JPS5913869Y2 - 傘の雫受具 - Google Patents

傘の雫受具

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JPS5913869Y2
JPS5913869Y2 JP12262281U JP12262281U JPS5913869Y2 JP S5913869 Y2 JPS5913869 Y2 JP S5913869Y2 JP 12262281 U JP12262281 U JP 12262281U JP 12262281 U JP12262281 U JP 12262281U JP S5913869 Y2 JPS5913869 Y2 JP S5913869Y2
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umbrella
cylinder
drops
vibro
hole
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JP12262281U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、使用後の傘から滴下する雫を貯溜すること
ができるとともに貯溜した雫が簡単には外部に漏出しな
いようにした傘の雫受具に関するものである。
一般に傘は雨天時に使用して効果的なものであるが、必
然的には傘は濡れてしまい、この濡れた傘をそのまま車
内、室内に持ち込むと、傘から滴下する雫によって、車
内や室内も濡れてしまうことになる。
そして、このように滴下する雫の量は、雨量にも影響さ
れるところではあるが、非常に多量であることもあり、
従って車内、室内を濡らすこともおびただしい状況にあ
る。
室内においては、傘立て等があるものの、その傘立てよ
で移動する過程において濡れてしまい、特に車内には、
このようなものが一般には装備されていなしため、雨天
時等の汚れは激しいものがある。
そこでこのような傘の雫を受ける受具が例えば実開昭4
9−34066号公報や実開昭51−4461号公報の
ように考えられている。
しかし、これらは傘から滴下した雫を単に貯溜するだけ
であり、この受具を傾斜させた場合には、以下に述べる
ように受具に貯溜しである雫が外部に漏出してしまう。
実開昭49−34066号に関してはこの漏出防止には
何ら考慮を払っていない。
水滴受入れ開口部は常時開口しており、ここより雫は自
由に出入りする。
次に実開昭51−44461号公報の第3図には水通過
孔および傘先端部へのさし込み穴を有するゴムまたはプ
ラスチック製固定部材を一体的に設けた容器が記載され
ている。
これは水通過孔を通って雫が容器内部に貯溜される構造
である。
通過孔の径は雫が通る必要があるのである程度の大きさ
を必要とし、従って、容器を傾斜させた場合には逆流す
ることになる。
固定部材をプラスチックで形成した場合には固定部材は
変形しないので通過孔の径も一定であるので雫は簡単に
逆流する。
また、ゴムで形成した場合には理論的には傘の固定部材
のさし込み穴への、石突の押し込み量により水通過孔を
閉塞させることができるかもしれないが、次のような不
都合がある。
まず、容器の中に雫を落とし込みたい場合には水通過孔
を雫が通る程度に石突のさし込み量を調整する必要があ
る。
さし込み過ぎの場合には水通過孔が塞がれて雫が落下せ
ず、さし込み不足の場合には容器が石突から外れてしま
うことになる。
そして雫が滴下しないのを確認した後には石突のさし込
み量を大きくして水通過孔を閉塞する必要がある。
従って、石突のさし込み量を常に考慮して使用しなけれ
ばならない不便さがある。
しかし、このように苦心を払って使用すれば理論的には
可能であるかもしれないが、実際には非実用的である。
なぜならば、水通過孔は雫が通る程度の径を必要とする
とともに、固定部材は石突と固定する必要があるのであ
る程度の厚さを必要とする。
薄すぎては石突から固定部材がすぐに外れてしまうし、
強度的にも不足することになる。
従って実際的には石突のさし込み量により水通過孔を完
全に塞ぐのは非現実的であり、もし7もこれが可能であ
ったとしても前記のように取り扱い上の不便がある。
そこで、この考案は筒体の内部上方に傘の石突との保合
部材を配設し、この保合部材の下方における筒体の内周
面に沿って360°以ヒ回転させた螺旋状のパイプを複
数本並行に配設し、前記係合部材を傘の石突に係合せし
め、傘を畳んで筒体を下方に向けると、この傘からの雫
が、筒体の上方開口部から入り、螺旋状のパイプを通っ
て筒体の下方内部に貯溜されるとともに、パイプを36
0°以上回転させて筒体が横転しても内部に貯溜されて
いる雫がパイプを通って外部に漏出しないようにした傘
の串受具を提供することを目的として開発したものであ
る。
いま、この考案にかかる傘の串受具の一実施例を図面に
基づいて述べると、1は円筒状に形成し、上方に開口部
2を有する筒体であり、3はこの筒体1の内部上方に配
設した保合部材である。
この係合部材3は傘4の石突5と係合する構造を有する
ものであるが、この係合する構造としては、例えば二様
がある。
すなわち、その第1は、第1図に示すように、前記石突
5の外周を螺子状に形成するとともに、この螺子状の石
突5と係合する螺子溝を係合部材3の内面に形成したも
のであり、第2は、第2図に示すように石突5の内面を
螺子状に形成しこの螺子状の石突5と係合する螺子溝を
係合部材3の外周に形成するものである。
いずれの場合においても、この係合部材3と傘4は石突
5を介して連結されることになる。
またこの保合部材3は、その下方を末広がりの傾斜面に
形成し、その下端を前記筒体1の内面に対して固着しで
ある。
6は係合部材3の下方における筒体1の内周面に沿って
360°以上回転させて配設した螺旋状のパイプであり
、このバイブロの上端は、立上り状に曲折して保合部材
3の上面に臨ませであるとともに、このバイブロは例え
ば合計3本を並行にかつ同ピツチをずらして配設しであ
る(第4図参照)。
このバイブロは、傘4からの雫を筒体1の下方に導くた
めのものであるから、本来理論的には存在しなくとも前
