JPS59134611A - 開先加工機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主として無端状送材装置の作用によって直線移
送される被加工材料に対して、その端縁部に所要の開先
加工を施す開先加工機に関するものである。

従来積極駆動の送材ロールを用いて被加工材料を直線移
送し、その移送中にカッターを用いて所要の開先取りを
行う開先加工機が周知となっている。而してこの種加工
機は小型軽斌に製作することができ、かつ安価に提供で
きるなど小型機械製作面で多大なメリットをもつもので
あったが、しかしこのものには次のような問題点が存在
するもので、あらゆる点で開先加工を順調に遂行しうる
までには至っていない。

すなわち従来装置の問題点としては、■送材ロールピッ
チより短い材料の加工ができないこと。Ｇ送材ロールと
材料とが線接触の状態で移送されるため送材力が弱いこ
と、また材料保持力が弱いために切削加工時の振動、カ
ッターの切削分力などによって容易に位置ずれを生じ正
確々加工精度が得られないこと。■送材ロールの摩耗が
大きく保守が容易でないこと。などが挙げられていた。

従って本発明の目的は従来の諸問題点を解決した開先加
工機を提供することにあり、その一実施例を図面に基づ
いて具体的に説明すれば下記の通りである。

第１図および第２図は本発明を適用した開先加工機の一
部縦断正面図および側面図にして、符ｆ　１　ｕフレー
ム　２．２ハフレーム１の一側（第１図の左方位置）に
立設した左右一対の取付板にして、これら取付板２．２
の前後方向（第２図の左右方向）には同方向に走行する
無端状送材装置を架設する。この送材装置は先ず前記取
付板２．２の前後端部に一対の駆動スプロケ゛ソト３と
従動スプロケット４を回１販自在に１ｌＩＩＩＩ３ａ。

４ａ支し、そしてこれら駆動ヌプロケット３と従動スプ
ロケット４の間に各リンクに移送プレートａ・・を付設
したチェノコンベヤ５を無端状に懸装させる。そして上
記チェノコンベヤ５における移送面５ａの下側には水平
の直線ガイド６を架設し、上面側の移送プレートａ・・
を水平走行させる。

また上記駆動スプロケット３の軸３ａには受動ギヤ７を
固定し、このギヤ゛７を減速機付モータＭ１の出力軸に
固定したピニオンギヤ８に噛合させる。而してモータ駆
動によって送材装置を定一方向へ回転駆動させるように
構成する。

なお−上記減速機付モータＭ１には適宜電気的まる。

次に前記送料装置に対応して配役した押圧装置の構成に
ついて説明する。この押圧装置は送料装置における移送
面５ａのトイ閑に１１妃役したクッション手段を有する
遊転ローラ群によって構成される。すなわち符号９はフ
レーム１の他側（第１図の右方位置）に立設した保持体
であって、この保持体９の上端部には第１図の左方に突
出する取付部材１０を設ける。そしてこの取付部材］０
の下部に調整手段を介して前記遊転ローラ群を保持した
抑圧フレーム１１を昇降自在に装備させる。上記の調整
手段はｉｉ１記取（＝Ｊ部材１０に回転だけ自由にして
支承させたナツト部材１２．１２とこのナツト部材１２
，１．２に螺合させ、かつ抑圧フレーム１１にＬ向きに
固定したねじ軸１３．１３およびこのねじ軸１３．１３
を連動回転させるために該ねじ軸１３．．１３に固定し
たヌプロケット１４．１４とこれらスプロケツ）　１４
．１４に懸は渡しだチェノ１５によって構成される。そ
して上記ナツト部材１２にハンドル車１６を関連させ、
手動操作によって昇降調整を行わせる。

次に符号１７・・は押圧フレーム１１の下部にＱＪ及的
に狭いピッチで配設した遊転ローラ群で、これら遊転ロ
ーラ１７・・は各別のローラ保持体１８・・に回転自由
に軸支されている。またローラ保持体］８・・には上向
きにスライド杆１９・・が突設されており、このスライ
ド杆１９・・が前記抑圧フレーム１１に設けたガイド筒
２０・・に揮化されている。

サラニこのスライド杆１９・・にはフランジ板２１・・
が設けられており、このフランジ板２１・・と押圧フレ
ーム１１との間にスライド杆１９・・を下向きに付勢す
るスプリング２２・・が縮設される。またスライド杆］
９・・には遊転ローラ１７・、の下降限を規制するスト
ッパーねじ２３・・が付設されており遊転ローラ１７．
・を規制した範囲でクッション自在としている。

