JPS59129968A

JPS59129968A - コンパクトデイスクプレ−ヤ

Info

Publication number: JPS59129968A
Application number: JP58003024A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Okura; 大倉　正義
Original assignee: Akai Electric Co Ltd
Current assignee: Akai Electric Co Ltd
Priority date: 1983-01-12
Filing date: 1983-01-12
Publication date: 1984-07-26
Also published as: JPS6355148B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、コンパクトディスクの再生を行なうためのコ
ンパクトディスクプレーヤに関する。

コン・ぐクトディスク（以下、単にディスクと称す）の
信号記録面に記録された信号をデジタル的に読み取って
再生するコンパクトディスクプレーヤは、大半がプレー
ヤ本体の前面でディスクの装着と取り出しを行なう構成
とされている。そして、ディスクをプレーヤ本体内の再
生位置く装着するためのディスクローディング機構は、
ディスク載置板が前後にスライドするタイプと、下端を
中心に開閉する蓋によるタイプの２通りに大別される。

蓋がディスクを案内装着するタイプのディスクローディ
ング機構は、エジェクト釦等を操作することにより蓋が
開き、開いた蓋とプレーヤ本体の間にディスクを落とし
込み、蓋を手で押すか又はプレイ釦等を押すことにより
機械的に蓋が閉まるようになっている。

しかるに、この種の従来のコンパクトディスクプレーヤ
は、蓋とプレーヤ本体との間に落とし込んだディスクの
昇降やクランプといった一連の動作をさせるための機構
が複雑であり、このため誤動作や故障を招きやすい等の
欠点があった。

本発明は上記欠点を除去したものであり、モータ動力に
より正転又は逆転するカムにより、蓋のロック解除、蓋
の開閉及び蓋内のディスクの昇降といった三種類の動作
を行なわしめ、これによりきわめて簡単な構成で、ディ
スクの装着と取り出しが確実に行なえるようにしたコン
パクトディスクプレーヤを提供することを目的とする。

以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。

第１図は、本発明のコンノやクトデイスクプレーヤの一
実施例を示す概略斜視図、第２図ないし第４図は、夫々
上記コンパクトディスクプレーヤの平面図、正面図及び
左側面図、第５図は着のロック機構の平面図、第６図は
ディスクを昇降する機構の分解斜視図、第７図ないし第
９図は夫々蓋の開閉動作を説明するための要部側面図で
ある。

第１図中、コンパクトディスクプレーヤ１は、プレーヤ
本体１ａの前面部の向かって左側に蓋２を有しており、
ディスク３の再生に必要なプレイ釦４やストツｆ卸５或
いはエジェクト釦６等は、上記前面部の回って右側に、
また・やワー釦７は左肩隅に夫々配設しである。

蓋２は、第２図以下に示した如く、ディスククランパ８
ａ付きの外蓋８と、ディスクリフタ９ａ付きの内蓋９の
二重構造であり、外蓋８も内蓋９も共通の支軸ｌＯを中
心に回動する。外蓋８と内蓋９０間には圧縮ばね１１を
介在せしめてあり、このばね１１が両者を互いにＭｋ間
する方向に附勢しているが、夫々の上端部に折曲形成し
た係止部８ｂ　、９ｂが最大離間角度を規制する。外蓋
８に取り付けたディスククランノ′ｅ８ａは、？−ルビ
ゲット式のものであり、ボール８８ａを中心に自由回転
できるようになっており、蓋２を閉めたときにディスク
３の中心孔をフランク１２にフランジする。内蓋９に設
けたディスクリ７タ９ａは、第６図に示した如く、両側
の２本のガイドロッド１３に沿って昇降自在とされてお
り、その中央部には挿入されたディスク３を、その外周
に沿って受ける円弧溝９９ａが形成しである。また、デ
ィスクリフタ９Ｂの昇降路を両側から挾むようにして、
一対のフォーク状ディスクガイド１４が設けてあり、両
ディスクガイド１４は、内蓋９の上部に固着しである。

