JPS5913160B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS5913160B2 JPS5913160B2 JP54084789A JP8478979A JPS5913160B2 JP S5913160 B2 JPS5913160 B2 JP S5913160B2 JP 54084789 A JP54084789 A JP 54084789A JP 8478979 A JP8478979 A JP 8478979A JP S5913160 B2 JPS5913160 B2 JP S5913160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heated
- temperature
- mounting plate
- heating chamber
- light receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は被加熱物の加熱状態を検知する機能を備えた高
周波加熱装置に関するもので、風味、香りの工い調理の
出来上りが期待できる装置を提供するものである。
周波加熱装置に関するもので、風味、香りの工い調理の
出来上りが期待できる装置を提供するものである。
５ 従来例の構成とその問題点
従来、被加熱物の加熱状態を検知する構成として、直接
感温素子を被加熱物に接触あるいは挿入して、その電気
的信号を金属性の導電体で加熱室外へ取り出すのが一般
的であった。
感温素子を被加熱物に接触あるいは挿入して、その電気
的信号を金属性の導電体で加熱室外へ取り出すのが一般
的であった。
しかしながら１０この構成は次の工うな種々の問題点が
あつた。１）感温素子の電気的信号を加熱室外に取出す
導電体は金属性物質であるから、加熱室内に供給される
高周波出力もこの導電体を伝わつて加熱室外へ漏洩し、
他の通信機器や人体に対しても１５悪影響を与える恐れ
がある。
あつた。１）感温素子の電気的信号を加熱室外に取出す
導電体は金属性物質であるから、加熱室内に供給される
高周波出力もこの導電体を伝わつて加熱室外へ漏洩し、
他の通信機器や人体に対しても１５悪影響を与える恐れ
がある。
（２）一般に導電体は柔軟性のある工うに作られている
場合が多いが、加熱室内で金属性物体を移動させると高
周波出力の分布が変化し、加熱むらの原因になる。
場合が多いが、加熱室内で金属性物体を移動させると高
周波出力の分布が変化し、加熱むらの原因になる。
２０（３）感温素子等を被加熱物に直接、接触ある（・
は挿入させたりするのは、面倒であるばかりか、被加熱
物の出来上りの美感を損うという大きな問題点がある。
は挿入させたりするのは、面倒であるばかりか、被加熱
物の出来上りの美感を損うという大きな問題点がある。
発明の目的
２５そこで、本発明は上記の従来の欠点を解消するもの
で、被加憎物に接触することなく被加熱物の加熱状態を
検知するとともに被加熱物の水分の流出を防止し、やわ
らか＜、風味、香りの工い調理のできる高周波加熱装置
を提供することを目的と３０する。
で、被加憎物に接触することなく被加熱物の加熱状態を
検知するとともに被加熱物の水分の流出を防止し、やわ
らか＜、風味、香りの工い調理のできる高周波加熱装置
を提供することを目的と３０する。
発明の構成
本発明では被加熱物ケ載置皿お工び覆体で包囲し、この
包囲空間内または包囲壁に感温素子を設けたので、被加
熱物が少量の場合でも、熱気を逃３５がすことがないの
で加熱効率が向上するばかりか、温度検知の症れもな＜
なり、さらに加熱後湿度が抜けてしまつて被加熱物がバ
サバサするという電子レンジ特有の欠点も解消する等の
きわめて大きな効果を発揮する。
包囲空間内または包囲壁に感温素子を設けたので、被加
熱物が少量の場合でも、熱気を逃３５がすことがないの
で加熱効率が向上するばかりか、温度検知の症れもな＜
なり、さらに加熱後湿度が抜けてしまつて被加熱物がバ
サバサするという電子レンジ特有の欠点も解消する等の
きわめて大きな効果を発揮する。
実施例の説明
以下本発明の一実施例について添付図面とともに説明す
る。
る。
図に訃いて、１は加熱室壁、２は加熱室で３は高周波出
力を発生させるマグネトロン、４は加熱室２に着脱自在
に設けた載置皿、５は被加熱物、６１１２．載置皿４の
被加熱物５ＶＣ．できるだけ近い個所に設けられた誘電
率の低い、例えばアルコール等の温度上昇に伴う膨張係
数のできるだけ大きな液体エリなる感温素子、７は電波
透過性の材料で作られた破加熱物５を覆うための覆体、
８は加熱室壁１の一部に設けられ、電波は通さないが、
光は透過する工うにした例えば打抜鋼板あるいは金属性
のメツシユエりなる透光窓、９は透光窓の補強と汚れを
防止するために設けられたガラス性の材料工りなる補強
板、１０は感温素子６の照明用に備えられた投光器、１
１は感幅素子６の反射光を検知する光電素子等の受光器
、１２は受光器１１を外部エリ移動させるための温度設
定器、１３は受光器１１と温度設定器１２の動作を連動
させるための連結糸、１４は受光器１１の移動案内金す
るガイド、１５は高周波出力を制御するリレーである。
力を発生させるマグネトロン、４は加熱室２に着脱自在
に設けた載置皿、５は被加熱物、６１１２．載置皿４の
被加熱物５ＶＣ．できるだけ近い個所に設けられた誘電
率の低い、例えばアルコール等の温度上昇に伴う膨張係
数のできるだけ大きな液体エリなる感温素子、７は電波
透過性の材料で作られた破加熱物５を覆うための覆体、
