JPS59131364A - 弁体付カテ−テル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■　発明の背景 技術分野 本発明は、血管カテーテル、尿道管カテーテル、他の一
般的なカテーテルに適用されて好適な弁体付カテーテル
に関する。

先行技術 一般に、カテーテルの通路には、カテーテルを体内の各
器管に導入案内するためのガイドワイヤ。

カテーテルを介して各器管に薬剤等を注入するための注
入器、カテーテルを介して容器管の体液を取り出し可能
とする採取器等が挿入可能とされている。

例えば、血管カテーテルはガイドワイヤを用いたセルジ
ンゴー法によって血管内に導入可能とされている。すな
わち、セルジンゴー法は、内針を挿通された中空針が皮
ｒｆ４’ｆ：貫通して血管内に導入され、その後門針を
除去された中空針内にガイドワイヤを挿通し、その後中
空針を除去した後、先端開口のカテーテルをガイドワイ
ヤに嵌装し、そのカテーテルをガイドワイヤに沿って案
内しつつ血管内に導入可能としている０また。このよう
に血管内、に導入されたカテーテルを用いて血管造影を
行う場合には、ガイドワイヤをカテーテルから除去した
後、カテーテルの基端開口に接続される注入器によって
血管造影剤が注入され、血管内の所望位置にその血管造
影剤を供給可能としている０しかしながら、上記のよう
な血管カテーテルなガイドワイヤの案内下で血管内に導
入する場合には、カテーテルの基端開口におけるガイド
ワイヤとの間隙からの血液漏れにともなう血液損失を避
けることができない。また、カテーテルを複雑に屈曲す
る血管内に導入するために、各徨先端屈曲形状のガイド
ワイヤを交換使用し、もしくはカテーテル内への血管造
影剤の注入に際し、カテーテルからガイドワイヤを除去
する場合にはカテーテルの゛基端開口からより多量の血
液流出を生ずる虞れがある。なお、血管カテーテル以外
のカテーテルの使用時にも、その基端開口から体液を流
出させる虞れがあり、妥当でない。

■　発明の目的 本発明は、棒状物を挿通用能とするカテーテル通路の基
端開口からの体液流Ｉ＋！火確実に防止可能とする弁体
付カテーテルを提供することｔ目的とする。

■　発明の構成 上記目的を達成するために、本発明に係る弁体付カテー
テルは、カテーテル通路の基端開口に。

棒状物を液密状態で挿通可能とするとともに、該棒状物
の非挿通時には閉鎖する弁体な取り付けてなるようにし
たものである０ また１本発明に係るうＰ体性カテーテル内は、前記弁体
がその一方の端■にのみ開口する第１の切り込みと、そ
の他方の端面にのみ開口する第２の切り込みを備え、該
第１の切り込みと該第２の切り込みをその内部において
交差するようにしたものである。

また、本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体が、
柔軟弾性物質からなるようにしたものである。

また、本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体の第
１の切り込みが、相互に交差する複数の切り込み力）ら
なり、前記第２の切り込みが、相互に交差する複数の切
り込みからなり、該第１の切り込みと該第２の切り込み
は弁体内部の単一位置において交差するようにしたもの
である。

また、本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体の第
１の切り込みが、相互に交差しない複数の切り込みから
なり、前記第２の切り込みが、相互に交差しない複数の
切り込みからなり、該第１の切り込みと該第２の切り込
みは弁体内部の複数位置において交差するようにしたも
のである。

また、本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体の端
面が、凸状とされるようにしたものである。

また、本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体が、
カテーテルの基端部に着脱ｉ５］能とされるようにした
ものである。

■　発明の詳細な説明 第１図は本発明の一実施例に係る弁体付カテーテルを示
す断面図、第２図はその要部を取り出して示す断面図で
ある。この実施例において１升体１０は、プラグ１１と
プラグ１１の一方の端部に嵌着されるキャップ１２との
間に、挾持されている。プラグ１１は、血管カテーテル
２００基端部を棺観するハブ２１のテーパ状開口内面２
２に着脱可能とされるテーバ状嵌着外面１３を備えると
ともに、血管カテーテル２０の通路２３に連通する通路
１４を備えている。また、キャラ７’１２は、通路１５
を備えている。なお、３０はガイドワイヤを示している
。

