル9aから投射されるスラリーが当てられて研掃さ
れる。
下段の各ノズル9aから投射されてストリップSの両面
に当てられたスラリーは、架台1に固定しであるエネル
ギー吸収板22に当った後、下方のスラリー受はタンク
23内に溜められる。
連続的に投射されて上記のように夫々のタンク21.2
3に受けられたスラリーば、スラリーポンプ27.28
により戻し管25.26を経て分級タンクへ戻され、こ
こで粗細粒子が分級され、研掃に使用できる粒子のもの
が再びサイクロン16.16’、16a、16a’へ送
られ、循環使用されることになる。
上記の研掃作業において、伺らかの原因でストリップS
が蛇行を始めた場合には、移行台車6゜6aに設けたス
トリップSの蛇行検出器19によりストリップSの蛇行
を検出してその信号によりシリンダ18を作動させる。
シリンダ1Bと各移行台車6,6aとは互に連結しであ
るので、シリンダ1Bの作動により上下の移行台車6,
6aは独立にストリップ蛇行に追従移動させられ、これ
によりノズルヘッダー8,8aをストリップSに対し常
に適正な位置に置くことができる。
又上記研掃作業において、例えば上段の脱スケール装置
の保守、点検の必要が生じた場合には、スラリーの供給
を停止させ、且つシリンダ1Bと台車との連結を外し、
しかる後台車6をレール4に沿い架台1の外側へサイド
シフトさせる。
この場合、ノズルヘッダー8やアジテータ15,15′
等がすべてコ字型の台車6に搭載されている構成上、台
車6のサイドシフトによりノズルヘッダー8もアジテー
タ15,15’もサイドシフトされるため、スラリー供
給ホース14をいちいち取り外したりする必要がなく、
容易且つ迅速にサイドシフトさせることができ、メイン
テナンスに要する時間も短縮することができる。
上記実施例の如く上下二段式としておけば、いずれか一
方の脱スケール装置が故障あるいは点検等の場合でも他
の脱スケール装置でストリップSの表面の研掃を行うこ
とができる利点があるが、本発明では、必ずしも二段で
なくてもよく一段のみでもよい。
以上述べた如く本発明の装置によれば、平面的に見てコ
字型の移行台車に、縦方向に進行するストリップの表向
に対向させたノズルヘッダーを取り付けると共にアジテ
ータの如き上記ノズルへラダーへのスラリー供給系統の
一部を移行台車に支持させたので、移行台車のサイドシ
フト時にノズルヘッダーやアジテータ等も同時にサイド
シフトでき、メインテナンスを容易に行うことができ、
又このときノズルヘッダーとアジテータをつなぐスラリ
ー供給ホースの取り外し等の必要が全くない。
又移行台車に蛇行検出器を設けてストリップの蛇行を検
出させ、この信号に応じて移行台車をサイドシフトさせ
るようにすることにより、ストリップの蛇行に対して追
従移動可能で常に適正な位置で投射させることができる
図面の簡単な説明 ′ 第1図は本発明の装置の正面図、第2図は第1図のA矢
視図である。
1・・・・・・架台、2,3・・・・・・ガイドロール
、4,5・・・・・・レール、6,6a・・・・・・移
行台車、8,8a・・・・・・ノズルヘッダー、14・
・・・・・スラリー供給ホース、15.15’、15a
、15a’・・・・・・アジテーク、18・・・・・
・シリンダ、19・・・・・・蛇行検出器、20゜22
・・・・・・エネルギー吸収板、2L23・・・・・・
スラリー受はタンク、S・・・・・・ストリップ。
33−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 架台に設けたレール上に移行台車をストリップの幅
    方向にシフト可能に載置せしめ、且つ上記移行台車に、
    スl−IJツブ表面にスラリーを投射するためのノズル
    ヘッダーをストリップ表面と平行な平面内において傾動
    可能に取り付けると共に前記ノズルヘッダーへのスラリ
    ーの分配供給を行うアジテータを移行台車に積載させた
    ことを特徴とするストリップ表面脱スケール装置。
JP862379A 1979-01-27 1979-01-27 ストリツプ表面脱スケ−ル装置 Expired JPS5913925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP862379A JPS5913925B2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27 ストリツプ表面脱スケ−ル装置

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JP862379A JPS5913925B2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27 ストリツプ表面脱スケ−ル装置

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JPS55100814A JPS55100814A (en) 1980-08-01
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ID=11698063

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JP862379A Expired JPS5913925B2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27 ストリツプ表面脱スケ−ル装置

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Families Citing this family (3)

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KR100507567B1 (ko) * 2000-06-27 2005-08-17 주식회사 포스코 웨트유 제거 에어나이프
KR20020052836A (ko) * 2000-12-26 2002-07-04 이구택 스케일 브레이커 장치
JP6249929B2 (ja) * 2014-03-27 2017-12-20 株式会社神戸製鋼所 鋼線材の連続表面処理方法

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