JPS5912871B2 - 機関点火用遠心進角装置 - Google Patents
機関点火用遠心進角装置Info
- Publication number
- JPS5912871B2 JPS5912871B2 JP5559777A JP5559777A JPS5912871B2 JP S5912871 B2 JPS5912871 B2 JP S5912871B2 JP 5559777 A JP5559777 A JP 5559777A JP 5559777 A JP5559777 A JP 5559777A JP S5912871 B2 JPS5912871 B2 JP S5912871B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- spring
- governor
- spindle
- characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/05—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means
- F02P5/06—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means dependent on engine speed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は機関点火用遠心進角装置、特にこの装置によ
り得られる進角特性を許容の特性範囲内に調整するもの
に関する。
り得られる進角特性を許容の特性範囲内に調整するもの
に関する。
従来に於けるこの種の装置は配電器の回転軸に固着され
た回転台板に植立されたスピンドルにガバナウェイトを
嵌入して回転可能に支持すると共に、このガバナウェイ
トと回転台板に固定されたスプリング受けとの間にスプ
リングを張架して構成されている。
た回転台板に植立されたスピンドルにガバナウェイトを
嵌入して回転可能に支持すると共に、このガバナウェイ
トと回転台板に固定されたスプリング受けとの間にスプ
リングを張架して構成されている。
その動作は回転軸の回転力によってガバナウェイトをス
プリングのばね力に基づく抑制力に抗して飛開させ、こ
の飛開力によって点火時期決定部材が固定されている案
内板を回転軸に対して回動変位させることによって機関
の回転数に対応して進角させるものである。
プリングのばね力に基づく抑制力に抗して飛開させ、こ
の飛開力によって点火時期決定部材が固定されている案
内板を回転軸に対して回動変位させることによって機関
の回転数に対応して進角させるものである。
ところで、得られる進角特性が許容範囲内から逸脱して
いるものについてはスプリング受けの傾き角度を変化さ
せることによってスプリングのセット長を変化させその
進角特性を平行移動させて回転数に対応する許容進角範
囲内に調整するものである。
いるものについてはスプリング受けの傾き角度を変化さ
せることによってスプリングのセット長を変化させその
進角特性を平行移動させて回転数に対応する許容進角範
囲内に調整するものである。
しかしながら、この従来装置はスプリングの自由長のバ
ラツキによる進角度のバラツキを平行移動させることに
より調整し得るだけであり、スプリングのばね定数のバ
ラツキによる進角度のバラツキは調整不可能である。
ラツキによる進角度のバラツキを平行移動させることに
より調整し得るだけであり、スプリングのばね定数のバ
ラツキによる進角度のバラツキは調整不可能である。
この発明は上記欠点を解消する優れた機関点火用遠心進
角装置を提供する。
角装置を提供する。
以下、第１図、第２図に示す実施例について説明する。
図に於て、１は図示しない機関によって駆動される配電
器の回転軸、２はこの回転軸１に固着された回転台板、
３はこの回転台板２に植立された一対の回転可能な偏心
スピンドル、４はこの一対の偏心スピンドル３に嵌入さ
れた一対のガバナウェイトで各々穴４ａが形成されてい
る。
器の回転軸、２はこの回転軸１に固着された回転台板、
３はこの回転台板２に植立された一対の回転可能な偏心
スピンドル、４はこの一対の偏心スピンドル３に嵌入さ
れた一対のガバナウェイトで各々穴４ａが形成されてい
る。
５はこの一対のガバナウェイト４に嵌着された一対のウ
ェイトピン、６はこの一対のウェイトピン５に係合する
一対の案内長穴６ａを有する案内板、７はこの案内板６
に固着され、回転軸１に遊嵌されたカム筒、８は台板２
に固定された一対のスプリング受け、９はこの一対のス
プリング受げ８と各穴４ａとの間に各々張架された一対
のスプリングである。
ェイトピン、６はこの一対のウェイトピン５に係合する
一対の案内長穴６ａを有する案内板、７はこの案内板６
に固着され、回転軸１に遊嵌されたカム筒、８は台板２