弁体１０は、シリコンゴム、ウレタンゴム、フッ素イム
等の合成ゴム、もしくは天然ゴムその他の柔軟弾性物質
から形成されている。

ここで、弁体１０には、稟３図（４）ないしくＣ）に示
すように、一方の端面にのみ開口する第１の切り込み１
７と、他方の端面にのみ開口する第２の切り込み１８が
刻設され、第１の切り込み１７と第２の切り込み１８は
弁体１０の内部において交差している。すなわち、第１
の切り込み１７と第２の切り込み１８は、距離りをなす
交差部１９を形成しており、したがってガイドワイヤ３
０等の棒状物は、弁体１０の弾性変形下で第１の切り込
み１７、第２の切り込み１８およびそれらの交差部１９
を通過可能とされている。

第４図は、弁体１０にガイドワイヤ３０等の棒状物を挿
入する場合における第１の切り込み１７および第２の切
り込み１８の変形方向を示す説明図であり、第５図は弁
体１０にガイドワイヤ３０等の棒状物を挿入した場合に
おける第１の切り込み１７および第２の切り込み１８の
開口形状を示す説明図である。弁体１０をその軸方向に
おいて特徴的な３部分、すなわち第１の切り込み１７の
みが存在する部分、交差部１９が存在する部分、第２の
切り込み１８のみが存在する３部分にスライスすると、
第４図の（１）に示すような１０ＡないしＩＯＣの３部
分となる。もし、弁体１０が上記１０Ａないし１０Ｇに
示すような３個の別部分を重ね合わせただけのものであ
れば、ガイドワイヤ３０等の棒状物を挿入しようとする
場合における各切り込み１７．１８の変形方向は第４図
の（２）に矢印で示す状態となり、その挿入後における
各切り込み１７，１８の開口形状は第５図の（１）で示
す状態となる。ところが５升体１０は本来一体のもので
あることから、各スライス部分は隣接する他の部分の影
響を受け、ガイドワイヤ３０等の棒状物を挿入しようと
する場合における各切り込み１７゜１８の変形方向は第
４図の（８）に矢印で示すように弁体１０の内部でその
軸方向に関して連続的に変化し、またその挿入後におけ
る各切り込み１７゜１８の開口形状は第５図の（２）で
示す状態となる。

すなわち、弁体１０に挿入されるがイドワイヤ３０等の
棒状物の周囲は、その外径が比較的小なる外径である場
合にも、比較的大なる外径である場合にも、各切り込み
１７．１８によって間隙なく軸方向に関して連続的に押
さえられる。ここで弁体１０は前述のように柔軟弾性物
質によって形成されていることから、各切り込み１７．
１８はガイドワイヤ３０等の棒状物の外周部に密着状態
で面接触し、ガイドワイヤ３０等の棒状物と弁体１０と
は確実な液密状態を形成する。なお、第１の切り込み１
７と第２の切り込み１８の交差部１９がなす距離りは、
弁体１０に挿入されるガイドワイヤ３０等の棒状物の最
大外径に応じて定められる。

■　発明の具体的作用 以上、上記実施例に係る弁体付カテーテルの作用につい
て説明する。まず１升体１０および血管カテーテル２０
の使用に先立ち、内針を挿通された中空針が皮膚を貫通
して血管内に導入され、その後内針を除去された中空針
内にガイドワイヤ３０を挿通し、その後中空針を除去ｌ
−てガイドワイヤ３０を残留せしめる。次いで、弁体１
０を備えたプラグ１１を血管カテーテル２０のハゲ２１
に嵌着した状態で、血管カテーテル２０の通路２３内に
ガイドワイヤ３０を嵌装し、血管カテーテル２０をガイ
ドワイヤ３０に案内させつつ血管内［４人する。このよ
うに、血管カテーテル２０がガイドワイヤ３０による案
内下で血管内に導入されると、血管カテーテル２００通
路２３内には、血管内の血液が流入するものの、血管カ
テーテル２００基端部に備えられているハゲ２１には、
弁体１０を備えるプラグ１１が区着され、弁体１０の第
１の切り込み１７および第２の切り込み１８は閉鎖状態
にあることから、血液が血管カテーテル２００基端開口
から外部に流出することがない。なお。

