JPS59130755A - 自動車の屋根に構造物を取付ける方法ならびに装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車の屋根にＩ？Ｉｊ造物を取付ける新
規な方法ならび装置に関するものである。

従来、自動車の屋根に構造物、たとえば、選挙用の看板
、スピーカ等を取付りる時は、いわゆるルーフラックを
利用していた。しかるに、このルーフラックは荷重が数
点に限定をされ、かつ、機械的な取付【プを行うから、
自動車を損傷、外観をそこねる事が多かった。この発明
は、上記欠点を解消し、きわめて堅固かつ、安定な取付
（プ方法ならびに、そのための装置を提供するものであ
る。

以下図面に示す実施例について、その詳細を説明する。

第一図はこの発明を実施した自動車の側面図であり、箱
型自動車１の屋根２の形状に沿う船型の椀状部材３を備
え、第２図の椀状部材３の開口内縁４に合成樹脂性の軟
質部材５を隙間なく連続してはり巡らせて、自動車”１
の屋根２に気密にかぶせる。そして自動車１の屋根２と
椀状部材３によって形成される空間６の空気を排出づ−
ることによって、自動車１の屋根２に椀、状部材３など
の構造物が取付けられている。

この椀状部材３の後端間口繰返（に空気排出口７が設【
プられ、この空気排出ロアに空気開閉弁８と中空バイブ
９を介して空気排出装置１０が連結されている。この空
気排出装置１０は、第３図にその断面図を示すように、
自動車１の排気管１１に連結されていて、排気圧を利用
して空気を排出するようになっている。

まず椀状部材３を自動車１の屋根゛２にかぶせて、空気
排出ロアと空気排出装置１０を中空パイプって連結し、
自動車１のエンジンをスタートさせると、排気ガスの排
気圧によって屋根２と椀状部材３との間の空気が排出さ
れて真空状態に近ずいて相互に吸引力が働き、椀状部材
３が屋根２に取付けられている。この後、空気開閉弁８
を閉じてお″（）ば軟質部材５によって気密が保たれ椀
状部材３は屋根２に保持される。

次に、自動車１のエンジンを停止して、空気開閉弁８を
開くと、椀状部材３と屋根２どの間の負圧状態が解かれ
て、椀状部材３が取外される。

この椀状部材３の荷重は、自動車１の屋根２の周辺部に
均一にかかるから、比較的重い構造物であっても、屋根
２を損傷したりすることなく、十分な強度で取り付けら
れる。屋根２に取付りられた椀状部材３には、拡声器１
２を取付けたり、増幅器１３を収容したり、またそのま
まボートとして利用したりすることができる。軟質部材
５は気密材として、また緩衝材として作用する。

さらに、椀状部材３は、自動車１の走行中の空気抵抗も
小さいし、断熱・断冷月としても作用する。

上述のように、この考案によれば、自動車の屋根に構造
物を簡単に取付けることができ、比較的重い構造物でも
屋根を傷めたりすることなく均一な荷重で確実に保持す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施した自動車の側面図、第２図は
第１図の椀状部材（構造物）の横断面図、第３図は第１
図の空気排出装置の断面図である。 １・・・自動車、２・・・屋根、３・・・椀状部材（構
造物〉、４・・・開口内縁、５・・・軟質部材、６・・
・空間、７・・・空気排出口　、１０・・・空気排出装
置。 特許出願人　東亜特殊電機株式会社 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車の屋根の形状に沿う椀状部材を備え、この
   椀状部材の開口内縁に軟質部材を形成し、自動車の屋根
   に気密にかぶせ、自動車の屋根と椀状部材によって形成
   される空間の空気を排出する事を￥ｆ′＃Ｉとする自動
   車の屋根に構造物を取り付ける方法。
2. （２）自動車の屋根の形状に沿う椀状部材の１部に、空
   気排出口を設け、この椀状部材の開口内縁に形成された
   軟質部材をもって、自動車の屋根に当設することを特徴
   とする自動車の屋根に構造物を取イ」りる装置。