JPS5913461B2 - 高強度石こう組成物 - Google Patents
高強度石こう組成物Info
- Publication number
- JPS5913461B2 JPS5913461B2 JP54141310A JP14131079A JPS5913461B2 JP S5913461 B2 JPS5913461 B2 JP S5913461B2 JP 54141310 A JP54141310 A JP 54141310A JP 14131079 A JP14131079 A JP 14131079A JP S5913461 B2 JPS5913461 B2 JP S5913461B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gypsum
- water
- cement
- type
- blast furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高強度を有するα型中水石こう組成物に関す
る。
る。
さらにくわしくは、α型中水石こうにセメント、高炉プ
ラグ、少量の水および必要に応じて骨材、凝結調整剤、
粘度調整材、消泡剤、膨張抑制剤などから選ばれた1種
以上を添加混合したのち硬化させ従来得られなかった高
強度のα型中水石こう組成物に関する。
ラグ、少量の水および必要に応じて骨材、凝結調整剤、
粘度調整材、消泡剤、膨張抑制剤などから選ばれた1種
以上を添加混合したのち硬化させ従来得られなかった高
強度のα型中水石こう組成物に関する。
石こう組成物の強度をまずために、セメント類や高炉ス
ラグを添加混合することは知られており、種々の方法が
行なわれている。
ラグを添加混合することは知られており、種々の方法が
行なわれている。
例えば特開昭48−80119.49−52823.4
9−59125.49−60328.49−11193
0゜51−4216.51−133321は石こう一セ
メント系の記載があり、また51−136717には石
こう−セメントー高炉プラグ系の記載がある。
9−59125.49−60328.49−11193
0゜51−4216.51−133321は石こう一セ
メント系の記載があり、また51−136717には石
こう−セメントー高炉プラグ系の記載がある。
しかし、上記方法によって得られる石こう組成物は流動
性が低下したり、耐水性がわるく、更に収縮が大きくな
るなど建材に使用される範囲が限定され改善すべき点が
多かった。
性が低下したり、耐水性がわるく、更に収縮が大きくな
るなど建材に使用される範囲が限定され改善すべき点が
多かった。
本発明者らは、上記石こう組成物の物性とくに曲げ強度
を改善すべく鋭意研究を行なった結果、α型中水石こう
−セメント系混合物を水で混練する際に、高炉プラグを
添加することにより、特にα型中水石こう−セメント系
混合物の量に対し外割りで1重量%(以下重量%は外割
りとする)以上添加することにより曲げ強度で従来得ら
れなかった略200kg/dを得ることを見い出し、こ
の発明を完成した。
を改善すべく鋭意研究を行なった結果、α型中水石こう
−セメント系混合物を水で混練する際に、高炉プラグを
添加することにより、特にα型中水石こう−セメント系
混合物の量に対し外割りで1重量%(以下重量%は外割
りとする)以上添加することにより曲げ強度で従来得ら
れなかった略200kg/dを得ることを見い出し、こ
の発明を完成した。
この発明において用いるα型中水石こうは、合成、副生
などいかなる方法によって得られたものでもよく、また
粒度も通常の範囲を示す大きさのもので何ら差支えない
。
などいかなる方法によって得られたものでもよく、また
粒度も通常の範囲を示す大きさのもので何ら差支えない
。
α型中水石こうに添加するセメントの量は、α型中水石
こうの量に対し、10重量%以上であればよく、好まし
くはα型中水石こう:セメント−8二2〜5二5がよい
。
こうの量に対し、10重量%以上であればよく、好まし
くはα型中水石こう:セメント−8二2〜5二5がよい
。
α型中水石こう−セメント系混合物に添加する高炉スラ
グは、通常用いられる粒度(粉体)のものであればよい
。
グは、通常用いられる粒度(粉体)のものであればよい
。
添加量は石こう−セメント系混合物に対し、1〜50重
量%好ましくは5〜30重量%がよい。
量%好ましくは5〜30重量%がよい。
1重量%以下では、効果がほとんどなく曲げ強度が向上
しない。
しない。
50重量%以上では無添加時の強度と差がなくなるのみ
でなく、硬化初期の強度が低下するため注型品の離型ま
での時間が長くなるなどの欠点を生ずる。
でなく、硬化初期の強度が低下するため注型品の離型ま
での時間が長くなるなどの欠点を生ずる。
この外の添加剤として骨材、凝結調整剤、粘度調整剤、
