JPS5912541B2 - チヤイルドレジスタント閉鎖具 - Google Patents
チヤイルドレジスタント閉鎖具Info
- Publication number
- JPS5912541B2 JPS5912541B2 JP49111773A JP11177374A JPS5912541B2 JP S5912541 B2 JPS5912541 B2 JP S5912541B2 JP 49111773 A JP49111773 A JP 49111773A JP 11177374 A JP11177374 A JP 11177374A JP S5912541 B2 JPS5912541 B2 JP S5912541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap member
- outer cap
- ratchet
- projections
- closure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D50/00—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures
- B65D50/02—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions
- B65D50/04—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of simultaneous actions, e.g. depressing and turning, lifting and turning, maintaining a part and turning another one
- B65D50/041—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of simultaneous actions, e.g. depressing and turning, lifting and turning, maintaining a part and turning another one the closure comprising nested inner and outer caps or an inner cap and an outer coaxial annular member, which can be brought into engagement to enable removal by rotation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は容器のための閉鎖具に関する。
詳しくは本発明は子供に容易に開けられないような（チ
ヤイルドレジスタント）安全閉鎖具に関する。さらに詳
しくは改良されたタイプの除去ドライブ（ＲｅｍＯｖａ
ｌｄｒｉｖｅ）を有し、慣用のキヤツプ取付装置によつ
て取付られるチヤイルドレジスタント安全閉鎖具に関す
る。従来の本分野の例としては次の米国特許；第２９６
４２０７号、第３０５５５２４号、第３６９２１９９号
、および第３７０５６６２号がある。
ヤイルドレジスタント）安全閉鎖具に関する。さらに詳
しくは改良されたタイプの除去ドライブ（ＲｅｍＯｖａ
ｌｄｒｉｖｅ）を有し、慣用のキヤツプ取付装置によつ
て取付られるチヤイルドレジスタント安全閉鎖具に関す
る。従来の本分野の例としては次の米国特許；第２９６
４２０７号、第３０５５５２４号、第３６９２１９９号
、および第３７０５６６２号がある。
本発明は、外部螺条仕上げ部を有する容器のためのチヤ
イルドレジスタント閉鎖具である。
イルドレジスタント閉鎖具である。
該閉鎖具は以下に示す要素を含んでなつている：（ａ）
内側キヤツプ部材が垂下縁部と一体的に形成された頂部
パネルを有して形成されている。該垂下縁部は、容器の
仕上げ部と係合するように、内面に螺条が形成されてい
る。垂直方向に延長する環壁が、内側キヤツプ部材の頂
部パネルの周縁に一体的に形成されている。離隔した複
数の駆動部材が該環壁から上方向に延長している；（ｂ
）外側キヤツプ部材が垂下縁部と一体的に形成された頂
部パネルを有して形成されている。外側キヤツプ部材の
垂下縁部は、内側キヤツプ部材の垂下縁部を緩く包囲し
て内側キヤツプ部材と外側キヤツプ部材との間の相対的
回転と軸方向の運動とを可能にしている。複数の下方向
を向いた駆動突起が外側キヤツプ部材の頂部パネルの内
側に一体的に形成されている。該駆動突起は、内側キヤ
ツプ部材と外側キヤツプ部材との軸方向変位の１位置に
おいて複数の駆動部材間の間隙に係合し、内側キヤツプ
部材と外側キヤツプ部材との第２の軸方向の位置で該間
隙から解係合するであろう；（ｃ）ラチエツト突起手段
が内側キヤツプ部材または外側キヤツプ部材のいずれか
に形成されており該２つのキヤツプ部材の間に位置する
；（ｄ）複数の傾斜板ばね部材が内側キヤツプ部材また
は外側キヤツプ部材のいずれかに形成されており該２つ
のキヤツプ部材の間に位置する。板ばね部材は偏倚力を
提供して、内側キヤツプ部材と外側キヤツプ部材とを通
常は第２の軸方向位置に保つ。この第２の位置において
、板ばね部材はラチエツト突起手段と係合し、内側およ
び外側キヤツプ部材をユニツトとして閉鎖具締付方向へ
，駆動するであろうが締付をはずす方向に関しては、該
板ばね部材はラチエツト突起手段上を抵抗なく滑動し容
器の仕上げ部からの内側キヤツブ部材の解螺合を防止す
るであろう。外側キヤツプ部材の下方向圧力は、板ばね
部材のこの偏倚に打勝ち外側および内側キヤツプ部材と
を第１の軸方向位置へ位置決めする；（ｅ）外側キヤツ
プ部材内で内側キヤツプ部材を緩く保持するための手段
が設けられている。以下本発明を添付の図面を参照して
詳細に説明する。
内側キヤツプ部材が垂下縁部と一体的に形成された頂部
