JPS59133762A - 電話呼び出し禁止回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） この発明は、電話所有者の同意なしに電話機が使用され
るのを防止する電話呼び出し禁止回路に関する。

（背景技術） 近年の通信技術の進歩に伴ない、自動ダイアル通話によ
り外国に直接長距離通話することが可能となっている。

そして我々は何ら困難なしに電話機を使用することがで
きる。しかしながら、電話機が電話所有者の承諾なしに
頻繁に使用されると電話所有者はかなり高額の電話料金
を請求されることがある。事業所用の電話交換施設等の
従来の切換装置には、承諾がなげれば長距離電話が自動
的に禁止されるようにした装置が取付けられている。と
ころが、この種の装置は家庭用の卓上型電話機の内部に
取付けるのが困難であり、従来は電話所有者が通話を禁
止する電話番号を単に変更するだけであった。このよう
な問題点を解決するために、内部に電話呼び出し回路を
取付けてあり、通話禁止の電話番号が電話所有者によっ
て容易に変更できる電話機が望まれていた。

（発明の課題） この発明は、上述のととき問題点を解決するためになさ
れたものであって、電話所有者の同意なしに電話機が使
用されるのを自動的に防止する電話呼び出し禁止回路を
提供することを目的とする。

この発明の別の目的は、従来の電−詰機に容易に取付け
られる電話呼び出し禁止回路を提供することである。こ
の発明の更に別の目的は、電話所有者が容易に変更でき
る、特定の通話を禁止する秘密コードを有する電話呼び
出し禁止回路を提供することである。

（発明の構成及び作用） 以下、この発明を図面を参照して実施例に基づいて説明
する。

第１図は、この発明による電話呼び出し禁止回路を有す
る電話機のブロック図である。

第１図において、１０は従来の電話機回路であり１２は
マイクロホン、１４は受信器、１６は平衡回路、１８は
バリスタ、２０は３つの巻線を有する変圧器、２８はベ
ル、３０及び３２はデカンプリングコンデンサ、３４は
電話交換システムに接続される電話線路、２２はダイア
ル中に電話線路３４を短絡するためのスイッチ、５はノ
・ンドセノ）　１００ａ　（第２図）を上げたときに電
話機回路１０と電話線路３４を接続するフックスイッチ
、２６はフィンガープレート２６ａ（第２図）を回した
ときにダイアルパルス信号を電話線路３４に供給するダ
イアルスイッチである。

マイクロホン１２及び受信器１４は第２図のノ・ンド七
ノ）　１００ａ内に取付けられている。変圧器２０、平
衡回路１６及びデカンプリングコンデンサ３２は防側音
回路を構成し、この防側音回路は音声信号がマイクロホ
ン１２から受信器１４に伝達するのを防止する。ダイア
ルスイッチ２６はダイアルした電話番号に応じたダイア
ルパルスを供給し、このダイアルスイッチ２６は、フィ
ンガープレー）２６ａと連動するガバナ（図示せず）に
よって機械的に駆動される。

本実施例の電話呼び出し禁止回路は、禁止解除回路１１
０及び禁止回路１２０を有している。禁止解除回路１１
０は、特定の電話番号に相当する秘密コードが入力され
たときに、通話を可能にする制御信号を一定期間出力す
る。一方、禁止回路１２０は、電話所有者により無断使
用を禁止された特定の電話番号に相当するコードが入力
されたときに、通話を禁止する禁止信号を発生する。本
実施例の電話呼び出し禁止回路は、更に、電話線路３４
上のパルス信号を間接的に検出する検出回路２４と、検
出回路２４によって検出される信号をバイナリコードに
変換するリードスイッチのごときカウンタ１３０と、電
話線路３４の途中に接続されるリレー１４４と、上述の
バイナリコードをカウンタ１３０から禁止解除回路１１
０もしくは禁止回路１２０に選択的に伝達する切換スイ
ッチ１３２を有している。

