JPS59137671A - 圧力制御弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ボンブからノズル等の流体吐出部に至る経
路中に介在させ、吐出側で流体を停止した際にポンプを
停止させる必要がなく、自動的に流体がポンプのサクシ
ョンヘ還流するように構成した圧力制御弁に係る。

以下、この発明を図示実施例に基づいて説明する。

第１図で示すように、圧力制御弁１はボンプ２からノズ
ル３へ至る流体経路４の途中に介在すると共に、ボング
２のサクシゴン（図示略）ヘ還流路５を介して瘉続して
いる。

第２図は圧力制御弁１の内部構造を示す。図において、
６は本体ケースで、ボルト７，７・・・を介して一体化
した流路部ケース部材６ａ，６ｂとこのケース部材６ｂ
の一端側に端部で外嵌螺着したばね部ケース部材６ｃと
からなる。８はケース６の側方に開口してボンプ２側の
流路４ａに接続する流入口、９は同様に側方開口してノ
ズル３側の流路４ｂに接続する流出口、１０は流入口８
と流出口９とを連通して且つケース６の長手方向に漕っ
た内部流路、１１は内部流路１０の流入口側端部に連通
ずると共に還流路５に接続する還流口である。

しかして、内部流路２内にはその中心軸線に沿って軸状
弁１２が挿通しておシ、この軸状弁１２の先端は径大化
して弁部１２ａを構成している。一方、内部流路１０と
還流口１１との間に上記軸状弁１２の弁部１２ａに対応
したリング状弁座１３が嵌装され、軸状弁１２はケース
部材６ｃ内に配設した皿ばね１４にょシ連接部材１５を
介して上記弁座１３を閉弁する方向に付勢されている。

１６は皿ばね１４のばね圧をケース部材６ｃ内への螺大
度合にて調整するばね圧調整ねじであ名。

軸状弁１２の軸部１２ｂには環状弁１７が外嵌装着して
おシ、この環状弁１７は流出側の凹形背面に嵌着したリ
ップパッキン１８ａにょシ軸部１２ｂに対して密着状態
で摺動可能に形成されている。一方、内部流路１ｏには
、上記環状弁１７に対応してこれよシ流入側に位置する
環状弁座１９がケース部材６ａ，６ｂ間に挾まれて嵌装
され、この弁座１９と前記弁座１３との間に弁座１３を
還流口側へ押付け付勢するコイルばね２０が介装されて
いる。

更に軸状弁１２の基端部１２ｃには、これに螺着した連
接部材１５が摺動ずる摺動孔２０の内面に密着するリッ
プパッキン１８ｂが外嵌装着式れ、このリップパッキン
１８ｂの表面にて流入側の流体圧全受ける受圧部２１が
構成されている。また受圧部２１と環状弁１７との間に
両者を離間する方向に付勢するコイルばね２２が軸部１
２ｂを巻回する形で介装されている。

上記構成の圧力制御弁１では、ノズル３よシ流体を吐出
している状態下において、流体の動圧によって環状弁１
７がコイルばね２２の付勢に抗して開弁ずると共に軸状
弁１２が閉弁してから流出側 おり・流体が内部流路１０内を流入ジΩ流れもしかして
、ノズル３からの流体吐出を停止した際には、内部流路
１０の流出側部１０ａに圧が立ち、これに伴゛って環状
弁１７が閉弁し、更に受圧部２１にて上記圧を受けて軸
状弁１２が皿ばね１４のばね圧に抗して開弁ずる方向に
移動し、これによシ内部流路１０が閉ざされると共に、
還流口１１が開放し、流体は流路４ａから流入口８およ
び還流口１１を経て還流路５に流れてボンプ２のサクシ
ョンへ流入し、循環する。

尚、この時環状弁１７はコイルばね２２の付勢ｌこよシ
軸状弁１２の開弁方向への移動に影響されず閉弁状態を
維持している。更にノズル３側を開放すれば、内部流路
１０の流出側部１０ａの減圧によシ両弁１２．１７が前
記の状態に復帰して吐出が再開される。

以上のように、この発明に係る圧力制御弁は、ポンプ番
と接続する流入口から流出口へ至る本体内の内部流路の
途中に、ポンプのサクションヘ接続する還流口を開設し
、この還流口を先端側で閉止する軸状弁を上記内部流路
に挿通して配設すると共に、この軸状弁の基端側に疏出
側の流体圧を受ける受圧部を設け、更に上記軸状弁の軸
部に密着状態で摺動可能に環状弁を外嵌装着し、この環
状弁と上記受圧部との間番こ両者を離間する方向に付勢
するばね部材を係着したものであシ、流体の吐出状態下
で還流口が軸状弁にて閉止されると共に流体の動圧によ
り環状弁が上記内部流路を開放した状態に維持され、ま
た流体の吐出停止に伴う流出側の増圧によって導、 卓状弁が内部流路を閉止すると共に、軸状弁が還流口を
開放する方向に移動するように構成している。従って吐
出側で流体を停止させた際にポンプを停止させる必要が
なく、ポンプよシ流入する流体は還流口よシ自動的にポ
ンプのサクションへ送られ、循環状態となる。故に吐出
の中断●再開の都度、ポンプを停止・起動させる制御装
置や操作の手間が不要であシ、また節電効果も大きくな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の圧力制御弁を組込んだ流路例を示す
模式図、第２図はこの発明に係る一実施例の圧力制御弁
の断面図である。 １・・・圧力制御弁２・・・ポンプ ３・・・ノズル（流体吐出部） ６・・・本体ケース８・・・流入口 ９・・・流出口１０・・・内部流路 １０ａ・・・流出側部１１・・・還流口１２・・・軸状
弁１２ａ・・・弁部（先端側）１２ｂ・・・軸部１２ｃ
・・・基端部 １４・・・皿ばね１７・・・環状弁 ２１・・・受圧部 ２２・・・コイルばね（ばね部材） −４４６−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポンプに接続する流入口から流出口へ至る本体内
   の内部流路の途中に、ポンプのサクションへ接続する還
   流口を開設し、この還流口゛を流体吐出下でばね圧によ
   シ先端側で閉止する軸状弁を上記内部流路に挿通して配
   設すると共に、この軸状弁の基端側に流出側の流体圧を
   受ける受圧部を設け、更に上記軸状弁の軸部に密着状態
   で摺動可能に外嵌装着して且つ流出側の流体圧を受けて
   上記内部流路を軸状弁の挿通部で閉止し得る環状弁を設
   け、この環状弁と上記受圧部との間に両者を離間する方
   向に付勢するばね部材を係着し、流体の吐出停止に伴う
   流出側の増圧にて上記コ狼弁が軸状弁に沿ってその先端
   側へ移動して内部流路を閉止すると共に、軸状弁かばね
   圧に抗して上記還流口を開放する方向に移動するように
   構成してなる圧力制御弁。