９Ｃは、内蓋９の上部に所定の深さ形成した切り込みで
、ディスクリフタ９ａが最も上昇した位置にあるときに
、内蓋９の背後からディスク３の中央孔に指先を挿入で
きるように設けたものである。

ここで、上記構成になる蓋２は、ディスク３の再生中に
誤まって開いてしまわないよう、第５図に示したロック
機構１５により誤聞蓋を防止するようにしてあり、この
ロック機構１５のロック解除は、蓋２の開閉、ディスク
３の昇降等の動作同様、単一のモータ１６の動力により
自動的に行なわれるようになっている。このモータ１６
は、プレーヤ本体１ａの左側部に設けてあり、その正転
又は逆転により、蓋２が開いたり閉じたりする。

プレーヤ本体ｌ器内にディスク３が装着された状態で、
第７図に示した如く、蓋２が完全に閉じている場合、第
５図に示したロック機構１５中の左右一対のロックレバ
−１７，１８が、その爪部１７ａ　、１８ａを外蓋８の
上端両側部に係止しており、蓋２は手で開けることはで
きない。この場合、ディスク３をプレーヤ本体ｌ器内か
ら取り出すには、エジェクト釦６を押さなくてはならな
い。

エジェクト釦６を押すと、モータ１６は通電されて正転
な開始する。このとき、モータ１６の正転動力は、第２
図ないし４図に示した如く、ゴムベルト１９を介してノ
ーリ２０からグーリ２１に伝えられ、さらにゾーリ２１
と同軸の小歯車２２に噛合する外歯な有するカム板２３
に伝えられ、カム板２３が回動する。このカム板２３に
は、第４図に示した如く、往方向と高さ方向に夫々カム
曲線が形成されたカム壁２４がその左側面に、また渦巻
曲線状のカム曲線をもつカム溝２５が右側面に、夫々設
けられている。

カム壁２４は、その径方向のカム面に一端部がロー２２
６ａを介して当接するＬ字形のカムレバー２６を案内し
、ローラ２６ａが大径カム面に乗り上げるときに、カム
レバー２６は他端部が後退する。このカムレバー２６の
他端部には、スライダ２７の後端部が係止させてあり、
スライダ２７を後方に引くと、前記一対のロックレバ−
１７゜１８が夫々支軸１７ｂ　、１８ｂを中心に開（よ
うになっている。

すなわち、左ロックレバ−１７は、Ｌ字形の伝達レバー
２８によってスライダ２７の先端部に連結されており、
スライダ２７の後退によって伝達レバー２８が回動する
ので、左ロックレバ−１７は、伝達レバー２８のローラ
２８ａに押され、ばね２９に抗してロック解除方向に開
くのである。

一方、右ロックレバ−１８は、Ｌ字形の伝達レバー３０
とロッド３１によってスライダ２７の中間部に連結され
ており、スライダ２７の後退によって伝達レバー３０が
回動し、ロッド３１が左方に引張られる結果、右ロック
レバ−１８ばばね３２に抗してロック解除方向に開くの
である。

このよ−うに、蓋２０ロック機構１５は、モータ１６の
正転開始とともに、ただちに外蓋８に対するロックを解
除する。

カム板２３のカム壁２４が僑２のロック解除動作用であ
るのに対し、カム板２３のカム溝２５は、ロック解除さ
れた蓋２の開閉動作用である。

すなわち、カム溝２５に案内されるビン３３ａをもつ揺
動レバー３３の先端部が、スライダ３４の後端部に係合
させてあり、スライダ３４の先端部が外蓋８の左側部に
ビン結合させである。このため、カム板２３の回動によ
り揺動レバー３３が揺動し、スライダ３４が前進するの
で、外蓋８は支軸１０を中心に回動し、所定の前傾状態
に開く。

