JPS5913409Y2 - 地震自動閉止弁 - Google Patents

地震自動閉止弁

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Publication number
JPS5913409Y2
JPS5913409Y2 JP1975054589U JP5458975U JPS5913409Y2 JP S5913409 Y2 JPS5913409 Y2 JP S5913409Y2 JP 1975054589 U JP1975054589 U JP 1975054589U JP 5458975 U JP5458975 U JP 5458975U JP S5913409 Y2 JPS5913409 Y2 JP S5913409Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
spring
valve
tooth profile
valve body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975054589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51134821U (ja
Inventor
元至郎 山本
Original Assignee
スイドウキコウ カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by スイドウキコウ カブシキガイシヤ filed Critical スイドウキコウ カブシキガイシヤ
Priority to JP1975054589U priority Critical patent/JPS5913409Y2/ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は地震自動閉止弁に関し、地震が発生した際に流体
を機械的に緊急閉弁させることを目的とし、弁体に地震
による閉止機構を組込んだものを提供することにある。
従来弁体蓋部の円筒上に遊嵌した倒立振子と連結した円
板の地震等の変位を利用して閉弁するものがあるが、バ
ランスがとれてバネの圧下のもとに立設した倒立振子性
の板が斜方向に変位するかどうか、そしてその変位した
位置を保持するかどうか疑わしい。
さらに地震に対する機械的な自動閉止弁は多々あるが、
はとんどその機構が弁本体内部に組込まれており、内部
機構を外観より見ることができず、作動後、復帰させ調
整することがむずかしいという欠点があった。
本案は上述の欠点を除去することにあり、以下第1図及
び第2図に示す実施例について説明する。
弁本体1の直上部に下スピンドル2を有し、該下スピン
ドル2の下端に弁体3を設け、上端につば付き上スピン
ドル受け4を固着する。
弁本体1のバッキング5は、下スピンドル2が滑らかに
上下の動作をするように、滑り易い材質のものとするこ
とが望ましい。
弁本体1の上部フランジに支持体6を固定し、該支持体
6上で転勤自在な複数の球7を円周上に埋設した球受台
8を固定する。
そして上部に王冠状に複数の突歯9を突設し、これら突
歯9の上端部に必要に応じて転勤自在な球10を埋設し
、突歯9下部には底板11を設けた下歯形体12を、球
受台8上に載置する。
この場合、該下歯形体12は、地震による振動に対応す
る慣性を得るための適当な質量が望ましいから、底板1
1円周上の適宜箇所に質量を大きくするための分銅13
を取りつけておく。
そして、下スピンドル2は支持体6上に押上げばね14
を介してつば付きスピンドル受け4に垂直上向きの力を
作用させることにより押上げられ、弁体3は弁開の状態
の位置とすることができる。
また、前記下歯形体12に対してかみ合って、弁閉止に
際してのその落下距離Rを得るために、下方に複数の突
歯15を突設した上歯形体16を、下歯形体12の突歯
9と各々衝接した状態で載置する。
突歯15の端部は突歯9の球10がはまり込むよう多少
陥没している。
また、上歯形体16及び該上歯形体16上に固定された
ばね受け17の中央部を貫通固定し、つば付き上スピン
ドル受け4に対してわずかな隙部を設けて上下スピンド
ルを分離し対応させた上スピンドル18をばね受け17
とばね力調整ねじ20とを介して前記押上げばね14よ
り強力な弾力を有する圧下ばね21の力で圧下配置する
ばね受け17には回り止めピン22を固定し、該ピン2
2を円筒23の縦長孔に挿通することによって、上歯形
体16が下歯形体12と共に回動するのを阻止し、かつ
その上下動を可能とする。
上蓋24に螺合した弾力調整ねじ20は圧下ばね21の
弾力調整を行うと共に、中央部を貫通する上スピンドル
18の振れ止めとして、スリーブの役目も兼ねている。
上スピンドル18の上端には地震による作動後、閉弁し
た自動閉止弁の上スピンドル18を引き上げて復帰させ
るためのハンドル25を設ける。
本案は上記のような構造を有しているから、通常の状態
では地震前には下歯形体12と上歯形体16とが尖鋭な
突歯頂部、又は球10を介して、各突歯が衝接して不安
定に載置され、下スピンドル2は押上げばね14で押し
上げられることにより、下スピンドル2下端の弁体3と
弁本体1の弁座19とはR′の距離で開の状態となり、
また上歯形体16には弾力調整ねじ20によって調整さ
れた圧下ばね21による押下げ力が働らく。
地震に際して、上下左右の衝撃力が働らいた場合は、下
歯形体12は質量の大きな分銅13を取り付けているた
め大きな慣性力を有し、かつ上下の接触面が球面の点接
触であるため分銅13の衝撃力により弁本体1及び上歯
形体16に対して動きにずれを生じ、突歯9,15の衝