而して前述の通りに対応的に配設された送材装置と押圧
装置の両者によって送材路Ａを形成させ、かつこの送材
路Ａの間′隔を調整手段によって適宜設定するようにす
る。

また第１図において符号２３で示すものは前記送材路Ａ
の一側にしてチェノ５の走行方向と平行に配設したガイ
ドプレートで、このガイドプレート２３は一側の取付板
２の上端部に固設されると共に、中央部に切欠部２４（
第２図）を有して２分割構成されている。

次に符号Ｂは前記送材路Ａ内にして切欠部２４に加工用
のカッター２５を臨ませた切削機構で、この切削機構Ｂ
は前記カッター２５を先端部に保持シたスピンド／ｌ／
　２６、該スピンド／Ｌ’　２６を回転自在に支承する
軸受筒２７、スピンド／Ｌ’　２６を回転駆動する電動
モータＭ、によって構成される。さらにこの切削機構Ｂ
はカッター２５部付近を回転中心として枢軸支された回
動板２８に保持されて傾動するようになっており、被加
工材料の端縁部となす開先角度θが設定される。またこ
の切削機構Ｂには前記回動板２８を第１図のＱ矢印方向
に移動調整する調整手段（図示せず）を備えさせるもの
で、この調整手段によってカッター２５が同方向にスラ
イドされ、被加工材料に対するルートフェース凡の設定
が行われる。（第３図参照） 本発明に係る開先加工装置の一実施例は旧記のように構
成されるものであって、次のように作用して各種材料の
開先加工が順調になされる。

すなわち開先加工を行うに当っては、まず最初姉所要の
開先形状に合わせて切削機構Ｂにおけるカッター２５の
位置決めを行う。このカッター２５の位置決めは送材装
置の移送面５ａと側方のガイドプレート２３を基準とし
て行われるもので、所要の開先角度θを回動板２８によ
るカッター２５の傾動で設定し、また所要のルートフェ
ースｉｔをカッター２５のＱ方向の水平スライドで設定
する。

而してカッター２５の位置決めが済んだならば、このカ
ッター２５を回転駆動させると共に送材装置を回転させ
、続いて送材路Ａの間隔を被加工利料の厚さに適合させ
る。この送材路Ａの間隔の設定は調整手段による押圧フ
レーム１１の昇降調節で行わせるもので、被加工材料の
厚さより前記送材路Ａの間隔を幾分狭く設定させる。

以上の各準備がなされたならば、被加工拐料の側端縁を
前記ガイドプレート２３に当接して送材装置上に材料を
供給する。こうすると材料は移送プレートａ・・の作用
によって後方へ直線的に移送されつつ遊転ローラ１７・
・の位置に至りそしてこの遊転ローラ群１７・・の作用
で強力に移送プレートａ・・上に押圧される。このため
被加工材料は強力かつ安定した直線送りを遂行されるも
ので、その切削側端縁部をガイドプレート２３に接した
状態で順調に後方移送される。

進んでこの強力移送のもとに材料がカッター２５の位置
に達すると、端縁部にカッター２５が切込まれて切削加
工が開始され、続いて材料の進行と共に端縁部は所要の
開先形状に加工されるもので、加工が終了すると送材装
置の後方から搬出される。

ここにおいて上記の一実施例では、送材装置として無端
状の移送プレートａ・・を用いたから被加工材料に対し
て送材装置を広汎に面接触させることができ、長尺月は
もとより短尺利であってもこれを確実に保持して安定か
つ強力な送り作用を発揮させることができるものである
。

このために加工時の振動や切削分力によって利料の位置
ずれを生ずることがないもので、各種拐料に対して高精
度の開先加工が行える。さらに材料と送材装置との間の
スリップがなく移送プレートを摩耗させることもないか
ら高精度の加工を耐久的に行うこともできる。

なお上記の一実施例は、その構成をいわゆる「送材装置
側固定、押圧装置側調整方式」とし、かつ送材装置と押
圧装置を水平面方向で対応させたものである。しかし機
構および配役態様等はこの事例のみに限らず適宜変更す
ることが可能であり、例えば「送材装置側に調整手段を
関連させ、抑圧装置側を固定する方式」を採用し、また
送材装置と押圧装置を垂直面方向で対応させるように構
成することもできる。

サラニー実施例では一対の駆動ヌプロケット３と従動ヌ
ブロケット４に移送プレー１−ａ・・を付設したチェン
コンベヤ５を無端状に懸装させて送材装置を構成させた
が、この送材装置として第４図に示すものを用いてもよ
い。