８は加熱室壁１の一部に設けられ、電波は通さないが、
光は透過する工うにした例えば打抜鋼板あるいは金属性
のメツシユエりなる透光窓、９は透光窓の補強と汚れを
防止するために設けられたガラス性の材料工りなる補強
板、１０は感温素子６の照明用に備えられた投光器、１
１は感幅素子６の反射光を検知する光電素子等の受光器
、１２は受光器１１を外部エリ移動させるための温度設
定器、１３は受光器１１と温度設定器１２の動作を連動
させるための連結糸、１４は受光器１１の移動案内金す
るガイド、１５は高周波出力を制御するリレーである。
上記構成″において、マグネトロン３の働きで加熱室２
に電波が供給され、この電波は覆体７を通過して被加熱
物５が加熱されるわけであるか、この被加熱物５の加熱
温度が最も速かに伝わる所は載置皿４であることは明白
で、中でも被加ＷＪ５と広い面積にお〜・て接触してい
る部分が最も被加熱物５と近い温度を測定できる個所で
、この部分に感温素子６を設けてある。
に電波が供給され、この電波は覆体７を通過して被加熱
物５が加熱されるわけであるか、この被加熱物５の加熱
温度が最も速かに伝わる所は載置皿４であることは明白
で、中でも被加ＷＪ５と広い面積にお〜・て接触してい
る部分が最も被加熱物５と近い温度を測定できる個所で
、この部分に感温素子６を設けてある。
この感温素子６は低誘電率の温度上昇に対する膨張係数
のできるだけ大きい液体が望ましく、また、工リ正確な
温度検知のためには、感環素子６と被加熱物５との間隔
はできるだけ近い方がよいことは明らかで、このために
、感温素子６は載置皿４の中に閉じ込めた構造になつて
いる。これによつて被加熱物５の温度上昇とともに、感
温素子６はアルコールの寒暖計と同じ工うに膨張し、そ
の液面が変位するわけである。この変位七、投光器１０
で照明し、検知体６よりの反射光を受光器１１で検知し
、その信号を適当な制御回路を通して、リレー１５を働
力・せて、電源を開路し、高周波出外の供給萄断つわけ
である。また、被加熱物５の種類ＶＣ．！Ｃつては、例
えば８０℃で調整できるものであれば、１００℃まで加
熱する必要のあるものもある。
のできるだけ大きい液体が望ましく、また、工リ正確な
温度検知のためには、感環素子６と被加熱物５との間隔
はできるだけ近い方がよいことは明らかで、このために
、感温素子６は載置皿４の中に閉じ込めた構造になつて
いる。これによつて被加熱物５の温度上昇とともに、感
温素子６はアルコールの寒暖計と同じ工うに膨張し、そ
の液面が変位するわけである。この変位七、投光器１０
で照明し、検知体６よりの反射光を受光器１１で検知し
、その信号を適当な制御回路を通して、リレー１５を働
力・せて、電源を開路し、高周波出外の供給萄断つわけ
である。また、被加熱物５の種類ＶＣ．！Ｃつては、例
えば８０℃で調整できるものであれば、１００℃まで加
熱する必要のあるものもある。
従つて、これら被加熱物５の種類に応じた温度まで加熱
するために、温度設定器１２によつて所望の温度目盛に
合わせると、これに連動した受光器１１が連結糸１３を
介してガイド１４に沿つて録動する。これで温度設定が
完了したわけで、あとは被加熱物５の温度上昇によつて
、上記設定温度に到達すれば自動的に高周波出力を遮断
する機構になつている。な訃、覆体７は、被加熱物５が
少量の時には載置皿４との熱容量の差も大きくなり感温
素子６ＶＣ．よる温度検知も遅れ気味になる恐れがある
ので、これを改善するために、被加ＷＪ５から発生する
熱せられた蒸気をできるだけ閉じこめて、載置皿４の温
度上昇を補うために設けたもので、この目的を果せるも
のならば、特に図面に示すような形状をしていなくても
例えばピニールの覆いを、載置皿４全体にかぶせてもよ
い。また、受光器１１と感温素子６との位置関係を確実
にするために、載置皿４の一部に脚部を設けこの脚部と
加熱室壁１の一部とが合致する工うな構造にするとより
正確な測定ができる。
するために、温度設定器１２によつて所望の温度目盛に
合わせると、これに連動した受光器１１が連結糸１３を
介してガイド１４に沿つて録動する。これで温度設定が
完了したわけで、あとは被加熱物５の温度上昇によつて
、上記設定温度に到達すれば自動的に高周波出力を遮断
する機構になつている。な訃、覆体７は、被加熱物５が
少量の時には載置皿４との熱容量の差も大きくなり感温
素子６ＶＣ．よる温度検知も遅れ気味になる恐れがある
ので、これを改善するために、被加ＷＪ５から発生する
熱せられた蒸気をできるだけ閉じこめて、載置皿４の温
度上昇を補うために設けたもので、この目的を果せるも
のならば、特に図面に示すような形状をしていなくても
例えばピニールの覆いを、載置皿４全体にかぶせてもよ
い。また、受光器１１と感温素子６との位置関係を確実
にするために、載置皿４の一部に脚部を設けこの脚部と
加熱室壁１の一部とが合致する工うな構造にするとより
正確な測定ができる。
発明の効果
以上の工うに本発明Ｖｃ．工れば次の効果を得ることが
できる。
できる。
（１）被加熱吻を載置皿卦Ｌび覆体で包囲し、包囲壁に
感温素子を設けたので、被加熱物が少量の場合でも、熱
気を逃がすことがないので加熱効率が向上するばかりか
、温度検知の遅れもなくなり、さらに加熱後湿度が抜け
てしまつて被加熱物がパサパサするという電子レンジ特
有の欠点も解消することができる。
感温素子を設けたので、被加熱物が少量の場合でも、熱
気を逃がすことがないので加熱効率が向上するばかりか
、温度検知の遅れもなくなり、さらに加熱後湿度が抜け