消泡剤、膨張抑制剤などを添加しても何等差支えない。
消泡剤、膨張抑制剤などを添加しても何等差支えない。
混練水の添加量は、必要な流動性が得られれば出来るだ
け少ない方が硬化物の曲げ強度が強く、また多くなれば
水浮き現象、分離などを生じ曲げ強度の低下、製品の表
面不良などの原因となる。
け少ない方が硬化物の曲げ強度が強く、また多くなれば
水浮き現象、分離などを生じ曲げ強度の低下、製品の表
面不良などの原因となる。
従って添加する混練水の量は、石こう、セメント、高炉
フラグ、他の添加物の合計の30〜60重量%、特に種
々の減水剤を用いるときは更に少なく20〜30重量%
でよい。
フラグ、他の添加物の合計の30〜60重量%、特に種
々の減水剤を用いるときは更に少なく20〜30重量%
でよい。
各原料および水から石こう組成物を得る方法は、α型中
水石こう、セメント、高炉プラグ、他ノ添加剤および水
を個別に混合して製造してもよく、また全部の原料およ
び水を一度に混合して製造してもよい。
水石こう、セメント、高炉プラグ、他ノ添加剤および水
を個別に混合して製造してもよく、また全部の原料およ
び水を一度に混合して製造してもよい。
このほかセメントと高炉スラグをあらかじめ混合した高
炉セメントに石こうを混合したものを用いても何等差支
えない。
炉セメントに石こうを混合したものを用いても何等差支
えない。
以上にのべた順序や方法によって得られる石こう組成物
の物性に差はない。
の物性に差はない。
次に実施例および比較例をあげて説明するが、本発明は
これに何等拘束されるものではない。
これに何等拘束されるものではない。
なお本発明で実施する試験項目は、次の方法によった。
曲げ強度は、α型中水石こう−セメント系混合物に所定
量の高炉フラグ、その他の添加剤および水を加えて縦1
5mm、横30朋、長さ200酎の供試体6本をつくり
、成形1日後に離型し、14日後の曲げ強度を測定し、
その平均値をとった。
量の高炉フラグ、その他の添加剤および水を加えて縦1
5mm、横30朋、長さ200酎の供試体6本をつくり
、成形1日後に離型し、14日後の曲げ強度を測定し、
その平均値をとった。
耐水性は、縦100mm、横100關、厚さ10朋の供
試体を14日養生した後40℃の恒温水槽中に入れ、毎
日水を換えると共に供試体の表面をタワシで軽くこすり
、1ケ月後の減量を測定した。
試体を14日養生した後40℃の恒温水槽中に入れ、毎
日水を換えると共に供試体の表面をタワシで軽くこすり
、1ケ月後の減量を測定した。
実施例 1
燐酸副生のα型中水石こう760g、ポルトランドセメ
ント1901α型半水石こう:ボルトランドセメントー
8:2)に表面積3,000ffl/gを有する高炉フ
ラグ50gおよびメルメント(昭和電工(株)製)10
gを添加混合した。
ント1901α型半水石こう:ボルトランドセメントー
8:2)に表面積3,000ffl/gを有する高炉フ
ラグ50gおよびメルメント(昭和電工(株)製)10
gを添加混合した。
これに水250gを加えて十分混練したのち成形し供試
体を製造した。
体を製造した。
この供試体により曲げ強度、耐水性を測定し、その結果
を第1表に示す。
を第1表に示す。
実施例 2,3
実施例1においてα型中水石こう、ポルトランドセメン
トの量を630gおよび270g(α型中水石こう:ポ
ルトランドセメントー7:3)および高炉スラグ100
g(実施例2)、560g、240gおよび200.9
(実施例3)としたほかは実施例1と同じ条件で実験を
行なった。
トの量を630gおよび270g(α型中水石こう:ポ
ルトランドセメントー7:3)および高炉スラグ100
g(実施例2)、560g、240gおよび200.9
(実施例3)としたほかは実施例1と同じ条件で実験を
行なった。
その結果を第1表に示す。
実施例 4〜6
5実施例1においてα型中水石こう、ポルトランドセメ
ントの量を570g、381(α型中水石こう:ポルト
ランドセメントー6:4)および高炉スラグ50I(実
施例4)、54(Lii’、360gおよび100g(
実施例5)、480 、?、320yおよび201(実
施例6)としたほかは実施例1と同じ条件で実験を行な
った。
ントの量を570g、381(α型中水石こう:ポルト
ランドセメントー6:4)および高炉スラグ50I(実
施例4)、54(Lii’、360gおよび100g(
実施例5)、480 、?、320yおよび201(実
施例6)としたほかは実施例1と同じ条件で実験を行な
った。
その結果を第1表に示す。
実施例 7〜10
実施例1においてα型中水石こう、ポルトランドセメン
トの量を475g、475g(α型中水石こう:ボルト
ランドセメント=5 : 5 )および高炉スラグ50
I(実施例7)、450g、450Sおよび100.!
