JPS61179646A - 電話呼出し禁止回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は電話所有者の同意なしに電話器が使用される
のを防止する電話呼出し禁止回路に関する。

（従来の技術） 近年の通信技術の進歩によシ、自動ダイヤル通話によ）
直接外国に長距離通話することが可能となっている。我
々は気軽に電話機を使用することができる。しかしなが
ら、電話機が電話所有者のｔ謀８Ｌに頗墜に信田貞れふ
μ電話可入者は高額な電話料金を請求されるかもしれな
い。

事業所用の電話交換施設等の従来の切換装置には、承諾
がなければ長距離電話が自動的に禁止されるようにした
装置が取付けられている。ところがこの種の装置は家庭
用の車上型電話器の内部または近傍に取付けるのが困難
であった。ＵＳＰ４．４８２，７８７に本願発明者によ
る従来の電話呼出し禁止回路が開示されているが電話線
路を切断して直列にスイッチを設ける必要があシ、取付
作業に手間がかかる問題があった。

このような問題を解決するため、電話線路を切断するこ
となく、電話器内部又は近傍に取付けられ、電話器所有
者にょシ通話禁止の電話番号および通話禁止を解除する
秘密コードを容易に変更できる電話呼出し禁止回路装置
が望まれていた。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、上述のごとき問題点を解決するためになさ
れたものであシ、電話器所有者の同意なしに電話器が使
用されるのを自動的に防止する電話呼出し禁止回路を提
供することを目的とする。

この発明の別の目的は電話回線を切断することなく容易
に取付けられる電話呼出し禁止回路を提供することにあ
る。

この発明の更に別の目的は電話所有者が特定の通話を禁
止する秘密コードを容易に変更できる電話呼出し禁止回
路を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） この発明による電話呼出し禁止回路は 電話器から電話線路に出力されるダイヤル信号を検出す
る検出回路と、 検出されたダイヤル信号をバイナリコードに変換するコ
ード発生回路と、 コード発生回路から禁止されたダイヤル番号に相当する
バイナリコードが入力されたときに通話を禁止するため
の禁止信号を発生する禁止回路と、キー入力により特定
コードを発生する秘密コード発生回路と、 秘密コード発生回路から特定コードが入力されると所定
期間制御信号を発生する禁止解除回路と、禁止解除回路
からの制御信号に応答して禁止回路の禁止信号の通過を
禁止するダート回路と、ダート回路からの禁止信号に応
答するスイッチング手段と、 スイッチング手段に制御されて、電話線路間を電気的に
短絡させる手段と１ 前記各回路に電力を供給する電源とを 具備することを特徴としている。

（作　用） この発明による電話呼出し禁止回路において、通話を禁
止された電話番号が入力されると電話線路間を電気的に
短絡して通話を禁止し、キー入力により特定コードを入
力した後、所定期間内に通話を禁止された電話番号をダ
イヤルするとこの禁止された電話番号の通話を可能にす
る様に動作する。

（実施例） 以下、この発明を図面を参照して説明する。

第１図は電話器回路と電話呼出し禁止回路のブロック図
である。

第１図において、本発明による通話呼出し禁止回路２０
０は従来の電話器回路１００の信号入出力部に接続され
る。

従来の例えばプツシ−ブタン式電話器１００はマイクロ
ホン１０２、受話器１０４、平衡回路１０６、バリスタ
１０８．３巻線変圧器１１０、デカップリングコンデン
サ１１２　ｅ　１１４、ペル１１６全波整流回路１１８
、ハンドセット１ｏｏａ（第２図参照）を上げたときに
電話器（回路）１００と電話線路１２６を接続するフッ
クスイッチ１２０を持っている。

又この電話器回路１００は多数の周波数信号を発生する
水晶発振器１２２と、２組の周波数信号によシダイヤル
桁番号に相当するトーンダイヤル信号を発生するプッシ
ュビタンダイヤルパッド１２４を持っている。これらの
回路１２２　、１２４は整流回路１１Ｂによシミ力を供
給される。

マイクロホン１０２と受話器１０４はハンドセット３０
０（第２図参照）内に取付けられている。

変圧器１１０、平衡回路１０６、およびｒカップリング
コンデンサ１１２は側音防止回路を構成し、音声信号が
マイクロホン１０２から受話器１０４に伝達するのを防
止する。

