JPS59136621A - 船の喫水測定方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （背景技術） 本発明は、船が浮かべられる水の中に配置されるダンパ
ー室と、一端はマノメーターに連通され他端は前記ダン
パー室内の水位以下に位買する出口開口部でもって前記
ダンパー室と連通するようにされたがス管と、前記ダン
パー室とダンパー室が配置されている周囲の水とを連通
させる導水管と、を有し、前記イス管の出口開口部から
流入するがスは前記がス管の中を通過で去るようにされ
、そして前記がス管内のがスの圧力は前記がス管の出−
口開口部における水田を表示するようにされ、さらに前
記導水管は前記ダンパー室の水平横断酊積に比べて非常
に小さい有効横断面積を有し、かつ前記導水管は前記周
囲の水を前記ダンパー室内に進入させてダンパー室内の
前記水位が前記ガス管の出口開口部より上方にあるよう
ｌｃ　ｌ、、そして前記水位は静止状態においては前記
周囲の水の水位と一致するようにされた船の喫水測定装
置に関する。

前記装置は、積荷中および荷降ろし中における、例えば
喫水または乾玄（ｆｒｅｅｂｏａｄ　）のような水位の
変化を知ることによって、船の積荷の正味重量の変化を
計算できるようにするために使用される。

現在ではこのことは船体上に設けられた喫水標を観察す
ることによってなされているが、この方法は比較的に不
正確であることが判った。示度読、取りかわずかに誤っ
ていても積荷重量の計算を大きく誤まらせるものと１．
ｃりうる。

例えば英国特許第９３９３２６号公報には、がス管とマ
ノメーターとを有する船の喫水測定装置が開示されてい
るが、ダンパー’ｔｉｌｔ設けられていない。この場合
、がス管は直接に水中に入れられる。この公報の開示は
波によってひ去起される外乱があることを認めているが
、この装置は波によって非常に影響されこのため正しく
ない示度を示すものとなるであろう。

また英国特許第１８９９９１号、フランス特許第４６６
７９３号および米国特許第３３９６４７０号は船の喫水
測定に使用できる他の装置を開示している。

一般的に言えば、相当な波ｍｂ運動があってもそれに大
きく影響されない示度を示すような装置であって、デツ
キレベルである程度連続的に示度の読取りかでキ、さら
にデツキから容易に取扱うことができるように設計でき
る装置が提供されることが望ましい。

（発明の開示） 閉じられかつベント装置を設けたダンパー室が使用され
る。前記ダンパー室は、前記ダンパー室に比べて非常に
小さい有効横断面積を有する導水管によって前記周囲の
水と連通されており、前記ダンパー室内にＭ端を有する
イス管からガスが泡になって出るようだされ、前記がス
の圧力は前記ガス管出口開口部の深さを示すようにされ
ている。

本発明は特許請求の範囲第１頂に記載する船の喫水測定
装置をｆ？：供する。本発明はまた特許請求の範囲第２
項に記載する船の喫水測定方法を提供する。

本発明ケ使用すると、導水管とダンパー室との相対的構
断面積比楽により、前記ダンパー室内には平均した水位
に保つことかで去、デツキレベルから喫水または乾玄（
ｆｒｅｅｂｏａｄ　）のより正確な示度読取りを可能に
する。々ゞンパー宕はデツキレベルから知られた距帷だ
け吊り下げられ、そして沈入した平均深さはマノメータ
ーによって測定される。ダンパー室は示度をクロスチェ
ックするために上昇または下降させてもよい。船体に喫
水標を設ける必要はなく、またこれらはしばしば不正確
でもあった。特に本発明による装置は波動作用を補正す
るので、彼がダンパー室上を洗う状態にあっても正しい
示度読取りができる。そこで本装置は波止場付近、係留
中または公海上のいずれにおいても使用可能である。こ
のことは経済的にいって非常に重要である。何故ならば
船は荷を積み過去゛る危険なく、最大限に許容された乾
玄まで積荷をすることができるからである。マノメータ
ーは、船が浮かべられている水を試料として入れた水マ
ノメーターであってもよく、それにより水の密度に対し
て装置は補正されたものとなる。以下においてより詳説
するように、潮流の流れ、川の流れまたは水の渦巻きに
起因する誤った示度表示は減少するかまたはなくするこ
とができる。船のローリングは、最大レベルと吊手レベ
ルという２個の極限値を平均化することによって補正さ
れることかで永る。

本発明に基づく装置は昼夜を問わずデツキから容易に操
作することｈ″−で去る。ゲン７ぐ一室が海の水位にあ
っても示度読取りはデツキまたは船室内で行うことがで
き、かつクロスチェックの示昨読取りも容易であり、さ
らに所密によっである程１斐連続的に示吠読取りを行う
ことも容易である。さらに加えて、本装置は携帯可能に
することができそして手荷物として運参することができ
る。