ここで、内蓋９は外蓋８とともに変位するわけであるが
、第８図に示した如く、外蓋８がある角度開くまでは停
止位置にある。これは、ディスククラン−Ｊ？ｇａがデ
ィスク３のクランプを完全に解除したあと、内蓋９が開
き始めることにより、後述するディスク３の上昇がディ
スククランハ８ａによって妨げられないようにするため
である。本実施例では、内蓋９は、係止部８ｂ、９ｂど
うしが互いに係止し合ったＣち、外蓋８に引かれて開き
始め、最後は第９図に示した状態に至る。

外蓋８の左側面には、扇形のカム板３５が取り付げてあ
り、カム板３５の側面圧は、サイン曲線状のカム曲線か
らなるカム溝３６が形成しである。

このカム溝３６には、３倍速拡大機構３７の駆動体３８
に設けたビン３８ｍが係合しており、駆動体３８をビン
３８ａを介して案内することにより、従動体３９が駆動
体３８の３倍の速度で昇降するようになっている。駆動
体３８と従動体３９は、ともに２本のガイドロッド４０
に摺動自在とされており、駆動体３８の下端部に設けた
異径ビニオン４１のうち大径歯車４１ａが、従動体３９
右側面のランク３９ａに噛合している。異径ビニオン４
１の小径歯車４１ｂは、大径歯車４１ａの半分の径であ
って、かつ同歯数な有しており、プレーヤ本体ｌａ内に
固定されたラック４２に噛合している。

このため、駆動体３８が距離ｔだけ変位すると従動体３
９は駆動体３８に対しては２を分変位し、ガイドロッド
４０に対しては駆動体３８の変位分ｔが加算されて３を
分変位することになる。従って、ビン３８ａがカム溝３
６から受けるΔｈなる高さ変化は、３倍速拡大機構３７
の従動体３９の３Δｈなる高さ変化に変えることができ
る。

ここで、３倍速拡大機構３７の従動体３９の左側面には
、２個のローラ４３が設けてあり、このローラ４３が前
記したディスクリフタ９ａ背面に突設した連結ロッド４
４を挾持している。従って、従動体３９の変位にともな
いディスクリフタ９ａを、ガイドロッド１３に沿って昇
降させることができる。

ところで、カム板２３が回動限界位置に達すると、第９
図に示した如く、カム板２３の左側面に対向配設した２
個のスイッチ４５．４６のうちの一方のスイッチ４５が
、カム壁２４の高さ変化を検出して作動する。その結果
、スイッチ４５の作動とともにモータ１６は通電を断た
れて停止する。

このとき、蓋２は最も前傾した状態にあり、ディスク３
はディスクリフタ９ａによって最も押し上げられた位置
にある。

従って、蓋２とプレーヤ本体１ａとの間の隙間に手先を
指し込み、内蓋９の切り込み９Ｃを介してディスク３の
中央孔に指をかげれば、ディスク３を楽に引き抜くこと
ができる。

これに対し、デ身スク３を装着する場合は、開いている
蓋２とプレーヤ本体１ａの間にディスク３を落とし込み
、ディスク３がディスクガイド１４に挾まれてディスク
リフタ９ａ上に載置されたことを確認した上で、プレイ
釦４を押す。これＫより、モータ１６が逆転起動され、
ディスク３を取り出すときとは逆の動作により、ディス
ク３の装着が行なわれる。

すなわち、箸２が閉じ始めると、ディスクリフタ９ａが
下降し、ディスク３の中央孔がディスククランパ８ａに
対向したあと、外蓋８が圧縮ばね１１に抗して内蓋９に
合致し、ブラック１２に対フ０するディスク３のクランＩが完了する。

なお、モータ１６逆転時のカム板２３の回動限界位置は
、第７図に示した如く、前記のスイッチ４５．４６のう
ち残る一方のスイッチ４６が、カム壁２４の高さ変化を
検出して作動することにより、検出される。スイッチ４
６の作動とともにモータ１６は通電を断たれ、ディスク
３の装着に関する動作は全て完了する。

