JPS5912807A - 重合性汚染物を除去するための除去剤およびその方法 - Google Patents

重合性汚染物を除去するための除去剤およびその方法

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JPS5912807A
JPS5912807A JP12198682A JP12198682A JPS5912807A JP S5912807 A JPS5912807 A JP S5912807A JP 12198682 A JP12198682 A JP 12198682A JP 12198682 A JP12198682 A JP 12198682A JP S5912807 A JPS5912807 A JP S5912807A
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JP
Japan
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polymerizable
contaminant
mixture
contaminants
contaminant remover
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Application number
JP12198682A
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English (en)
Inventor
Masashi Watanabe
昌司 渡辺
Susumu Kusakaishi
進 日下石
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M G KK
Original Assignee
M G KK
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Publication date
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Publication of JPS5912807A publication Critical patent/JPS5912807A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/70Maintenance
    • B29C33/72Cleaning
    • B29C33/722Compositions for cleaning moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重合性汚染物除去剤およびホ合性汚染物全除去
する方法に関する。
熱可塑性重合体の成形品t:jよく知C〕れているよう
に、例えば射出成形、圧縮成形あるいはトランスファ成
形等の5+i、杉法によりi波造される。これらの成形
法では成形品を与えるための成形型枠が使用される。連
続して使用された成形型枠内には熱ijJ塑性熾a体に
由来する重合性汚染物が次第に形成されて蓄i責されや
がて重合性汚染物を除去せずには閤品価値のある成形品
を製造し得ないように法、あるいは型枠を部品に分1イ
しワイヤーブラシや脚き粉、砂等で機械的に噴合件汚染
物を除去する方法等が一般に用いられている。
取合性汚染物を機械的に除去する方法は、時間と労力全
快する方法でありまた型枠の留IW葡維持スルために非
贋に熟練を要するものでもある。例えば、30側四方の
射出成形用型枠(通常約60にり)を熟練者が掃除する
場合でさえ、一般に5〜20時間、Mt雑な積置の高い
型枠の場合にはさらにそれ以上の時間を要する。このこ
とは型枠の稼動率を低下させる。また、型枠には非常に
東歌の大きいもの例えばlO数トン程廐に及ぶものもあ
り、作業を困難としたりあるいは作業事故を招くこと、
も少なくない。
一方、重合性汚染物を溶剤を用いて除去する方法は、当
