JPS5913049B2 - インライン型フロ−コントロ−ル弁 - Google Patents
インライン型フロ−コントロ−ル弁Info
- Publication number
- JPS5913049B2 JPS5913049B2 JP12599277A JP12599277A JPS5913049B2 JP S5913049 B2 JPS5913049 B2 JP S5913049B2 JP 12599277 A JP12599277 A JP 12599277A JP 12599277 A JP12599277 A JP 12599277A JP S5913049 B2 JPS5913049 B2 JP S5913049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- pressure
- spring
- flow control
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Flow Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、油圧シリンダなどに使用されているインラ
イン型フローコントロール弁に関する。
イン型フローコントロール弁に関する。
一般に、インライン型フローコントロール弁を製作する
場合、弁本体内に圧力補償用のばねを収納するスペース
が十分に取れず、これを満足するためには弁本体が大形
化する欠点があつた。すなわち、上記ばねのばね定数に
は(1)式によつて与えられ、−(ハ ただし、 G:横弾性係数 d:材料の直径 Na:有効巻数 D:コイル平均径 5 また、ねじり応力τ。
場合、弁本体内に圧力補償用のばねを収納するスペース
が十分に取れず、これを満足するためには弁本体が大形
化する欠点があつた。すなわち、上記ばねのばね定数に
は(1)式によつて与えられ、−(ハ ただし、 G:横弾性係数 d:材料の直径 Na:有効巻数 D:コイル平均径 5 また、ねじり応力τ。
は(2)式によつて与えられる。τ0=−(2)πd3
ただし
P:ばねにかかる荷重
10上記(1)式と(2)式とを整理すれば(3)式が
得られる。
得られる。
G(巴” 、に■ 8 ・;債 (3)
ところで、材料及び流体圧損力等が決定されれば15G
、P、τoは一定となる。
、P、τoは一定となる。
すなわち、には1 に比例することになる。したがつて
、圧力補償用ばねの特性としては、圧力補償用のスプー
ル又はメタリングオリフィス20がある程度移動しても
、ばねの力が余り変わらないように設計されなければ圧
力補償特性が悪くなるのでにの値は小さい方が望まれる
。
、圧力補償用ばねの特性としては、圧力補償用のスプー
ル又はメタリングオリフィス20がある程度移動しても
、ばねの力が余り変わらないように設計されなければ圧
力補償特性が悪くなるのでにの値は小さい方が望まれる
。
すなわち、(3)式よりにの値を小さくするにはNa及
びDの値を大きくしなければならない。しかし、Naの
値χ を大きくするには全圧縮長さが長くなり広い収納
スペースを必要とする。また、余り長いばねを設計する
とバックリングを生ずるため、ばねの設計には限界があ
る。さらにDの値を大きくすれば弁本体の外径寸法が大
きくなる欠点があつた。30この発明はかかる欠点を除
くため、有効巻数及びコイル平均径の値を従来通りにし
たばね定数の大きい圧力補償用ばねを用い、これに上記
ばね足数を補償するプッシュロッド、ばね系を付加し、
これによつて圧力補償特性を向上させうることを35特
徴とするインライン型フローコントロール升を提案する
ものである。
びDの値を大きくしなければならない。しかし、Naの
値χ を大きくするには全圧縮長さが長くなり広い収納
スペースを必要とする。また、余り長いばねを設計する
とバックリングを生ずるため、ばねの設計には限界があ
る。さらにDの値を大きくすれば弁本体の外径寸法が大
きくなる欠点があつた。30この発明はかかる欠点を除
くため、有効巻数及びコイル平均径の値を従来通りにし
たばね定数の大きい圧力補償用ばねを用い、これに上記
ばね足数を補償するプッシュロッド、ばね系を付加し、
これによつて圧力補償特性を向上させうることを35特
徴とするインライン型フローコントロール升を提案する
ものである。
以下この発明の一実施例を図面について説明する。
内側弁本体1の基端部に流入口2、中央部に内孔3及び
先端突出部に貫通孔4を設け、かつ円筒形の外側弁本体
5の基端部に流出口6を設け、該外側弁本体5の先端部
より内側弁本体1の先端部を内挿して外側弁本体5の先
端部をOリング7を介して内側弁本体1の基端部に緊密
に螺合し、内側弁本体1の外周面と外側弁本体の内周面
との間に流出口6に通じる通路8を形成し、かつ内側弁
本体1の基端部側の同一円周上に通路8VC通じる複数
の貫通孔9を設ける。そして、内側弁本体の内孔3VC
左端壁中央にオリフイス部10aを有するメタリングオ
リフイス10を摺動自在に内嵌し、該メタリングオリフ
イス10の外周面r環状溝11を設けると共に、環状溝