弁体１０は、各切り込み１７．１８が他方の端面にまで
開口していないので、弁体１０の端面に作用する血液の
圧力に対する耐圧性が高く、血液の圧力によって変形す
ることのない安定した閉鎖状態を維持する。

血管カテーテル２０の上記血管内への導入が進行すると
、第１図に示すように、血管カテーテル２００基端開口
に取り付けられている弁体１０がガイドワイヤ３０の外
方１ｉ１１１端部ヲ貞通ずるものの、弁体１０の谷切り
込み１７．１８はガイドワイヤ３０の周囲に間隙な（面
接触する状態で密着し、液密状態を維持（−１ｆｆｎｉ
の漏れを防止する。

このようにして、血管カテーテル２０の先端部が、血管
内の所定位置に達すると、ガイドワイヤ３０が血’ｉｆ
ｆカテーテル２０の通路２３Ｄ）ら撤去される。なお、
ガイドワイヤ３０を血管カテーテル２０から撤去する場
合には、ガイドワイヤ３０が弁体１０の各切り込み１７
．１８から抜かれると同時に、各切り込み１７．１８は
完全な閉止状態を形成し、血液の流出を防止する。ここ
で、弁体１０の谷切り込み１７．１８は、弁体１０のそ
れぞれ一方の端面にのみ開口されるものであるから、ガ
イドワイヤ３０の撤去時における閉鎖状態への復元力が
強く、また他方の端面側に逆開動作することがない。ま
た、ガイドワイヤ３０が血管カテーテル２００通路２３
から撤去され、血管カテーテル２０のみが血管内に留置
されている間、弁体１０は、各切り込み１７．１８ｖそ
れぞれ完全に閉鎖し。

血液の流出を防止する。

次いで、血管内に血管カテーテル２００通路２３乞介し
て血管造影剤を注入すべ（、血管造影剤の注入器先端に
備えられている注入チップが弁体１０を貫通して血管カ
テーテル２００通路２３内に挿通せしめられ、血管カテ
ーテル２００通路２３内に血管造影剤が注入される。こ
のように、注入器の注入プラグが弁体１０を貫通する場
合には、弁体１０の各切り込み１７．１８が注入チップ
の周囲・に間隙な（面接触する状態で密着し、液密状態
を維持し、血液の漏れを防止する。また、注入器の注入
チップが弁体１０から撤去される場合にも。

弁体１０の各切り込み１７．１８は直ちに完全な閉止状
態を形成し血液の流出を防止する。なお、弁体１０の谷
切り込み１７．１８は、挿入される棒状物が比較的小な
る外径である場合にも、比較的大なる外径である場合に
も、棒状物の周囲に間隙なく面接触する状態で密着する
ことから外径の異なるガイドワイヤ３０および注入器の
注入チップの両者に液密状態で密着可能である０ 上記血管造影剤の注入が完了すると弁体１０から注入器
の注入チップが撤去され、ガイドワイヤ３０が再度弁体
１０およびカテーテル２０内に挿通され、挿通されたガ
イドワイヤ３０Ｖｃよる案内下で血管カテーテル２０と
ガイドワイヤ３０が血管から除去され、血管造影の全作
業を終了する０なお、上記実施例は、血管造影用カテー
テル２００基端開口に弁体１０を取り付けてなる弁体付
カテーテルについて説明したが、本発明に係る弁体付カ
テーテルは尿道カテーテル等、他のカテーテルにも適用
可能である。

また、上記実施例は、弁体１０７ａｌ−プラグ１１に保
持し、プラグ１１を血管カテーテル２０のハシ２１に着
脱可能としたので、弁体１０およびプラグ１１を血管カ
テーテル２０のハブ２１から取り外すことにより、ガイ
ドワイヤ３０を除去した血管カテーテル２０に、弁体１
０の各切り込み１７゜１Ｂが形成する最大開口領域より
大なる外径の注入器の注入部を直接的に装着することが
可能である。しかしながら、弁体１０を着脱自在とする
必要がなければ、弁体１０は血管カテーテル２０の基端
開口に１例えばハブ２１に直接的に、固定状態で取り付
けるものであってもよい。