本実施例の電話呼び出し禁止回路は、更にリセット信号
を発生するスイッチ１３６と、禁止回路１２０からの禁
止信号を選択的に通過させるゲート回路１３８と、リレ
ー１４４に駆動電流を供給する駆動回路１４２と、電話
線路３４から電力を供給されな（とも上記のごとき回路
に電力を供給する。＜ツテリーのごとき電源ユニットを
有している。

リードスイッチ２４はフィンガープレート２６ａの下に
取付けられている磁石（図示せず）により作動する。更
に、このリードスイッチ２４は、ダイアルパルススイッ
チ２６の振動音を検出するテレホン・ピックアンプに置
換されてもよい。

禁止解除回路１１０は、特定の秘密コードを設定するた
めのディジットスイッチあるいはＲＯＭのごときバイナ
リコード設定回路１１０ａと、切換スイッチ１３２から
のバイナリコードを順次記憶するシフトレジスタのごと
き記憶回路１１０ｂと、記憶回路１１０ｂの情報内容が
コード設定回路１１０ａの情報内容と一致したときに制
御信号を発生する一致回路あるいは比較回路１１０Ｃと
、記憶回路１１０ｂをリセットし、一定時間、例えば２
０秒の間に制御信号を出力するモノマルチバイブレータ
のごときタイマー回路１３４を有して℃・る。

禁止回路１２０は、例えば長距離電話あるいは国際電話
の電話番号のようなダイアルが禁止される電話番号に相
当する特定コードを設定するためのディジットスイッチ
あるいはＲＯＭのごときバイナリコード設定回路と１２
０３、切換スイッチ１３２かものバイナリコードを順次
記憶するシフトレジスタのごとき記憶回路１２０ｂと、
記憶回路１２０ｂの情報内容がバイナリコード設定回路
１２０ａの情報内容と一致したときに禁止信号を発生す
る一致回路あるいは比較回路１２０Ｃと、一定時間、例
えば０６秒の間に禁止信号を出力するモノマルチバイブ
レータのごときタイマ二回路１４０を有している。

次に上述のごとき構成を有する本実施例の回路の動作に
ついて説明する。

ａ）通常動作 ハンドセノ）　１１０ａが電話台に置かれている場合、
制御信号はゲート回路１３８に供給されないのでゲート
回路１３８はオンの状態となっている。

通話のためにハンドセノ）　１１０ａが電話台から持ち
上げられると、フックスイッチ５が閉状態となり電話機
回路１０と電話線路３４が接続されると共に、切換スイ
ッチ１３２が接点ａ側に切換えられスイッチ１３６を閉
じることによりリセット信号がシフトレジスタ１２０ｂ
に供給される。

この場合、特定コードはシフトレジスタ１１０ｂに入力
されないので、比較回路１１０Ｃはゲート回目１３８に
制御信号を供給しない。従ってゲート回路１３８は常に
オンの状態にある。

次に、フィンガープレート２６ａを回したとき、ダイア
ルスイッチ２６はダイアルされた番号に相当するダイア
ルパルスを発生し、リードスイッチ２４がこのダイアル
パルスを検出する。検出されたダイアルパルスはカウン
タ１３０により４ビツトのバイナリコードに変換され、
この４ビツトのバイナリコードはスイッチ１３２を介し
てシフトレジスタ１２０ｂに供給されろ。シフトレジス
タ１２０ｂの内容は比較回路１２０ｃによりコード設定
回路１２０ａの内容と比較される。シフトレジスタ１２
０ｂの内容がコード設定回路１２０ａの内容と一致して
いな、　　いときには、比較回路１２０Ｃはゲート１３
８に禁止信号を出力しない。このため、リレー１４４は
接点１４６が閉じたままとなり、その結果電話機は通話
を禁止されることな（通常に使用することができる。

ｂ）禁止動作 ハンドセラ）　１１Ｑａが電話台から持ち上げられて長
距離電話あるいは国際電話の電話番号のようなごとき電
話所有者が通話を禁止した電話番号がダイアルされたと
きには、シフトレジスタ１２ｏｂの内容がコード設定回
路１２０ａの内容と一致するので比較回路１２０Ｃは禁
止信号を出力する。この禁止信号はオン状態であるゲー
ト回路１３８を通過する。その結果、成語線路３４がし
ゃ断され、通話が禁止される。

