JPS59137800A - 無線により起動する雷管 - Google Patents

無線により起動する雷管

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JPS59137800A
JPS59137800A JP1007983A JP1007983A JPS59137800A JP S59137800 A JPS59137800 A JP S59137800A JP 1007983 A JP1007983 A JP 1007983A JP 1007983 A JP1007983 A JP 1007983A JP S59137800 A JPS59137800 A JP S59137800A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、無線により起動する雷管に関する。
その概要は、電流が流れることにより発熱する、いわゆ
る電流点火の発熱体を有する雷管本体と電池との間にス
イッチ回路を挿入し、受信回路がアンテナを介して特定
の周波数の電波信号を受信したときに、受信回路の出力
信号によりスイッチ回路を駆動して、電池から発熱体に
電力を供給し、これを発熱させて、もって、雷管本体の
点火を行い、爆薬を起爆させるものである。
ところで、鉱山や砕石場、岩石の切出し現場等における
採炭、採石、採音の場合をはじめとして、土地の造成、
道路の開さく、トンネルの掘進、ダム建設から都市開発
まで、各種の工事、事業において、発破による工法が広
く行われていることは周知のことである。
この発破を行う場合は、通常、その起爆手段として電気
雷管が用いられることが多い。l・ンネルの掘進に例を
とると、発破を行う場合、まず、さく孔機でトンネルの
切羽面に装薬孔をさく孔した後、この装薬孔に爆薬を装
填して、込物を填塞する。
ここに、爆薬には電気雷管が挿入されていて、その脚線
の端部が装薬孔外に導出されている。次に、こうして導
出された各電気雷管の脚線に、それぞれ発破母線を結線
して、切羽面から安全な退避位置までこの発破母線を延
ばし、電気発破器にこれを接続して、ハンドルを操作し
て点火するものである。
しかしながら、このトンネルの掘進の例に見る、このよ
うな雷管点火の方法では発破母線の配線、結線が面倒で
手間がかかる欠点がある。しかも、作業者が切羽面で結
線作業をする場合は、落石等の危険が伴うし、装薬処理
を無人化又は自動化した場合に、結線作業をを無人化で
きなければ、意味がなく、災害の防止も達成できないと
いうような問題がある。
そこで、遠隔操作により、雷管を点火しようとする方法
が考えられ、その1つとして、マイクロ波を用い、アン
テナを介して発熱体を高周波加熱することにより点火す
るものが提案されている。
しかしながら、この方法は、安全性の点から見て、マイ
クロ波の送信機と雷管との間隔をある程度以上の距離を
保って実施しなければならない。
しかも、マイクロ波の送信機の出力に大きなものが要求
され、高価なものであるという問題がある。
その上、その距離、発破環境によっては、起爆が十分に
できないことも起こり、しかも、発破母線の配線で行わ
れるように、ある群の発破孔だけを選択的に、起爆する
ことはできないという欠点を持っている。
この発明は、このような従来技術の欠点乃至問題にかん
がみてなされたものであって、この・ような従来技術の
欠点又は問題を除去するとともに、結線作業なしに、発
破個所から十分離れた安全な位置において自動的に雷管
を点火することができる、無線により起動する雷管を提
供することを目的とする。
かかる目的を達成するために採るこの発明の雷管の構成
としては、後述する実施例に示す如く、電池(乾電池2
0)と、電流が流れることにより発熱する発熱体15a
を有する雷管本体5aと、前記電池(乾電池20)とこ
の発熱体15aとの間に挿入されたスイッチ回路(リー
ドリレイ21)と、アンテナ25と、受信回路(電子回
路23等)とを備え、前記受信回路(電子回路23等)
が前記アンテナ25を介して特定周波数の電波信号を受
信したときに出力信号を発生して、前記スイッチ回路(
リードリレイ21)をこの出力信号応じて駆動し、前記
電池(乾電池20)から前記発熱体15aに起爆のため
の電力を供給する、このようなものからなる。
雷管をこのように構成することにより、発破場所から相
当はなれていても、電波信号で簡単に点火でき、しかも
、電波信号の送信出力は、小さなものでよく、雷管側の
受信周波数に応じて、送信機側の周波数を変えれば、複
数の雷管のうちから選択的に、所定の雷管のみ点火する
ことが可能である。