然のことながら風合性汚染物ヲ容易に酵解することので
きる溶剤が存在する場合に限られる。それ故、例えば、
アクリロニトリル−スチレン共重合体(As樹脂)、ア
クリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体(AB
S4m1M)等に由来する塩1合性汚染物はツメチルホ
ルムアミド、トリクロロエチレン等にm解することl!
(知られており実際これらの溶剤で重合性汚染物の除去
がなされている。また、例えばポリカーゴネートに由来
する重合性汚染物はクロロホルムの如キハロrン化炭化
水素によって実際に除去されている。
熱可塑性重合体圧由来する重合性汚染物は、一般に、該
重合体の他に重合停の熱分解物あるいはオリゴマー、プ
ロセスオイルさらには難燃剤、着色剤、紫外線吸収剤、
可塑剤、熱安定剤あるいはこれらの熱分解物、反応物等
を含有するので、該重合体それ自体を溶解する溶剤に対
する溶解挙動が該重合体のそれとは異なり、一般に比較
的溶解し難くなる。従って、重合体それ自体の溶剤が必
ずしも重合性汚染物の除去剤として用いられうるもので
もなくまたある場合には2種以上の溶剤を組合せて用い
る必要があったりあるいは加温する必要があったりする
。このようなことは、熱可塑型、合体についてそれを溶
解する溶剤が知られてい□ る腎もかかわ、らず、雪れに申、来する重合性汚染物を
除去するために該溶剤が必ずしも除去剤とし・て用いう
るものでもないことを意味している。 ・さらに、例え
ば、・ポリオキシメチレン樹脂(デ□ュポン社商品名デ
ルリン等)全溶解することのできる溶剤としては、m−
クロロフェノールが最も良溶媒であることが知られてい
る(1%溶液を与える温度が最も低いという点で最も良
溶媒と云える、1%溶液を与える温度はそれでも89℃
である。Alncyclopedia Of poly
mer 5ciernb andTttchnolog
y vollLmg 1 、 page 620. I
ntttr−saience pubbshers l
 964の表2参照)。 −また、ポリエチレンテレフ
タレート又はポリエチレンテレフタレートヲ溶解する溶
媒としては、1911えばm−クレゾール、フェノ−・
ルとり、2−ノクロルエタンの混合物あるい′はフェノ
ールと・l。
1.2.2−テトラクロルエタンの混合物が良溶媒であ
ることが知られており、ポリアミドを゛溶解する溶剤と
しては、例えばギ酸が優れた溶媒であることが知られて
いる。
しかしながら1.上記の如き溶剤は実験室で注意深く使
用するのであればともかく、実際に生産に直、結する工
場内で用いるには臭あるいは皮膚に対する刺激性があま
りにも大きく不適当でやって用いることはできない。ま
た、ギ酸は多くの型枠の材質であるアルミニウム、鉄あ
るいは鉄合金侵蝕するし゛まだフェノールやクレーゾー
ルもギ酸よりも侵蝕性が小さいが長期間繰返し使用する
とやはり材質1を、侵蝕する傾向があシ、従って例えば
絞シ加工あるいは鏡面加工された型枠の重合性汚染物除
去剤としては到底使用に耐えない。     。
、それ故、本発明、は新規な重合性汚染物除去剤を提供
することにある。
本発明の他の目的は成形型枠内の重合性汚染物を除去す
るために特に好適な重合性汚染物除去剤全提供すること
にある。
本発明のさらに他の目的は従来効果的な重合性汚染物除
去剤が皆無に等しかった 、)’f IJアセタール、
y1″!リエステルあるいはポリアミド等に由来する重
合性汚染物に対して特に効果的な汚染物除去剤を提供す
ることにある。
本発明のさらに曲の目的は、上記の如き重合性汚染物を
極めて容鳩にm解又はJ影−せしめることができ腓つ汚
染物の付着した型枠の4A質を実質的に浸帥することの
ない、優れた汚染物除去作用と材質非侵帥性とを備えた
重合性/り染物除去剤を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、同門温度において充分に優
れた汚染物除去作用特に上記の如き溶解性に極めて乏し
いポリアセタール等の重合性汚染l吻に対し周囲温度に