11上に貫通孔9に通じる複数の貫通孔12を設ける。
上記メタリングオリフイス10は圧力補償ばね13によ
り内孔3の左端に固定されたリテーナ14に押圧されて
いる。上記圧力補償用ばね13の両端にはアダプタ15
,16が設けられ、メタリングオリフイス側のアダプタ
15に貫通孔17を設ける。また他方のアダプタ16は
内側弁本体の貫通孔4より摺動自在に挿入された圧力補
償用のブツシユロツド18によつて左方へ押圧され、該
ブツシユロツド18は内側弁本体1の先端突出部に摺動
自在に嵌合せしめたアダプタ19に取付けられ、該アダ
プタ19は圧力補償用のばね20により内側弁本体1の
先端突出部に押圧されている。なお、上記アダブタ16
及び19には油圧油抜き用の貫通孔21及び22が設け
られている。上記構造よりなるフローコントロール弁に
おいて、流入口2より流入した油圧油はメタリングオリ
フイス10のオリフイス部10aで絞られ、その圧力を
1次圧P,から中間圧P,,に減じて貫通孔17を経て
内孔3のアダプタ15,16間に流人するとともに、大
部分は貫通孔9と貫通孔12とで形成される流路1aを
通り、通路8を経て外側弁本体5の流出口6へ流れる。
先端突出部に貫通孔4を設け、かつ円筒形の外側弁本体
5の基端部に流出口6を設け、該外側弁本体5の先端部
より内側弁本体1の先端部を内挿して外側弁本体5の先
端部をOリング7を介して内側弁本体1の基端部に緊密
に螺合し、内側弁本体1の外周面と外側弁本体の内周面
との間に流出口6に通じる通路8を形成し、かつ内側弁
本体1の基端部側の同一円周上に通路8VC通じる複数
の貫通孔9を設ける。そして、内側弁本体の内孔3VC
左端壁中央にオリフイス部10aを有するメタリングオ
リフイス10を摺動自在に内嵌し、該メタリングオリフ
イス10の外周面r環状溝11を設けると共に、環状溝
11上に貫通孔9に通じる複数の貫通孔12を設ける。
上記メタリングオリフイス10は圧力補償ばね13によ
り内孔3の左端に固定されたリテーナ14に押圧されて
いる。上記圧力補償用ばね13の両端にはアダプタ15
,16が設けられ、メタリングオリフイス側のアダプタ
15に貫通孔17を設ける。また他方のアダプタ16は
内側弁本体の貫通孔4より摺動自在に挿入された圧力補
償用のブツシユロツド18によつて左方へ押圧され、該
ブツシユロツド18は内側弁本体1の先端突出部に摺動
自在に嵌合せしめたアダプタ19に取付けられ、該アダ
プタ19は圧力補償用のばね20により内側弁本体1の
先端突出部に押圧されている。なお、上記アダブタ16
及び19には油圧油抜き用の貫通孔21及び22が設け
られている。上記構造よりなるフローコントロール弁に
おいて、流入口2より流入した油圧油はメタリングオリ
フイス10のオリフイス部10aで絞られ、その圧力を
1次圧P,から中間圧P,,に減じて貫通孔17を経て
内孔3のアダプタ15,16間に流人するとともに、大
部分は貫通孔9と貫通孔12とで形成される流路1aを
通り、通路8を経て外側弁本体5の流出口6へ流れる。
上記P1−Pl2の圧力差によりメタリングオリフイス
10は右方へ移動し、ばね13を圧縮して圧力差のバラ
ンスをとる。上記メタリングオリフイス10の右方への
移動により内側弁本体の貫通孔9を絞り込み、ここを通
過する油圧油の圧力をP,2から2次圧P,に減じ、こ
の圧損に見合つた流量が通路8を通り流出口6へ流出す
るのである。次に、油圧油が弁本体1の流入口2より外
側弁本体5の流出口6へと流出するこの発明のフローコ
ントロール弁における圧力補償機能を、流入側の1次圧
P,と流出側の2次圧P2との圧力差P1−P2)と、
流量との関係を示す第2図のグラフに基づいて説明する
。
10は右方へ移動し、ばね13を圧縮して圧力差のバラ
ンスをとる。上記メタリングオリフイス10の右方への
移動により内側弁本体の貫通孔9を絞り込み、ここを通
過する油圧油の圧力をP,2から2次圧P,に減じ、こ
の圧損に見合つた流量が通路8を通り流出口6へ流出す
るのである。次に、油圧油が弁本体1の流入口2より外
側弁本体5の流出口6へと流出するこの発明のフローコ
ントロール弁における圧力補償機能を、流入側の1次圧
P,と流出側の2次圧P2との圧力差P1−P2)と、
流量との関係を示す第2図のグラフに基づいて説明する
。
なお、ここで流出するP,を例えば大気圧に近い圧力で
一定であると仮定すると理解が容易になる。上述した構
成において、プツシユロツド18の直径が零の場合(ア
ダプタ16が固定の場合)には一次圧P1が大きくなれ
ば、メタリングオリフイス10を図においてさらに右行
き移動し、その結果弁本体1の流路1aでの流路抵抗は
大きくなり中間圧Pl2も上昇する。
一定であると仮定すると理解が容易になる。上述した構
成において、プツシユロツド18の直径が零の場合(ア
ダプタ16が固定の場合)には一次圧P1が大きくなれ
ば、メタリングオリフイス10を図においてさらに右行
き移動し、その結果弁本体1の流路1aでの流路抵抗は
大きくなり中間圧Pl2も上昇する。
一方P1−Pl2に着目すれば、ばね13はメタリング
