JPS5913888B2 - 吸着塔 - Google Patents

吸着塔

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JPS5913888B2
JPS5913888B2 JP54017333A JP1733379A JPS5913888B2 JP S5913888 B2 JPS5913888 B2 JP S5913888B2 JP 54017333 A JP54017333 A JP 54017333A JP 1733379 A JP1733379 A JP 1733379A JP S5913888 B2 JPS5913888 B2 JP S5913888B2
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JP
Japan
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adsorption tower
adsorption
adsorbent
gas
inner diameter
Prior art date
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Expired
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JP54017333A
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English (en)
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JPS55111820A (en
Inventor
政信 堀内
文雄 河村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55111820A publication Critical patent/JPS55111820A/ja
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は真空下で流動するガスの、ガス中に含まれる例
えば有毒成分を吸着する吸着剤を有する吸着塔の構造に
関する。
〔発明の背景〕
従来の吸着塔の構造及び作用は、第1図〜第3図に示さ
れるように、被吸着成分を含むガスは吸着塔1の吸着塔
人口2から入り、吸着剤充填部3の吸着剤の間を通る間
に、被吸着成分は吸着され残ったガスは吸着量出口4か
ら出る。
吸着塔1内において、ガスは吸着塔1の壁に沿って流れ
るAと比較的中央部を流れるBとがある。
流れAとBに明確な区別はないが、被吸着成分を含むガ
スは矢印に沿って流れ、充填塔内における吸着分布は一
般に第2図のようになる。
第2図の斜線で示す部分が吸着している部分である。
第2図に示す吸着分布は大気圧下又はそれ以上の圧力で
運転される場合であり、大気圧よりも低い圧力下で吸着
操作を行なう充填塔においては、第1図に示すように矢
印Aに沿ったガスの流れは大気圧下又はそれ以上の圧力
の場合に比べ、顕著となり、その吸着分布は第3図の斜
線のようになる。
圧力の低下に伴ってこの傾向は一層顕著になる。
吸着部分が側壁に偏り、被吸着成分を全く吸着していな
い層(第2図および第3図に22およびZ3で示す)で
ある吸着移動帯の長さはz3〉z2になっている。
特に運転圧力が100 ’rorr以下の場合、Z 3
> 22となりきわめてz3が大きくなる。
この様に大気圧よりも低い圧力下で使用される吸着塔で
は次の様な問題があった。
イ)吸着移動帯長さが長くなるため一定の吸着能力を長
時間保持させるには吸着塔を高くしなければならない。
口)吸着塔を高くする場合、一般に充填物の圧縮強度を
高くする久要がある。
しかし、圧縮強度を高くすると吸着性能が低下する欠点
がある。
ハ)ガス中の放射性成分を吸着させるものでは、充填物
を交換する場合、充填物が放射能を滞びているため、使
用された吸着剤とそうでないものを分離することは困難
であり、吸着していない吸着剤も放射性廃棄物となり、
処理ガス量に比べ放射性廃棄物量が多くなる。
〔発明の目的〕
本発明は、大気圧よりも低い圧力下で使用される吸着塔
において、吸着移動帯の短かい吸着塔を得ることにより
、吸着剤充填部の吸着能力を有効に活用できる吸着塔を
得ることを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、胴体と、この胴体内に設けられ、該胴
体内を通過するガス中の不純物を吸着する吸着剤充填部
とを有し、大気圧よりも低い圧力下で吸着操作を行なう
吸着塔において、中央部が中空の円盤状のバッフル板を
前記胴体の内壁面に前記吸着剤充填部に突出するように
複数枚設け、前記円盤状のバックル板の内径と前記胴体
の内径との比は約1:3であり、かつ複数枚設けられた
前記バックル板の間隔を、前記吸着塔の胴体内径の寸法
をDとしたとき約ID〜3Dとした点にある。
上記のような構成とすることにより、吸着剤充填部の中
心部を流れるガス流速と吸着塔の胴体内壁に沿って上昇
してバックル板によって水平方向に向うガスの流失がほ
ぼ等しくなる。
すなわち、吸着剤充填部3の圧力損失と吸着塔1の胴体
内壁付近の圧力損失が、はぼ等しくなる。
従って、吸着剤充填部3内でのガス流失が均一となり、
吸着剤充填部3の吸着能力を有効に活用することができ
る。
〔発明の実施例〕
本発明の具体的な実施例を第4図により説明する。
吸着塔1にガスはガス人口2より入り、吸着剤充填部(
以下充填部と略する)3で被吸着成分が吸着され、残っ
たガスはガス出口4から排出される。
充填部3の吸着剤は下部に設けられた多孔板5により支
えられている。
多孔板5は必ずしも多孔板である必要はなく使用する吸
着剤の大きさにより適宜選定する。