すなわち取付板２に駆動ドラム３０と従動ドラム３１の
一対を架設、し、そしてこれらドラムにスｆ　−ル／（
ルト３２を懸装すると共に、このスチールベルト３２に
おける移送面３２ａの下部を平盤テープ）Ｉ／３３ニよ
って支持させ、スチールベルト３２をこの平盤テーブル
而に沿って走行させるようにしたものである。なお上記
のスチールベルトは圧縮性の少ないプラスチック製など
のベルトに変更することができる。

さらに一実施例では抑圧装置として遊転ローラ群を用い
だが、これを送材装置と等速で積極駆動するようにして
もよいし、またこれらローラ群に代えて無端ベルトを用
いてもよい。

ト記の無端ベルトを用いる場合は、このベルトラ一対の
ローラ（ヌプロケット）に懸装し、その抑圧面の裏側に
クッション手段を有する抑圧ローラを係合させるように
構成する。そして抑圧面を若干の範囲でクッション自在
とさせる。

以上実施例の説明であきらがな通り本発明は積極駆動の
無端状送材装置によって被加工４：、４判を直線移送す
るようにしたので、この被加工材料に対して送材装置を
広汎に面接触させることができ短尺材でもこれを確実に
保持して安定かつ強力に移送することができる。このだ
め加工時の振動や切削分力によって材料の位置ずれを生
じたりすることがなく高精度の開先加工を順調に行うこ
とができる効果を奏する。さらに材料と送材装置とのヌ
リツプがないのでこれに起因する送材面の摩耗もなく保
守が容易で、高精度の加工を耐久的に行える特色を発揮
する。

なお本発明の直接の要旨ではないが、被加工利−料が長
尺かつ人形の場合に督いてはこの利料を架台などに定置
固定させておき、一方の加工装置をｌ：ｌｊｌ記加工材
料に対して取付けるようにしてこの加工装置を走行させ
つつ所定の開先加工を行わせるように１軍°用すること
もｒｉＪ能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を適用した開先加工装置の一実施例を示す
もので、第１図は一部縦断正面図第２図は側面図　第３
図は被加工材料の加工形状を示す説明図　第４図は送材
装置の一変形例を示す側面図である。 １：フレーム　　　　　２：取付板 ３：駆動スプロケット　４：従動スプロケットミニ移送
プレート　　　５：チェノコンベヤ６：直線ガイド　　
　　９：保持体 １０：数例部材　　　　　１１：押圧フレーム１２：ナ
ツト部材　　　　１３：ねじ軸１４：スプロケット　　
　１５：チェノ１６：ハンドル車　　　　１７：遊転ロ
ーラ群１８：ローラ保持体　　　１９：ヌライド杆２０
ニガイド筒　　　　　２１：フランジ板２２ニスプリン
グ　　　　２３ニガイドプレート２５：カッター　　　
　　２６：スピンドル２７：軸受筒　　　　　　２８二
回動板３０：駆動ドラム　　　　３１：従動ドラム３２
　：　ス　チ　−　ルベ　ル　ト　　　　　　３３　：
　平盤　テ　−　ブ　ル５ａ、３２ａ：移送面　　　Ｍ
ｌ：減速機イ」モータＭ２：電動モータ　　　　Ａ：送
材路 Ｂ：切削機構 出願人　　新−工業株式会社

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）積極駆動の無端状送材装置に対応させて抑圧装置
   を配設させると共Ｋ、これら無端状送材装置側かまたは
   抑圧装置側の何れか一方に両者間に形成される送材路の
   間隔を調整する調整手段を備えさせ、さらに前記送材路
   の一側には被加工材料の側端縁部に所要の開先加工を行
   うカッターを有する切削機構を備えさせたことを特徴と
   する開先加工機。
2. （２）無端状送材装置は、一対のスプロケットに間装さ
   れかつ直線ガイドに沿って走行する移送プレート付のチ
   エンコンベヤである特許請求の範囲第（１）項記載の開
   先加工機。
3. （３）無端状送材装置は、一対のドラムに懸装されか／
   ）　平ｇテーブル面上を走行するスチールベルトである
   特許請求の範囲第（１）項記載の開先加工機。
4. （４）ｔｑ］圧手段は遊転ローラ群であって、この遊転
   ローラ群はその各々にクッション手段が備えられている
   ものである特許請求の範囲第（１）項乃至第（３）項の
   うち何れか１項記載の開先加工機。