パネルを有して形成されている。該垂下縁部は、容器の
仕上げ部と係合するように、内面に螺条が形成されてい
る。垂直方向に延長する環壁が、内側キヤツプ部材の頂
部パネルの周縁に一体的に形成されている。離隔した複
数の駆動部材が該環壁から上方向に延長している；（ｂ
）外側キヤツプ部材が垂下縁部と一体的に形成された頂
部パネルを有して形成されている。外側キヤツプ部材の
垂下縁部は、内側キヤツプ部材の垂下縁部を緩く包囲し
て内側キヤツプ部材と外側キヤツプ部材との間の相対的
回転と軸方向の運動とを可能にしている。複数の下方向
を向いた駆動突起が外側キヤツプ部材の頂部パネルの内
側に一体的に形成されている。該駆動突起は、内側キヤ
ツプ部材と外側キヤツプ部材との軸方向変位の１位置に
おいて複数の駆動部材間の間隙に係合し、内側キヤツプ
部材と外側キヤツプ部材との第２の軸方向の位置で該間
隙から解係合するであろう；（ｃ）ラチエツト突起手段
が内側キヤツプ部材または外側キヤツプ部材のいずれか
に形成されており該２つのキヤツプ部材の間に位置する
；（ｄ）複数の傾斜板ばね部材が内側キヤツプ部材また
は外側キヤツプ部材のいずれかに形成されており該２つ
のキヤツプ部材の間に位置する。板ばね部材は偏倚力を
提供して、内側キヤツプ部材と外側キヤツプ部材とを通
常は第２の軸方向位置に保つ。この第２の位置において
、板ばね部材はラチエツト突起手段と係合し、内側およ
び外側キヤツプ部材をユニツトとして閉鎖具締付方向へ
，駆動するであろうが締付をはずす方向に関しては、該
板ばね部材はラチエツト突起手段上を抵抗なく滑動し容
器の仕上げ部からの内側キヤツブ部材の解螺合を防止す
るであろう。外側キヤツプ部材の下方向圧力は、板ばね
部材のこの偏倚に打勝ち外側および内側キヤツプ部材と
を第１の軸方向位置へ位置決めする；（ｅ）外側キヤツ
プ部材内で内側キヤツプ部材を緩く保持するための手段
が設けられている。以下本発明を添付の図面を参照して
詳細に説明する。
本発明の閉鎖具は、第１および２図とに示される外側キ
ヤツプ部材１０と、第３図に示される内側キヤツプ部材
１２（内側キヤツプ部材１２の変更側が第４および５図
に参照数字１７で示されている）との２つの構成要素か
らなつている。
ヤツプ部材１０と、第３図に示される内側キヤツプ部材
１２（内側キヤツプ部材１２の変更側が第４および５図
に参照数字１７で示されている）との２つの構成要素か
らなつている。
第１図において、外側キヤツプ部材１０は、垂下縁部１
６と一体的に成形された円形頂部パネル１４を有して形
成されている。複数の板ばね部材１８，１９，２０およ
び２１が頂部パネル１４内側に成形されており外側部材
１０の内部に延長しているのが第２図に示されている。
図示された具体例は４つの板ばね部材１８，１９，２０
および２１を示しているが２つの板ばね部材であつても
満足に働き、また所望であるなら４つ以上の板ばね部材
が使用されてもよい。
６と一体的に成形された円形頂部パネル１４を有して形
成されている。複数の板ばね部材１８，１９，２０およ
び２１が頂部パネル１４内側に成形されており外側部材
１０の内部に延長しているのが第２図に示されている。
図示された具体例は４つの板ばね部材１８，１９，２０
および２１を示しているが２つの板ばね部材であつても
満足に働き、また所望であるなら４つ以上の板ばね部材
が使用されてもよい。
板ばね部材１８，１９，２０および２１は頂部パネル１
４の内側に一体的に成形された傾斜したタブの形状をと
つている。板ばね部材１８，１９，２０および２１は外
側部材１０の垂直軸に関し約４５′の角度で傾斜させら
れているが、傾斜角度は後記するラチエツテイング機能
（ＲａｔｃｈｅｔｉｎｇｆｕｎｃｔｉＯｎ）が適切に果
されるなら変えられてもよい。板ばね部材１８，１９，
２０および２１は頂部パネル１４の中心からの半径上に
配置されており、該半径は外側部材１０の内側半径より
小さいことが注目されるべきである。ばね部材に加えて
、複数の駆動突起２４，２５，２６および２７もまた頂
部パネル１４の内側に成形されており下方向に垂下して
いる。駆動突起２４〜２７は、好ましくは、外側キヤツ
プ部材１０の内径の最外部で垂下縁部１６に隣接配置さ
れている。駆動突起２４〜２７は、さらに、板ばね部材
１８〜２１に向つて内向きに延在している。しかし駆動
突起２４〜２７の各端は板ばね部材１８〜２１に達する
前に終端している。具体例として４つの駆動突起２４〜
２７を示したがこれは単に説明のために示したものであ
り、単一の駆動突起でも十分機能は果す。しかしながら
後記するように、多数の異なつた除去係合位置を許容す
るためには本発明では等距離で断続離隔して設けかつ同
形の多駆動突起が好ましい。保持玉縁２８が垂下縁部１
６の下部近傍で該垂下縁部１６の内壁に成形されている
。保持玉縁２８は垂下縁部１６の全周縁のまわりで連続
している。外側キヤツプ部材１０は一体的に成形された
板ばね部材１８〜２１に必要とされるばね特性を与える
のに十分に可撓性である、適当な材料から製造される。
この目的に対し効果的である材料はポリエチレンおよび
ポリプロピレンである。第３，４および５図では、内側
キヤツプ部材１２もまた、円形頂部パネル３０とこれに
付いている垂下縁部３２とを有する一体的ユニツトとし
て形成されている。
４の内側に一体的に成形された傾斜したタブの形状をと
つている。板ばね部材１８，１９，２０および２１は外
側部材１０の垂直軸に関し約４５′の角度で傾斜させら
れているが、傾斜角度は後記するラチエツテイング機能
（ＲａｔｃｈｅｔｉｎｇｆｕｎｃｔｉＯｎ）が適切に果
されるなら変えられてもよい。板ばね部材１８，１９，
２０および２１は頂部パネル１４の中心からの半径上に
配置されており、該半径は外側部材１０の内側半径より
小さいことが注目されるべきである。ばね部材に加えて
、複数の駆動突起２４，２５，２６および２７もまた頂
部パネル１４の内側に成形されており下方向に垂下して
