JPS59137204A - タイヤ用弾性環状バンド及びその製造方法並びにタイヤ用弾性環状バンドを組込んだラジアルランフラツトタイヤ - Google Patents

タイヤ用弾性環状バンド及びその製造方法並びにタイヤ用弾性環状バンドを組込んだラジアルランフラツトタイヤ

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JPS59137204A
JPS59137204A JP58238069A JP23806983A JPS59137204A JP S59137204 A JPS59137204 A JP S59137204A JP 58238069 A JP58238069 A JP 58238069A JP 23806983 A JP23806983 A JP 23806983A JP S59137204 A JPS59137204 A JP S59137204A
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JP
Japan
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band
radial
tire
filament
tire according
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Application number
JP58238069A
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English (en)
Inventor
エドワ−ド・ジ−・マ−コウ
マイケル・アラン・コプスコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Grumman Corp
Original Assignee
Grumman Aerospace Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はバンドを組込んだラジアルランフラットタイ
ヤ、特にタイヤの内圧が下がったとき或いは少し圧力か
掛った状態での性能を向上できるバンドを組込んだタイ
ヤに関するものである。
背景技術 ランフラットタイヤは、タイヤの内圧が少し或いは大幅
に下がった状態でも車体を支持できるように設計されて
いる。この種タイヤの利点は、安全で、便利で、且つコ
ストが低いことでfill。更に、スペヤのホイールや
タイヤを不要にし、自動車の重量及びスペースを低減で
きることである。バンドで補強したラジアルランフラッ
トタイヤがこの発明の発明者の1人によりi−ノ」1;
)二jv i ) て発明され、これは−44,111,24,9として出
願人が譲受けている。この発明の2元曲げ抵抗係数を有
するバンドは、上記発明にも利用できる。
バンドを組込んだランフラットタイヤは、空気圧ラジア
ルタイヤでクラウン及びサイドウオールを有するカーカ
スを備えている。サイドウオールはクラウンの両側から
半径方向内側に環状ビードまで延びている。環状ビード
は、タイヤをホイールのリムにシールして取付けるのに
用いられる。バンドはタイヤのクラウン部の内側で円周
方向にトレッドと接続されている。バンドの材料として
は適当な強度を有するものが用いられる。例えばファイ
バとエポキシの複合材料からなる薄い環状のものが好ま
しく・。ラジアルタイヤは、周知のように、サイドウオ
ール中にラジアル方向補強用のコード又はワイヤが密に
設けられている。上記特許では、ラジアルコード又はワ
イヤは、周方向に延びるノぐンドを安定させるスポーク
の役をしている。タイヤの空気圧が減ったとき、スポー
ク部材とバンドとが弾性アーチに類似した形状となって
荷重を支持スる。バンドを組込んだタイヤでは、バンド
が路面からの垂直、引張り及び横荷重を受ける。
これらの荷重は、軸を支持するテンションメンバーとし
て作用するスポーク状部材を介して、圧縮及び曲げとし
て作用する。また密に配されたラジアル部材は、バンド
のパックリングを防止する重要な役目をする。
正常に加圧された状態で、最高効率で運転するためには
、バンドはタイヤに影響を及ばすべきではない。タイヤ
及びバンドは運転状態で、接地部で平らになる以外はほ
ぼ円筒状になっている。加圧された状態では、タイヤ及
びバンドが平らになって路面と接する接地部は比較的小
す(、また接地部緑における平坦部とタイヤの円筒部と
の移行部で段々に曲がっている。従ってバンドは、バン
ドが接地部両側の移行部を通る間に、タイヤ1回転で2
回の曲げサイクルを受ける。また、路面に異常があると
、接地部に予期し得なり・荷重が作用する。
正常に加圧された状態では、バンドは上記移行部で限ら
れた曲げ作用を受けるだけであるから、バンドの内平面
には限られた引張り応力しか作用しない。これらの応力
は初めは一方向のみであり、またタイヤ1回転で1回し
か作用しない。このような使用状態で、バンドは約5億
回の曲げサイクルに而」えられるように設計されている
。ランフラット状態では、バンドには接地応力が加わる
他、圧縮及び引張り応力を作用させる方向の異なる曲げ