第６図（４）および（６）は本発明における弁体の第１
変形例を示す説明図である。この弁体４０においては、
第１の切り込み４１が相互に交差する切り込み４１Ａ、
４１Ｂからなり、第２の切り込み４２が、相互に交差す
る切り込み４２Ａ、４２Ｂからなり、第１の切り込み４
１と第２の切り込み４２は弁体４０内部の単一位置にお
いて交差せしめられている。この弁体４０によれば、谷
切り込み４１゜４２０長さを比較的短くする状態下で、
各切り込み４１．４２の変形能を大とすることが可能と
なり。

比較的小型形状の弁体４０に比較的外径の大なる棒状物
をも挿通することが可能となる。

第７図（４）および［Ｆ］）は本・発明における弁体の
第２変形例ケ示１−説明図である。この弁体５０におい
ては、第１の切り込み５１が、相互に交差しない切り込
み５１Ａ、５１Ｂ、５１Ｇからなり、第２の切り込み５
２が、相互に交差しない切り込み５２Ａ。

５２日、５２Ｃからなり、第１の切り込み５１と第２の
切り込み５２が弁体５０内部の９位置において交差して
いる。したがって、この弁体５０によれば、同時に最大
で９本の棒状物を挿通保持することが可能となる。

第８園内および（Ｂ）は本発明における弁体の第３変形
例を示す説明図である。この弁体６０は、第１の切り込
み６１および第２の切り込み６２を有し、各端面６３，
６４が凸状とされている。したがって、この弁体６０を
用いたカテーテルの基端開口封止構造によれば、弁体６
０の端部に作用する血液圧力が弁体６０の中心部を指向
することとなり、弁体６０の閉鎖状態および棒状物に対
する液密状態をより確実に形成することが可能となる。

第９図は本発明における弁体の第４変形例ン用いた弁体
付カテーテルを示す説明図である。この第４変形例が、
前記第１図に示した実施例と異なる点は、前記実施例に
おける弁体１０に代わり、一対の第１弁体７１と第２弁
体７２を用いた点にある。第１０図に示すように、第１
弁体７１は、その中心部に円形間ロア１Ａを有し、棒状
物を挿通する状態下で−の血液漏れを防止１１能とし、
第２弁体７２は、その中心部にスリン）７２Ａを有し。

棒状物を挿通しない状態下での血液の流出ン防止可能と
している。したがって、このような第１弁体７１および
第２弁体７２かもなる一組の弁体な用いる弁体付カテー
テルによる場合にも、棒状物を挿通ｂ］能とするカテー
テル通路の基端開口からの体液流出を確実に防止するこ
とが可能となる。

■　発明の具体的効果 以上のように、本発明に係る弁体付カテーテルは、カテ
ーテル通路の基端開口に、棒状物を液密状態で挿通可能
とするとともに、該棒状物の非挿通時には閉鎖する弁体
を取り付けるようにしたものである。したがって、棒状
物を挿通あるいは除去する際にカテーテル通路の基端開
口からの体液流出を確実に防止することが可能となる。

また、本発明に係る弁体付力°チーチルは、前記弁体が
、その一方の端面にのみ開口する第１の切り込みと、そ
の他方の端面にのみ開口する第２の切り込みを備え、該
第１の切り込みと該第２の切り込みをその内部において
交差させるようにしたので広範囲にわたる多種外径の棒
状物をカテーテル通路に液密状態で挿通保持して血液漏
れを確実に防止し、且つ棒状物をカテーテル通路から急
激に引き抜く場合における血液流出を確実に防止し、さ
らに単一の弁体な備えることによってその構造を単純化
することが可能となる。

また、本発明に係る弁体付力チーチルは、前記弁体を、
柔軟弾性物質からなるものとすることにより、弁体の各
切り込みが、棒状物の外周部に密着状態で面接触し、弁
体と棒状物との液密状態を確実化することが可能となる
０ また、本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体の第
１の切り込みを、相互に交差する複数の切り込みからな
るものとし、前記第２の切り込みを、相互に交差する複
数の切り込みからなるものとし、該第１の切り込みと該
第２の切り込みを弁体内部の単一位置において交差する
ことにより、各切り込みの切り込み長さを比較的短（す
る状態下で、各切り込みの変形能を犬とすることが可能
となり、比較的小型形状の弁体に比較的外径の大なる棒
状物ケも挿通保持することが可能となる０また１本発明
に係る弁体付カテーテルは、前記弁体の第１の切り込み
を、相互に交差しない複数の切り込みからなるものとし
、前記第２の切り込みを、相互に交差しない°複数の切
り込みからなるものとし、該第１の切り込みと該第２の
切り込みを弁体内部の複数位置において交、差させるこ
とにより、弁体に対する棒状物の挿通位置を複数形成し
、同時に複数の棒状物を弁体に挿通することが可能とな
る。