いる。駆動突起２４〜２７は、好ましくは、外側キヤツ
プ部材１０の内径の最外部で垂下縁部１６に隣接配置さ
れている。駆動突起２４〜２７は、さらに、板ばね部材
１８〜２１に向つて内向きに延在している。しかし駆動
突起２４〜２７の各端は板ばね部材１８〜２１に達する
前に終端している。具体例として４つの駆動突起２４〜
２７を示したがこれは単に説明のために示したものであ
り、単一の駆動突起でも十分機能は果す。しかしながら
後記するように、多数の異なつた除去係合位置を許容す
るためには本発明では等距離で断続離隔して設けかつ同
形の多駆動突起が好ましい。保持玉縁２８が垂下縁部１
６の下部近傍で該垂下縁部１６の内壁に成形されている
。保持玉縁２８は垂下縁部１６の全周縁のまわりで連続
している。外側キヤツプ部材１０は一体的に成形された
板ばね部材１８〜２１に必要とされるばね特性を与える
のに十分に可撓性である、適当な材料から製造される。
この目的に対し効果的である材料はポリエチレンおよび
ポリプロピレンである。第３，４および５図では、内側
キヤツプ部材１２もまた、円形頂部パネル３０とこれに
付いている垂下縁部３２とを有する一体的ユニツトとし
て形成されている。
垂下縁部３２の内側はねじ山３４が設けられて慣用の容
器のねじ山仕上げ部と係合してもよい。複数のラチエツ
ト突起手段が頂部パネル３０から垂直に突出しかつ一体
的に取付けられている。第３図の具体例においては、ラ
チエツト突起手段が４つのランプタイプ（傾斜式）の突
記３６，３７，３８および３９の形をとつている。各傾
斜型突起３６〜３９は、軸線方向に延長する垂直壁部４
２へ接続されている傾斜部４０によつて形成された実質
的なＬ字状を有している。傾斜部の始まり頂部パネル３
０の平面と実質的に同一な平面にある。垂直壁部４２は
、ばね部材１８〜２１を垂直壁部４２に対し通過するよ
うにさせたとき、ばね部材１８〜２１が垂直壁部４２に
引つ掛るような高さで終端している。もちろんこれは組
立てられた閉鎖具で起るものであり、その詳細な機能は
後で詳しく述べる。ラ手ニット突起手段の詳細な形状は
、独特な本閉鎖具の特別に重要な問題ではない。たとえ
ば、第４図はラチエツト突起手段の変更例を示しており
、ここでラ手ニット突起手段は、４つの楕円形で、垂直
すなわち軸線方向へ延長するラチエツト突起３６′，３
７Ｚ３８′および３９′を含んでいる。ラチエツト機能
は、頂部パネル３０の中央を横断する直径方向に延長す
る単一の長い突起の使用によつても達成され得る。
器のねじ山仕上げ部と係合してもよい。複数のラチエツ
ト突起手段が頂部パネル３０から垂直に突出しかつ一体
的に取付けられている。第３図の具体例においては、ラ
チエツト突起手段が４つのランプタイプ（傾斜式）の突
記３６，３７，３８および３９の形をとつている。各傾
斜型突起３６〜３９は、軸線方向に延長する垂直壁部４
２へ接続されている傾斜部４０によつて形成された実質
的なＬ字状を有している。傾斜部の始まり頂部パネル３
０の平面と実質的に同一な平面にある。垂直壁部４２は
、ばね部材１８〜２１を垂直壁部４２に対し通過するよ
うにさせたとき、ばね部材１８〜２１が垂直壁部４２に
引つ掛るような高さで終端している。もちろんこれは組
立てられた閉鎖具で起るものであり、その詳細な機能は
後で詳しく述べる。ラ手ニット突起手段の詳細な形状は
、独特な本閉鎖具の特別に重要な問題ではない。たとえ
ば、第４図はラチエツト突起手段の変更例を示しており
、ここでラ手ニット突起手段は、４つの楕円形で、垂直
すなわち軸線方向へ延長するラチエツト突起３６′，３
７Ｚ３８′および３９′を含んでいる。ラチエツト機能
は、頂部パネル３０の中央を横断する直径方向に延長す
る単一の長い突起の使用によつても達成され得る。
涙滴形状戻り止め突起４４，４５，４６，４７が傾斜型
突起３６〜３９のそれぞれの間で間隔を有して設けられ
ている。これら戻り止め突起４４〜４７は、頂部パネル
３０の平面から突出しておりかつばね部材１８〜２１の
通路上にある。これら部材の詳細な機能は後に詳しく述
べる。内側キヤツプ部材１２の上部は、城郭造りともみ
なされる全体的形状となつているのが図示されている。
すなわち、環壁４８が頂部パネル３０の平面からパルス
波形状に立上つている。環壁４８の駆動部材には、等間
隔で断続離隔して４９〜５２が上方向すなわち軸線方向
に延在している。組立てられた閉鎖具においては、外側
キヤツプ部材１０の内部にあり前記駆動突起に対応する
数と長さの駆動突起２４〜２７は、該駆動突起２４〜２
７が駆動部材４９〜５２の間にある開所に簡単かつスム
ーズにピツタリとかみ合うような寸法となつている。こ
のことは内側キヤツプ部材１２へ駆動力を与えて、内側
キヤツプ部材１２が外側キヤツプ部材１０によつて駆動
される。ここに等長の駆動部材の数が多くなればなる程
外側キヤツプの内側キヤツプへの協働係合関係への下向
移動は、両キヤツプ相互間の回転移動軌跡の大部分に亘
り可能となり、例え幼児といえども外キヤツプを内キヤ
ツプへ押し下げ、これを回転させる可能性を生じうる。
従つて駆動部材の数は多くとも８個、特に６個以下とす
ることが好ましい。第５図から明らかなように、保持玉
縁５４が垂下縁部３２の外面に成形されている。
突起３６〜３９のそれぞれの間で間隔を有して設けられ
ている。これら戻り止め突起４４〜４７は、頂部パネル
３０の平面から突出しておりかつばね部材１８〜２１の
通路上にある。これら部材の詳細な機能は後に詳しく述
べる。内側キヤツプ部材１２の上部は、城郭造りともみ
なされる全体的形状となつているのが図示されている。
すなわち、環壁４８が頂部パネル３０の平面からパルス
波形状に立上つている。環壁４８の駆動部材には、等間
隔で断続離隔して４９〜５２が上方向すなわち軸線方向
に延在している。組立てられた閉鎖具においては、外側
キヤツプ部材１０の内部にあり前記駆動突起に対応する
数と長さの駆動突起２４〜２７は、該駆動突起２４〜２
