JPS59136719A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は時計等の電気的光学表示素子を用いた表示装置
の改良に関し、特に時間などを表示する主表示の表示駆
動分割数より、主表示に表示される時間に付随する要素
を表示する付加的表示の表示駆動分割数を多くすること
により、表示を見にくくすることなくセグメントハター
ンの端子数を減らすようにしたものである。

従来から、時計などの表示装置には、液晶、発光ダイオ
ード（ＬＥＤ）、あるいは螢光表示管（１”Ｌ）などの
電気光学表示素子が用いられている。

これらの表示素子に求められる条件は、消費電力の小さ
いこともさることながら、小形化や薄形化、さらには構
造の簡単さなども近年には求められている。

しかしながら、近年時計は多機能化の道を進み、同一の
表示部に複数の異なった時刻や時間が切り換えて表示さ
れるようになってきている。

第１図（ａ）〜（Ｃ）は、その切換表示の一例を示した
ものであり、同一表示部に現時刻、アラーム時刻および
ストップウォッチ計測時間を切換表示するように１〜だ
ものである。

第１図（ａ）は現時刻表示を行った場合を示している。

主として時間を表示する主表示部２には現時刻の午前１
２時５４分９秒が表示され、主表示部２の下部には、主
表示部２の時刻に付随する要素を表示する付加的表示部
４がある。第１図（ａ）においては、ここに主表示部２
に現時刻が表示されていることを示すｒ’ｌｌ：ＭＥ」
、表示部の下部にあるスイッチ群（図示せず）が左から
時修正用、分修正用、秒リセツト用であることを示すｒ
　ＨＯ＃・■も」、「へ４ＩＮ」および１ＳＥＣ」表示
が行なわれている。

第２図（ｂ）はアラーム時刻を行った場合を示す０主表
示部２にはアラーム時刻である午前７時５分が表示され
、付加的表示部４にはｒＡＬＡｆｌＪおよびスイッチの
機能を示すｒＨＯＬＩＲ」、ｒＭＩＮｊが表示される。

第１図（Ｃ）は、ストップウォッチ計測時間に切換表示
した場合を示す。主表示部２には計測時間が１０時間１
秒であることが表示され、付加的表示部４には主表示部
２にストップウォッチ計測時間が表示されていることを
示すｒｓＴＯＰＷ」と、スイッチ群がスタート用、スト
ノブ用、リセット用に切シ換わったことを示すｒＳＴＡ
ＲＴ　」、ｒＳＴＯＰ　Ｊ、ｒｌ（、ＥＳＥＴ　」が表
示される。

このように、同一表示部にいくつもの時刻や時間が表示
されるものにおいては、単に時間や時刻のみを表示する
だけでなく、その時間は何んであるかを明確に認識がで
きるような表示を付加せねばならない。さらに第１図の
如くスイッチの機能も表示に応じてその機能が切シ侯わ
るものにおいては、表示が切り換わる毎にそのスイッチ
の機能も明示せねばならない。このようになると、時刻
に付随する要素を表示する付加的表示部４は、セグメン
ト数は多くなり、複雑化の一途をたどってくる。

第２図は、液晶で構成された表示部において、第１図（
ａ）〜（Ｃ）のような表示を行うための表示セグメント
のバタージおよびその配置図である。

図に示すように、主表示部２のセグメント端子数は４０
個であるが、それに付随する要素を表示する付加的表示
部４のセグメント端子数は４９個にもなっている。この
ように表示部にいくつもの機能を切り換えて表示しよう
とする場合、重要度の低い付加的表示部４の方がセグメ
ント数が多くなる場合もでてくる。さらには、セグメン
ト数が多いということは、セグメント間を信号パターン
が走る場所が多くなり、どうしてもパターン間隔を広げ
る必要がでてくることになり、表示部の大型化ばかりで
なく　Ｌ　Ｓ　Ｉの大型化、高価格化を招くことになっ
ていた。

こうしたセグメント端子数の増大による問題を解決する
ために、表示駆動をいくつかのセグメント毎に分割して
行うことが考えられた０つまり、表示部が液晶表示素子
であるならば、従来は１つの表示部に対し１個しかなか
ったコモンパターンを複数個に分割し、この各コモンパ
ターンに同時でなく順番に電界を加えることによって、
必要なセグメントを順次点灯させるようにするものであ
る。

これによると、コモンパターンの分割数を多くすれば多
くするほど、セグメント端子数は減るが、表示の明るさ
、視野角も減少して見にくくなる欠点がでてきた。

このように従来の方法によれば、セグメント端子数を減
少すればするほど、かんじんの時間表示が見にくくなる
欠点があった。

本発明は上記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
の目的は、時間表示を見にくくすることなしにセグメン
トパターンの端子の減少をはかることにある。