記各公報のように保合部材3に孔を配設しておきさえす
れば一応の目的は達成できるのであるが、これでは筒体
1を傘4ごと傾けた場合にこの孔から逆流してしまうこ
とがあるので、あえて360°以上回転させた螺旋状の
バイブロを設けることによりそのことを防止したのであ
る。
このような螺旋状のバイブロを設けたことにより、筒体
1を横転させても、何の防止措置を行なわなくても、バ
イブロから雫は逆流しないのである。
またこのバイブロの本数についても、これまた理論的に
は1本でもよいことになるのであるが、仮に1本だけに
すると、傘4の雫を筒体1の下方に導くために、その入
口が規制されてしまい、傘4を傾けてこのバイブロの入
口となる部分が低位置になるようにしなければならない
などの不便さが伴うためである。
したがってこれを普編的にしようとすると、バイブロの
数を多くすればよいことになるのであるが、せいぜい3
本程度で十分であるとの結論を得た次第である。
また、バイブロは第3図に示すように任意の1本を筒体
1のほぼ底部に達する長さに延長してもよい。
このようにすると、この筒体1内に貯った雨水は、傘4
を下方になるように、立てかけたりするならば、前記延
長したバイブロにより、外部から筒体1内に空気が入り
、短いバイブロから傘5方向に雨水は排出することがで
きる。
7は、筒体1の下方に形成した排水孔であり、8は、こ
の排水孔7を開閉するために筒体1の下部に配設した螺
子枠である。
なお排水孔7は第1図または第3図の場合にはなくても
よく、第2図の場合にもバイブロから時間をかければ排
出することも可能である。
排水孔7の有無はこの考案においては本質的な問題では
ない。
しかして、傘4の石突5を係合部材3に連結し、排水孔
7がある場合には螺子枠8により排水孔7を閉塞する。
そしてこのまま雨天時に使用し、これを畳み、かつ筒体
1を下に向けると、傘4からの雫は、傘4の布を伝わっ
て筒体1の上方の開口部2からこの筒体1内に導かれる
すると、この雫は、バイブロからさらに筒体1の下方内
部に導かれそこに貯溜することになり、この時点では筒
体1を横転させても外部に漏出しない。
筒体1に貯溜された雨水を排出するためには、排水孔が
ある場合には前記螺子枠8を緩め、排水孔7を開放し、
そこから出す。
排水孔7がない場合には次のようにする。
第1図に示すものにおいては係合部材3から石突5を外
しそこから排出すればよい。
第2図に示すものにおいてはバイブロを逆流させること
になるが、単に横転させただけではバイブロを水は逆流
しないので、筒体1を横向きにして回転させて徐々に排
出させる。
第3図に示したものにおいては前記したように筒体1を
逆さにすれば延長したバイブロから空気が筒体1内に入
るので他のバイブロから雨水が排出されることになる。
従ってこの場合にはいちいち排出作業を行なわなくても
傘4を普通にさしている間に筒体1内の雨水は自動的に
排出されることになる。
すなわち、この第3図に示す形式にすると、傾けても雨
水が漏出しないとともに、牟受具を装着しておけば以後
−切の手間を必要とせずに容器1内への雨水の貯溜、排
出が完全に自動的に行なえるのである。
前記のようにこの考案にかかる傘の雫受具に1れば、傘
から伝わって落ちる雫は、これを全て筒セによって回収
して貯溜し、しかもパイプを360°1上回転させであ
るので横転させても雨水が漏出」ず、無用に室内や車内
を汚すことはなくその実力的効果はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案にかかる傘の雫受具の実施例4示すもの
で、第1図は縦断面図、第2図及び第30は他側を示す
縦断面図、第4図はパイプの斜視じである。 1・・・・・・筒体、2・・・・・・上方開口部、3・
・・・・・係合部材、4・・・・・・傘、5・・・・・
・石突、6・・・・・・パイプ、7・・・・・・排水孔
、8・・・・・・螺子栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体の内部上方に傘の石突との保合部材を配設し、この
    係合部材の下方における筒体の内周面に沿って360°
    以上回転させた螺旋状のパイプを複数本並行に配設した
    ことを特徴とする傘の雫受具。
JP12262281U 1981-08-19 1981-08-19 傘の雫受具 Expired JPS5913869Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12262281U JPS5913869Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 傘の雫受具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12262281U JPS5913869Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 傘の雫受具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5829313U JPS5829313U (ja) 1983-02-25
JPS5913869Y2 true JPS5913869Y2 (ja) 1984-04-24

Family

ID=29916543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12262281U Expired JPS5913869Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 傘の雫受具

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JP (1) JPS5913869Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5829313U (ja) 1983-02-25

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