おいて充分に優れた汚染物除去作用を示す汚染物除去剤
全提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、優れた重合性汚染物除去作
用を示すため、成形型枠の細部、隅部に亘って重合性汚
染物を容易に除去することができ、それ故分解搗除せず
に長期間にわたって高粘度の成形品を与えることのでき
るように型枠を維持することができる汚染物除去剤を提
供することにある。
本発明のさらに他の目的は、型枠を成形機に取り付けた
まま型枠に適用するに好適な重合性汚染物除去剤、従っ
て型枠を成形機から外ずしたりおるいは成形機に取り付
けたりする繁雑且つ危険を伴なう作業回数を少くするこ
とができるという実際的な優れた利点を生みだす重合性
汚染物除去剤を提供することにある。
本発明のさら忙他の目的は、本発明の重合性汚染物除去
剤を用いて重合性汚染物、特に、N IJエステル、ポ
リアミドあるいはポリアセタール等に由来する重合性汚
染物を除去する方法全提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以トーの説明から
明らかとなろう。
本発明のかかる目的および利点は、本発明によれば、基
本的に、 下記式(’l) で表わされるヘキサフルオロイソグロックノール又はへ
キサフルオロイソグロノノールを含イ1する周囲温度で
液状の混縫物から成る、重合性汚染物除去剤によって達
成される。
また、本発明によれば、同様に、ヘキサフルオロイソグ
ロパノールに溶解又は膨潤し得る熱可塑性重合体に由来
する重合性汚染物を、ヘキサフルオロイソグロックノー
ル又tまヘギサフルオロイソゾp/#ノールを含有する
周囲温度で液状の混合物と接触せしめることを特徴とす
る、重合性汚染物で汚染された物体から該重合性汚染物
を除去する方法が提供される。
本発明において用いられる上記式(1)で表わされるヘ
キサフルオロイソグロパノールは公知の化合物であり、
市販品として入手することができる。ヘキサフルオロイ
ソグロックノールは沸点的60℃の常温で液体の化合物
である。ヘキサフルオロイソグロックノールは本発明者
の研究によれば例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリテトラフルオロエチレン等を実質的に溶解しないが
、一方ポリアセタール、芳香族ポリエステルあるいは脂
肪族ポリアミド等の溶解性に乏しく従ってそれを溶解す
る溶媒も少ない熱可塑性重合体を溶解することができ且
つこれらの重合体に由来する重合性汚染物′f:4溶解
することができることが明らかにされた。
本願明細書における重合性汚染物は熱可塑性重合体に由
来するあらゆる汚染物を包含する。例えば、熱可塑性取
合体が溶融成形の際に受ける温度、圧力、空気との接触
等によって変質例えば熱分解、酸化分解、着色したもの
等を包含する。これらの重合性汚染物はさらに、用いた
重合体が含有していたその他の成分例えば難燃剤、着色
剤、紫外線吸収剤、可塑剤、熱安定剤、触媒、ゾロセス
オイル等をしはしば含有している。
本発明の汚染物1去剤忙よればこのような種々の複雑な
且つ種々の成分の混合物である重合性汚染物を容易に除
去することができる。
本発明の研究によれば、ヘキサフルオロイソゾロ・リー
ルは希釈媒体との混合物として用いることにより、汚染
物除去剤として一般にヘキサフルオロイソグロノ母ノー
ルそれ自体全使用する場合よりもIIJ!用し搗くなる
ことが明らかとされた。ヘキザフルオロイソグロパノー
ルが示す汚染’i9!I除去作用は希釈媒体を用いるこ
とによっても保持することができるため、希釈媒体の使
用は、1史用し易い汚染物1余去剤を与えるというたけ
でなくヘキサフルオロイソゾロパノールの使用瞭を少な
くすることがでへるという点においても好都合である。
例えは、ヘキサフルオロイソプ゛ロノぐノールは上1己
のように沸点60℃の液体であり成形型枠が周囲湿態よ
りも1鵡い場合にtま型枠に施用した際揮発し易や1=
會事嘗士饗榊性に瘤1廿士戸秒際申←伯ヰ=辱い11向