７が駆動部材４９〜５２の間にある開所に簡単かつスム
ーズにピツタリとかみ合うような寸法となつている。こ
のことは内側キヤツプ部材１２へ駆動力を与えて、内側
キヤツプ部材１２が外側キヤツプ部材１０によつて駆動
される。ここに等長の駆動部材の数が多くなればなる程
外側キヤツプの内側キヤツプへの協働係合関係への下向
移動は、両キヤツプ相互間の回転移動軌跡の大部分に亘
り可能となり、例え幼児といえども外キヤツプを内キヤ
ツプへ押し下げ、これを回転させる可能性を生じうる。
従つて駆動部材の数は多くとも８個、特に６個以下とす
ることが好ましい。第５図から明らかなように、保持玉
縁５４が垂下縁部３２の外面に成形されている。
保持玉縁５４は、垂下縁部３２の全周縁の周りに延在し
、かつ外側キヤツプ部材１０の垂下縁部１６に形成され
た保持玉縁２８の直径より大きい直径を有している。垂
下縁部３２は、内側に垂下しテーパとされたスリーブ５
６で終端してもよく、該スリーブ５６は複数の溝５７が
形成されている。この独特な形状は、厳密には製造の便
宜上のものであり内側キヤツプ部材１２の成形型からの
非常に容易な除去を可能にする。すなわち溝５７は成形
型から内側キヤツプ部材１２を回転してはずすための歯
車駆動として働く。第４図に参照数字１７として示され
る内側キヤツプ部材１２の変更例は、内側キヤツプ部材
１２に関して記述したほとんどの特徴を実質的に有して
いる。実際、これら２つの部材１２と１２′とは外側キ
ヤツプ部材１０に関して相互変換性がある。しかしなが
ら、閉鎖具の寸法（すなわち閉鎖具が閉鎖する容器の実
際の直径）が異なることにまつわる特殊な問題は、駆動
機構の特別な設計の何らかの変更を必要とする。前記し
たように、第４図のラチエツト突起手段は長くされた楕
円の突起３６′〜３ＣＪの形状となつている。さらに、
半径方向に離隔された２つの弓形ランド（１ａＮｄ）が
隣接するラチエツト突起３ｆｆ〜３９′の間に延長して
いる。ランド５８，５９は、ばね部材１８〜２１を偏倚
して特に所望とされる程度の下方向の力を生ぜしめてば
ね部材１８〜２１の正確な位置を保つために主に使用さ
れる。これは、駆動機構の偶発的係合のどのような可能
性をも除去するということにおいて、組立てられた閉鎖
具の安全性の特徴を大きくする。長楕円形ラチエツト突
起３６′〜３９′は第３図に示す戻り止め突起４４〜４
７と組合わせても使用でき、また反対に第３図に示す傾
斜型突起３６〜３９を第４図に示す弓形ランド５８，５
９と組合わせても使用できる。選択されるであろう正確
な形状は、必要とする特別な設計上の問題に依存するが
本分野の精通者によつて容易に解決されるべきものであ
る。内側キヤツプ部材１２はこれ自体容器に対する独立
した閉鎖具である。したがつて内側キヤツプ部材１２は
適当な材料からつくられてもよく、必ずしも外側キヤツ
プ部材１０と同じ材料からできている必要はない。しか
しながらポリエチレンまたはポリプロピレンのような熱
可塑性材料が内側キヤツプ部材１２の製造に特に適して
いるということが見いだされた。第６図に関して、本発
明の完成された安全閉鎖具が部分的に破断されて示され
ている。
、かつ外側キヤツプ部材１０の垂下縁部１６に形成され
た保持玉縁２８の直径より大きい直径を有している。垂
下縁部３２は、内側に垂下しテーパとされたスリーブ５
６で終端してもよく、該スリーブ５６は複数の溝５７が
形成されている。この独特な形状は、厳密には製造の便
宜上のものであり内側キヤツプ部材１２の成形型からの
非常に容易な除去を可能にする。すなわち溝５７は成形
型から内側キヤツプ部材１２を回転してはずすための歯
車駆動として働く。第４図に参照数字１７として示され
る内側キヤツプ部材１２の変更例は、内側キヤツプ部材
１２に関して記述したほとんどの特徴を実質的に有して
いる。実際、これら２つの部材１２と１２′とは外側キ
ヤツプ部材１０に関して相互変換性がある。しかしなが
ら、閉鎖具の寸法（すなわち閉鎖具が閉鎖する容器の実
際の直径）が異なることにまつわる特殊な問題は、駆動
機構の特別な設計の何らかの変更を必要とする。前記し
たように、第４図のラチエツト突起手段は長くされた楕
円の突起３６′〜３ＣＪの形状となつている。さらに、
半径方向に離隔された２つの弓形ランド（１ａＮｄ）が
隣接するラチエツト突起３ｆｆ〜３９′の間に延長して
いる。ランド５８，５９は、ばね部材１８〜２１を偏倚
して特に所望とされる程度の下方向の力を生ぜしめてば
ね部材１８〜２１の正確な位置を保つために主に使用さ
れる。これは、駆動機構の偶発的係合のどのような可能
性をも除去するということにおいて、組立てられた閉鎖
具の安全性の特徴を大きくする。長楕円形ラチエツト突
起３６′〜３９′は第３図に示す戻り止め突起４４〜４
７と組合わせても使用でき、また反対に第３図に示す傾
斜型突起３６〜３９を第４図に示す弓形ランド５８，５
９と組合わせても使用できる。選択されるであろう正確
な形状は、必要とする特別な設計上の問題に依存するが
本分野の精通者によつて容易に解決されるべきものであ
る。内側キヤツプ部材１２はこれ自体容器に対する独立
した閉鎖具である。したがつて内側キヤツプ部材１２は
適当な材料からつくられてもよく、必ずしも外側キヤツ
プ部材１０と同じ材料からできている必要はない。しか
しながらポリエチレンまたはポリプロピレンのような熱
可塑性材料が内側キヤツプ部材１２の製造に特に適して
いるということが見いだされた。第６図に関して、本発
明の完成された安全閉鎖具が部分的に破断されて示され
ている。
安全閉鎖具は外側キヤツプ部材１０と内側キヤツプ部材
１２とを組合せることによつて形成される。完成した閉
鎖具を組立てるためには、保持玉縁２８が保持玉縁５４
上に押しやられる。この過程において外側キヤツプ部材
１０の垂下縁部１６は外側へ僅かに偏倚させられる。よ
り大きな直径の保持玉縁２８が保持玉縁５４上を通過後
に垂下縁部は内側方向に偏倚して戻り外側キヤツプ部材