以下、この発明の実施例について、図面を用いて詳細に
説明する。
第1図は、この発明を適用した一実施例である雷管のト
ンネルの掘進の際の使用状態の説明図であり、第2図は
、この発明を通用した一実施例である雷管の断面概要図
、第3図は、その起動装置における回路構成を示すブロ
ック図、そして、第4図は、他の起動装置における回路
構成を示すブロック図である。
まず、第1図に見る、1はトンネルであり、その切羽面
2には、多数の装薬孔3,3・・が所定のパターンでさ
く孔されており、ぞれぞれの装薬孔3の内部には、爆薬
を内蔵した複数の薬包4゜4・・と雷管5とが装填され
、込物6により填塞されている。ここで、雷管5は、こ
の発明になるもので、装薬孔3の入り口側の薬包4に挿
入されている。
ところで、雷管5は、薬包4に挿入された雷管本体5a
とこの雷管本体5aに着脱可能に接続された起動装置5
bとから構成されている。起動袋z5bは、アンテナ線
7を具えていて、このアンテナ線7は、込物6を貫通し
て、装薬孔3の外に導出されている。
一方、8は、トンネル1内に設置された送信機であって
、例えば、その送信周波数は、LF、MF、HF又はV
HF帯の周波数を用い、l0KH2程度の波をAM変調
又はFM変調するものである。なお、8aは、送信機8
のアンテナであり、9は、設置台を示している。
次に、雷管5の構成を説明すると、その構成は、第2図
に見る如く、起動装置5bが雷管本体5aに着脱できる
ように構成されている。
すなわち、起動装置5bには雷管本体5aを装着する装
着四部10が設けられていて、雷管本体5aの後端部に
設けられた装着凸部11がこれに圧着嵌入されるもので
ある。ここに、この装着凹部10は、その内側が波形と
なっていて、装着凸部11は、その外周がこの波形に嵌
合する波形に形成されている。さらに、装着凹部10は
、起動装置5bにおけるハウジング12と一体的に、弾
力性のある合成樹脂等で形成されている。そして、その
弾性歪により、雷管本体5aが起動装置5bに嵌入固定
される。
起動装置5bのハウジング12は、円筒形状をしていて
、装着凹部10に対して、反対側の一端には、蓋体13
が装着されている。そして、その内部には、乾電池20
.リードリレイ212手動スイッチ22.IC等による
電子回路23等が内蔵されている。ここで、蓋体13に
は、手動スイッチ22とランプ24が固定され、第3図
に見る同調回路26に接続されたアンテナ線7が外部へ
と導出れている。なお、22bは手動スイッチ22のス
ライダーである。
さて、雷管本体5aの装着凸部11の後端部には、2つ
の接触端子14.14が設けられている。
これらはそれぞれ特殊点火部15の発熱体15aの両端
子に接続されている。ここに、発熱体15aは、所定以
上の電力が供給されたときに、雷管本体5aを点火状態
にする。この電力としては、1.5v程度では、例えば
、0.5八で15m5乃至3Aで1rrrs以下と言う
ものである。
なお、2つの接触端子14.14の間に突起11aが設
けられていて、雷管本体5aを起動装置5bにセットす
る際に、後述するダミー抵抗R1を切断する役割を果た
す。また、16は、雷管本体5aの管体、17は雷管本
体5aに内蔵された延時薬、18は同起爆薬、19は同
添装薬を示す。
ところで、先の2つの接触端子14.14は、起動装置
5bに装着された時点で、リードリレイ21の1つの端
子21aとハウジング12の内壁に固定された端子20
aとに接触する。ここで、端子20aは、乾電池20の
マイナス側に接触している。なお、乾電池20のプラス
側は手動スイッチの1つの端子22aに接触している。
なお、装着凹部10とこれら端子21a及び端子20a
そして装着凸部11と接触端子14.14とはコネクタ
を構成している。
次に、上記起動装置5bの内部の回路構成について、第
3図を参照して具体的に説明する。
なお、同図においては、第2図に示す各構成要素と同一
のものについては同一の符号を付して示す。また、この
回路構成は、例えば、乾電池1つ程度の比較的低い電圧
で動作させる例である。
アンテナ線7よりなるアンテナ25より受信した電波信
号は、同調回路26で選択されて、高周波増幅器27へ
と送出される。この高周波増幅器27により、同調回路
26で選択された特定の周波数が増幅されて、電子回路
23に送出される。
ここに電子回路23に内蔵された検波回路23aで検波
されて、例えば、10KHzの低周波信号が抽出される
。そして、ここで検波された低周波信号は、同様に内蔵
された、低周波増幅器23bをへて倍電圧整流回路23
cへと導かれ、ここで整流されて所定電圧を発生するこ
とになる。なお、倍電圧整流回路23Cに使用されるコ