があるが、希釈媒体との混合物として施用する場合には
周囲j’に度よりもかなり高くaつヘキサフルオロイソ
グロノ母ノールの沸点よりもかなり、曽1い温度におい
てさえ揮発するのを押えることができる。
本発明、VCおいて用いられる希釈媒体tま周囲温度に
おいて液状であるものが好ましく、またへキサフルオロ
イソゾロパノールと混合性であるものが好ましい。希釈
媒体は単独で用いることができまた2種以上併用するこ
ともできる。2種以上併用する場合VCは、少くともい
ずれか一方がヘキサフルオロイソグロノ4ノールと混合
性であるのが好ましい。
本発明において用いられる希釈媒体としては、洞見[、
n −ヘンタン、n−ヘキサノ、  7B−へブタ/の
如き鎖状炭化水素;塩化メチレン、クロロホルム、四塩
化炭素、t、i−又は1.2−ゾク四ロエタン、トリク
ロロエチレン、1.2.3−トリクロログロノ臂ン、1
,1.2.2−テトラクロロエタン% 1.1.2.2
−テ)ラクロロエチレン、ヘギサクロロアセトンの如キ
ハロrン化鎖状炭化水素: ヘンゼ/、トルエン、キシ
レン、クメン、クロルベンゼン、アニソールの如*芳香
ts炭化水素;メタノール、エタノール、イソプロノ譬
ノール、n−ブタノール、ベンジルアルコール、エチレ
ングリコールの如キアルコール佃;エチルエーテル、イ
ンゾロビルエーテル、ジプチルエーテル、エチルフェニ
ルエーテル、ソオキザン、テトラヒドロラン、フルフラ
ール、ジグライムの如きエーテル類;アセトン、メチル
エチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンの如きケトン類;rt¥X酸メチル、酢酸エチル、酢
酸れ−プロビル、安M、i¥酸メチル、安息香酸エチル
、r−ブチロラクトンの如きエステル類;その他ニトロ
メタン、ニトロベンゼン、アニリン、トリメチルアミン
、トリエチルアミン、ジメチルホルムアミド、ヘキサメ
チルホスホロトリアミド、ジメチルホルホギシド、二硫
化尿素′l4t−挙げることができる。
hArF、の如き希釈媒体圧は、前記の如く、ヘキサ 
 。
フルオロイソグロノ9ノールと混合性であるものとヘキ
サフルオロイソグロノ(ノールと混合性でないものとが
ある。′混和性のない1とtま、ヘキサフルオロイソグ
ロノやノール100重用1部に対し約lO重愼部以下で
しがγδ著しないものを云うと理解すべきである。
上記希釈媒体のうち、一般に例えば鎖状炭化水素又はハ
ロダン化炭化水素(但しジクロロエタン’を除<)はへ
キサフルオロイソゾロ・ぐノールと混和性がなく、また
鎖状炭化水素、ハロゲン化炭化水素以外のものはへキサ
フルオロイソグロックノールと混和性を有している。
混和性のない希釈媒体は混和性のある希釈媒体と一緒に
用いることによって、本発明の好適な重合性汚染物除去
剤を与える。すなわち、混和性のない希釈媒体は混和性
のある希釈媒体と一緒に用いることによって見掛は上均
−な重合性汚染物除去剤を与えるが、本来へキサフルオ
ロイソグロノ4ノールと親和性に乏しいためへキサフル
オロイソゾロパノールの汚染物除去作用にあ筐り影vi
ヲ与えずに希釈剤としての作用を発揮するものと考えら
れる。いずれにしても、混和性のない希釈媒体を用いる
ことによってヘキサフルオロイソグロノ4ノールの濃1
f’t、Thまり高くせずにヘキサフルオロイソゾロパ
ノールの汚染物除去作用を充分に発揮せしめ得る。
混相性のある希釈媒体の中では、特に芳香族炭化水素就
中ベンゼン、トルエン;ジクロロエタン;テトラヒドロ
フランめるいはニトロベンゼン等はヘキサフルオロイソ
グロノ9ノールと混オロ性を示すにもかかわらずヘキサ
フルオロイソグロノセノールの汚染物除去作用をあまり
阻害しないので、有利に用いられる。
本発明の重合性汚染物除去剤は、ヘキサフルオロイソグ
ロノ4ノールから成るかあるいはヘキサフルオロイソグ
ロノ4ノールと希釈媒体との混合物から成る。混合物は
好凍しくにヘキサフルオロイソグロノぐノール1重量部
に対し希′0<l浮体を3重置部以下で一般に゛バ有す