（実施例の説明） 本発明は例示の目的で添付図面な＠匝してさらに詳細に
説明されるであろう。

本発明に基づく装置は水中に配置される計器１と液柱計
叩ちマノメーター２とを含む。計器１はその垂直囮１線
のまわりにほぼ円筒状の閉じられたダンパー室３を有す
る。ダンパー室３は自身の高さの約半分の位１゛々に平
均水位が位置するように水中に置かれるためのものであ
る。ダンパー室３にねじばめされた頂部キャップ０４に
は、掛は外れを防止するためのロックナツト６が嵌着さ
れたねじ付きがルト上に形成された吊りフック５の形状
をした支持装置即ち吊り下げ装置が嵌着されている。

フック５は、例えば１０ｃｒｆＬの間隔のような目盛り
を施した吊りテープ７の下端に留められている。

吊りテープ７の上端は船上の固定位置、好ましくはデツ
キレベルに固定されている。

キャップ４はまたダンパー室３からがスジベントさせる
ための、横断面の小さなベント管８と、剛性のあるガス
管９とな支持する。例えばデツキレベルまたは船室内に
置かれた、マノメーター２に連通された可撓性プラスチ
ックチューブ１０と、がス管９とが連通される。波動が
激しい時は、波の頂部より上方にその端部が位置するよ
うに、例えばプラスチックチューブを接続するようにし
て、ベント管８を上方に延在させてもよい。

がス管９の下端即ち出口開口部はダンパー室３内に置か
れていることが判るであろう。理論的には、ぶゞンパー
室３内の水による圧力を受けるように、ダンパー室３と
連通してさえおればよい。

りゞンパー室３が沈下している水と、タゝンパー室３と
を連通させるための導水管１１が設けられている。導水
管１１はｉ＋ンパー富３の水平１清ｌ新面積よりはるか
に小さい有効断面積な有する。導水管１１は、ダンパー
室３内の水位ががス互９の出口開口部より上にあるよう
に水を進入させる。々゛ンパー室３ベント管８によって
ベントされ一１ｌち大気圧にされているので、ダンパー
室３内の自由水面は、峙１ト状態のときは周囲の水位と
一致し、そして波があるときは、波の運＃Ｉ′ＶＣよる
影・１侵は導水管１１の横断面積が小さくされているた
めに緩衝されて、周囲の水の平均水位と一致するであろ
う。

導水管１１はダンパー室３の底部に接続されかつその下
方に向けて突出し、そして垂直軸、糠のまわりにほぼ円
筒状なしかつタゞンパー室３と同Ｉ抽な下方室即ち進入
室１２を含む。進入室１２はダンパー室３と６ｉ１（固
または復数ｆ固の延長チューブ１３によって接続されて
いる。延長チューブ１３は大きな波動があっても進入室
１２は常に水位以下に保持されることを確保するための
ものである。

組立てを容易にするために、延長チュ、−デ１３はねじ
ばめしてもよい５ 、伯太室１２を吸入領域１５と排出領域１６とにそれぞ
れの部分に分割するように、進入宕１２はその高さの大
部分にわたって延在する垂直な分離部材即ち分離板１４
を有する。図示のように、ダンパー室３は分離板１４の
上方に位置する進入室１２の部分と連哨されている。吸
水管１７と排水管１８とが、吸入領域１５と排出領域１
６の各底部と連通し、かつ直径方向に対向した位置で周
囲の水の中に開口している。これらのｃ＋’ｔｔは矢印
１９で示す水流の流れ方向に対して計器１の上流側と下
流側にそれぞれあるように配置され、かつ水流がある時
は水が進入室１２ケ通って流入するようにそれぞれ上流
側、と下流側に面している（分離板１４は水流に対して
直角に位置するであろう）。

この位置にさせるように、翼部材叩ち固定舵装置２０が
進入室１２に「（定されている。この方法によって、到
来する水流の押圧効果は流れ去る水流による吸入効果即
ち水流内の圧力低下によって埋め合わされ、そこでダン
パー室３内の水位は真の水位ケより正確に示す。

吸入管１７と排水管１日とけ細かい目をしたストレーナ
−２１，２２によって保穫されており、さらにストレー
ナ−２１，２２と残余の吸排水管１７．１８との間に着
脱可能な制限オリフィス２３．２４がねじばめされてい
る。両制限オリフィス２３．２４は同じ溝断面積にされ
ているので両数排水管１７．１８の有効横断面積が同じ
になるよ　うにされかつ後者は進入室１２の水平横１ｉ
面積および進入室１２内の流れの横断面よりはるかに小
さくされており、それにより進入室１２内の流れの流速
を下げて流れによってひき起される外乱的圧力効果を減
少せしめている。

オリフィス２３．２４は導水管１１全体の有効溝断面積
を実質的に決める。そしてこの有効溝断面積はダンパー
室３の水平横断面積に比べて非常に小さくされている。

もし波動が激しい時は、制限オリフィス２３．２４はよ
り小さいオリフィスに交換されることができる。

マノメーター２は普通の水用の液柱計であって、可撓性
のチューブ１０とはＴ字管を介して接続されている。一
方向空圧弁を装着したゴム製バルブ２５がＴ字管の他方
の突出端に接続されている。