接がはずれ、押上げばね14より強力な弾力を有する圧
下ばね21の押下げ力により、衝接している上下の歯形
体12゜16の突歯9,15が相互にかみ合って大きく
落下し、上スピンドル18が下スピンドル2を押下げ、
落下距離Rは弁閉止距離R′より大きくとっであるので
、下スピンドル2下端の弁体3が弁座19に密着し、弁
本体1を閉止する。
地震後の復帰には、ハンドル25を持ち上げ、円筒23
の側窓26を見ながら、ハンドル25を回転させ、上歯
形体16の突歯15を下歯形体12の突歯9に衝接して
載置するように調節してセットする。
すなわち、本案は下端に弁体3を有し上端につば付き上
スピンドル受け4を有する下スピンドル2を、弁本体1
直上の支持体6上に押上げばね14を介して弁開の状態
の位置で配置し、かつ支持体6上に上部に王冠状に複数
の突歯9を突設した下歯形体12を、複数の球7を介在
させることによって載置し、つば付き上スピンドル受け
4の直上には、下方に複数の突歯15を突設し、前記下
歯形体12の突歯9を衝接する突歯15を有する上歯形
体16に固着した上スピンドル18を、該押上げばね1
4より強力な弾力を有する圧下ばね21の力で圧下しな
がら、上下のスピンドル18,2の先端をわずかな隙部
を設けて分離配置した地震自動閉止弁である。
本案は地震自動閉止機構が弁本体1直上部にあり、使用
流体と接することなく閉止でき、圧下ばね21の調整が
できるので、設置場所に適応した震度の作動が可能であ
る。
さらに円筒23の側窓26より内部機構が見え、地震後
の復帰が簡単にできる等の利点を有する。
また、下歯形と上歯形とのかみ合わせで主弁が閉止する
ので作動が確実に行なえる。
そして使用態様としては、有毒性の主流体を閉止する主
弁とはせずに、補助的に該主弁操作を作動させる圧縮空
気源等の開閉弁として、主弁開閉の引き金機能として使
用すれば、バッキングの選定が容易になるので、機能は
より確実にすることができ、さらに有効である。
【図面の簡単な説明】
図中第1図は本案の実施例の断面図であり、第2図は第
1図のA−A視よりの衝接した歯形体の展開側面図であ
る。 尚図中、1は弁本体、2は下スピンドル、3は弁体、4
はつば付き上スピンドル受け、5はバッキング、6は支
持体、7は球、8は球受台、9は突歯、10は球、11
は底板、12は下歯形体、13は分銅、14は押上げば
ね、15は突歯、16は上歯形体、17はばね受け、1
8は上スピンドル、19は弁座、20はばね力調整ねし
、21は圧下ばね、22は回り止めピン、23は円筒、
24は上蓋、25はハンドル、26は側窓である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に弁体3を有し、上端につば付き上スピンドル受け
    4を有する下スピンドル2を、弁本体1直上の支持体6
    上に押上げばね14を介して弁開の状態の位置で配置し
    、かつ支持体6上に上部に王冠状に複数の突歯9を突設
    した下歯形体12を複数の球7を介在させることによっ
    て載置し、かつ下歯形体12に分銅13を連結し、つば
    付き上スピンドル受け4の直上には下方に複数の突歯1
    5を突設し、下歯形体12と各々その突歯9,15を衝
    接し、かつ下歯形体と一体的な動きを阻止する回り止め
    ピン22を固設した上歯形体16に固着した上スピンド
    ル18を前記押上げばね14より強力な弾力を有する圧
    下ばね21の力で圧下しながら、上スピンドル18と下
    スピンドル2の先端をわずがな隙部を設けて分離配置し
    て成る地震自動閉止弁。
JP1975054589U 1975-04-23 1975-04-23 地震自動閉止弁 Expired JPS5913409Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975054589U JPS5913409Y2 (ja) 1975-04-23 1975-04-23 地震自動閉止弁

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JP1975054589U JPS5913409Y2 (ja) 1975-04-23 1975-04-23 地震自動閉止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51134821U JPS51134821U (ja) 1976-10-30
JPS5913409Y2 true JPS5913409Y2 (ja) 1984-04-20

Family

ID=28205401

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975054589U Expired JPS5913409Y2 (ja) 1975-04-23 1975-04-23 地震自動閉止弁

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914807A (ja) * 1972-06-06 1974-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914807A (ja) * 1972-06-06 1974-02-08

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Publication number Publication date
JPS51134821U (ja) 1976-10-30

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