が作用する。従って空気圧が少ない状態では、バンドが
、タイヤ1回転につき2回即ち曲率の変る移行部に入り
、出る際に、全く方向が逆の曲げ応力を受けることにな
る。そこで、寿命は約17万5千ザイクル程度になって
いる。
バンドの最適設計では、バンドに作用する応力が、正常
及びランフラット運転で所定寿命を得ることができる許
容応力内に入るようにしなければならない。また、設計
に際し、バンドのエツジに作用する接地移行部に掛る荷
重に対しても充分耐えられるように考慮しなげればなら
ない。更に、タイヤが空気圧が少ない状態で走行すると
きに、バンドは適当な支持構造物として、充分に剛性の
あるものでなければならない。
しかし、このような最適設計は1つの曲げ抵抗係数を有
するバンド材料を用いて、適当な価格で行なうことが難
かしいことが分かった。
従来技術 この発明は2元曲げ抵抗係数を有するバンドを用いたラ
ジアルランフラッ)・タイヤに関するものである。バン
ドを組込んだラジアルランフラットタイヤは前述の24
.111.249に開示されている。本発明の2元曲げ
抵抗係数を有するバンドと異なり、上記特許ではバンド
が曲げられたときの荷重とたわみの関係は直線となって
いる。
本発明の好ましい実施例では、パンPば、フィラメント
を巻く技術を利用した、ファイバとレジンの複合物で構
成されている。バンドの2元曲げ抵抗係数を、実施例の
あるものでは、フィラメントを巻く過程で後段で張力を
大きくすることによって得ている。伸縮可能のマンドレ
ルを用い、圧力容器や・ぐイブなどの構成部材を、プレ
ストレスが掛った状態にフィラメントを巻いて構成する
ことは周知である。しかし、このプレストレス技術は静
荷重の掛るものに対するものであって、前述のような多
くの曲げサイクルを受ける塊状バンドでの2元曲げ抵抗
係数を得ることを示唆するものではない。
タイヤのコード、プライについてのプレスト組込んでな
い従来のタイヤのカーカス中のコード、プライに対し、
より大きい張力のかかったコード、プライを使用するこ
とを含むものである。この種技術の代表的な例が、フラ
ンス特許11.179(1910)の追加特許、英国特
許758,914並びに米国特許2,198,586及
び2!、99 o、s 70に開示されている。これら
特許には、空気圧が掛ったタイヤの運転に際し、応力分
布を一様にするカーカスン°ライの詳細が述べられてい
る。これら特許は、空気圧が少ない運転状態で特に有用
である2元曲げ抵抗係数を有するバンドを組込んだラン
フラットタイヤについて示唆するものではない。
発明の概要 この発明は2元曲げ抵抗係数を有するパンPを用いたラ
ジアルランフラットタイヤに関するものである。2元曲
げ抵抗係数を有する3s類のバンドが開示されている。
第1の種類のバンドは、バンドを平らにする曲げ力に対
するよりも、局部的な曲率半径を小さくする曲げ力に対
し大きな抵抗を示すように設計されている。第2の種類
は、曲げ方向に関係なく応力が増加するに伴い曲げ剛性
が大きくなるもの。第3の種類は、最初の曲げ変形に対
し成る抵抗係数を示し、最終の曲げ変形に対しこれと異
なる抵抗係数を示す2元曲げ抵抗係数を有するものであ
る。
曲げ方向により抵抗係数を異にする第1の種類のバンド
の色々の実施例が示されている。第1の実施例では、バ
ンドは半径方向外側のほぼソリッドな環状部と、その内
周面に設けられたスリットで分離された不連続部を有す
る半径方向内側部とで構成されている。不連続部は、バ
ンドの半径を小さくする力などに含まれる圧縮力に対し
て抵抗するが、バンドを平らにする張力には関与しない
。曲げ方向により曲げ剛性を変える第2の実施例は、そ
の外周に突出したシャータイ(shear tie)を
備えた薄い7−ゾを有している。これらシャータイは、
ファイバによって相互に接続され、バンドに作用する張
力には抵抗し、バンドに圧縮力を加える逆の曲げが作用
したときは弛むようにな、ている。曲げ方向により曲げ
剛性を変える第3の実施例は、その外周にコルゲートス
トリップを取付け゛た薄いフープを有している。コルゲ
ートストリップの谷部には半径方向に向くストラットが
取付けられている。この構成により、バンドの半径を減
らす圧縮力はストラットにより制限され、バンドを平ら
にする引張力は何ら制限を受けないようになっている。
第1の種類の第4の実施例は、円弧状金物のバンドを利
用している。このバンドは、断面円弧状で、凹面を外側
にした形状となっている。荷重が掛った状態で、円弧断
面が変形し、平らになったところでは低い断面係数を示
し、バンドの曲率半径が減少したところではバックリン
グにより安定した断面係数を元すようになっている。第
5の実施例では、バンドの外周に複数の上記円弧状金物
を並べて取付けである。個々の円弧状金物の作用は上記
と同じである。曲げ方向により曲げ陣j性を変える第6
の実施例では、バンドは引張力と圧縮力とで弾性特性を
異にする各種の複合材料で構成され、各材料は同軸に適
宜の厚さで配されている。この場合、圧縮に対して比較
的低い曲げ抵抗係数を有する材料が、バンドの外径部に
配されている。
曲げ剛性が応力の増大に伴って増加する第2の種類のバ
ンドの色々の実施例が示されている。
1つの実施例では、同軸の内外環状フープの間にエラス
