JPS59137042A - 外科用ステ−プル抜取器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステープル抜取器に関しより詳細には皮膚から
外科用ステープルを抜出す手動操作器具に関する。

（３） 患者の晦日又は皮膚の切開部分を閉じるために今日では
これ壕での糸による縫合よりは外科用ステープルの使用
が一般化してきている。これは糸による縫合よりもステ
ープリング作業が簡単だからである。しかしより重要な
ことは、このステープリングが縫合作業より迅速であり
、かなりの縫合が必要な場合に、その縫合作業のための
時間の長さ及び患者が麻酔状態にあらればならない時間
の長さがこの外科用ステーブルを使用した場合に太きく
減少されうろことである。

標準的な外科用ステープルは米国特許第３．６４３，８
５１号及び第３．８３７，５５５号に示しである。この
種のステープルは当初下方に垂下した部分にて終ってい
る細長いクラウン部分を有しており、該垂下部分の自由
端が点を形成している下方及び外方へ傾斜した切断部を
有している。患者の皮膚へかかるステープルを打込む間
に、この細長いクラウン部分の端部が下方へ曲げられる
。

こうしてステープルを細いクラウン部分とＬ形脚部分と
にし前記垂下部の点端を対向させるのであ（４） る。

上述のステープルを患者の皮膚から取出す場合には、ス
テープルのクラウン部分をＵ字形状に曲げる。こうして
ステープルのＬ形脚部を上方かつ外方へ偏倚させて患者
からステープルを取出している。

外科用ステーブルのクラウン部分を曲げかつ患者の皮膚
からステープルを取出すだめのこれまでの手動抜取器は
互いに枢支されかつシート状金属で形成された第１及び
第２のハンドルを有するプライヤ状の機具である。第１
ハンドルは後端に切欠を有する一対の間隔づけられたア
ノビルにて終っておシ、これによりアンビルが外科用ス
テープルのクラウン部分下方へ滑入したときにクラウン
部分が切欠内に受入れられるようになっている。

第２のハンドルは実質的にアンビルと同様か又はそれよ
シ長い一般に比較的厚い二層のブレード状の前方端を備
えている。このアンビルは互の方向へ伸びている突出部
を有しその間へブレード状前方端を案内している。これ
らのハンドルが開放（５） 位置にあるときブレードがアンビル及びその中の切欠上
に横たわる。両ハンドルが閉鎖位置へ移動するとブレー
ドがアノビル間を通り、上述のＵ形状を作る切欠が該切
欠内に位置したステープルクラウン部分を曲げる。

別の公知の手動の外科用ステーブル抜取器が米国特許第
４，０２６，５２０号に開示されている。この抜取器は
前方端付近が互に枢着されている。第１及び第２のハン
ドルを有するプライヤ形状の機具である。これらのハン
ドルは開閉位置間を手動で移動出来、かつ開放位置へ偏
倚されうる。

第１ハンドルの前端が二叉になっており、この二叉部は
平行に間隔づけられた関係にある一対の細長いアンビル
にて終っている。アンビルの前方端は互の方向に角度を
有し、最先端部が連続又はほとんＥそのようになってい
る。後端部において、アノビルはステープルのクラウン
部分を受入れるような整合した切欠を有している。第１
ノ・ンドルの二叉部は各アンビル切欠の付近に急勾配の
上方及び後方へ曲った面を有しこれがステープルクラ（
６） ラン部の位置を切欠内へもたらす助けをしている。

第１ハンドルの二叉部間にはほそいブレードが位置づけ
てあシ該ブレードは第２・・ンドルの前端へ操作可能に
接続されている。このブレードはアノビルより短かい鼻
部分即ち前方突出部分と、アンビル切欠内に位置づけら
れたステーブルのクラウン部分にＵ字形曲部を形成する
下方縁と、を有している。このブレード突出部分は、・
・ンドルが開放位置にあり該突出部分の下縁がアンビル
及びその内方の切欠上方に存するときの第１位置と、・
・ンドルが閉鎖位置にあり突出部分がアンビル間にあっ
て該突出部分の下縁がアンビル下方に位置づけられてい
る第２位置と、の間を第２ハンドルにより変動出来る。

この後者の構成も、それ以前の欠点の全てを解決できて
はいない。例えばアノビルの前方端は、公知の側方アン
ビル突出部分がなす様に所期の目的を達成するだめ即ち
グレードを案内するため、かなり正確に傾斜しかつ位置
づけられねばならない。この抜出器は偏倚手段によって
開放位置へ強（７ン 制されねばならず、この偏倚手段の存在は構造を複雑に
しかつ位置を狂わせることがありこの結果抜出器を無能
化することがある。まだこの機器の多少平坦な指保合部
分は外科医の指を滑らす心配を残している。このことは
ステーブル上での抜出器の滑りをもたらし患者へいたみ
をもたらすこととなる。

