JPS5912992Y2 - 加湿水面を有する土壌脱臭装置 - Google Patents

加湿水面を有する土壌脱臭装置

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JPS5912992Y2
JPS5912992Y2 JP11414380U JP11414380U JPS5912992Y2 JP S5912992 Y2 JPS5912992 Y2 JP S5912992Y2 JP 11414380 U JP11414380 U JP 11414380U JP 11414380 U JP11414380 U JP 11414380U JP S5912992 Y2 JPS5912992 Y2 JP S5912992Y2
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JP
Japan
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soil
water
deodorizing device
deodorized
humidifying water
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Expired
Application number
JP11414380U
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English (en)
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JPS5739628U (ja
Inventor
正彰 新見
久嘉 森脇
力司 世羅
比人志 田路
Original Assignee
株式会社土壌浄化センタ−
明建設計株式会社
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は汚水処理場や畜産ふん尿の処理施設または堆肥
化施設その他悪臭を発生させる産業施設等の悪臭気体を
土壌脱臭装置によって脱臭する際に、土壌の脱臭性能を
より効果的に維持するために考案された脱臭土壌の加湿
装置に関するものである。
悪臭気体を強制的に土壌中に吹込んで脱臭する方法は従
来より知られているが、これらの方法による土壌脱臭装
置においては、土壌中を気体が通過する際に土壌中の水
分を蒸発させ、土壌を乾燥させるという事態をひき起し
、そのために土壌の脱臭能力を低下させる原因となって
いる。
そのため従来から土壌の乾燥を防止するために散水を行
なうか、或いは地中かんがい施設を設けるなどの対策が
講じられてきたが、これらの方法は散水に大量の水と人
手を要すること、或いは散水を忘れるなど、必ずしも充
分に対処されるとは限られず、また地中かんがいの方法
は均等散水が行なわれにくい事、人手による給水操作が
必要なこと、また地中かんがい装置が高価である事など
土壌の乾燥防止−E必ずしも効果的、経済的なものでは
なかった。
本考案はこれらの欠点を解消したものでi加湿用水を自
然の雨水を脱臭土壌下面に貯水し、人為的な給水装置を
排除して機械装置のない簡易で省エネルギー的方法をと
り、ii脱臭土壌下面に貯水しているため土壌への加湿
が平均的に行なえ、iii土壌が貯留水によって浸水し
ないようオーバーフロー装置を設けると共に送気量に応
じた水深が確保されるように配慮されている。
以上の考えによって土壌脱臭装置の土壌の乾燥防止が人
手を介さないで常時良好な状態で行なわれ、しかも自然
の活用によっているという真に理想的で、省エネルギー
的で、経済的な土壌脱臭装置を提供することを目的とす
るものである。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図において、1は所定水深を有する加湿水面で、こ
れは一般に自然の降雨を貯水するものである。
2は3の送気管(悪臭気体がファン等によって強制的に
送気されてくる)から送気されてくる臭気を4の脱臭土
壌へ平均的に拡散させるための機能と、脱臭土壌4を支
える基礎の役割を果している礫層である。
5は脱臭土壌の礫層2中への落下防止のためのアミ、パ
ンチングシートその他の通気性のある膜材である。
6は加湿水を保水するための不透水層部分で、コンクノ
ート、防水シーI・、その地平透水性の止水膜で構成す
るが、粘性土などの不透水性土壌の場合には転圧等によ
って不透水層を作ることもある。
7は悪臭気体であって、これは送気管3より下方へ向っ
て1の加湿水へ吹込まれ、その降水中を通過する過程で
気体は加湿されて脱臭土壌4を通過し、大気中に放出さ
れる前に土壌を加湿して通気に伴なう脱臭土壌の乾燥を
防止すると共に該土壌4の圧密を防止する役割も果し、
土壌4の脱臭性能を効果的に保持させることになる。
第2,3及び4図は加湿水1の水深を保持するための手
段の具体的な実施例を示すものであって、第2図はコン
クリートスラブ8の上面に造られた加湿水面1を有する
土壌脱臭装置で、その端部が水深の調整孔10を持つコ
ンクリート壁面9で造られている場合のもので、1〜5
及び7は上記第1図の実施例のものと同様のものである
第3図は第2図と同じくコンクリートスラブ11上面に
造られたものであるが、装置の端部が周辺部の土壌面に
連続して造られる場合の例で、加湿水深の保持手段の一
例を示しており、水深保持手段12はコンクリート、コ
ンクリートブロック、その・他の止水材で造られる。
第4図は加湿水面1を有する土壌脱臭装置を直接地盤面
上に設けた場合の例で、13は地盤を示し、水深の保持
は地盤13を切下げることによって得るものである。
以上の様な各実施例において、加湿水1の水深は土壌脱
臭装置の面積当りの送気量によって、その都度決定され
るもので、余分の水量は水深保持装置よりオーバーフロ
ーさせている。
以上、本考案による加湿水面を有する土壌脱臭装置は、
土壌の脱臭性能を保持する上で重要な土壌加湿という問
題を、自然の降雨を活用するという極めて経済的で、省
エネルギー的に行なう方法であり、本考案装置によって
土壌脱臭性能は一段と向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の土壌脱臭装置の第1の実施例を示す断
面図、第2図はその第2の実施例を示す断面図、第3図
はさらに第3の実施例を示す断面図、第4図は第4の実
施例を示す断面図である。 1・・・加湿水面、2・・・礫層、3・・・送気管、4
・・・脱臭土壌、6. 8.11.13・・・不透水層
部材、7・・・悪臭気体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 不透水層部材上に礫層を配設し、該礫層上に脱臭土壌層
    を覆設したものにおいて、上記礫層中に不透水層部材の
    底面から適宜高さを有して加湿水を所定水深に貯留させ
    る保持手段を設け、該加湿水中に悪臭気体を送気させた
    後上記脱臭土壌中を通過せしめるようにしたことを特徴
    とする加湿水面を有する土壌脱臭装置。
JP11414380U 1980-08-12 1980-08-12 加湿水面を有する土壌脱臭装置 Expired JPS5912992Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5739628U JPS5739628U (ja) 1982-03-03
JPS5912992Y2 true JPS5912992Y2 (ja) 1984-04-18

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