トマを充填した構成となっている。即ち内外フープを7
ランジとし、エラストマをウェブとしたJK類似した形
状となっている。この例では、内外フープ間をエラスト
マに埋め込まれた独立した多数の張カフ、・イパで連結
してあり、エラストマは圧縮に対し強いものになってい
る。いずれの方向に曲げ荷重が作用したときにも、ファ
イバに斜め方向の張力が加わりエラストマを圧縮する。
荷重の増加に伴いファイバの傾斜角度が大きくなって、
バンドの剛性が比例して増大する。他の実施例では、薄
い環状フープの内外周面に突出してシャータイを取付け
である。これらシャータイは、細見・カーブしたファイ
バを相互に結合して構成され、荷重が掛った際曲げ方向
と反対側のカーブファイ・ぐが伸ばされ、変形の増大に
伴いバンドの剛性が増加するようになっている。
゛この発明の好ましい実施例では、バンドはフィラメン
トを巻回して構成され、この場合外側フィラメントには
プレストレスが加えられて℃・る。フィラメント巻回バ
ンドでは、適当な利“旧、設計、製造方法のもとでプレ
ストレス技術を利用して、前記3&I8のバンドのいず
れをも得ることができる。円筒状マンドレルにフィラメ
ントを巻回する際、初層は低い張力で巻回t7、続いて
犬き℃・ステップで1度に、或℃・は計画に従って小さ
いステップで段々に張力を増して巻回する。外側層の張
力は、初層を圧縮して微少ILしわを生じさせる。そし
てこれらの応力はレジンの固化によりロックされる。タ
イヤに組込まれて、バンドを平らにする力が作用したと
き、内表面の微少なしわが伸びるまでは比較的低い曲げ
抵抗係数を示し、そしてバンドはオーパベンデングに対
し抵抗する。オーバーヘンティングは路面の深い穴や小
さい邪魔物によってひきおこされる。反対方向に曲げら
れたとき、フレストレスが応力に加わって、曲げ作用の
比較的早い段階で曲げ剛性が大きくなる。・ 本発明の曲げ方向に依存するバンドでは、バンドはラン
フラット運転に対し充分な剛性を有し、また接地部での
繰返し応力は小さい。バンドの曲げ抵抗係数が、荷重に
比例(必ずしも直線である必要はない)するものでは、
バンドを薄く、軽くすることができる。そして、ランフ
ラットに対しては、適当な支持力を有しているが、これ
はタイヤの加圧運転には殆んど影響を与えな(・。
発明の目的 この発明の主目的は、低い応カレペでは低い曲げ抵抗係
数を示し、応力が破壊応力の約50チの応力レベルを越
えたときに相当に高い曲げ抵抗係数を示す2元曲げ抵抗
係数を有するバンドを組込んだランフラットタイヤを提
供することである。
他の目的は、タイヤが加圧状態運転での小変形に対して
は柔軟で、圧力の下がったシンフラット運転では、変形
の増加と共に曲げ剛性が格段と増大するバンドを組込ん
だシンフラットタイヤを提供することである。
他の目的は、バンドのタイヤを平らにする方向の曲げ剛
性が変形に伴い一定或℃・は多段に増加し、反対方向面
げに対しては一定の曲げ剛性を有するランフラットタイ
ヤ用のバンドを提供することである。
更に他の目的は、路面からの衝撃荷重に対して充分な余
裕をもって加圧、非加圧両運転に対しバンドの応力が疲
労限界内にあり且つう/フラット運転でバンドの剛性が
支持構造として充分な負担能力のあるバンドを組込んだ
適当な価格のシンフラットタイヤを提供することである
発明の実施例 第1図は、この発明のタイヤ10がホイール@I 2に
取付けられた状態を示すものである。ホイールI2は普
通の型で、ホイール本体16にドロップセンタリム14
を溶接した構成となっている。タイヤ10は、そのクラ
ウン部22に外周トレッド部20を有するカーカス18
と、クラウン部220両側からその内周面にあるビード
26まで延びるサイドウオール24とから構成されてい
る。所望パターンのトレッド28がカーカス18のトレ
ッド部20に刻まれて℃・る。ビード26は、通常のコ
ード、ワイヤ30で補強されている。ビード26はタイ
ヤをホイール12に取付ける際、リム14に気密を保っ
て取付けるためのものである。サイドウオール24は、
通常の横糸のなし・ラジアルエレメント32によって補
強されても・る。ラジアルエレメント32は周知の方法
で、鋼線或いは適当なファイバから作られて℃・る。ラ
ジアルタイヤのクラウン部でトレッドの直下に環状バン
ド36が設けられている。バンド36は、タイヤ10に
ランフラット能力を与えるように、サイドウオール24
中のラジアルエレメントによって安定、補強されている
。タイヤ10はホイール12に取付けられてから、リム
に設けられたパルプ(図示せず)を介して加圧膨張され
る。
タイヤの加圧状uh転での小さ−・変形に対して柔軟で
、圧力の下がったランフラット運転では、変形の増加と
共に曲げ剛性が格段と増大するバンドを組込んだランフ
ラットタイヤを得るために、バンド36は2元曲げ抵抗
係数を有している。この発明では前述のように、2元曲
げ抵抗係数を有する3種類のバンドが用℃・もれて見・
る。第1の種類のバンドは、バンドを平らにする曲げ力
に対するよりも、局部的に曲率半径を小さくする曲げ力
に対し大きな抵抗を示ずように設計されている。第1の
種類のバンド361が第2図〜第4図に示されている。