（実施例の作動） 計器１が作動する水位から試料として海水が採取されて
マノメーター２を充填するために使用される。もし潔１
度が同じのままであると仮定すると、このことは船が浮
べられる水の比重の差に対して装置が補正されているこ
とな保証する。

計器１はほぼ正しい深さまで下げられ、そしてデツキレ
ベルより下の高さは吊りテーク０フ０目盛りによって測
定できる。

次にゴム製パルプ２５をごく軽く手で操作して空圧がか
げられる。マノメーター２内の水柱がそれ以上上昇しな
い時は、空気はがス管９の出口オリフィスからのつくり
と泡になって出つつあるであろう。マメメーター２の水
位差Ｂは、がス管９の出口開口部より上方に位置するグ
ンノぐ一室３内の自由水面の高さＢに等しい。そこで船
の乾玄は吊りテープ７の測定長さプラス、測定された高
さＢを差引いた一定寸法Ａ、と等しいであろう。

測定は船が静上している時にのみに実施さるべく予定さ
れているが、しかしながら上述したよって水流があって
もよい。計器１は自身の重力の１■係から計器１を著る
しく揺り上げるほどには、水流に対する抵抗を示さない
であろう。

船上または岸壁に１個の装置だけ設置すｈばよい。通常
示度の読取りは、両側の前部、中央部および後部と、叩
ち全部で６個所、デツキレベルで実施されるであろう。

しかしながら例えば２個の暎閤を１個づつ各船の中央部
仰ｊ面に配置し、可撓性プラスチツクチューブ１０を船
宇内に並べたそれぞれのマノメーター２と接続して、積
荷状態を船室から監視できるようにしてもよい。積荷中
またば荷降ろし中に起る示度の差異から、積荷されたま
たは荷降ろしされた船荷を計算する周知の公式がある。

例示の目的で示した一個の特定された実施例では、がス
管９は内径ろ朋であり、グンノ々−室３の内径は４９ｍ
ｍであり、ダンパー室３の長さ即ち高さは６６０　ｍｍ
であり、延長チューブ１３の内径（ま７　ｍｍであり、
そしてそれそ゛れ２　ｍｍと４　ｍｍの内径を有する２
個の交換可能な制限オリフィス２３．２４が配置されて
いる。内径４　ｍｍの制限オリフィス２３．２４を使用
すると、ダンパー室３の水平横断面積は導水管１１の有
効構；新面瑣の約７５倍である。内径２ｍｒｎの制限オ
リフィス２３．２４を１吏用すると、ダンパー室３の水
平横断面精（ま導水管１１の有効横断面積の約６００倍
である。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に基づく実１崩例である装置の１部分を
示す、一部を切り欠いた等角投影図を示し、第２図は第
１図に示す装置の他の部分を示す概略側面図を示す。 ２　マノメーター　　　　３　ダン７ぐ一室８・・ベン
ト管　　　　　９　がス管 １１　導水管 代理人　浅　村　　　皓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （＋１　　船が浮かべられる水の中に配置されるダンパ
   ー室（３）と、一端はマノメーター（２）に連通され他
   端は前記ダンパー室内の水位以下に位置する出口開口部
   でもって前記だンパー室と連通ずるようにされたガス管
   （９）と、前記タ゛ンパー富と前記タゞンパー室が配置
   されている周囲の水とを連通させる導水管（１１）と、
   シ有し、＠駅ガス管の出口開口部から流入するがスは前
   記ガス管の中を１山過できるようにされ、そして前記が
   ス管内のがスの圧力は前記）ガス管の出口開口部にセげ
   ろ水圧を表示するようにされ、さら（Ｃ前記導水管は前
   記ダンパー室の水平横断面積に比べて非常に小さい有効
   横断面積を有し、かつ前記Ｉ導水管は前記周囲の水を前
   記ダンパー室内に進入させて前記ぷゞンパー室内の前記
   水位が前記がス管の出口開口部より上方にあるようにし
   、そして前記水位は静止状態においては前記周囲の水の
   水位と一致するようにされた船の喫水測定装置において
   、前記ダンパー室（３）は閉じられておりかつ前記ダン
   パー室の上方部分からがスをベントするようにされたベ
   ント管（８）を有することを特徴とする船の喫水測定装
   置。 （２）　　マノメーター（２）と接続されたガス管（９
   ）の出口開口部を船が浮かべられている水の中に配置し
   かつ前記ガス管の出口開口部を前記水と連通させられて
   いるダンパー室（３）内に関連配置し、前記ガス管の出
   口開口部から流入するがスがあるときに前記がス管内の
   前記ガス圧力を検知し、前記ダンパー室内には自由水面
   があるようにされ、かつ前記ダンパー室と前言己水とを
   連通ずる装置の有効横断面積は前記ダンパー室内の前記
   自由水面の横断面積に対して非常に小さくされている船
   の喫水測定方法において、前記ダンパー室（３）を閉じ
   かつそれにベント管（４）を接続することを特徴とする
   船の喫水測定方法。