また別の手動式の外科用ステーブル抜取器が１９８１年
１０月１５日出願の米国特許願第３１１．８８２号パス
キンステーブル抜出器″に開示されている。間隔づけら
れたアノビルの切欠はステーブル抜取中にステーブルを
受入れかつステーブルが回転しないようにしている。曲
状下縁部を有するブレードがアノビルに接近しかつそこ
からはなれ、アンビル切欠内のステーブル頂部をＵ形状
に曲げる。また抜出器の指係合部分相把持開口を有して
いる。この開口はプライヤタイプの機器に比し指の滑り
による危険を減少している。

従って本発明の目的は、高度に信頼性のおける作動をな
し、構造が簡単で安価で使用が簡便な、（８） 改良された手動の外科用ステーブル抜取器を提供するこ
とである。

本発明の別の目的は、大小様々の寸法のステーブルを取
扱える外科用ステーブル抜取器を提供することである。

本発明によれば外科用ステープル抜取器は、後部と、前
部と、を有する第１ハンドルを有している。前部は一対
の外方に張拡がったアノビルに終っている。このアノビ
ルは溝付開口によって互いに分断されている。更にこの
アノビルは前方から後方へ互いに張拡がっている外側面
を有している。

これより種々の寸法のステーブルがその外側面に接する
までそこに受入れられうるようになっている。更にこの
抜取器は、後部と、前部と、を有する第２ハンドルを含
んでいる。この前部は、アンビルの方へ及びそこからは
なれる方へかつ該アノビル間の溝付開口内外へ移動する
ように構成されかつ配置されている。ブレードは下方へ
曲ったステーブル係合縁を有している。第１及び第２の
ハンドルは枢動手段により互いに接続され、これに（９
） より両ハンドルの後部が互いに接近する方へ動くときに
ブレードの曲状縁がアンビルの方へかつ溝付開口を介し
て移動する。このような作動によりブレードの曲状縁が
下向き及び後方向きの力によシアノビル上にあるステー
ブルへ係合する。

望ましくはこの外方へ拡がっているアノビルは平坦面内
に配置されており、前記枢動手段はアンビルの後方にあ
るか、その面に比較的接近しである。またアンビルの最
先端部は互いに接しそｎにより閉鎖した先端部を形成し
ている。

第１ハンドルのアンビルのすぐ後方で枢動手段の前方に
は直立壁が設けてあシ、アノビル上の大きいステーブル
が後方へ移動するのを妨げている。

更に両ハンドルの後部には指受入リングが設けてあり、
かつこれらの指受入リングの少なくとも内面にはソフト
ライナーが設けである。これらのハンドルと枢動手段と
はステンレス鋼で作ることができる。

上述事゛項以外の本発明の新規な特徴及び利点は下記図
面に関する詳細な記載より明白となろう。

（ｌＯ） 以下具体例について述べる。

図を参照するに、これらの図は患者の皮膚１４からステ
ープル１２を抜き取るための外科用ステーブル抜取器１
０を示している。この抜取器１０は後方部分１８と、−
苅の外方へ伸長するアンビル部分２２．２４にて終って
いる前方部分２０と、を有している第１ハンドル要素１
６を含んでいる。

第２図に示すようにアノビル部分２２．２４は、後述す
るように種々の寸法のステープルをアンビル上へ収納す
るために前方から後方へ向って広がる外側面２８．３０
を有している。

・このステーブル抜取器１０はまた後方部分３４と、ア
ンビル２２．２４の方向及びそこからはなれる方向へ運
動しかつ両アノビル間に形成された開口２６の内方及び
外方へ移動するように構成されかつ配置されたブレード
３８を備えた前方部分３６と、を有している第２ハンド
ル要素３２を含んでいる。ブレード３８は第４及び５図
に示すような低く凹むように曲つだステーブル係合縁４
０を有している。

（１１） リベット４２形状のピボットが第１及び第２のハンドル
要素１６．３２を互いに枢支し、ハンドル１６．３２の
後方部分１８．３４が接近したときブレード３８の前記
縁４０がアンビル２２．２４の方へかつ開口２６を介し
て移動出来るようにしている。このような移動により縁
４０がアンビル２２．２４上のステープル１２に係合し
て、公知のようにかつ第５図に部分的に示すようにステ
ープル１２の頂部４４にＵ字形の曲げを生じるよう下向
き及び後向きの力をもたらす。