ンデンサ等は、電子回路23に対して外(」けされるも
のである。また、電波信号としては、100%AM変調
するか又は過変調した信号を用いるとよい。
次に、電子回路23の倍電圧整流回路23Cの出力信号
は、充電回路28に送出される。なお、充電回路28は
、リードリレイ21の駆動コイル側に駆動電流を供給す
る駆動回路を構成している。
ここに、その時定数で決まる一定時間後にその充電電圧
がリードリレイ21の動作電圧になったときに、リード
リレイ21が動作して、その接点21aが接続状態とな
る。
ここで、乾電池20は、上記各回路の電源となるととも
に、そのプラス側が手動スイッチ22の一端に接続され
、そのマイナス側が接地されている。手動スイッチ22
の他端は一端が接地されたランプ24の他端に接続され
、かつ、リードリレイ21のスイッチ側の一端に接続さ
れている。
また、リードリレイ21のスイッチ側の他端は、その端
子21aに接続され、この端子21aには、発熱体15
aに対して並列にダミー抵抗R1とコンデンサC1が挿
入されている。そして、第2図に見る如く、端子21a
は、雷管本体5aが起動装置5bに装着された状態にお
いて発熱体15aに接続されるものである。すなわち、
端子21aは、端子14の1つを介して発熱体15aの
一端に接続されて、発熱体15aの他端ばのごりの端子
14を介して端子20aに接続され、接地されることに
なる。
ここに、手動スイッチ22とリードリレイ21との両者
が“ON”状態のときに、乾電池20より発熱体15a
に電力が供給されることになる。
したがって、手動スイッチ22を操作せず、ランプ24
の点灯が確認されずに誤って雷管本体5aが起動装置5
bに装着されても、手動スイッチ22が“ON”状態に
ない限り、点火の動作はしない。
ここで、手動スイッチ22とリードリレイ21とがこの
発明のスイッチ回路の具体例であるが、1 手動スイッチ22は安全のためと検査のために挿入して
いるものであって、これは、手動スイッチ22を削除し
て、リードリレイ21のみを用いてもよい。また、同調
回路26、高周波増幅器27、電子回路23、そして充
電回路28とがこの発明の受信回路の具体例を構成して
いる。
ところで、コンデンサC1で構成される回路は、ノイズ
等で発熱体が瞬間的に加熱されるのを防止して、誤動作
をなくすためのに挿入している。また、ダミー抵抗R1
は、端子21aと端子20aとに架は渡されて配置され
ているもので、リードリレイ21が“ON”状態か否か
検査するための抵抗である。
次に、動作を説明する。
あらかじめ蓋体13を取り外して、乾電池20をセット
しておく。そして、起動装置5bの手動スイッチ22の
スライダー22bを操作して、手動スイッチ22を”O
N”にして、接続状態にする。このとき、乾電池20か
ら手動スイッチ22を経て、ランプ24に電流が流れ、
点灯する(第2 3図参照)。ここで、万一、リードリレイ21が“ON
”状態になっていると、ダミー抵抗R1に電流が流れて
、ランプ24は点灯しない。そこで、ランプ24の点灯
を′@認して、雷管本体5aを起動装置5bに装着する
。この場合逆に、乾電池20をセントしたとき、ランプ
24を点灯して、手動スイッチ22を“ON″状態にセ
ントしたときに消灯するようにしてもよい。
装着のとき、端子21aと端子20aとに架は渡された
ダミー抵抗R1が突起11aにより切断される。そして
、薬包4に雷管本体5aが挿入されて、装薬孔3に装着
され、第1図に示す状態でセットされる。
送信機8が起動されて、そのアンテナ8aから、例えば
、10KHzでAM変調されたHF信号の電波が放射さ
れると、AM変調されたHF信号が起動装置5bのアン
テナ線7で受信される。このとき、受信周波数が同調周
波数に一致していれば、同調回路26が同調して、アン
テナ25を介してHF周波数帯の特定の周波数の電波を
受信し、所定の電気信号が抽出される。そして、これが
高周波増幅器27で増幅されて、検波回路23aで、1
0KHzの低周波信号が抽出され、倍電圧整流回路でリ
ードリレイ21の作動電圧まで昇圧されて、充電回路2
8へと送出され、一定時間後に、充電電圧がリードリレ
イ21の動作電圧に達したとき、リードリレイ21のコ
イルに駆動電流が流れ、そのスイッチが“ON″となる
。このとき、すでに、手動スイッチ22が“ON”状態
になっているので、乾電池20から発熱体15aに電力
が供給されて、特殊点火部15が点火されることになる
。その結果、薬包4は起爆されることになる。
ここに、リードリレイ21がON”となっている期間は
、充電回路28の動作信号とり−ドリレイ21の動作時