本発明は上記目的を達成するために、比較的重要度が低
くセグメント端子数の多い付加的表示部の表示駆動分割
数を、時間等を表示する主表示部の表示駆動分割数よシ
多くしたことを特徴とする。

以下図面に基づき、本発明の詳細な説明する。

第３図は、本発明の一実施例における表示部のセグメン
トパターン図である。なお本実施例においては表示装置
は液晶で構成されている。

第３図に示すように、付加的表示部４のセグメントパタ
ーンは第２図と同様に１２３個に分割され、このセグメ
ントパターンは２４個のセグメント端子６８〜６Ｘに接
続されている。そして、コモンパターンの方も同様に１
ｊ３個のセグメントパターンがあり、このうち第３図で
斜線を引いたセグメントに相当するパターンすべてが互
いに接続されて第３図の液晶表示装置の一方のコモン端
子１０ａに接続される。そして残りのコモンパターンも
互いに接続されてもう一方のコモン端子１０１）に接続
されている。

一方、主表示部２に相当する方は、従来とかわりなく、
コモン端子１２ａは１個であり、セグメントパターンは
４２個に分割され、各セグメントパターンは、４０個の
セグメント端子にそれぞれ接続されている。

第４図（ａ）（ｂ）は、第３図の液晶表示素子で構成し
た付加的表示部４にＭｒＩＭＥ」と表示するためにコモ
ン端子およびセグメント端子に印加される駆動電圧を示
すタイムチャートであり、特に第４図（ａ）は主表示部
２のコモン端子１．２’ａとセグメント端子１４ａに加
わる駆動電圧値を示している。

第４図（ａ）に示すように、コモン端子１２ａに＋Ｖ　
［Ｖ　：Ｉ印加されるときはセグメント端子１４ａには
一■〔Ｖ〕印加され、コモン端子１２ａに一■〔■〕印
加されるときにはセグメント端子１４ａには十Ｖ〔Ｖ〕
印加され、この結果コモン−キーセグメント両電極には
２Ｖ［ｖ　：］の電位差が加わる。これによってｒＡＭ
Ｊという表示は点灯するＯ第４図（ｂ）は、付加表示部
４のコモン端子１０ａおよびセグメント端子６８〜６７
に加わる電圧を表わしたタイムチャート図である。

図に示すように、コモン端子１０ａにはデ、ｌＬ−ティ
比５ｏｃ％：ｌで＋Ｖ（ｖ：）あるいは−■〔Ｖ〕とな
る駆動信号が印加され、コモン端子１０ｂには、それと
１／４周期位相のずれた駆動信号か印加されており、コ
モン端子１０　ａ、　　１０　ｂは互いに電圧のかかる
時期が重ならないようになっている。そしてセグメント
端子５ａ、５ｂには、コモン端子１０ａが＋Ｖ（ｖ）に
なるときに−Ｖ　［Ｖ　）。

−■〔■〕になるときに十Ｖ〔■〕加わる信号が印加さ
れる。またセグメント端子６ｄには、コモン端子１０ｂ
が＋Ｖ　’ＣＶ　：）になるときに−Ｖ［ｖ：］。

−Ｖ（ｖ）になるときに＋Ｖ［ｖ）加わる信号が印加さ
れ、セグメント端子６ｆ、６ｆにはコモン端子ｔｏａｔ
たは１０１）が十ｖ〔ｖ〕になるときに−ＶＣＶ］、ま
た一Ｖ［：ｖ：］になるときに十Ｖ〔ｖ〕加わる信号が
印加されている。液晶表示素子ハ、コモン−セグメント
電極間に２Ｖ〔■〕の電位差が加わったときに点灯する
ように構成されているため、コモン端子１０ａが＋Ｖ［
ｖ］あるいは−Ｖ［ｖ］のときはセグメントは「１　口
Ｆ」と表示され、コモン端子１０ｂが＋Ｖ［ｖ］あるい
は−Ｖ〔ｖ〕のときはセグメントはｒ−ｌ　　ｌ　　−
」と表示される。このセグメント端子およびコモン端子
に加わる信号の周期を速くすると、人間の目にはこれは
ｒＴｌｍＥＪと表示されているように見える。

このセグメン）６８〜６ｆ以外の付加表示部４のセグメ
ントも同様な方法にて、コモン−セグメント端子間に２
Ｖ［Ｖ：］の電位差を加えることによって表示が為され
る。

このように、比較的重要度の低い、時刻に付随する要素
のみを表示する付加表示部４のコモン電極を２つに分割
することにより、付加表示部４のセグメント端子数は従
来の４９個から２４個に削減されるばかシでなくパター
ン間をつめることができ、より細かいパターンが使用で
きる。この結果、表示部、ＬＳＩの小型化、低価格化が
できる。