オリフイス10の右方向移動量分だけ圧縮されているの
で、ばね13の出力は大きくなり、その結果P1−Pl
2の圧力差は大となり、フローコントロール弁として考
えると、すなわち(P,一Pl2)+(Pl,+P,)
二P1−P,であり、P,−P,2の圧力差が大きくな
つた分だけ流量は増加する(第2図実線A)。
オリフイス10の右方向移動量分だけ圧縮されているの
で、ばね13の出力は大きくなり、その結果P1−Pl
2の圧力差は大となり、フローコントロール弁として考
えると、すなわち(P,一Pl2)+(Pl,+P,)
二P1−P,であり、P,−P,2の圧力差が大きくな
つた分だけ流量は増加する(第2図実線A)。
ところが、この発明においてはプツシユロツド18の直
径を適度に選定し、圧力補償用のばね20を設け、これ
らをPl2−P2の圧力差で移動可能としているため、
中間圧Pl2の圧力上昇分に相当する量だけプツシユロ
ツド18及びアダプタ16を右行きさせ、上記ばね13
の出力をほぼ一定に保持できる。
径を適度に選定し、圧力補償用のばね20を設け、これ
らをPl2−P2の圧力差で移動可能としているため、
中間圧Pl2の圧力上昇分に相当する量だけプツシユロ
ツド18及びアダプタ16を右行きさせ、上記ばね13
の出力をほぼ一定に保持できる。
従つて、1次圧P1が大きくなつてもP1−Pl2の圧
力差はほぼ一定となり、フロートコントロール弁として
の流量もほぼ一定となる(第2図実線B)。この発明は
上記のごとく、流入側での圧力が大きくなり流量が増加
しても流出側への流量を一定にすることができ、完全な
る圧力補償性を得ることができるのである。
力差はほぼ一定となり、フロートコントロール弁として
の流量もほぼ一定となる(第2図実線B)。この発明は
上記のごとく、流入側での圧力が大きくなり流量が増加
しても流出側への流量を一定にすることができ、完全な
る圧力補償性を得ることができるのである。
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は
流量と圧力差との関係を示す図表である。
流量と圧力差との関係を示す図表である。
Claims (1)
- 1 内側弁本体を外側弁本体内に螺着し、上記内側弁本
体の流入口と外側弁本体の流出口とを内側弁本体の外面
と外側弁本体の内面との間に形成された通路によつて連
通し、かつ内側弁本体内に摺動自在に嵌合したメタリン
グオリフィスを内側弁本体の内奥に挿入したばねにより
上記流入口側へ押圧してなるフローコントロール弁にお
いて、上記ばね13を上記内側弁本体1の先端部に摺動
自在に挿入したプッシュロッド18を介して、上記外側
弁本体5の内奥に挿入したばね20により上記流入口側
へ押圧してなるインライン型フローコントロール弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12599277A JPS5913049B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | インライン型フロ−コントロ−ル弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12599277A JPS5913049B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | インライン型フロ−コントロ−ル弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5459629A JPS5459629A (en) | 1979-05-14 |
JPS5913049B2 true JPS5913049B2 (ja) | 1984-03-27 |
Family
ID=14924035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12599277A Expired JPS5913049B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | インライン型フロ−コントロ−ル弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913049B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5992725A (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-29 | パイオニア株式会社 | 音響機器の電源制御装置 |
JPS63205850A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-25 | Fujitsu Ltd | デイスクカ−トリツジ装置 |