第2図に示すように、バンド36は半径方向外側のほぼ
ノリラドな環状部38と、半径方向内側の円周部40と
で構成されている。内側部40は、外側部38の内周面
゛に、横断スリット42により分離された不連続のラン
ド440列を設け゛〔構成されて℃・る。そして、バン
ドを平らにする荷重が掛ったとぎは、その荷重は単に外
側部38の有する弾性によって抵抗されるだけである(
第3図)。またバンドの半径Rを減少する荷重が掛った
ときは、変形によってスロット42が狭められ、瞬接す
るランド44の端部46,48が接触するようになる。
一旦スロット42が閉じると、内側部40は剛体になっ
て、それ以上の変形は制限される(第4図)。
他の実施例が第5図〜第7図に示されている。
第5図に示すようにバンド362は、多数の突出シャー
タイ(shear tie)を有する薄℃・環状フープ
50を有している。シャータイは、フープの外周面62
にV形部材52の環状列を、例えば4列(s −t 、
 s e 、 s s 、 6o )独立させて設けて
構成されている。各列のシャータイの頂点63は環状フ
ァイバ64によって相互に接続されている。そして、バ
ンド362を平らにする荷重が掛ったときは、環状ファ
イバ64の張力が弛んで、この荷重はフープ500弾性
によってのみ抵抗を受ける(第6図)。また、バンドの
半径Rを小さくするように反対方向の荷重が掛ったとき
は、環状ファイバ64に張力が作用し伸ばされる(第7
図)。バンドのこれ以上の変形は、バンド及び張力のか
かったファイバによって制限される。
第8図〜第11図に他の実施例を示す。第8図に示すよ
うにバンド363は薄い環状フープ66の外周面72に
環状のコルケゞ−トストリップ68を取付けて構成され
ている。コルク8−トストリツf68は、その頂部70
をフープ66の外周面72に取付けて、複数列設けられ
て℃・る(第9図)。コルケ゛−トストリッf6Bの谷
部76の内面74に、半径方向に向くストラット78が
取付げられている。各ストラット78の内側自由端82
にはフランジ80が形成されて〜・る。そしてバンド3
63を平らにしようとする荷重が作用したときは、その
変形はフープ66及びコルゲートストリップ680弾性
によってだけ抵抗を受ける(第10図)。またバンドの
半径Rを小さくするように反対方向の荷重が作用したと
きは、コルケ゛−トストリップ68を伸ばす力が作用す
る。これによりストラット78が内側に動℃・て、フラ
ン−)80がフープ66の外表面72に当接するように
なる。その後バンド366は剛体ビームとなって、半径
Rのそれ以上の減少は制限される。
他の実施例を第12図〜第17図に示す。バンド364
は、枝状(即ち1点で反対方向の曲率な有する)の環状
部材である。バンド364は、荷重が掛ってない状態で
凹面88を外側に向けた断面円弧状の金属板から作られ
た塚状金物86である(第13図、第14図)。この形
状で、荷重が掛ると、バンドは接地部9θで、断面が平
らになるように変形する(第15図、第16図)。例数
なら変形に対する抵抗は、平面状のものは、小さい断面
係数をもつので曲面状のものより小さいからである。し
かし、第15図、第17図に示すように、平らKなった
部の両側区域92では断面曲率は大きくなり、大きな断
面係数をもつことになる。
この実施例の変形例が第18図、第19図に示されて℃
・る。バンド365は、環状フープ94の外周面98に
、複数列の円弧状金物96を設けて構成されて見・る。
各円弧状金物96は金属板から作られ、荷重が掛ってな
い状態で、円弧断面の凹面が外側に向くようになって(
・る。そして、バンド3640円弧状金物86を畜せ集
めた作用をする。
バンドを平らにしようとする力に対するよりも、バンド
の局部的曲率半径を小さくしようとする曲げ力に対して
大きな抵抗を有する2元曲げ抵抗係数を有するバンドは
、弾性特性が引張りと圧縮とで異なる材料を用いて得る
ことができる。環状バンドを作る際、各種材料を同軸の
馬、厚さに予め定められた順序で配列する。圧縮に対し
小さい係数を有する材料をバンドの外側に配する。この
外側材料としてケブラ(Kevlar)(デュポン社ア
ラミドの1釉)が適して℃・る。/4ンドを作る際、小
さ還・係数のマトリックス中にケブラのファイバーをフ
ープ状に埋め込むと、ケブラの微小構造によって小さい
係数が得られる。この実施例では内側層はエポキシレジ
ンマトリックス中にグラスファイ・ぐ−を入れて作られ
る。
この発明の第2の種類のバンドは、荷重の方向に関係な
く、荷重の増加に伴って、曲げ剛性が増大するも・ので
ある。この種類のバンドの実施例が第20〜第22図に
示されている。・々ノド366は、その間にエラストマ
112を挟持する1対の薄℃・塊状フープ108,11
0で構成されている。この配列はエラストマをウェブと
し、フープをフランジとする梁(ビーム)に類似した構
造となって℃・る。多数の独立した張力ファイバ114
が、内側フープ108の外表面116と、外側フープ1
10の内表面118との間を連結して℃・る。そしてフ
ァイバ114はエラストマ112によって完全に囲まれ
ている。
エラストマは圧縮に対して強いものが好ましい。
そして、荷重が掛ってな〜・状態では、フープ108.