抜取器１０の外方へ拡いたアンビル２２．２４は、望ま
しくはハンドル１６．３２の面に垂直な平面内に配置し
てあり、リベット４２はアノビルの後方に位置づけられ
ているがアノビルの面にかなシ接近している。リベット
４２がアンビル２２．２４の面に接近して位置づけであ
るのでステープルを縮ませてそれを抜取る際に縁４０と
ステープル１２の頂部４４との間には滑動作用はほとん
ど生じない。ブレード３８とステープル１２との間のこ
の滑動接触の効果がステープルを外方へ回動（１２） しがちなので、このような滑動作用の最小化はそのよう
に回動するステープルの傾向を最小化するのである。

抜取シ作業中のこのステープル１２の回動はまた縁４０
がステーブル頂部４４に係合するとき該縁４０により生
じる力により減少される。ステープル１２かアンビル２
２．２４上に位置し該ステープル１２のＬ形押部４６が
アンビルの外側面２８．３０に係合するので、アンビル
上でステープル１２のそれ以上の後方運動は発生しない
。従って、縁４０が下方及び後方へ指向した力をステー
プルの頂部４４へ発生するので、ステープル１２はアン
ビル２２．２４上で前後方向の運動を生じることなく縮
むのである。ブレード３８はステープル１２の頂部４４
をＵ字形に曲げ、これによ！ｌｌＬ形脚部形押が患者の
皮膚１４から上方及び外方へ向って持上げられる。

アンビル２２．２４の最先端部は互いに接し、近接した
狭い前端４８を形成している。この前端４８はアンビル
２２．２４を抜取られるべきステ（１３） 一プル１２の頂部４４下側へ差込みやすくしている。

第１・・ンドル１６の前方部分２０は二叉になっており
逆Ｕ字形部５０を形成している。アンビル２２．２４は
その部分５０の下端から外方へ伸長している。この逆Ｕ
字形部５００両側の最先端部はアンビル２２．２４のす
ぐ後方でかつピボット４２の前方にて直立壁５２を形成
している。缶壁５２はアンビル２２．２４上に位置した
ステープルの後方移動を制限する作用をしている。この
ような状態では頂部４４がアンビル２２．２４の外側面
２８．３０の最大幅より幾分広くなっている。

かかる状態においては、ステープルのＬ形押部４６は外
側面２８．３０に係合しないかステープル１２の後方運
動が該直立壁５２との接触により防止されている。

第１図に示す様に、第１及び第２のハンドル１６．３２
の後方部分１８．３４には該抜取器の操作を容易にする
ため指を受入れる輪５４．５６が設けである。このため
プライヤタイプのものよ（１４） りも指が滑る危険が少なくなっている。好ましくは各輪
５４．５６の少なくとも内面は例えば熱可塑性材料で造
られた柔らかいライナ５８を含んでいる。

本発明の外科用ステープル抜取器１０はスタンピング又
はその他の公知の技術によって作られたステンレス鋼な
どで構成される。かかる材料で作られる場合、この抜取
器は殺菌消毒し再使用出来る。しかしこの抜取器は使捨
て製品として合成樹脂などの適当な非錯材料で作ること
も出来る。

上述の如く、この外科用ステーブル抜取器１０の操作は
非常に簡単であるが患者の皮膚からステープル１２を取
出す力には偉人なものである。初めに第４図に示すよう
にブリード３８が逆Ｕ字形部５０の湾曲部へ保合するま
で第１及び第２のハンドル１６．３２の後方部分１８．
３４を広げる。

次にステープル１２のＬ形押部４６がアンビル２２．２
４の外側面２８．３０へ保合するまで抜取器１０の前端
４８をステープル頂部４４の下側へ差込む。ステープル
１２がアンビル２２．２４へしつかり喰込んだ後、輪５
４．５６を動がしブレード３８のステーブル係合縁４４
をステープル１２の頂部４４へ係合させる。輪５４．５
６を互いに接近させるとブレード３８は、ブレード３８
がアンビル２２．２４間の開口２６を介して下方へ移動
するときに、ステープル１２へ下方及び後方へ指向した
力を及ぼす。かがる運動はステープル１２の頂部４４へ
Ｕ形状の曲げを発生し、それによってステープルの脚部
４６が患者の皮膚１４から上方かつ外方へ持ち上げられ
る。第２ハンドル３２が第５図に示すように逆Ｕ字形部
５ｏの湾曲部の下側へ保合する寸でブレード３８を下方
へ移動させる。最後にステープル抜取器１ｏを患者から
はなし、ブレード３８をアンビル２２．２４から開放す
るように動かす。縮んだステープル１２がアンビル２２
．２４から取出され、該抜取器１０は次のステーブル取
出しのだめの準備に付される。