吸着剤が大きなペレットの場合はグリッド状のものでも
よく、小さな粒の場合はグリッドの上にさらに金網をの
せてもよく、要は吸着剤が吸着剤が吸着塔下部に落ちて
こないよ゛うにすればよい。
吸着塔胴体の内壁面には充填部3に突出するようにバッ
フル板6,7が設けられている。
バッフル板6,1の取付位置は、充填部3の173高さ
毎にそれぞれ設け、そのバックル板の形状は中央部が中
空の円盤状であり、その円盤状のバックル板の内径(中
空部の直径)と吸着塔胴体の内径との比は約1:3であ
る。
バックル板6,7の吸着塔1への取付部8は洩れのない
構造とし、バックル板下側に到達したガスは中央に設け
られた穴を必ず通りバックル板上側に流れるようにする
その取付方法は、溶接、ガスケットによりシールする構
造など適宜選定すればよい。
バックル板の枚数は、充填塔の高さに応じ複数枚設ける
バックル板の間隔は、吸着塔の内径をDとすれば約ID
〜3D毎に設ければよく、その間隔は充填塔の運転圧力
、流量により変わる。
第5図は、前記実施例の構造を有する吸着塔において、
吸着剤としてシリカゲル、被吸着ガスとして水蒸気を用
いて本発明の効果を実験した結果である。
図において縦軸は、シリカゲルへの水蒸気の吸着により
変色したシリカゲルの容積の全シリカゲルの容積に対す
る割合をパーセントで示したものであり、吸着剤がどれ
位利用されているかを示す(以下容積効率と称する)も
のである。
横軸はバックル板枚数である。
バックル板1枚のときは、充填部の高さ方向中心部に設
けた。
バックル板無しの場合、水蒸気を吸着した変色部分の分
布は第3図に示す斜線の部分に似ており、圧力が低いほ
ど吸着移動帯の長さが長くなった。
これに比ベバツフル板を2牧人れたものでは、壁に沿っ
た流れが減少し、吸着移動帯の長さは短かくなった。
その結果、容積効率は76パーセントに達し、バッフル
板無しの場合と比較し約6.7倍に向上した。
第6.7図は本発明の他の実施例であって、使用済吸着
剤の交換を容易にするためカセット方式にした例である
吸着塔1にはガスはガス人口2より入り、第6図におい
て吸着剤を収入したカセット9a、9b、9cを通り、
出口4から出る。
カセット9aと9b、9bと90、および9cの上部の
間にはそれぞれシールガスケット10a。
10 b t 10 cが設けられており、それぞれボ
ルト11a、11b、llcでカセット9at9bt9
cに固定されている。
カセット9(9a、9b。9c)の端面および側壁を第
7図に詳細に示す。
カセット9の上部および下部端板はバッフル板の代用を
し、下部端板の上に金網12があり、金網12と円筒形
のカセット側壁に囲まれた空間に吸着剤が入っている。
上部端板には吸着塔とカセット側壁の間をガスが流れる
のを防ぐガスケット10をボルト11(lla、llb
、11c)で固定している。
このカセット9の上部、下部の端板の作用により吸着移
動帯の長さは短かくなり、前記実施例と同様の効果が得
られる。
ここでシールガスケット10は、下部ガスケットの上部
端板より出たガスが上部のカセット9側壁と吸着塔1の
間な流れるのを防ぐために設けられている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、大気圧よりも低い圧力下で使用される
吸着塔において、吸着剤充填部の中心および周辺の流速
をほぼ等しくできるから、吸着移動帯の短かい吸着塔を
得ることができる。
したがって、吸着剤充填部の吸着能力を有効に活用でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は吸着塔の従来構造及び使用状況を示す
略図、第4図は本発明の一実施例を示す吸着塔の略図、
第5図は本発明の一実施例による容積効率の効果を示す
線図、第6図は本発明の他の実施例を示す吸着塔の略図
、第7図は第6図に示す吸着塔の部分詳細図である。 1・・・吸着塔、3・・・吸着剤充填部、6.γ・・・
バッフル板、9・・・カセット、12・・・金網。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 胴体と、この胴体内に設けられ該胴体内を通過する
    ガス中の不純物を吸着する吸着剤充填部とを有し、大気
    圧よりも低い圧力下で吸着操作を行なう吸着塔において
    、中央部が中空の円盤状のバッフル板な前記胴体の内壁
    面に前記吸着剤充填部に突出するように複数枚設け、前
    記円盤状のバックル板の内径と前記胴体の内径との比は
    約l:3であり、かつ複数枚設けられた前記バックル板
    の間隔は、前記吸着塔の胴体内径の寸法をDとしたとき
    約1D〜3Dであることを特徴とする吸着塔。
JP54017333A 1979-02-19 1979-02-19 吸着塔 Expired JPS5913888B2 (ja)

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JP54017333A JPS5913888B2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 吸着塔

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JP54017333A JPS5913888B2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 吸着塔

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JPS55111820A JPS55111820A (en) 1980-08-28
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