また、実施例のような方法をとれば、付加表示部４・の
明るさ、視角は、主表示部ヰに比して小さく橙り、見に
くくなるが、付加表示部４を見るときは、スイッチ操作
時であり、使用者は時計前面に位置して表示を見すえる
ことになり、使用上の支障はない。

本実施例においては、付加表示部４のコモン電極を２分
割しているが、本発明はこれに限らず、付加表示部のコ
モン電極を３分割以上にしてもよく、分割数が多ければ
多いほどセグメント端子数は少なくなる。

また本実施例においては、表示部が液晶で構成されてい
るものについて説明したが、表示部が螢光表示管、発光
ダイオードで構成されている表示部に対しても本発明を
利用できる。

第５図は、第３図に示すようなセグメント配置を有する
表示装置を螢光表示管によって構成した場合の付加的表
示部４にｒＴＩＭ、Ｅ」を表示させる場合の駆動波形の
タイムチャート図である。グリッド電極Ｇ１およびＧ２
は、液晶のコモン端子１０ａ。

１０１）に対応し、アノード電極ａ　−ｆは液晶のセグ
メント端子６３〜６グに対応する。グリッド電極Ｇ１に
＋Ｖ〔■〕加わるときは、アノード電極ａ。

ｌ〕にも斗Ｖ〔■〕加わり、グリッド電極Ｇ２に十■〔
ｖ〕加わるときは、アノード電極ｄに＋Ｖ［ｖ］Ｖ［ｖ
’：］のときも＋Ｖ（ｖ　〕が加わる。螢光表示管はグ
リッド電極、アノード電極が共に＋Ｖ［ｖ］のときに点
灯し、かつ印加される信号の周期が速ければ、螢光表示
管は液晶の場合と同様に［ＴｌｍＥＪと表示されている
ように見える。

このように、表示部に螢光表示管を用いたものでも、本
発明は実施できる。

以上述べたように本発明によれば、時間などを表示する
主表示の表示駆動分割数より、主表示に表示される時間
に付随する要素を表示する付加的表示の表示駆動分割数
を多くすることにより、表示されている時間を見にくく
することなく、セグメントパターンの端子数を少なくす
ることができ、これによって表示部、ＬＳＩの大型化、
高価格化を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（１））（Ｃ）は、時計の切換表示−例を
示した説明図。 第２図は、液晶で構成された表示部において、第１図（
ａ）（ｂ）（Ｃ）のような表示を行うための表示セグメ
ントパターン配置図。 第３図は、本発明の一実施例・に係る表示部のセグメン
トパターン図。 第４図（ａ）（ｂ）は、第３図の液晶表示素子にコモン
端子およびセグメント端子に印加される駆動電圧を示す
タイムチャート図。 ２・・・主表示部、　　　　４・・・付加的表示部。 以上 特許出願人　　　　　リズム時計工業株式会社−９ε 第４図 （ａ） 第４図 （ｂ） 第５１囚 グリッド重重Ｇ１−［ＩＪ］−「ｌ」］−「ＩＪ］７゛
す１１．ド蛎１４１ｉ１Ｇ２　−一一−Ｆ−■−１−１
■−［＝し−Ｆ−■−■−１−−７１−　ト’１１４　
　ａ　、−ｊ［−＝［−１１−−１，−１“−１１−」
［“コ［、］［−”］ｌ−−ｆ−１ア１−ド亀４伽　　
Ｃ□ ７＋−ド’１Ｅｉｂ　　　　ｄ−ｍ−−１−］Ｌ−１−
１−」「−Ｆ−■−］［−［−１−一１＋−Ｙｔ極　　
□ 十■ ÷■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）電気光学的表示素子によシ主として時間を表示す
   る主表示と時間表示に付随する要素を表示する付加的表
   示とを行う表示装置において、付加的゛表示の表示駆動
   分割数を主表示の表示駆動分割数より多くしたことを特
   徴とする表示装置。 （２、特許請求の範囲第１項記載において、主表示に現
   時刻、アラーム時刻およびストップウォッチ計測時間を
   切換表示し、付加的表示には主表示に記憶されている時
   刻に対応して切シ換わるスイッチの機能を表示したこと
   を特徴とする表示装置。 （３）特許請求の範囲第１項あるいは第２項記載におい
   て、電気光学的表示素子が液晶で構成され、付加的表示
   のコモンパターンの分割数が主表示のコモンパターンの
   分割数より多くしたことを特徴とする表示装置。