本発明による通話呼出し禁止回路２００は、ダイヤル桁
信号をコード信号に変換するコード発生回路２１０と、
キー入力により特定の電話番号に相当する秘密コードを
発生する秘密コード発生回路２８０と、特定コードが入
力されたとき、通話を禁止する禁止信号を発生する禁止
回路２２０と、特定の電話番号に相当する秘密コーｒが
入力されるときに通話を可能にする制御信号を一定期間
出力する禁止制御回路２３０を持っている。

更にこの通話呼出し禁止回路２００は電話線路１２６と
コード発生回路２１０を直流的に分離して結合するトラ
ンス２７０と、禁止回路２２０の禁止信号を選択的に通
過させる例えばＡＮＤ回路からなるダート回路２４０と
、電話線路２６θを短絡させるリレー２６０と、リレー
２６０に駆動電流を供給する駆動回路２５０と、上記回
路に電力を供給するバッテリの様な電源ユニットを持っ
ている。

コード発生回路２１０はトーンダイヤル桁信号を増幅す
る増幅器２１１と、トーンダイヤル桁信号の低域周波数
成分を分離する低域フィルタ２１２と、同信号の高域周
波数成分を分離する高域フィルタ２１３と、低域周波数
成分よシロ　９７　、７７０゜８５２　ｐ　９４１　Ｈ
ｚ信号を分離するフィルタ群２１４と、高域周波数成分
よ、１）１２０９，１３３６・１４４７．１６３３Ｈｚ
信号を分離するフィルタ群２１５と、フィルタ群２／４
．２１５ひら’ａ−ｎ＝ｈｒ＝トーンダイヤル信号をデ
ィジタル信号に変換するロジック回路２１６を含んでい
る。

禁止回路２２０はロジック回路２１６からのバイナリコ
ードを順次記憶するシフトレジスタ１２１と、例えば長
距離通話あるいは国際通話の電話番号のようなダイヤル
が禁止される電話番号に相当する特定コードを設定する
ためのディジットスイッチ又はＲＯＭのようなバイナリ
コード設定回路２２３と、 シフトレジスタ２２１の情報内容がパイオリコード設定
回路２２３の情報内容と一致したときに禁止信号を発生
する一致回路あるいは比較回路２２２と、一定時間、例
えば、０．６秒間禁止信号を出力するモノマルチバイブ
レータのごときタイマー回路１４０を含んでいる。

秘密コード発生回路２８０はキースイッチを有するダイ
ヤルパッド２８１と、秘密コードを発生するデコーダ２
８２を含んでいる。

禁止解除回路２３０は秘密コードを順次記憶するシフト
レジスタ２３３と、特定の秘密コードを設定するだめの
ディジットスイッチあるいはＲＯＭのようなバイナリコ
ード設定回路２３４と、シフトレジスタ２３３の情報内
容とコード設定回路２３４の情報内容が一致したときに
制御信号を発生する一致回路又は比較回路２３５と、シ
フトレジスタ２３３をリセットし、一定時間、例えば２
０秒間制御信号を出力するモノマルチバイブレータのご
ときタイマー回路２３６を含んでいる。

リレー２６０の接点には電話器１００の入力インピーダ
ンスに相当する抵抗Ｒを接続することが次に上述のごと
き構成を有する本実施例の回路動作について説明する〇 禁止回路２２０のコード設定回路２２３には特定の電話
番号、外国向は番号又は市外局番番号、例えば、００１
に相当するコードが内蔵され、且つ禁止解除回路２３０
のコード設定回路２３４にはブツシュ？タン２８１の特
定の番号、例えば、１２３番に相当する秘密コードが内
蔵されているものと仮定する。

（ａ）　　通常動作 ハンドセット３００が電話台に置かれている場合、駆動
回路２５０はオフの状態となっている。

通話のためにハンドセット３００が電話台から持ち上げ
られると、フックスイッチ１２０が閉状態となシミ話器
回路１００と電話線路１２６が接続される。

この場合、特定コードがシフトレジスタ２３３に入力さ
れないので、−数回路２３４はダート回路２４０に制御
信号を供給しない。従ってダート回路２４０の出力信号
は″Ｌ＃レベルになり１．駆動回路２５０はオフ状態を
保持する。

次に、ダイヤルナンバー１２４によ）所望の電話番号を
ダイヤルすると、ダイヤルされた電話番号の各桁に相当
するトーンダイヤル信号がコード発生回路２１０に入力
され、例えば、４ビツトのバイナリコードに変換される
。

この４ビツトのバイナリコードはシフトレジスタ２２１
に供給され、一致回路２２２によシ、コード設定回路２
２３の内容と比較される。シフトレジスタ２２ノの内容
がコード設定回路２２３の内容と一致しない場合は一致
回路２２２はｒ　−１回路２４０に禁止信号を出力しな
い。