る。背に好適な組成は、希釈媒体のfig @によって
異なる。例λ−はベンゼンではへキサフルオロイソグロ
ノぞノールl市に部に対し2電縫部以下であり、トルエ
ンで(lよ25暇魔部U下でアリ、ジクロロエタン、テ
トラヒドロフランおよびニトロベンゼンでは25〜3重
は部具下である。
本発明の汚染物除去剤はさらに実質的に均一な液状であ
るものが好ましく、また水分含喰が小さい方が望ましい
本発明の重合性汚染物除去剤を用いて、重付性汚染物全
除去するには、f重合性汚染物に本発明の汚染物除去剤
を接触せしめればよい。
本発明の汚染物除去剤が特に好適に用いられる重合性汚
染物は由来する熱可塑性重合体がヘキサフルオロイソゾ
ロパノールに溶解又は膨潤し得るものである。かかる熱
可塑性重合体としては、例えば芳香族ポリエステル、脂
肪族ポリアミド又はポリアセタールがめげられる。
また、芳香族ポリエステルとしては、例えばポリエチレ
ンテレフタレートもしくはエチレンテレフタレート単位
金主たる繰返し単位として成るポリエチレンテレフタレ
ート共重合体又はポリブチレンテレフタレートもしくは
ブチレンテレフタレート単位金主たる繰返し単位として
成るポリブチレンテレフタレート共重合体があげられる
。ポリエチレンテレフタレート共重合体は、酸成分とし
てのテレフタル酸以外に例えばイソフタール酸等1!−
會んでいてもよく、あるいはグリコール成分としてのエ
チレングリコール以外にトリメチレングリコール、テト
ラメチレングリコール等を含んでいてもよい。テレフタ
ル酸およびエチレングリコール厖外のこれらの成分はそ
れぞれ酸成分およびグリコール成分の10モルチ以下で
含有しているのが好ましい。ポリブチレンテレフタレー
ト共重合体はテレフタール酸以外の酸成分およびテトラ
メチレンダリコール以外のグリコール成分を同様にlθ
モルチ以下含有しているのが好ましい。
また、脂肪族ポリアミドとしては、例えばポリε−カプ
ロアミドもしくはカプロアミド単位全主たる繰返し単位
とするポリε−カプロアミド共重合体、ポリヘキサメチ
レンアジパミドもしくはヘキサメチレンアジノミド単位
を主たる繰返し単位とするポリへキサメチレンアソノク
ミド共重合体、ポリへキサメチレンセパカミドもしくは
ヘキサメチレンセバカミド囃位を主たる繰返し単位とす
るポリへキサメチレンセパカミド共重合体、又FiJす
ω−ラウロアミドもしくけラウロアミド単位を主たる繰
返し単位とするポリω−ラウロアミド共重合体等があげ
られる。
上記脂肪族ポリアミドにおける共重合体としては、その
主たる繰返し単位全全体の90モルチ以上すなわち主た
る繰返し単位以外の単位をloモルチ以下で含有するも
のが好ましい。かがる共重合体当該技術分野でよく知ら
れている。
また、ポリアセタールとしては、例えばポリオキシメチ
レン又はオキシメチレン単位を主たる繰返し単位とする
ポリオキシメチレン共重合体がめげられる。
すなわち1.かかるポリアセタールは繰返し単位コポリ
マーであってもよい。これらのポリアセタールは当該技
術分野において良く知られている。
コポリマーはオキシメチレン単位の他に例えば、フルオ
ロアルデヒド、クロラールの如きホルムアルデヒド以外
のアルデヒド:エチレンオキサイド、ゾロピレンオキサ
イドの如きアルキレンオギサイド:イソシアン酸;エチ
レン、ゾロビレンJイソブチレン、ビニルエーテルの0
口きビニル化合物;1.3−ソオキソランの如1壌状工
〜チル等に由来する単位を含有することができる。コポ
リマーtまこれらの他の繰返し単位ヶ好ましくは15モ
ル%までの量で、特に好ましくFitOモル%までの歌
で含有することができる。
上記ポリアセタールは、当該技術分野において知られて
いるように、末端水酸基ヲ例えばアセチル基等で封鎖し
た4リマーであってもよい。
本発明方法は、本発明の汚染物除去ill 1に上記の
如き重合体に由来する重合性汚染物に例えば塗布、吹付
は等の任意の方法で接触せしめることによって行なうこ
とができる。接触は、周囲温間と130℃の間の温度で
実施することが望ましい。