Ｃ）禁止解除動作 禁止された電話番号への通話を行なう場合は、ハンドセ
ラ）　１００ａを電話台においたまま秘密コードに相当
するダイアルナンバーをダイアルする。

この場合、切換スイッチ１３２の接点はｂ側にあるので
、秘密コードはシフトレジスタ１１０ｂに供給される。

そして秘密コードがコード設定回路１１０ａのコードと
一致すると、比較回路１１０ｃが約２０秒間制御信号を
ゲート回路１３８に供給し、その結果ゲート回路１３８
はオフ状態となる。次にハンドセラ）　１００ａを電話
台から持ち上げ、所望の電話番号を約２０秒の間にダイ
アルする。

そして、シフトレジスタ１２０ｂの出力コードとコード
設定回路１２０ａの秘密コードが一致するので、比較回
路１２０ｃはゲート回路１３８に禁止信号を出力する。

しかし、ゲート回路１３８はオフ状態にあるので、この
禁止信号は駆動回路１４２に供給されない。その結果、
−リレー１４４の接点１４６は閉じたままとなり、禁止
された電話番号をダイアルしたのにかかわらず通常の長
距離通話あるいは国際通話が可能となる。

以上、この発明による電話呼び出し禁止回路をダイアル
式電話機に適用した実施例について説明してきたが、こ
の発明は、第２図のフィンガープレート２６ａに代えて
ダイアルナンバーに対応するダイアル音を発生させるプ
ツシ−ボタン式ダイアルバンドを有するブンシーボタン
式電話機に適用することも可能である。この場合には、
従来のブツシュボタン式ダイアルパッドはその構造を若
干変更する必要がある。

第３Ａ図及び第３Ｂ図は、磁石２０４と、ハウジング２
００内に設けられるバネ２０２ａと、磁石２０４により
駆動されるリードスイッチのごときスイッチ２０６を有
するキー２０２を含むブツシュボタン式ダイアルパッド
を示す。リードスイッチ２０６はキー２０２と連動して
動作する。リードスイッチ２０６の各端子は第３Ｃ図の
デコーダ２１０に接続され、デコーダ２１０の出力は第
１図の切換スイッチ１３２に接続される。バイナリコー
ドを供給するデコーダ２１０は第１図の電源１５０に接
続される。

以上述べたように、この発明の電話呼び出し回路により
、禁止解除のコードを知っている者だけが禁止された電
話番号への通話することが可能となる。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明によれば、電話所有者の
承諾のない通話を自動的に防止することが可能となる。