170は円形で、ファイバ114は半径方向を向℃・て
おり、これを1用むエラストマ112には応力はかかっ
て見・ない(第20図)。
パン)” 3660曲率半径半径率さくする荷重が作用
すると、外側フープと内側フープ間に相対変位が生じ、
ファイバに斜め方向張力が作用する。
こうして、エラストマは圧縮され、ビームの曲げ剛性は
、ファイバの傾斜角度の増加に比例して増大する(第2
1M)。また、バンドを平らにする有基が作用すると、
フープ間の相対移動により、ファイバは第22図に示す
ように反対方向に向き、ファイバに余1めの張力が作用
してエラストマを圧縮し、バンドの変形に伴℃・ビーム
の剛性は増大する。
この発明の好まし℃・実施例では、フィラメントを巻回
して構成されてる。この例では、フィラメントの巻回に
際し、フィラメントの内側層は外側層によって圧縮され
ている。内側層の圧縮は、バンドを圧縮可能な外面を備
えた円筒状マンドレルに巻回することにより行なわれる
第23図に示すように、円筒状マンドレル132の外表
面134はエラストマ136で被覆されて〜・る。バン
ド368をフィラメントを巻回して作7、) 過8 ”
’Q 、マンドレルの径は少し小さくなる。
こうして初めに巻かれた層は、外側層の俳号140で示
す(+)に比べて、俳号138で示す(−)の圧縮変形
を受ける。この初層の円周方向及び半径方向の圧縮によ
って、フィラメントに微細なしわが生ずるものと思われ
る。この微細なしわは、バンドのレジンマトリックスが
固化することによってロックされて、ノ々ンドの低い応
力での曲げ抵抗係数を/hさくする。
エラストマで被覆されたマンドレルを用いる代りに、普
通のフィラメント巻回マンドレルを用〜・て、フィラメ
ントの巻回張力を順次大きくするようにしてもよ℃・。
この場合、フィラメントの初層は、フィラメントがマン
ドレルに平らに接する程度の張力で、マンドレルに巻回
されろ。後続する層は、フィラメント張力を大きいステ
ップで一度に、或いは小さいステップで段設に計画に従
って増加させて巻回される。最終層は相当の張力で巻回
され、フィラメントの末端は張力を保持するよう固定さ
れる。そしてバンド中に生じた圧縮は、固化によってロ
ックされる。
ファイバグラス、Eグラスファイバーがレジンマトリッ
ク中に、フィラメント対ソジンの比が約60:40で人
って〜・るものが適当である。
レジン組成は例えば、EPON 823を0.5 lb
(225gr)、メチルナディック無水物を0.4 x
b(180gr)、フレキシビライラザAC−39を0
.45 lb(205gr)及びベンジルジメチルアミ
ン0.05 lb(23gr)のものが良かった。他の
適当な組成は、EPON 828を4.51b(2kg
)、メチルメゾイック無水物を4.0 lb(lBkg
)、ベンジルジメチルアミンを0.05 lb(23g
r)、KELPOX’YG272−100を0.25 
lb(110gr)及びKELPOXY G293−1
00を0.25 lb(110gr)又はEPON 8
28を0.41b(1,8〜)、メチルナテ゛イ汐無水
物4.01b(1,8に&)、ベンジルジメチルアミン
を0.05 lb (23gr)、KELPOXY G
 272−100を0.5 lb (225gr )及
びに、ELPOXY G 293−100を0.5 l
b(225gr)である。フィラメントとレジンを結合
させる適当な公知技術を採用してもよい。周知の方法に
よって、レジンの固化は適当な温度、適当な時間でなさ
れる。例えば325F(163℃)で4時間; 325
F(163℃)で4時間及び400F(204℃)で4
時間;或いは325F(1,63℃)で4時間プラス 
タイヤの同化サイクル。
フィラメントを巻回してバンドを作るに際し、重要なこ
とは、バンドの外側層にプレストレスが加えられて℃・
ることである。バンドがこのように巻回されることによ
り、バンドは2元曲げ抵抗係数を示す。即ち複合バンド
が、バンドを真直にする方向に曲げられたとき、低し・
応力レベルでは低℃・曲げ抵抗係数を示し、破壊応力の
約50%以上の応力レベルでは相当に高い係数を示す。
テストの結果、バンドを真直にする方向に曲げられたと
き、初期ストレス1糸数は、2 X 106psi(1
4X 104に9/ctl )で、最終ば8×106p
s i(56X 104に97cm2)であり、たわみ
に対するストレスPの関係は第24図に示すようになっ
た。
またバンドの半径を減少する方向の変形では、プレコン
プレスされたファイバは圧縮されたままで、係数は直線