JPS63194348U (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-14 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3121297C2 (de) * | 1981-05-29 | 1984-05-17 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 4200 Oberhausen | Vorrichtung zum Regeln der Temperatur eines korrosiven Gases, insbesondere Synthesegas |
JPS58148492A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-03 | 株式会社日立製作所 | パタ−ン検出装置 |
JPS58138110U (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-17 | 株式会社ノーリツ | 定流量水ガバナ |
JPS58187814U (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-13 | 株式会社ノーリツ | 定流量水ガバナ |
-
1977
- 1977-10-19 JP JP12599277A patent/JPS5913049B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5992725A (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-29 | パイオニア株式会社 | 音響機器の電源制御装置 |
JPS63205850A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-25 | Fujitsu Ltd | デイスクカ−トリツジ装置 |
JPS63194348U (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5459629A (en) | 1979-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1388672B1 (en) | Pilot operated control valve having a poppet with integral pressure compensating mechanism | |
US2987050A (en) | Compensated flow control valve | |
US4742846A (en) | Directing-acting, differential piston relief valve | |
US4168721A (en) | Pressure control valve | |
EP0026586B1 (en) | Flow control valve | |
JPS5913049B2 (ja) | インライン型フロ−コントロ−ル弁 | |
US3924650A (en) | Fluid flow divider valve | |
GB2044887A (en) | Pressure control vavle assembly | |
US4058135A (en) | Compensated work port fluid valves and work port compensators | |
DE1425595C3 (de) | Einrichtung zur Dampfung von Druck stoßen mit einem Nadelventil | |
US4241749A (en) | Pressure compensating valve | |
US2973778A (en) | Hydraulic valve | |
US3155111A (en) | Temperature compensated flow control vavle | |
US4250909A (en) | Flow control valve | |
EP0367461B1 (en) | Pressure control valve | |
SE442765B (sv) | Lasthallningsventil | |
US5080129A (en) | Pilot operated pressure reducing valve | |
US4285362A (en) | Power transmission | |
JP7112852B2 (ja) | 調圧弁および油圧ダンパ | |
WO2011100800A1 (en) | Solenoid spool valve | |
JP2001108125A (ja) | 弁装置 | |
FR2400157A1 (fr) | Dispositif amortisseur pour clapets de non-retour | |
US4354526A (en) | Control valves | |
JPS5926135Y2 (ja) | 電磁比例圧力弁 | |
JPS6262366B2 (ja) |