間の関係で決まり、これで“ON″から“OF ’F 
”に戻る動作期間として、はぼ15ms以上採ることが
できるので、点火に必要な十分な電力供給時間が確保で
きる。なお、ON”した後″OFF”になるまでの期間
が15m5以下のときには、リードリレイ21として自
己保持形のリードリレイを用いればよい。
なお、起爆がなされるためには、同調回路26の周波数
に同調する信号が受信されることが条件であり、かつ、
その信号は、充電回路28の充電時間だけの一定時間放
射されなければならない。
したがって、同調回路26の同調周波数を適宜選択する
ことにより、選択的に、雷管本体5aを点火することが
可能となる。また、充電回路28により、即座に動作せ
ず、安全性が保持できる。ここで、倍電圧整流回路23
Cは、リードリレイ21の動作電圧により、3倍圧、4
倍圧の電圧整流回路とすることができ、リードリレイ2
1の動作電圧が低いときには、単に整流回路でよい。
第4図は、FM変調を用いた場合の起動装置5bの具体
的回路構成を示すブロック図である。
第3図と異なる点は、一般のFMラジオと同様な受信回
路であって、周波数変換していることである。また、そ
の電源としては、1.5Vの乾電池2個を使用している
が、各回路の動作電圧を低く5 できれば、第3図と同様に比較的低い、例えば、1つの
乾電池で十分である。
簡単に、その構成及び動作を説明すると、電波がアンテ
ナ25を介して受信され、同調回路26で受信した電波
信号が電気信号として抽出されて、高周波増幅器27a
に送られて、ここで増幅され、周波数混合器27bに送
出され、ここで、局部発振器21Cの発振周波数により
混合されて、市販のICで構成されるFMラジオ回路2
3dへと入力される。このFMラジオ回路23dは、入
力信号を、まず、FMIFアンプ23eで増幅して、F
Mディテクタ23fへと送出する。FMディテクタ23
fで検出された出力信号は、次にオーディオパワーアン
プ23gに送出されて、増幅され、低周波の信号を出力
する。なお、FMディテトに必要なコイル等の部品は外
付けされている。この低周波の出力信号は、次に、波形
整形・積分回路28aでパルス化された後、積分される
。波形整形・積分回路28aの積分電圧は、コンパレー
タ29により比較されて、この積分電圧がコンパレ6 −タ29の基準電圧を越えた時点で、コンパレータ29
の出力信号がリードリレイ21のコイル側に加えられて
、リードリレイ21のスイッチが動作する。
なお、第4図においては、ランプ24の代わりに、LE
D24aを使用している。また、電源の供給は、手動ス
イッチ22が”ON”状態でなされるように、手動スイ
ッチ22の後から各回路へ供給されるようになっている
(このような供給の仕方は、第3図の回路においても採
用できるものである)。
第4図の実施例にあっては、現在、市販のIC回路では
、電源電圧は高くなるが、選択できる周波数が第3図の
ものより、多数設定できる利点があり、しかも、市販の
ラジオ回路等のICを利用できる。
ところで、この発明の受信回路は、ここでは、同調回路
26、高周波増幅器27a、周波数混合器27b、局部
発振器27c、FMラジオ回路23d、そして波形整形
・積分回路28aとにより構成され、一方スイソチ回路
は、コンパレータ29、リードリレイ21、そして手動
スイッチ22とから構成される。
以上、詳述してきたが、電源は、種々の形の乾電池の他
、乾電池に限らず、水銀電池等、種々の電池が使用でき
るが、−回の使用で、破壊されるため、費用の点で、で
きるだけ安い、汎用されている形の乾電池を使用するこ
とがよい。
受信回路は、第3図、第4図に示すものは、−例であっ
て、選択周波数によっては、高周波増幅器からの出力信
号を直接整流することでもよい。
特に、送信機側の送信周波数により、種々の回路とする
ことができる。
また、実施例にあっては、手動スイッチやダミー抵抗、
充電回路、表示素子(ランプ)、そして波形整形・積分
回路等をもちいているが、安全性の点から付加したもの
で、単に、電波にて、雷管本体5aを点火するには、リ
ードリレイ等のスイッチ回路を受信回路により、“ON
 ”させて、発熱体に電力を供給すれば足りる。また、
スイッチ回路は、リードリレイに限定されるものではな
い。
実施例では、雷管本体5aと起動装置5bとはコネクタ
を介して接続し、分離できるような構成となっているが
、これらは分離することなく一体的に構成してもよい。
また、受信回路は、外部からその受信周波数を任意に選
択できるようにしてもよく、例えば、実施例で示した同
調回路のコンデンサ又はコイルに複数のタップを出して
、起動装置5bのスイッチでその同調周波数を選択的に