１０内に内側キヤツプ部材１２を嵌入する。第６図にみ
られるように、外側部材１０と内側部材１２との間の嵌
合は密合ではない。垂下縁部１６の内側と垂下縁部３２
の外側との間には認識できる間隙がある。この結果、外
側キヤツプ部材１０は、内側キヤツプ部材１２に関し、
回転と軸線方向の滑動とが可能である。第６図に示され
る内側キヤツプ部材１２の実際の形状は第４図に示され
る変更例１２であることが解るであろう。内側キヤツプ
部材１７は容器６１の外側螺条仕上げ部６０に螺合する
。シール板６２が仕上げ部６０の上部と、内側キヤツプ
部材１２′の頂部・マネル３０の下部との間に介在して
いる。板ばね部材１８が突起３ｒと駆動係合しているの
が第６図から判るであろう。図面にはみられないが、同
様にして、他の板ばね部材１９，２０および２１が他の
ラチエツト突起３６′，３８′，３９′と駆動係合して
いる。かくして、第６図に示されるような完成した閉鎖
具は、外側キヤツプ部材１０の回転が板ばね部材１８〜
２１にラチエツト突起３６′〜３９′への駆動係合をさ
せて外側キヤツプ部材１０と内側キヤツプ部材１２とを
単位体として締付方向へ回転するので、容器６１の仕上
げ部へ螺合され得る。逆に、外側キヤツプ部材１０が反
対方向すなわち容器６１からキヤツプを通常、解螺合す
る方向に回転させられると板ばね部材１ぽ〜２Ｖはラチ
エツト突起３５〜３９′上を滑動するのが解るであろう
。このようにしてこの２つの機能が内側キヤツプ部材１
７に対し一方向ラチエツト駆動を与える。このため外側
キヤツプ部材１０は、内側部材１′２′に関して緩む方
向に自由に回転できる。この特徴が付加的な運動を加え
ないときは組合された閉鎖具の解螺合を不可能にして、
組合された閉閉具をチヤイルドレジスタントとする。さ
らに垂下縁部３２と垂下縁部１６との間の間隙は、子供
が、容器６１の仕上げ部６０から内側キヤツプ部材１７
を解螺合できるに十分なほど、内側キヤツプ部材１７に
対し外側部材１０を締めて圧することができないように
する。従来技術でのこのタイプの多くの閉鎖具の２つの
要素の間で１しつかりした係合があり、内側部材に対し
外側部材を締めて駆動係合を得ることを可能にするので
閉鎖具のチヤイルドレジスタントの特徴を無視している
。内側キヤツプ部材１２′の弓形ランド５８，５９が板
ばね部材１８〜２１に接触していて板ばね部材１８〜２
１を好ましい偏倚位置へ保持し、周知のばね力を与え外
側キヤツプ部材１０から内側キヤツプ部材１２′を離隔
保持する。第３図に参照数字１２として示したものの組
合された具体例は図示されていないが、この具体例が使
用されれば前記のラチエツト機能が働らくのは本技術分
野に精通した者には明らかであろう。締付け方向におい
て、板ばね部材１８〜２１は傾斜型突起３６〜３９の垂
直壁部４２へ押圧的または駆動的に係合する。この結果
、組合された閉鎖具は、さらに手を加えることなしにね
じ山付仕上り部６０に螺合され得る。逆に、外側キヤツ
プ部材１０の緩み方向すなわち解螺合方向に回転させら
れると、板ばね部材１８〜２１は傾斜型突起３６〜３９
のランプ部４０を上り、内側キヤツプ部材を十分に緩め
るためのトルクを与えない。第３図に示される具体例の
戻り止め突起４４〜４７はさらに安全装置として働らく
。外側キヤツプ部材１０が（組合された閉鎖具を仕上げ
部６０から通常の解螺合する方向に）回転させられると
板ばね部材１８〜２１が傾斜型突起３６〜３９の傾斜部
４０を完全に一度上り、次に反対側に落ちて戻り止め突
起４４〜４７が板ばね部材１８〜２１をそのままの位置
に保持しようとする。このため板ばね部材１８〜２１を
、次の傾斜型突起へ移動させるためには、これら戻り止
め突起４４〜４７を乗り越え通過すべくさらに力を加え
る必要がある。板ばね部材１８〜２１が戻り止め突起４
４〜４７によつて停止保持されているときは、駆動突起
２４〜２７と駆動部材４９〜５２とが丁度整合するよう
に、該戻り止め突起４４〜４７がパネル３０上に配置さ
れている。この位置は、閉鎖具が倉庫内にある場合のよ
うに垂直負荷を受けうる状態のとき板ばね部材１８〜２
１に過度の応力がかかるのを防止する。即ち駆動突起２
４〜２７は駆動突起４９〜５０と接触してこの過度の応
力のかかるのを防止する。容器の仕上げ部６０から閉鎖
具を取りはずすた．めには、外側キヤツプ部材１０が、
第７図に示されるように、内側キヤツプ部材１２′上に
押し下げげられねばならない。
１２とを組合せることによつて形成される。完成した閉
鎖具を組立てるためには、保持玉縁２８が保持玉縁５４
上に押しやられる。この過程において外側キヤツプ部材
１０の垂下縁部１６は外側へ僅かに偏倚させられる。よ
り大きな直径の保持玉縁２８が保持玉縁５４上を通過後
に垂下縁部は内側方向に偏倚して戻り外側キヤツプ部材
１０内に内側キヤツプ部材１２を嵌入する。第６図にみ
られるように、外側部材１０と内側部材１２との間の嵌
合は密合ではない。垂下縁部１６の内側と垂下縁部３２
の外側との間には認識できる間隙がある。この結果、外
側キヤツプ部材１０は、内側キヤツプ部材１２に関し、
回転と軸線方向の滑動とが可能である。第６図に示され
る内側キヤツプ部材１２の実際の形状は第４図に示され
る変更例１２であることが解るであろう。内側キヤツプ
部材１７は容器６１の外側螺条仕上げ部６０に螺合する
。シール板６２が仕上げ部６０の上部と、内側キヤツプ
部材１２′の頂部・マネル３０の下部との間に介在して
いる。板ばね部材１８が突起３ｒと駆動係合しているの
が第６図から判るであろう。図面にはみられないが、同
様にして、他の板ばね部材１９，２０および２１が他の
ラチエツト突起３６′，３８′，３９′と駆動係合して
いる。かくして、第６図に示されるような完成した閉鎖
具は、外側キヤツプ部材１０の回転が板ばね部材１８〜
２１にラチエツト突起３６′〜３９′への駆動係合をさ
せて外側キヤツプ部材１０と内側キヤツプ部材１２とを
単位体として締付方向へ回転するので、容器６１の仕上