また１本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体の端
面を凸状とすることにょシ、弁体の端面に作用する血液
圧力を弁体の中心部に指向させ。

弁体の閉鎖状態および棒状物に対する液密状態をより確
実に形成することが可能となる。

また、本発明に係る弁体付カテーテルは、前記弁体を、
カテーテルの基端部に着脱可能とすることによシ、弁体
を除去したカテーテルの基端部に、弁体の各切り込みが
形成する開口領域よシ大なる寸法の連結器具を直結する
ことがａＪ能となる０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る弁体付カテーテルを示
す断面図、第２図は第１図の要部を取シ出して示す断ｒ
Ｉｎ図、第３図（４）は第１図における弁体な取シ出し
て示す斜視図、第３図（５）は同弁体を示す平面図、第
３図（Ｃ）は同弁体を示す側面図、第４図は弁体に設け
た各切シ込みの変形方向を示す説明図、第５図は弁体に
設けた谷切シ込みの開口形状を示す説明図、第６図（４
）は本発明における弁体の第１変形例を示す平面図、第
６図（Ｂ）は第６図（２）の側面図、第７園内は本発明
における弁体の第２変形例を示す平面図、第７図（Ｂ）
は第７図（４）の側面図、第８図（４）は本発明におけ
る弁体の第３変形例を示す千面肉、第８図（Ｂ）は第８
図（４）の側面図、第９図は本発明における弁体の第４
変形例を示す断面図、第１０図は第９図の弁体な取シ出
して示す斜視図である。 １０．４０，５０，６０，７１．７２・・・弁体、１７
、４１．５１．６１・・・第１の切り込み。 １８．４２，５２．６２・・・第２の切シ込み、１９・
・・交差部、２０・・・血管カテーテル、２１°°・ハ
ブ、２３・・・通路、３０・・・ガイドワイヤ、４１Ａ
、４１８．４２Ａ、４２８．５１Ａ、５１８．５１Ｃ。 ５２Ａ、５２８．５２Ｇ・・・切シ込み、６３，６４°
“端面。 特許出願人　テルモ株式会社 代　理　人　弁理士　　塩　川　　修　治第６図 （Ａ）　　　　　　　（Ｂ） 第９図 第１０図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　カテーテル通路の基端開口に、棒状物な液密
   状態で挿通口」能とするとともに、該棒状物の非挿通時
   には閉鎖する弁体を取付けたことを特徴とする弁体付カ
   テーテル。 （２）前記弁体が、その一方の端面にのみ開口する第１
   の切り込みと、その他方の端面に、のみ開口する第２の
   切り込みを備え、該第１の切り込みと該第２の切り込み
   をその内部において交差させている特許請求の範囲第１
   項に記載の弁体付カテーテル。 （８）前記弁体が、柔軟弾性物質ρ・らなる特許請求の
   範囲第１項または第２項に記載の弁体付カテーテル。 （４）前記第１の切り込みが、相互に交差する複数の切
   り込みからなり、前記第２の切り込みが、相互に交差す
   る複数の切り込みからなり、該第１の切り込みと該第２
   の切り込みは弁体内部の単一位置において交差している
   特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の
   弁体付カテーテル０ （５）前記第１の切り込みが、相互に交差しない複数の
   切り込みからなり、前記第２の切り込みが、相互に交差
   しない複数の切り込みからなり、該第１の切り込みと該
   第２の切り込みは弁体内部の複数位置において交差して
   いる特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記
   載の弁体付カテーテル。 （６）前記弁体の端面が、凸状とされる％許請求の範囲
   第１項ないし第５項のいずれかに記載の弁体付カテーテ
   ル。 （７）前記弁体が、カテーテルの基端部に着脱用能とさ
   れる特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記
   載の弁体付カテーテル。