てしまつて被加熱物がパサパサするという電子レンジ特
有の欠点も解消することができる。
（２）被加熱物（食品）の周囲の空気を覆体内に密閉状
態に閉じ込めて食品の加熱とともに空気も加熱するので
、食品の表面の調理をきわめて早く進めることができ、
食品の表面に皮を形成したのと同様の状態となる。
態に閉じ込めて食品の加熱とともに空気も加熱するので
、食品の表面の調理をきわめて早く進めることができ、
食品の表面に皮を形成したのと同様の状態となる。
したがつて食品の内部からのジユーズ分の流出を防止す
ることができ、やわらかい水分の多い美味な調理が可能
となる。（３）たとえ食品から少量のジユーズ分が出て
も覆体内に閉じ込めるので、加熱に伴なつてジユーズ分
が蒸発し、食品を包んでしまうので、風昧、香りなど調
理の出来上りの味も良好となる。
ることができ、やわらかい水分の多い美味な調理が可能
となる。（３）たとえ食品から少量のジユーズ分が出て
も覆体内に閉じ込めるので、加熱に伴なつてジユーズ分
が蒸発し、食品を包んでしまうので、風昧、香りなど調
理の出来上りの味も良好となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の概略図
である。 ４・・・・・・載置皿、６・・・・・・感温素子、１０
・・・・・・投光器、１１・・・・・・受光器、１２・
・・・・・温度設定器。
である。 ４・・・・・・載置皿、６・・・・・・感温素子、１０
・・・・・・投光器、１１・・・・・・受光器、１２・
・・・・・温度設定器。
Claims (1)
- １ 被加熱物を収容する加熱室と、この加熱室に供給す
る高周波出力を発生させる高周波発振器と、この加熱室
内で被加熱物を載置する載置皿と、前記載置皿上に位置
して前記被加熱物を包囲する電波透過性の覆体と、被加
熱物の温度を検知するとともに誘電率の低いかつ温度上
昇に伴う膨張係数のできるだけ大きな液体よりなる感温
素子と、前記感温素子に光をあてる投光器と、前記感温
素子よりの光を検知しかつ温度設定器の設定動作に連動
してガイド等に沿つて所定状態に設定される受光器と、
前記温度設定器と受光器を連動させる連結糸等の連動手
段と、前記受光器からの信号により高周波発振回路を開
閉するリレーとを備え、前記被加熱物は前記覆体により
開閉自在に包囲され、かつ、前記感温素子は前記載置皿
内に配設してなる高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54084789A JPS5913160B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54084789A JPS5913160B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5524390A JPS5524390A (en) | 1980-02-21 |
| JPS5913160B2 true JPS5913160B2 (ja) | 1984-03-28 |
Family
ID=13840458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54084789A Expired JPS5913160B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913160B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6086159U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-13 | トヨタ車体株式会社 | ヘツドレストの取付構造 |
| US10868453B2 (en) | 2018-02-19 | 2020-12-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Rotor of rotating electric machine |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491881U (ja) * | 1972-04-05 | 1974-01-09 |
-
1979
- 1979-07-03 JP JP54084789A patent/JPS5913160B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491881U (ja) * | 1972-04-05 | 1974-01-09 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6086159U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-13 | トヨタ車体株式会社 | ヘツドレストの取付構造 |
| US10868453B2 (en) | 2018-02-19 | 2020-12-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Rotor of rotating electric machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5524390A (en) | 1980-02-21 |
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