ここで、上記ディスク３の装着は、プレイ釦４を押すこ
とによりモータ１６を逆転起動させて行なっだが、プレ
イ釦４ではなく、開いている蓋２を若干閉じる方向に押
すことによっても、モータ１６を逆転起動できるよう構
成しである。

すなわち、扇形のカム板３５には、蓋押し動作を検出す
るための突部３５ａが設けてあり、この突部３５ａが、
カム板３５の側方に設けた蓋押し動作検出用のスイッチ
４７かも離間したときに、スイッチ４７が作動してモ〜
り１６が逆転起動される構成としである。なお、第９図
に示した蓋２が最も傾斜した状態では、突部３５ａがス
イッチ４７に鮨接してこれを非作動状態に保っている。

さらに、手押しにより蓋２が閉じられるようにした関係
上、盆２と揺動レバー３３を連結するスライダ３４は、
揺動レバ〜３３との連結部分に遊びをもたせである。す
なわち、揺動レバー３３に植設した連結ビン３３ｂが保
合するスライダ３４ノ係合孔３４ａ＆を長孔としてあり
、スライダ３４が手押しによりある程度後退しても、揺
動レバー３３には影響が及ばないようにしである。

以上説明したように、本発明のコンパクトディスクプレ
ーヤによれば、電動により正転又は逆転するカムを用い
、蓋のロック解除、蓋の開閉、蓋内でのディスクの昇降
、さらにはカム自身の伴出位置検出と−いった柚々の動
作を行なわしめるようにしているから、単一の正逆転モ
ータを動力源とすればよく、また各動作相互の関係はカ
ムの各カム曲巌が決まれば、所定のＪ［序で連係させる
ことができ、従って、例えば開蓋時には蓋のロック解除
に続いて蓋を開け、ディスクのクランプ解除後、蓋があ
る程度開いたところでディスクの押し上げを確実に行な
うことができ、さらにディスクの装着はディスクの取り
出しとは逆１幀の動作で可能であるから、確実な装着が
可能である等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のコンパクトディスクプレーヤの一実
施例を示す概略斜視図、第２図ないし第１４図は、夫々
上記コンパクトディスクプレーヤの平面図、正面図及び
左側面図、第５図は蓋のロック機構の平面図、第６図は
ディスクを昇降する機構の分解ｆｆ＋視図、第７図ない
し第９図は夫々蓋の開閉動作を説明するための要部側面
図である。１・・・コンパクトディスクプレーヤ、ｌａ・・・プレ
ーヤ本体、２・・・蓋、３・・・ディスク、７・・・パ
ワー釦、８・・・外蓋、８ａ・・・ディスククランツク
、９・・・内蓋、９ａ・・・ディスクリフタ、１１・・
・圧縮ばね、１２・・・シラツタ、１５・・・ロック機
構、１６・・・モータ、１７．１８・・・ロックレバ−
１２３・・・カム板、２４・・・カム壁、２５・・・カ
ム溝、３３・・・揺動レバー、３４・・・スライダ、３
ト・・カム板、３７・・・３倍速拡大機構、３８・・・
駆動体、３９・・・従動体、３９ａ。４２・・・ラック、４１・・・異径ピニオン。

Claims

【特許請求の範囲】

コン・ぐクトディスク装着案内用の蓋が前面部に開閉自
在に設けられたプレーヤ本体と、前記蓋を閉じた状態に
ロックよるロック機構と、モータの動力により正逆転し
、正転時前記ロック機構によるロックを解除し、続いて
前記蓋を開け、さらに該蓋内でディスクを上昇せしめ、
かつ、逆転時該蓋内でディスクを下降せしめ、下降完了
後肢蓋を完全に閉じるよう、コンパクトディスクの装着
動作及び取り出し動作を規定するカム板とから構成して
なるコンパクトディスクプレーヤ。