で5X106psi(35X10’に祿2)(第25図
)であった。
第2図〜第11図に示す実施例では、タイヤに組込まれ
た状態を示してな℃・が、勿論タイヤの製造工程でタイ
ヤに組込むことができる。第1図に示すようにタイヤの
クラウン部に組込まれたとき、シャータイ、環状ファイ
バ、環状コルゲートストリップ及び半径方向ストラット
等はタイヤのカーカス材料中に埋込まれる。
予め定めた曲げ挙動を得るために、色々の方法でバンド
の動きをその目的に合うよう適応させることができる。
例えば、第5〜第7図に示す実施例で、バンドに応力が
作用してないとき通常は真直になっている環状ファイバ
64を、初めにカーブさせておく。この場合、カーブし
た環状ファイバが設けられている側が伸ばされる方向の
低(・応力及び変形レベルでは、バンドは後に環状ファ
イバが真直になるときに比べて剛性は小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のタイヤの1実施例を、ホイールに
取付けた状態で示す縦断面図、第2図は、この発明のバ
ンドの1実施例を示す部分斜視図、第3図、第4図はそ
れぞれ第2図に示すバンドの運転状態での側面図、第5
図はこの発明のバンドの他の実施例を示す部分斜視図、
第6図、第7図はそれぞれ第5図に示すバンドの運転状
態での側面図、第8図はこの発明のバンドの他の実施例
を示す部分斜視図、第9図は第8図の9−9線に沿った
断面図、第10図。 第11図はそれぞれ第8図に示すバンドの運転状態での
側面図、第12図はこの発明のバンドの他の実施例のス
トレスが掛ってない状態での側面図、第13図、第14
図はそれぞれ第12図の113−13□線、14−14
線に沿った断面図、第15図は第12図のものにストレ
スが掛った状態での側面図、第16図、第17図はそれ
ぞれ第15図の16−16線、17−17綜に沿った断
面図、第18図はこの発明のバンドの他の実施例を示す
部分斜視図、第19図は第18図の19−19線に沿っ
た断面図、第20図はこの発明のバンドの他の実施例の
荷重が掛ってな〜・状態での部分縦断面図、第21図、
第22図はそれぞれ第20図に示すバンドの運転状態で
の部分縦断面図、第23図はこの発明のバンドの1実施
例を作るためのマンドレルを、バンドが巻回された状態
で示す部分断面図、第24図はこの発明の2元曲げ抵抗
係数を有するバンドが、1方向に曲げられたときのたわ
みと荷重との関係を示す説明図、第25図は第24図に
示す関係を有するバンドを逆方向に曲げたときのたわみ
と荷重との関係を示す説明図である。 10・・・タイヤ、12・・・ホイール、18・・・ケ
ーシング、20・・・トレッド部、22・・・クラウン
部、24・・・ザイドウλ−ル、32・・・ラジアルエ
レメント、36・・・バンド、36・・・)ぐンド、3
8・・・外側部、40・・・内側部、42・・・スロッ
ト、44・・・ランド、362・・・バンド、50・・
・フープ、52・・・v形部材、64・・・環状ファイ
ノ々、363・・・ノぐンド、66・・・フープ、6B
・・・コルダートストリップ、76・・・ストリップの
谷部、78・・・ストラット、364・・・バンド、8
6・・・円弧状金物、365・・・ノ々ンド、96・・
・円弧状金物、366・・・ノ々ンド、108゜110
・・・フープ、112・・・エラストマ、114・・・
ファイバ、132・・・マンドレル、136・・・エラ
ストマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 回転中に動荷lを受けたとき2元曲げ抵抗係数を
    示す弾性環状バンドで、このバンドは半径方向内側部と
    半径方向外側部とから構成され、このバンドを平らにし
    ようとする応力が小さいときには低い曲げ抵抗係数を示
    し、応力が大きいときには比較的高い曲げ抵抗係数を示
    すように、上記内側部が外側部によって圧縮力を受けて
    設けられているタイヤ用弾性環状バンド。 2、 バンドが、複合材料で作られている特許請求の範
    囲第1項に記載のタイヤ用弾性環状バンド。 3、 バンドはレジンマトリックスを有するフィラメン
    ト巻回構造で、内側部を比較的低い張力で巻回すると共
    に外側部を比較的高い張力で巻回することにより、内側
    部が外側部によって圧縮されている特許請求の範囲第2
    項に記載のタイヤ用弾性環状バンド。 4、表面に圧縮可能なエラストマ層を有するフィラメン