通常の場合、接触後長くても数分以内で重合性汚□□ 綿あるいは綿布等により汚染物を容易に拭取ることがで
きる。オ九、例えば成形型枠内の重合性汚染物に本発明
の汚染物除去剤を塗布あるいは吹き付けて数分以内の後
に、そのままの型枠を用いて成形すると、重合性汚染物
で汚染された数個の成形品を与えた後に型枠は良好な成
形品を与えるように清掃される。
以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例1 ′(1)  へΦサフルオロイソデロノ9ノール(試薬
1級相当品イーストマン社製)goorとトルエン(試
薬1級関東化学製)100fを500−のビーカーに採
取し、ビーカーを数回振シ動かして混合した。均一な溶
液が得られた。
(2)グラスチック射出成形(幾(住友重機械■製商品
名ネオマット型、啼王能カフ5トン)の装置を用い、樹
脂温度190℃1(てポリアセタール樹脂(屑すプラス
チック@製商品名ジュラコンM−90)から1時間25
0回の射出速度にて成形品を射出成形した。このと^の
型は成形品として直径511117+WIさ20詣の円
柱状物体を1回の射出成形で32個成形することのでき
る型であり、この型の温度は中心部で60℃±1’CV
c4JJil啼されていた。
5、000回成形した後型の全成形表面の約30第程度
の部分に白色汚染物が付着していた。
上記filで製令した本発明の汚染′吻除去剤(均一な
溶液)を、市販の′衛生用綿棒(長さ、約101程度)
に含浸させ、射出成形機(で敗り付は−Cある型から、
上記白色汚染1吻をこの含浸綿棒を用いふき敗った。約
179の汚染物除去剤によって第1表に示した結用を得
た。
実  施  Pツリ  2 成形i3,000回行った以外は実輸例1の(2)とI
P1条件にで実〃1へ例1の(2)の操作を繰返し行っ
たところ、出色汚染物がJりの全成形表面の約30係程
度に付着した。この型について前述の実倫例1の(3)
に櫂1賎し7たと全く同様にして清掃を行った。約20
5’の汚染1吻1全去剤によって第1表に合せて記11
、シした結果をmた。
実 ゲ6fり11 3 酸1杉全5 (1,0(10回行った以外は実I血例1
の(2)と同豹件に−t1実施例1の(2)の操作を僅
返し行ったところ黒褐色のr′す染物が型の全成形表面
の約40%(すWに伺楕した。この型について、萌述の
実楕例1の(3)にF搭載したと全く同様にして清掃を
行った。約241の汚染物除去剤の使用によって第1表
に合せて記載した結央fKmた。
第  1  表 1:h較例1 ポリアセタール樹脂に由来する汚染′吻除去剤として知
られている、イソゾロパノール30f(試薬1級、関東
化学製)とトルエン102との混合液を汚染物除去剤と
して用いた。実〃11例1の(2)と全く同様の成形操
作を繰返し、実施例1の(2)で得られたと同様の汚染
された型を祷た。この型全実施例1の131と同様にし
て約25分洗浄を行ったが、汚染物は除去できず、洗浄
効果全確昭することはできなかった。なお、汚染物除去
剤は約25分の間に401全量を消費した。
実施例4 実施例1の(2)に記載したと全く同様にして5、 O
O0回の成形を行ない、実施例1の(2)とほぼ同じ状
態に汚染された型を得た。実施例1の(1)で調造した
本発明の汚染物除去剤を、市販されている小型ポリエチ
レン製霧吹器(最大容量120m/)に入れ、上記汚染
された型の成形表面に約4Ofまんべんなく吹き付けた
。吹き付けてから約30秒後に、再び成形を開始した。
3回成形後、型の成形表面から汚染物は明らかに除去さ
れていた。
成形開始後1〜3回目の成形品は型汚染物で明らかに汚
染されていたが、5回目の成形品はもはや汚染されてい
ない商品として充分に使用できるものであった。汚染物
除去剤の吹き付は開始から、再び成形を始め5回の成形
が終了するまでに要した時間はほぼ型を清浄にするまで
Kl&’した時間と考えられ、その時間は約3分間であ
った。
実施例5 30.000回の成形を行った型について、実施例4と
同様の操作を行った。この型の成形表面には汚染物除去