またこの発明の電話呼び出し禁止回路はシンプルかつ小
型化可能な構成であるので従来の卓上型電話機等の内部
に容易に取付けることができる。更に通話禁止のダイア
ルナンバーは電話所有者によって容易に変更が可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による電話呼び出し禁止回路を含む電
話機の概略図、第２図は第１図の電話機の外見を示す図
、第３Ａ図はこの発明による電話呼び出し粟止回路を使
用したブツシュボタン式キーバッドの平面図、第３Ｂ図
は第３Ａ図のＡ−Ａ線断面図、第３Ｃ図は第３Ａ図のプ
ツシ−ボタン式キーバッドに接続されるデコーダを示す
図である。 ２４・・・検出回路、　　　　２５・・・フックスイッ
チ、３４・・・電話線路、　　　　１１０・・・禁止解
除回路、１２０・・・禁止回路、　　　１３０・・・カ
ウンタ、１３２・・・切換スーイソチ、１３６・・・ス
イッチ、１３８・・・ゲート回路、　　１４４・・・リ
レー、１５０・・・電源。 ２６ａ 第３Ａ図 第３Ｂ図 １３２へ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　ハンドセットと、該ハンドセットと接続され
   る電話線路と、ダイアルパルス信号を発生させる手段と
   、前記電話線路と前記ノ・ンドセットとを接続させると
   共に前記ハンドセットと連動するフックスイッチを有す
   る電話機をその所有者の承諾なしに使用することを禁止
   するための電話呼び出し禁止回路であって、前記ダイア
   ルパルスを検出してバイナリコードに変換するための検
   出変換手段と、禁止されたダイアルナンバーに相当スル
   バイナリコードが入力されたときに通話を禁止するため
   の禁止信号を発生する禁止回路と、特定のダイアルナン
   バーに相当するバイナリコードが入力されたときに通話
   を可能にするための制御信号を所定期間内λ発生する禁
   止解除回路と、前記検出変換手段を前記禁止回路または
   前記禁止解除回路に選択的に接続させると共に前記フッ
   クスイッチと連動する切換スイッチと、前記禁止解除回
   路からの前記制御信号に基づいて前記禁止回路の前記禁
   止信号の通過を禁止するゲート回路と、前記ゲート回路
   からの前記禁止信号に基づいて前記電話線路をしゃ断す
   るスイッチング手段と、前記フックスイッチが閉じたと
   きに前記禁止回路に対するリセット手段を発生し、該リ
   セノ）　４Ｍ号により前記禁止回路を初めの状態にリセ
   ットさせるリセット手段と、上記各回路に電力を供給す
   る電源とをそれぞれ有することを特徴とする電話呼び出
   し禁止回路。 （２）前記検出変換手段が、前記ダイアルパルス信号を
   検出する検出回路と、前記ダイアルパルス信号をパイナ
   ルコードに変換するカウンタからなる特許請求の範囲第
   １項記載の電話呼び出し禁止回路。 （３）前記禁止回路が、前記バイナリコードを順次記憶
   する記憶回路と、前記禁止されたダイアルナンバーに相
   当する所定の禁止コードを設定するためのコード設定回
   路と、前記記憶回路の情報内容が前記コード設定回路の
   情報内容と一致したときに出力信号を発生する一致回路
   と、前記出力信号に基づいて前記制御信号のパルス幅よ
   り小さいパルス幅を有する前記禁止信号を発生させ前記
   ゲート回路に供給するタイマー回路からなる特許請求の
   範囲第１項記載の電話呼び出し禁止回路。 （４）前記禁止解除回路が、前記バイナリコードをｌｌ
   ｉｕ次記憶する記憶回路と、前記特定のダイアルナンバ
   ーに相当する所定の禁止解除コードを設定するためのコ
   ード設定回路と、前記記憶回路の情報内容が前記コード
   設定回路の情報内容と一致したときに出力信号を発生す
   る一致回路と、前記制御信号のパルス幅を所定の幅に設
   定すると共に前記記憶回路をリセットするタイマー回路
   からなる特許請求の範囲第１項に記載の電話呼び出し禁
   止回路。 （５）前記記憶回路がシフトレジスタである特許請求の
   範囲第３項に記載の電話呼び高し禁止回路。 （６）前記コード設定回路がティジノトスイノ□チであ
   る特許請求の範囲第３項に記載の電話呼び出し禁止回路
   。 （力　前記記憶回路がシフトレジスタである特許請求の
   範囲第４項記載の電話呼び出し禁止回路。 （８）前記コード設定回路がディジットスイッチである
   特許請求の範囲第４項記載の電話呼び出し禁止回路。 （９）前記タイマー回路がモノマルチバイブレークであ
   る特許請求の範囲第３項記載の電話呼び出し禁止回路。 （１０）前記タイマー回路がモノマルチバイブレークで
   ある特許請求の範囲第４項記載の電話呼び出し禁止回路
   。 旧）前記ゲート回路の出力信号により前記スイッチング
   手段を励磁させる駆動回路を有する特許請求の範囲第１
   項記載の電話呼び出し禁止回路。 （１２）前記検出変換手段が、電話のダイアルナ：／バ
   ・−に対応する複数のキーを有するプツシ−ボタン式ダ
   イアルパッドと、前記複数のキーのいずれか一つが押さ
   れたときにバイナリコードを前記切換スイッチに供給す
   るデコーダ回路からなる特許請求の範囲第１項記載の電
   話呼び出し禁止回路。