    ト巻回用の円筒状マンドレルを用意する、 フィラメントをこのマンドレルに連続的に巻回してバン
    ドを形成する、この場合始めに巻かれたフィラメントの
    層は、上記エラストマ層の弾性により、続いて巻かれる
    層によって周方向にも半径方向にも圧縮される、 ついで上記フィラメント上にレジンをかけ、レジンマト
    リックス中に埋める、 内側部が外側部によってプレコンプレスされた状態を維
    持するようにバンドのフィラメント端部な止める、 レジンの固化によりストレスが掛かった状態でロックさ
    れる、 ことを特徴とするタイヤ用弾性環状バンドの製造方法。 5. フィラメントを円筒状マンドレルに連続的に巻回
    してバンドを形成する、この場合初めの層が巻回されて
    からフィラメントの張力を増し、続いて巻かれるフィラ
    メントにより初層にプレコンプレスを加える、 ついで、上記フィラメント上にレジンをかけレジンマト
    リックス中に埋める、 内側層が外側層によってプレコンプレスされた状態を維
    持するようにバンドのフィラメント端部な止める、 レジンの同化によりストレスが掛った状態でロックされ
    る、 ことを特徴とするタイヤ用弾性塊状バンドの製造方法。 6、 フィラメントに加える張力が、比較的大きなステ
    ップで1度に増加される特許請求の範囲第5項に記載の
    タイヤ用弾性環状バンドの製造方法。 7、 フィラメントに加える張力が比較的小さなステッ
    プで連続的に増加される特許請求の範囲第5項に記載の
    タイヤ用弾性塊状バンドの製造方法。 8、 タイヤのクラウン部に弾性環状バンドが組込まれ
    、このバンドがタイヤのザ氷ドウオール中の多数のラジ
    アルエレメントにより安定補強されているラジアルラン
    フラットタイヤで、上記バンドの曲げ抵抗係数が変形の
    程度によって変るように、加わるストレスによってバン
    ドの曲げ剛性を変える手段を備えてなるラジアルランフ
    ラットタイヤ。 9、 バンドの曲げ抵抗係数が、変形に比例して増加す
    る特許請求の範囲第8項に記載のラジアルランフラット
    タイヤ。 10、  バンドの曲げ抵抗係数が、初めのストレスの
    もとで成る割合で増加し、続くストレスでもっと高い割
    合で増加する特許請求の範囲第8項に記載のラジアルラ
    ンフラットタイヤ。 11、加わるストレスがバンドを平らにする方向に作用
    する特許請求の範囲第10項に記載のラジアルランフラ
    ットタイヤ。 、4+” 12、バンド@半径方向内側部と半径方向外側部とから
    構成され、内側部がバンドの局部的曲率半径を減少させ
    ようとする変形抵抗を、バンドを平らにしようとする変
    形抵抗より大きくする圧縮力抵抗手段を備えている特許
    請求の範囲第8項に記載のラジアルランフラットタイヤ
    。 13、半径方向内側部が不連続の内表面を備えている特
    許請求の範囲第12項に記載のラジアルランフラットタ
    イヤ。 14、半径方向内側部は、バンドに直交するスロットで
    分離されたランドの列で構成され、バンドがその曲率半
    径を減少するように変形されたときは、スロットが閉じ
    隣接するランド相互が接触することにより、内側部と外
    側部とで、それ以上の変形が制限され、またバンドを平
    らにするように変形されたときは、隣接するランドが離
    れて、外側部のみによってそれ以上の変形が抵抗を受け
    る特許請求の範囲第13項に記載のラジアルランフラッ
    トタイヤ。 15、バンドが半径方向内側部と半径方向外側部とから
    構成され、半径方向外側部がバンドの局部的曲率半径を
    減少させようとする変形抵抗を、バンドを平らにしよう
    とする変形抵抗より大きくする張力抵抗手段を備えてい
    る特許請求の範囲第8項に記載のラジアルランフラット
    タイヤ。 16、半径方向内側部は環状のフープで構成され、且つ
    半径方向外側部は上記フープの外周面に外側に突出して
    設けた複数の突起列と、この各列の各突起の頂部を接続
    する環状ファイバとテ構成すレ、この環状ファイバの張
    力カバントの局部的曲率半径を減少させようとする変形
    に抵抗し、またバンドを平らにしようとする変形に対し
    ては現状ファイバが弛んで変形に影響を及ぼさない特許
    請求の範囲第15項に記載のラジアル5ンンフラットタ