設定するようにすることができる。
さらに、ここでは、トンネル掘進の際の装薬孔に雷管を
配置する例の実施例を中心に説明してきたが、この他、
種々の発破工法に適用できることはもちろんである。
以上の説明から理解できるように、この発明は、電池と
、電流が流れることにより発熱する発熱体を有する雷管
本体と、前記電池とこの発熱体との間に挿入されたスイ
ッチ回路と、アンテナと、受信回路とを備え、前記受信
回路が前記アンテナを介して特定周波数の電波信号を受
信したときに出9 力信号を発生して、前記スイッチ回路をこの出方信号名
じて駆動し、前記電池から前記発熱体に起爆のための電
力を供給するようにしているので、発破場所から相当は
なれていても、電波信号で簡単に点火でき、しかも、電
波信号の送信出力は、小さなものでよい。また、特定周
波数の電波信号を受信したときに出力信号を発生するよ
うにしているので、雷管側の受信周波数に応じて、複数
の雷管のうちから選択的に、所定の雷管のみ点火するこ
とが可能である。
その結果、トンネルの掘進の場合には、切羽面における
結線作業が不要となり、自動さく孔機等を用いることに
より、その無人化に寄与できる。
また、一般的には、より距離が離れた位置で発破をする
ことができ、その作業は安全性が高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用した一実施例である雷管のト
ンネルの掘進の際の使用状態の説明図、第2図は、この
発明を適用した一実施例である雷0 管の断面概要図、第3図は、その起動装置における回路
構成を示すブロック図、そして、第4図は、他の起動装
置における回路構成を示すブロック図である。 1はトンネル、2は切羽面、3は装薬孔、4は薬包、5
は雷管、5aは雷管本体、5bは起動装置、6は込物、
7はアンテナ線58は送信機、10は装着凹部、11は
装着凸部、12はハウジング、13は蓋体、20は乾電
池、21はリードリレイ、22は手動スイッチ22.2
3は受信回路24はランプ、25はアンテナ、26は同
調回路。 27は高周波増幅器、28は充電回路である。 特許出願人 古河鉱業株式会社 代理人 弁理士 森  哲也 弁理士 内藤 嘉昭 弁理士 清水  正 弁理士 掘出 倍是

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電池と、電流が流れることにより発熱する発熱体
    を有する雷管本体と、前記電池とこの発熱体との間に挿
    入されたスイッチ回路と、アンテナと、受信回路とを備
    え、前記受信回路が前記アンテナを介して特定周波数の
    電波信号を受信したときに出力信号を発生して、前記ス
    イッチ回路をこの出力信号名じて駆動し、前記電池から
    前記発熱体に起爆のための電力を供給することを特徴と
    する無線により起動する雷管。
  2. (2)発熱体とスイッチ回路とがコネクタを介して接続
    され、電池とスイッチ回路とアンテナと受信回路とを具
    える部分と、雷管本体とが分離できることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の無線により起動する雷管。
  3. (3)スイッチ回路は、手動で動作する第1のスイッチ
    と、受信回路の出力信号に応じて駆動されかつリードリ
    レイで構成される第2のスイッチと、LED等の表示素
    子とを具え、前記第1のスイ。 チと前記第2のスイッチとがともに接続状態となったと
    きに、電池から発熱体に電力が供給され、前記第1のス
    イッチが接続状態でかつ前記第2のスイッチが遮断状態
    のときに、前記表示素子が点灯又は消灯されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の無線に
    より起動する雷管。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038682A (en) * 1988-07-26 1991-08-13 Plessey South Africa Limited Electronic device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038682A (en) * 1988-07-26 1991-08-13 Plessey South Africa Limited Electronic device

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