即ち本発明の外科用ステーブル抜取器１ｏは互いに枢看
された第１ハンドル１６とｉ２ハンドル３２と、から成
る。第１ハンドル１６の前方部分２０は一対の外方へ張
拡がったアンビル２２．２４にて終っている。このアン
ビル２２．２４は前方から後方に向って互いに拡がって
いる外側面２８．３０を有し、これにより寸法の異なる
ステープルをその外側面２８．３ｏに接するまで受入れ
ることが出来るようになっている。第２ハンドル３２の
前方部分３６にあるブレード３８はアンビル２２．２４
へ接近し又はそこからはなれるように運動可能に構成さ
れかつ配置されている。ブレード３８は下方に曲ったス
テープル係合縁４゜を、有している。この係合縁４ｏは
アンビル２２．２４上でステープル１２へ係合し下方及
び後方への力によりステープル１２の頂部４４をＵ形状
に曲げ、これによりステープルの取出しを容易化してい
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による外科用ステーブル抜取器を開放位
置にて示した側面図、第２図は第１図の抜取器の拡大破
断頂部平面図であってアンビル上（１７） にあるステープルと破線で示す小さいステープルとを示
す図、第３図は第１図に示す抜取器の拡大前端Ｖ面図、
第４図はブレードを有する第１図に示す抜取器の拡大側
面図であり破線はブレードとステープルとの接触初期点
を示す図、第５図は第４図と同様の拡大側面図であって
完全に閉じたブレード位置と抜出されたステープルとを
示す図である。 符号の説明 １０°抜取器　１２ニステーブル　１６：第１ハンドル
　１８：後方部分　２０：前方部分２２：アンビル　２
４：アンビル　２６：開口２８．３０：外側面　３２：
第２ハンドル３４：後方部分　３６：前方部分　３８ニ
ブレード　４０ニステ一ブル係合縁　４２：リベット４
４ニステーブル頂部　５０：逆Ｕ字形部５２：直立壁　
５４．５６：輪　５８：ライナ（１８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）外科用ステープル抜取器であって、後方部分１８
   と、一対の外方へ拡がったアンビル２２．２４にて終っ
   ている前方部分２０と、を有し、前方部分が溝付開口２
   ６によって互いに分離されておシ、アンビル２２．２４
   が前方から後方に互いに拡開がっている外側面２８．３
   ０を有し、これにより寸法の異なるステープルが該面２
   ８．３０に接するまで当該面に受入れられるようになっ
   ている第１ノ１ンドル１６と；後方部分３４と、アンビ
   ル２２．２４の方へ及びそこからはなれる方へ及び両ア
   ンビル間の溝付開口２６内及び外へ移動するよう構成さ
   れかつ配置されたグレード３８を備えている前方部分３
   ６と、を有し、ブレード３８が下方へ凹んだステープル
   係合縁４０を有している第２ノ・ンドル３２と；第１ハ
   ンドル１６と第２ハンドル３２とを互い（１） に枢着している手段４２と：から成り、両ハンドル１６
   ．３２の後方部分１８．３４が互いに接近しステープル
   係合縁４０がアンビル２２．２４上のステープル１２へ
   係合して下方及び後方への力を付与されたときブレード
   ３８の該係合縁４０がアンビル２２．２４の方へ溝付開
   口２６を介して移動するようになっている外科用ステー
   プル抜取器１０゜ （２）外方へ拡開したアンビル２２．２４が一平面内に
   配置されかつ枢着手段４２がアンビル２２．２４の後方
   で該平面にかなり接近して設けである特許請求の範囲第
   １項記載の外科用ステープル抜取器１０゜ （３）アンビル２２．２４の最先端部が互いに接し、閉
   鎖した前端４８を形成している特許請求の範囲第１項記
   載の外科用ステープル抜取器１０゜（４１第１ハンドル
   １６がアンビル２２．２４のすぐ後方部分及び枢着手段
   ４２の前方部分に直豆壁５２を含みこれによりアンビル
   ２２．２４上のステープルの後方移動を制限している特
   許請求の範（２） 間第１項記載の外科用ステーブル抜取器１０゜（５）第
   １及び第２ハンドル１６．３２の両後方部分が指を受入
   れる輪５４．５６を備えている特許請求の範囲第１項記
   載の外科用ステーブル抜取器１０゜ （６）　　両輪５４．５６の少なくとも内側に柔らかい
   ライナ５８が設けである特許請求の範囲第５項記載の外
   相用ステープル抜取器１０゜ （７ｉ　　第１ハンドル１６の前方部分２０が、逆Ｕ字
   形断面部５０をなし一対のアンビル２２．２４がその下
   端における前方部分２０から外方へ伸びている特許請求
   の範囲第１項記載の外科用ステープル抜取器１Ｏ０ （８）ハンドル１６．３２及び枢着手段がステンレス鋼
   から成る特許請求の範囲第１項記載の外科用ステーブル
   抜取器１０゜