このためリレー２６０の接点が開放状態を維持するので
、電話機は通話を禁止されることなく使用することがで
きる。

（ｂ）　　禁止動作 ハンドセット３００が電話台から持ち上げられて、通話
を禁止した電話番号、例えば、００１がダイヤルされる
と、シフトレジスタ２２１の内容がコード設定回路２２
３の内容と一致するので、一致回路２２２は“Ｈ”レベ
ルの禁止信号をダート回路２４０に出力する。この間、
禁止解除回路２３０の出力はｔｔ　Ｌ　７ルベルである
ので、駆動回路２５０が導通状態となシ、リレー３６０
がオン動作し、通話が禁止される〇 （ｅ）　　禁止解除動作 禁止された電話番号、例えば、００１で通話を行う場合
、ダイヤルパッド２８１によシ秘密コードに相当するダ
イヤル番号、例えば、１２３をダイヤルする。

この場合、秘密コードがシフトレジスタ２３３に供給さ
れ、コード設定回路２３４のコードと一致するので、一
致回路２３５約２０秒間“Ｈ＃レベルの制御信号をダー
ト回路２４０に供給する。次にハンドセット３００を電
話台から持ち上げ、禁止された電話番号を２０秒間の間
にダイヤルする。

これによυ、シフトレジスタ２２１の出力コードとコー
ド設定回路の禁止された電話番号に相当するコードが一
致するので、一致回路２２２は“ＨＩＩレベルの禁止信
号をダート回路２４０に出力するＯ ダート回路２４０の出力信号は°Ｌ″レベルとな）、駆
動回路２５０は非導通状態となる。

従って、リレー２６０の接点は開放状態となシ、禁止さ
れた電話番号をダイヤルしたのにもかかわらず通常の長
距離通話あるいは国際通話が可能となる。

以上、この発明による電話呼出し禁止回路をブツシュボ
タン式電話器に適用した実施例について説明したがダイ
ヤル式電話器に適用することもできる。

この場合は、コード発生回路２１０はダイヤル・ぐルス
を計数しバイナリコードに変換する機能を持てばよく、
フィルタ回路が不要となる。

以上説明したように、この発明による電話呼出し回路に
よシ、禁止解除のためのコードを知っている者だけが禁
止された電話番号で通話することが可能となる。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明によれば電話所有者の承
諾のない通話を自動的に防止することが可能となる。ま
た、この発明の電話呼出し禁止回路はＩＣ化によシシン
プルかつ小型化が可能であるので従来の卓上塑電話器内
にも容易に取付けることができる。

更に通話禁止のダイヤルナンバーは電話所有者によって
容易に変更が可能である。

又この発明の電話呼出し禁止回路は電話線路間に平列に
取付けることができるので、電話線路および電話器の改
造を全く必要としない利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による電話呼出し禁止回路およびブツ
シュボタン式電話器回路の概略図である。 第２図は電話線路に接続されたブツシュボタン式電話器
および電話呼出し禁止回路装置の外観図である。 １００・・・ブツシュボタン式電話器、２１０・・・コ
−ド発生回路、２２０・・・禁止回路、２３０・・・禁
止解除回路、２４０・・・ダート回路、２５０・・・駆
動回路、２６０・・・リレー、２７０・・・トランス、
２８０・・・秘密コード発生回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電話器の所有者の承諾なしに電話器が使用されることを
   禁止するための電話呼出し禁止回路であって、 前記電話器から電話線路に出力されるダイヤル信号を検
   出する検出回路と、 検出されたダイヤル信号をバイナリーコードに変換する
   コード発生回路と、 前記コード発生回路から禁止されたダイヤル番号に相当
   するバイナリコードが入力されたときに通話を禁止する
   ための禁止信号を発生する禁止回路と、 キー入力により特定コードを発生する秘密コード発生回
   路と、 前記秘密コード発生回路から前記特定コードが入力され
   ると所定期間制御信号を発生する禁止解除回路と、 前記禁止解除回路からの前記制御信号に応答して、前記
   禁止回路の前記禁止信号の通過を禁止するゲート回路と
   、 前記ゲート回路からの前記禁止信号に応答するスイッチ
   ング手段と、 前記スイッチング手段に制御されて、前記電話線路間を
   電気的に短絡させる手段と、 前記各回路に電力を供給する電源とを 有することを特徴とする電話呼出し禁止回路。