げ部へ螺合され得る。逆に、外側キヤツプ部材１０が反
対方向すなわち容器６１からキヤツプを通常、解螺合す
る方向に回転させられると板ばね部材１ぽ〜２Ｖはラチ
エツト突起３５〜３９′上を滑動するのが解るであろう
。このようにしてこの２つの機能が内側キヤツプ部材１
７に対し一方向ラチエツト駆動を与える。このため外側
キヤツプ部材１０は、内側部材１′２′に関して緩む方
向に自由に回転できる。この特徴が付加的な運動を加え
ないときは組合された閉鎖具の解螺合を不可能にして、
組合された閉閉具をチヤイルドレジスタントとする。さ
らに垂下縁部３２と垂下縁部１６との間の間隙は、子供
が、容器６１の仕上げ部６０から内側キヤツプ部材１７
を解螺合できるに十分なほど、内側キヤツプ部材１７に
対し外側部材１０を締めて圧することができないように
する。従来技術でのこのタイプの多くの閉鎖具の２つの
要素の間で１しつかりした係合があり、内側部材に対し
外側部材を締めて駆動係合を得ることを可能にするので
閉鎖具のチヤイルドレジスタントの特徴を無視している
。内側キヤツプ部材１２′の弓形ランド５８，５９が板
ばね部材１８〜２１に接触していて板ばね部材１８〜２
１を好ましい偏倚位置へ保持し、周知のばね力を与え外
側キヤツプ部材１０から内側キヤツプ部材１２′を離隔
保持する。第３図に参照数字１２として示したものの組
合された具体例は図示されていないが、この具体例が使
用されれば前記のラチエツト機能が働らくのは本技術分
野に精通した者には明らかであろう。締付け方向におい
て、板ばね部材１８〜２１は傾斜型突起３６〜３９の垂
直壁部４２へ押圧的または駆動的に係合する。この結果
、組合された閉鎖具は、さらに手を加えることなしにね
じ山付仕上り部６０に螺合され得る。逆に、外側キヤツ
プ部材１０の緩み方向すなわち解螺合方向に回転させら
れると、板ばね部材１８〜２１は傾斜型突起３６〜３９
のランプ部４０を上り、内側キヤツプ部材を十分に緩め
るためのトルクを与えない。第３図に示される具体例の
戻り止め突起４４〜４７はさらに安全装置として働らく
。外側キヤツプ部材１０が（組合された閉鎖具を仕上げ
部６０から通常の解螺合する方向に）回転させられると
板ばね部材１８〜２１が傾斜型突起３６〜３９の傾斜部
４０を完全に一度上り、次に反対側に落ちて戻り止め突
起４４〜４７が板ばね部材１８〜２１をそのままの位置
に保持しようとする。このため板ばね部材１８〜２１を
、次の傾斜型突起へ移動させるためには、これら戻り止
め突起４４〜４７を乗り越え通過すべくさらに力を加え
る必要がある。板ばね部材１８〜２１が戻り止め突起４
４〜４７によつて停止保持されているときは、駆動突起
２４〜２７と駆動部材４９〜５２とが丁度整合するよう
に、該戻り止め突起４４〜４７がパネル３０上に配置さ
れている。この位置は、閉鎖具が倉庫内にある場合のよ
うに垂直負荷を受けうる状態のとき板ばね部材１８〜２
１に過度の応力がかかるのを防止する。即ち駆動突起２
４〜２７は駆動突起４９〜５０と接触してこの過度の応
力のかかるのを防止する。容器の仕上げ部６０から閉鎖
具を取りはずすた．めには、外側キヤツプ部材１０が、
第７図に示されるように、内側キヤツプ部材１２′上に
押し下げげられねばならない。
第７図の配置は外側部材１０と内側部材１７との軸線方
向変位の１つの位置とみなし得るし、第６図の配置は外
側部材１０と内側部材１７との軸線方向変位の第２の位
置とみなし得る。板ばね部材１８〜２１は、外側部材１
０と内側部材１７とを第６図に示す関係で通常、保持す
るように働き、この配置においては容器からの閉鎖具取
りはずしは不可能である。しかしながら板ばね部材１８
〜２１のばね機能を利用することにより、外側キヤツプ
部材１０は内側キヤツプ部材１７上に押し下げられ得る
。外側キヤツプ部材１０の下方向変位は駆動突起２４〜
２７に、駆動部材４９〜５２間にある間隙への係合をも
たらす。外側キヤツプ部材１０が下方向に圧せられた時
点では、駆動突起２４〜２７と、駆動部材４９〜５２間
にある間隙との整合は完全ではないかも知れないという
ことが理解されるべきである。しかしながら外側キヤツ
プ部材１０の緩み方向への僅かな回転は外側キヤツプ部
材１０の適切なる駆動係合をもたらすであろう。駆動突
起２４〜２７の適切なる係合によつて、外側キヤツプ部
材１０は回転でき、そして内側キヤツプ部材１２はこの
駆動係合により外側キヤツプ部材１０とともにユニツト
として回転するであろう。組合わされた閉鎖具が容器か
ら取りはずされ、外側キヤツプ部材１０の下方向の圧力
が取り除かれると、組合わされた閉鎖具は、板ばね部材
１８〜２１の影響の下に第６図に示される配置に戻り、
閉鎖具は再適用のための適当な配置となるであろう。こ
の結果、使用者は、板ばね部材１８〜２１とラチエツト
突起３ぎ〜３９′との駆動係合を利用して閉鎖具を容器
の仕上げ部６０へ再螺合させることができる。組合わさ
れた閉鎖具が容器に適用されると、閉鎖具は、内側キヤ
ツプ部材１２上への外側キヤツプ部材１０の下方向への
押込みを伴わずには再び取りはずすことはできない。外
側キヤツプ部材１０上への下方向への圧力を加えずに容
器６１から組立てられた閉鎖具を小供がとろうとすると
きは、ラチエツト駆動配置に起因するはつきりした警告
音がでることが明らかとされている。板ばね部材１８〜
２１のラチエツト突起３６′〜３９′上での滑動は、大
きくはつきりしたばちばちという音を発生する。この音
はかなりの距離をおいても聞きとれ、小供に対し有害で
あろう中味を含む容器を小供がこじあけようとしている
ということを親に警告するように、この音が役目を果た
す。外側部材１０と内側部材１２または１７との組立て
による本発明の組合わせ閉鎖具が通常のキヤツプ取付装
置によつて使用され得るということは、締付け工程中に
閉鎖具に何ら操作を必要としないからである。
向変位の１つの位置とみなし得るし、第６図の配置は外
側部材１０と内側部材１７との軸線方向変位の第２の位