に固定された一対のスプリング受け、９はこの一対のス
プリング受げ８と各穴４ａとの間に各々張架された一対
のスプリングである。
この実施例の動作は回転軸１が回転駆動され回転台板２
が矢印方向に回転すると、その回転数に基づ（遠心力に
よりガバナウェイト４はスピンドル３を支点として回転
飛開する。
が矢印方向に回転すると、その回転数に基づ（遠心力に
よりガバナウェイト４はスピンドル３を支点として回転
飛開する。
すると、ウエイトビン５はスピンドル３を中心とする円
上を移動し、案内長穴６ａを通じて案内板６を矢印方向
に所定角度だけ回転変位させ、従ってカム筒７も同様に
回転変位する。
上を移動し、案内長穴６ａを通じて案内板６を矢印方向
に所定角度だけ回転変位させ、従ってカム筒７も同様に
回転変位する。
而して、このカム筒７と図示しない点火用断続器のカム
ヒールとの当接時期が進み機関点火時期は進角される。
ヒールとの当接時期が進み機関点火時期は進角される。
尚、ガバナウェイト４は遠心力Ｆ１ に基づく回転モー
メントとスプリング９のばね力Ｐに基づく抑制モーメン
トとが釣合いながら回転飛開するもので、その値は刻々
変化している。
メントとスプリング９のばね力Ｐに基づく抑制モーメン
トとが釣合いながら回転飛開するもので、その値は刻々
変化している。
さて、本装置により得られる進角特性の調整手段及び方
法を第３図に示す動作説図及び第４図、第５図に示す特
性図を用いて詳述する。
法を第３図に示す動作説図及び第４図、第５図に示す特
性図を用いて詳述する。
今、第１図に於げるガバナウェイト４のスピンドル３へ
の支持状態が第３図の口に示す通り、その支点１０がＹ
軸上にあり、またスプリング９に平行で支点１０を通る
作用線１１からスプリング９の支持点８への垂線の長さ
がｍであるとする。
の支持状態が第３図の口に示す通り、その支点１０がＹ
軸上にあり、またスプリング９に平行で支点１０を通る
作用線１１からスプリング９の支持点８への垂線の長さ
がｍであるとする。
ここで、回転モーメントは遠心力Ｆ１ と支点１０か
ら重心１３への垂線の長さｎとの積でもって決定され、
一方抑制モーメントはスプリング９のばね力Ｐと長さｍ
との積でもって決定される。
ら重心１３への垂線の長さｎとの積でもって決定され、
一方抑制モーメントはスプリング９のばね力Ｐと長さｍ
との積でもって決定される。
このような設定により得られる進角特性が第４図の斜線
にて示す許容範囲ａを逸脱する一点鎖線の特性すである
とするならば、先ず、支点１０の位置を偏心スピンドル
３を回転操作して、Ｙ軸上から第３象現に微小長さ■１
だけ平行移動してずらせる。
にて示す許容範囲ａを逸脱する一点鎖線の特性すである
とするならば、先ず、支点１０の位置を偏心スピンドル
３を回転操作して、Ｙ軸上から第３象現に微小長さ■１
だけ平行移動してずらせる。
尚、偏心スピンドル３であるがため支点１０の位置はＹ
軸に対し完全な平行移動とはならないが説明の便宜上平
行移動するものとする。
軸に対し完全な平行移動とはならないが説明の便宜上平
行移動するものとする。
そうすると、第３図のイに示す通り長さｍｌがｍよりも
短くなり、また回転モーメントは一定であるため、その
結果抑制モーメントの減少により回転数に対するガバナ
ウェイト４の飛開時期は進角特性すよりは早くなり、そ
の進角特性は傾きの緩い二点鎖線の特性Ｃとなる。
短くなり、また回転モーメントは一定であるため、その
結果抑制モーメントの減少により回転数に対するガバナ
ウェイト４の飛開時期は進角特性すよりは早くなり、そ
の進角特性は傾きの緩い二点鎖線の特性Ｃとなる。
次に、スプリング受げ８を反軸心方向に傾け、その傾き
角度を太きくしスプリング９のセット長を長くして進角
特性Ｃを許容範囲ａに平行移動させれば必要とする実線
の特性ｄに調整できる。
角度を太きくしスプリング９のセット長を長くして進角
特性Ｃを許容範囲ａに平行移動させれば必要とする実線
の特性ｄに調整できる。
また、第５図に於て、得られる進角特性が特性すであれ
ばガバナウ・エイト４の支点１０の位置をＹ軸上から第
４象現に微少長さ１□だげ平行移動してずらせて第３図
の八とすれば長さｍ２をｍよりは長くして、その抑制モ
ーメントを大きくすれば、ガバナウェイト４の飛翔時期
が遅くなり、その進角特性すは実線のｄ特性に調整でき
る。
ばガバナウ・エイト４の支点１０の位置をＹ軸上から第
４象現に微少長さ１□だげ平行移動してずらせて第３図
の八とすれば長さｍ２をｍよりは長くして、その抑制モ
ーメントを大きくすれば、ガバナウェイト４の飛翔時期
が遅くなり、その進角特性すは実線のｄ特性に調整でき
る。
一方、得られる進角特性が二点鎖線の特性ｅであるなら
ば第３図のイに示す場合と同様にガバナウェイト４の支
点１０の位置を第３象現にずらせれば実線の特性ｄに調
整できる。