    イヤ。 17、環状ファイバが、バンドに負荷が掛ってない通常
    状態で弛んで設けられ、バンドの局部的曲率半径を減少
    する方向に変形されたとき2元曲げ抵抗係数を生じさせ
    る特許請求の範囲奸16項に記載のラジアルランフラッ
    トタイヤ。 183 半径方向内側部は環状のフープで構成され、且
    つ半径方向外側部は上記フープの外周面にその頂部を固
    定して設けた複数のコルダートストリップ列と、このコ
    ルク9−トストリップの各谷部に半径方向内側に突出し
    て設けられたスト2ツトとから構成され、バンドの局部
    的曲率半径を減少させる方向の変形により上記コルグー
    トス) IJッグが延ばされストラットの先端がフープ
    の外表面に当接することにより、上記フープとストリッ
    プとによって、バンドのそれ以上の変形が制限される特
    許請求の範囲第15項に記載のラジアルランフラットタ
    イヤ。 19、バンドに負荷が掛ってない通常状態で・ストラッ
    トの先端とフープ外表面との間にギャップを設け、バン
    ドの局部的曲率半径を減少する方向に変形されたとき2
    元曲げ抵抗係数を生じさせる特許請求の範囲第18項に
    記載のラジアルランフラットタイヤ。 20、バンドが断面円弧状でその凹面を半径方向外側に
    向けた金属板で構成され、荷重が掛ったときにタイヤの
    接地部で平らになりその部での曲げ抵抗を減少させる一
    方、接地部の両側では深く曲げられてその部での曲げ抵
    抗を増大させる特許請求の範囲第8項に記載のラジアル
    ランフラットタイヤ。 21、半径方向内側部は環状フープで構成され、且つ半
    径方向外側部は断面円弧状で凹面を半径方向外側に向け
    た複数の円弧状金物列で構成されている特許請求の範囲
    第15項に記載のラジアルランフ27トクイヤ。 22、バンドの半径方向内側部と外側部が、同軸の内側
    及び外側フープと、内側フープの外面と外側7一グ内面
    とを接続する半径方向ファイバと、内側、外側フープ間
    に充填されたエラストマとから構成され、バンドの変形
    による内側、外側フープの相対変位によって半径方向フ
    ァイバに斜め方向の張力が作用し、これによってエラス
    トマに圧縮力が生ずることによりバンドの曲げ剛性を変
    える特許請求の範囲第8狽に記載の2シアルランフラツ
    トタイヤ。 23、バンドが半径方向内側部と半径方向外側部とから
    構成され、内側部か外側部によって圧縮力を受けて設け
    られて、バンドを平らにしようとする応力が小さいとき
    には低い曲げ抵抗係数を示し、応力が太きいときには比
    較的高い曲げ抵抗係数を示し、これにより加圧されたタ
    イヤの少ない変形に対しては柔軟で、加圧されてないタ
    イヤに対しては比較的高い剛性を生ずる特許請求の範囲
    第8項に記載のラジアルランフラットタイヤ。 24、バンドが複合材料から構成されている特許請求の
    範囲第23項に記載のラジアルランフラットタイヤ。 25、バンドはレジンマトリックスを翁するフィラメン
    ト巻回構造で、内側部を比較的低い張力で巻回すると共
    に、外側部を比較的高い張力で巻回することにより、内
    側部が外側部によって圧縮されている特許請求の範囲第
    24項に記載のラジアルランフラットタイヤ。 26、バンドが、その弾性特性の異なる半径方向内側部
    と半径方向外側部とから構成され、内側部は外側部に比
    べ圧縮に対し比較的高い抵抗を有している特許請求の範
    囲第8項に記載のラジアルランフラットタイヤ。 27、半径方向内側部は比較的高い圧縮変形抵抗を有す
    るレジンマトリックス中にグラスファイバを組込んで構
    成され、且つ半径方向外側部は比較的低い圧縮変形抵抗
    を有するレジンマトリックス中にアラミドファイバを組
    込んで構成されている特許請求の範囲第26項に記載の
    ラジアルランフラットタイヤ。
JP58238069A 1983-01-24 1983-12-19 タイヤ用弾性環状バンド及びその製造方法並びにタイヤ用弾性環状バンドを組込んだラジアルランフラツトタイヤ Pending JPS59137204A (ja)

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