置とみなし得る。板ばね部材１８〜２１は、外側部材１
０と内側部材１７とを第６図に示す関係で通常、保持す
るように働き、この配置においては容器からの閉鎖具取
りはずしは不可能である。しかしながら板ばね部材１８
〜２１のばね機能を利用することにより、外側キヤツプ
部材１０は内側キヤツプ部材１７上に押し下げられ得る
。外側キヤツプ部材１０の下方向変位は駆動突起２４〜
２７に、駆動部材４９〜５２間にある間隙への係合をも
たらす。外側キヤツプ部材１０が下方向に圧せられた時
点では、駆動突起２４〜２７と、駆動部材４９〜５２間
にある間隙との整合は完全ではないかも知れないという
ことが理解されるべきである。しかしながら外側キヤツ
プ部材１０の緩み方向への僅かな回転は外側キヤツプ部
材１０の適切なる駆動係合をもたらすであろう。駆動突
起２４〜２７の適切なる係合によつて、外側キヤツプ部
材１０は回転でき、そして内側キヤツプ部材１２はこの
駆動係合により外側キヤツプ部材１０とともにユニツト
として回転するであろう。組合わされた閉鎖具が容器か
ら取りはずされ、外側キヤツプ部材１０の下方向の圧力
が取り除かれると、組合わされた閉鎖具は、板ばね部材
１８〜２１の影響の下に第６図に示される配置に戻り、
閉鎖具は再適用のための適当な配置となるであろう。こ
の結果、使用者は、板ばね部材１８〜２１とラチエツト
突起３ぎ〜３９′との駆動係合を利用して閉鎖具を容器
の仕上げ部６０へ再螺合させることができる。組合わさ
れた閉鎖具が容器に適用されると、閉鎖具は、内側キヤ
ツプ部材１２上への外側キヤツプ部材１０の下方向への
押込みを伴わずには再び取りはずすことはできない。外
側キヤツプ部材１０上への下方向への圧力を加えずに容
器６１から組立てられた閉鎖具を小供がとろうとすると
きは、ラチエツト駆動配置に起因するはつきりした警告
音がでることが明らかとされている。板ばね部材１８〜
２１のラチエツト突起３６′〜３９′上での滑動は、大
きくはつきりしたばちばちという音を発生する。この音
はかなりの距離をおいても聞きとれ、小供に対し有害で
あろう中味を含む容器を小供がこじあけようとしている
ということを親に警告するように、この音が役目を果た
す。外側部材１０と内側部材１２または１７との組立て
による本発明の組合わせ閉鎖具が通常のキヤツプ取付装
置によつて使用され得るということは、締付け工程中に
閉鎖具に何ら操作を必要としないからである。
組合わされた閉鎖具が、該組合わされた閉鎖具の特別な
操作を伴わずに、容器６１の仕上げ部に常に螺合され得
るということは従来技術の大概のチヤイルドレジスタン
ト閉鎖具の必要条件と異なる新機軸である。しかしなが
ら、閉鎖具の取りはずしは巧妙な操作が必要であり、こ
のことは大概の子供の思考を越えるものであることが判
明した。以上本発明を特定の具体例について説明したが
本発明は図示し本明細書に詳述した具体例のみに限定さ
れるものではない。
操作を伴わずに、容器６１の仕上げ部に常に螺合され得
るということは従来技術の大概のチヤイルドレジスタン
ト閉鎖具の必要条件と異なる新機軸である。しかしなが
ら、閉鎖具の取りはずしは巧妙な操作が必要であり、こ
のことは大概の子供の思考を越えるものであることが判
明した。以上本発明を特定の具体例について説明したが
本発明は図示し本明細書に詳述した具体例のみに限定さ
れるものではない。
第１図は本発明の外側キヤツプ部材の側面図であり、部
分的に破断してある。 第２図は本発明の外側キヤツプ部材の内側の斜視図であ
り、部分的に破断してある。第３図は本発明の内側キヤ
ツプ部材の上部の斜視図である。第４図は第３図に示さ
れるような内側キヤツプ部材のいくらか変更した例の斜
視図である。第５図は第４図に示される内側キヤツプ部
材の側面図であり、部分的に破断してある。第６図は容
器への適用配置にあつて、容器と係合している組立てら
れた閉鎖具の側面図であり、部分的に破断されている。
第７図は第６図と同様な図面であり、内側および外側キ
ヤツプ部材がユニツトとして回転するように係合して容
器からの除去を可能にしているところを示している。１
０・・・・・・外側キヤツプ部材、１２，１Ｚ・・・・
・・内側キヤツプ部材、１８，１９，２０，２１・・・
・・・板ばね部材、２４，２５，２６，２７，４９，５
０，５１，５２・・・・・・駆動部材、２８，５４・・
・・・・保持玉縁、３６，３７，３８，３９・・・・・
・突起、３６′，３７′，３８′，３９′・・・・・・
ラチエツト突起、４４，４５，４６，４７・・・・・・
戻り止め突起。
分的に破断してある。 第２図は本発明の外側キヤツプ部材の内側の斜視図であ
り、部分的に破断してある。第３図は本発明の内側キヤ
ツプ部材の上部の斜視図である。第４図は第３図に示さ
れるような内側キヤツプ部材のいくらか変更した例の斜
視図である。第５図は第４図に示される内側キヤツプ部
材の側面図であり、部分的に破断してある。第６図は容
器への適用配置にあつて、容器と係合している組立てら
れた閉鎖具の側面図であり、部分的に破断されている。
第７図は第６図と同様な図面であり、内側および外側キ
ヤツプ部材がユニツトとして回転するように係合して容
器からの除去を可能にしているところを示している。１
０・・・・・・外側キヤツプ部材、１２，１Ｚ・・・・
・・内側キヤツプ部材、１８，１９，２０，２１・・・
・・・板ばね部材、２４，２５，２６，２７，４９，５
０，５１，５２・・・・・・駆動部材、２８，５４・・
・・・・保持玉縁、３６，３７，３８，３９・・・・・
・突起、３６′，３７′，３８′，３９′・・・・・・
ラチエツト突起、４４，４５，４６，４７・・・・・・
戻り止め突起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 外部に螺条仕上げ部を有した容器のための、子供に
容易に開けられないような（チヤイルドレジスタント）
閉鎖具において、垂下縁部と一体的に形成された頂部パ