;’ (実施例8)、400,9,400yおよび20
0g(実施例9)、350g、350yおよび30(B
i’(実施例10)としたほかは実施例1と同じ条件で
実験を行なった。
トの量を475g、475g(α型中水石こう:ボルト
ランドセメント=5 : 5 )および高炉スラグ50
I(実施例7)、450g、450Sおよび100.!
;’ (実施例8)、400,9,400yおよび20
0g(実施例9)、350g、350yおよび30(B
i’(実施例10)としたほかは実施例1と同じ条件で
実験を行なった。
その結果を第1表に示す。
比較例 1,2
実施例1において燐酸副生のα型中水石こう600g、
ポルトランドセメント400gとし、高炉スラグを用い
なかった(比較例1)、α型中水石こう361.ポルト
ランドセメント240Iおよび高炉スラグ400g(比
較例2)としたほかは実施例1と同じ条件で実験を行な
った。
ポルトランドセメント400gとし、高炉スラグを用い
なかった(比較例1)、α型中水石こう361.ポルト
ランドセメント240Iおよび高炉スラグ400g(比
較例2)としたほかは実施例1と同じ条件で実験を行な
った。
その結果を第1表に示す。
本発明の石こう組成物は、従来のα型中水石こう組成物
として要求される表面緻密性、流動性、速硬化性および
硬化後の収縮について同等の物性を示すだけでなく曲げ
強度および耐水性の点ですぐれた値を示す
として要求される表面緻密性、流動性、速硬化性および
硬化後の収縮について同等の物性を示すだけでなく曲げ
強度および耐水性の点ですぐれた値を示す
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 、1 α型中水石こうとセメントを主とする混合物を水
で混練する際に、 ■ セメントをα型中水石こうの量に対し、10重量%
以上 ■ 高炉スラグをα型中水石こうとセメント系混合物の
量に対し、1〜50重量% ■ 水をα型中水石こう、セメント、高炉スラグおよび
他の添加物の合計の量に対し、20〜60重量%添加す
ることを特徴とする高強度石こう組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54141310A JPS5913461B2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 高強度石こう組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54141310A JPS5913461B2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 高強度石こう組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669254A JPS5669254A (en) | 1981-06-10 |
JPS5913461B2 true JPS5913461B2 (ja) | 1984-03-29 |
Family
ID=15288913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54141310A Expired JPS5913461B2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 高強度石こう組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913461B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6089144U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-19 | 株式会社吉野工業所 | スクイズ容器 |
JPH0369661U (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-11 |
-
1979
- 1979-11-02 JP JP54141310A patent/JPS5913461B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6089144U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-19 | 株式会社吉野工業所 | スクイズ容器 |
JPH0369661U (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5669254A (en) | 1981-06-10 |
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