ば第３図のイに示す場合と同様にガバナウェイト４の支
点１０の位置を第３象現にずらせれば実線の特性ｄに調
整できる。
尚、以上は進角特性の傾きを調整するためにガバナウェ
イトの支点１０を平面座標に於けるＸ軸方向にずらせた
がＹ軸方向またはＸ軸、Ｙ軸の任意の座標方向にずらせ
ても長さｍは所望の値に調整可能で進角特性の傾きは任
意の値に調整できる。
イトの支点１０を平面座標に於けるＸ軸方向にずらせた
がＹ軸方向またはＸ軸、Ｙ軸の任意の座標方向にずらせ
ても長さｍは所望の値に調整可能で進角特性の傾きは任
意の値に調整できる。
以上の様にこの発明は回転台板に回動可能に取付けられ
た偏心スピンドルを設け、この偏心スピンドルを回動し
てガバナウェイトの支点を任意の方向にずらせることに
より、遠心進角装置の組立後に得られる進角特性が許容
範囲を逸脱する如何なる進角特性であっても極めて簡単
に上記進角特性を許容範囲内に調整できる実用上顕著な
る効果がある。
た偏心スピンドルを設け、この偏心スピンドルを回動し
てガバナウェイトの支点を任意の方向にずらせることに
より、遠心進角装置の組立後に得られる進角特性が許容
範囲を逸脱する如何なる進角特性であっても極めて簡単
に上記進角特性を許容範囲内に調整できる実用上顕著な
る効果がある。
第１図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図は第
１図装置の断面図、第３図は動作を説明するための理論
動作図、第４図、第５図は進角特性図である。 図に於て、１は回転軸、２は回転台板、３は偏心スピン
ドル、４はガバナウェイト、５はウェイトピン、６は案
内板、７はカム筒、８はスプリング受け、９はスプリン
グである。 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。
１図装置の断面図、第３図は動作を説明するための理論
動作図、第４図、第５図は進角特性図である。 図に於て、１は回転軸、２は回転台板、３は偏心スピン
ドル、４はガバナウェイト、５はウェイトピン、６は案
内板、７はカム筒、８はスプリング受け、９はスプリン
グである。 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- １ 機関により回転駆動される回転軸に固着された回転
台板、この回転台板に回動可能に取付けられた偏心スピ
ンドル、このスピンドルに嵌入され上記回転軸の回転力
を受けて飛開するガバナウェイト、このガバナウェイト
に嵌着されたウェイトピンに係合する案内長穴を有する
案内板、及び上記回転台板とガバナウェイトの間に張架
されたスプリングを備え、上記スピンドルを回動するこ
とにより、上記ガバナウェイトの支点を任意の方向にず
らせることを特徴とする機関点火用遠心進角装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5559777A JPS5912871B2 (ja) | 1977-05-13 | 1977-05-13 | 機関点火用遠心進角装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5559777A JPS5912871B2 (ja) | 1977-05-13 | 1977-05-13 | 機関点火用遠心進角装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53140433A JPS53140433A (en) | 1978-12-07 |
| JPS5912871B2 true JPS5912871B2 (ja) | 1984-03-26 |
Family
ID=13003170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5559777A Expired JPS5912871B2 (ja) | 1977-05-13 | 1977-05-13 | 機関点火用遠心進角装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912871B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR870000547Y1 (ko) * | 1983-02-18 | 1987-02-19 | 미쓰비시전기주식회사 | 원심진각장치 |
-
1977
- 1977-05-13 JP JP5559777A patent/JPS5912871B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53140433A (en) | 1978-12-07 |
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