ネルを有する内側キャップ部材であつて、該垂下縁部は
該容器の該仕上げ部と係合するため垂下縁部の内面に形
成された螺条を有し、該内側キャップ部材の頂部パネル
の周縁に一体的に形成された軸線方向に延長する環壁お
よび該環壁の外端にパルス波形状に形成されたそれぞれ
が等間隔で離隔した多くとも８個迄の等長の駆動部材と
を含む前記内側キャップ部材；および垂下縁部と一体的
に形成された頂部パネルを有する外側キャップ部材であ
つて、該外側キャップ部材の該垂下縁部は該内側キャッ
プ部材の該垂下縁部を緩く包囲して該内側部材と該外側
キャップ部材との間の相対的回転と軸線方向の運動とを
可能にしており、前記パルス波形状の駆動部材の数と同
数の下方向を向いた等長の駆動突起が該外側キャップ部
材の頂部パネルの内側に一体的に形成されており、該内
側キャップ部材と該外側キャップ部材の軸線方向の変位
の第１の位置では該各々の駆動突起は各駆動部材の間の
間隙にピツタリと係合し、そして該内側キャップ部材と
該外側キャップ部材の第２の軸線方向の位置では、該間
隙から解係合する前記外側キャップ部材とを含む組合せ
であり、該内側キャップ部材に形成され該両部材の間に
介在するラチエツト突起手段と、外側キヤツプ部材に形
成され該両部材間に介在する複数の傾斜板ばね部材とを
含み、該板ばね部材は該内側および外側キャップ部材と
を該第２の軸線方向の位置に保持する偏倚力を与え、そ
して該ラチエツト突起手段を該第２の軸線方向の位置に
駆動係合させ該内側および外側キャップ部材とをユニッ
トとして該閉鎖具の締付方向に駆動するが締付を解く方
向には該ラチエツト突起手段上を自由に滑動して該内側
キャップ部材の解螺合を防止し、該板ばね手段の偏倚に
打ち勝つ該外側キャップ部材上への下方向圧力が該内側
および外側キャップ部材とを該第１の軸線方向位置に位
置決めし、さらに該外側キャップ部材内に該内側キャッ
プ部材を緩く保持するため外側キャップ部材の垂下縁端
と内側キャップ部材の環壁に玉縁手段が設けられている
前記組合せを含む前記外部に螺条仕上げ部を有した容器
のためのチヤイルドレジスタント閉鎖具。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の閉鎖具において、該ラ
チエツト手段は該内側キャップ部材の頂部パネルの外側
に一体的に形成されたラチエツト突起として働らく少な
くとも２つの軸線方向に延長する突起を含み、該内側キ
ャップ部材の頂部パネルの外側に形成されかつ該各ラチ
エツト突起の間に配置されていて該閉鎖具の締付を解く
方向への該板ばね部材を干渉する戻り止め突起をさらに
含んでいる前記閉鎖具。 ３ 特許請求の範囲第１項記載の閉鎖具において、該ラ
チエツト手段は該内側キヤツプ部材の頂部パネルの外側
に一体的に成形されたラチエツト突起として働らく少な
くとも２つの軸線方向に延長する突起を含み、該各ラチ
エツト突起の間に延在する少なくとも１つの弓形ランド
をさらに含み、該板ばね部材は該弓形ランドとの接触に
よつて通常は偏倚されてなる前記閉鎖具。 ４ 特許請求の範囲第１項記載の閉鎖具において、該ラ
チエツト突起手段は該内側キャップ部材の頂部パネルの
外側に一体的に成形された少なくとも２つの傾斜型ラチ
エツト突起を含み、該傾斜型ラチエツト突起のそれぞれ
は、該内側部材が該容器仕上げ部から除去されるときの
運動方向へ上向きに傾斜している傾斜部と、該傾斜部の
上端へ接続された軸線方向に延長する壁部とを含み、該
内側部材の頂部パネルの外側に形成されかつ該各傾斜型
突起の間に配置されていて該閉鎖具の締付を解く方向へ
の該板ばね部材を干渉する戻り止め突起をさらに含み、
該板ばね部材下端が該ラチエツト突起と戻り止め突起間
に位置する場合は、外側キャップ部材の駆動突起と、内
側キャップの駆動部材とは、相互の凸縁辺において整合
当接するように位置定めされている前記閉鎖具。 ５ 特許請求の範囲第１項記載の閉鎖具において、該ラ
チエツト突起手段は該内側キャップ部材の頂部パネルの
外側に一体的に成形された少なくとも２つの傾斜型ラチ
エツト突起を含み、該傾斜型ラチエツト突起のそれぞれ
は、該内側キャップ部材が該容器仕上げ部から除去され
るときの運動方向へ上向きに傾斜している傾斜部と、該
傾斜部の上端へ接続された軸線方向に延長する壁部とを
含み、該各傾斜型突起の間に延在する少なくとも１つの
弓形ランドをさらに含み、該板ばね部材は該弓形ランド
との接触によつて通常は偏倚されて、該板ばね部材の下
端が該ラチエツト突起と弓形ランド間に位置する場合は
外側キャップ部材の駆動突起と、内側キャップの駆動部
材とは、相互の凸縁辺において整合当接するように位置
定めされている前記閉鎖具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US00402199A US3857505A (en) | 1973-10-01 | 1973-10-01 | Safety closure |
| US402199 | 1995-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5060387A JPS5060387A (ja) | 1975-05-24 |
| JPS5912541B2 true JPS5912541B2 (ja) | 1984-03-23 |
Family
ID=23590937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49111773A Expired JPS5912541B2 (ja) | 1973-10-01 | 1974-09-30 | チヤイルドレジスタント閉鎖具 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
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