剤を吹き付ける前褐色汚染物が刑°着していた。
実施例4の場合と全く同様に、再び成形を開始して3回
の成形を行った後の型表面にはもはや汚染物は観察でき
なかった。また、5回目の成形品はもはや汚染物で汚染
されていす商品として充分に使用できるものであった。
型を洗浄にするまでに要した時間はこの場合も約3分間
であった。
実施例6 50、000回の成形を行った型について、実施例4と
同様の操作を行った。この型の成形表面には汚染物除去
剤を吹き付ける前黒褐色の汚染物が実施例4および5の
場合と異なり、再び成形を開始して3回の成形を行った
後の型表面には少量の汚染物が観察されま念5回目の成
形品の表面は汚染物で汚染されていなかったがやや荒れ
ていた。
成形5回終了後に、型表面を汚染物除去剤を含浸させた
綿棒でふき取りた。ふき取り忙約6分間要した。
この場合には、吹き付けから上記ふき取シ終了までに要
した時間がほぼ型を清浄にするまでに要した時間と考え
られ、その時間は約10分間であった。
比較例2〜4 5.000回の成形を行った型について、アセトン(比
較例2)、ジクロロエタン(比較例3)およびメチルイ
ソブチルケトン(比較例4)′t−汚染物除去剤とじて
用い、実施例4と同じ操作t−□行りた。
いずれの場合も、再び成形を開始して3回成形を行った
後の型表面にi、汚染物が汚染□物唸妻剤 □吹き付i
前の状轢とほとんど変わらない状−で付着していた。再
び成形yk開始して5回目の成形品 □は表面状帳が叱
れていた。
成形5回終了後罠、型表面を汚染物除去剤を含浸させた
綿棒で操返し約20分間こすったが、いずれの場合も汚
染物は除去できなかった。
実施例8〜11 (1)/リアセタール(ジュラコンA(−90)、ポリ
ブチレンテレフタレート(ポリプラスチック■製商品名
ジュラネツクス2002)、d?リエチレンテv7タレ
ート(Ciba−Geigy社商品名6rαsin S
 −440)およびポリへキサメチレンアジパミド(東
し■商品名アミランc’M3011)のそれぞれlof
を、20cntX20cInX0.15cmのステンレ
ス板2枚の間に入れ、熱プレス機(東邦ブレス■、型式
T−1)?用い、120 Kg/ejの圧力で30分間
圧縮した。圧縮の際の温度は、ポリブセ身ニルの場合は
260℃、ポリブチレンテレフタレートおよび?リエチ
レ/テレフタレーアシバミドの場合は390℃とした。
いずれの重合体からも劣化した淡褐色のフィルム(厚さ
0.1w以下)が得られた。それぞれのフィルム全約1
0nX約5mlの大きさ罠切断、した。
(2)内径1?I11高さ180mmのガラス製試験管
に、第2表に酷載した組成の汚染物除去剤5dtl−入
れたものを多数用意した。各試験管に切断した上記小さ
なフィルムを1投入れた。試験管にフィルムを投入した
の’910分後のフィルムの状輻ヲ観察した。
第2表に結果を合せて示した。
第2表中、○印はフィルムが見金に溶解してフィルムが
全く残っていないかあるいはフィルムが残っているが溶
解して小さくなっていることを示しており、Δ印はフィ
ルムが溶解せずに膨潤していることを示しており、そし
てX印はフィルムが実質的罠溶解、膨潤もせずにそのま
−まの形轢で残っていることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) で表わされるヘキサフルオロイソグロパノール又はヘキ
    サフルオロイソグロノ9ノールを含有する周囲温度で液
    状の混合物から成る、重合性汚染物除去剤。 2 ヘキサフルオロイソグロパノールから実質的に成る
    、特許請求の範囲第1項に記載の1合性汚染物除去剤。 & 上記周囲温度で液状の混合物がへ中サフルオロイソ
    グロノダノールと希釈媒体とから;A!債的に除裏剤。 5、上記希釈媒体がへΦサフルオロイソグロパノールと
    混和性である、特許請求の範囲第3項又は第4項に記載
    の重合性汚染物除去剤。 ′6.  上記希釈媒体が2種以上の混合物である、特
    許請求の範囲第3〜5項のいずれかに記載の重合性汚染
    物除去剤。□ 7、 上記希釈媒体の混合物がヘキサフルオロイソグロ
    ノ9ノールと混和性の希釈媒体同志の混合物である、特
    許請求の範囲第6項に記載の重合性汚染物除去剤。 a 上記希釈媒体の混合物がヘキサフルオロイ・ソプロ
    ノ9ノールと混和性の希釈媒体とへキサフルオロイソプ
    ロ/9ノールと混合性のない希釈媒体との混合物である
    、%許請求の範囲第6項に記載の重合性汚染物除去剤。 9、 上記希釈媒体がヘキサフルオロイソブロックノー
    ル1重量部に対し3車輌部以下で含有される、特許請求
    の範囲第3〜8項のいずれかに記載の重合性汚染物除去
    剤。 i o、  上記重合性汚染物除去剤が実′灰的に均一
    な液状である、特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに
    記載の重合性汚染物除去剤。 11、  ヘキサフルオロイソグロパノールに溶解又は
    膨潤し得る熱可塑性重合体に由来する重合性汚染物を、
    ヘキサフルオロイソプロノeノール又はへキサフルオロ
    イソグロAノールを含有する周囲温度で液状の混合物と
    接触せしめることケ%敵とする、重合性汚染物で汚染さ
    れた物体から該取合性汚染物を除去する方法。 1z 上記熱可塑性重合体が芳香族ポリエステル、脂肪
    族ポリアミド又はポリアセタールである、′1′r許哨
    求の幀間第it項に記載の方法。 13、  辷i己芳香ISポリエステルがポリエチレン
    テレフタレートもしくはエチレンテレフタレート中1〜
    ″f、ケ:したる・i−返し中位として成るポリエチレ
    ンプレフタレート共clt@体又はポリブチレンテレフ
    タレートもしくはブチレンテレフタレート単位音−E/
    ζる★:* 越しt)58位として1fflるポリブチ
    レンテレフタレート共重合体である、パ行許請求のli
    p、間第121白に8己、li(、の方法。 14、  上内己T1旨肋届ポリアミドがポリε−カブ
    ロアSドもしくはカプロアミド単位を・主たる繰返し単
    位とするポリε−カブロアミド共重合体 H9リヘギザ
    メチレンアソAミドもしくはヘキサメチレンアジ・ぐミ
    ドrl−(r”lを主たる繰返し中位とするポリへキザ
    メチレンアヅパミド共1合体、ポリへキサメチレンセバ
    カミドもしくtよヘキサメチレンセパカミド単位を主た
    る繰・関し単位とするポリへキサメチレンセパカミド共
    重合体、又はポリω−ラウロアミドもしくはラウロアミ
    ド単位を主たる抑返t5.上tteポリアセタールがポ
    リオキシメチレン又はオキシメチレン単位を主たる・繰
    返し雫R1とするポリオキシメチレン共重合体である、
    特許請求の範囲第12項に記載の方法。 16、  上記重合性汚染物が上記熱可塑性重合体翌 の成(6内に生成されたものである、特許請求の17、
      上記接触を周囲温度と130℃の間の温度で実施す
    る、特許請求の範囲第11項に記4・(の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61250213A (ja) * 1985-04-26 1986-11-07 Nobuhiko Iwasa 多目的波力発電装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55131099A (en) * 1979-03-30 1980-10-11 Daikin Ind Ltd Surface cleaning composition
JPS55144100A (en) * 1979-04-27 1980-11-10 Daikin Ind Ltd Surface cleaning composition

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