JPS59124808A - ポリプロピレンシ−トの熱成形方法 - Google Patents
ポリプロピレンシ−トの熱成形方法Info
- Publication number
- JPS59124808A JPS59124808A JP23483A JP23483A JPS59124808A JP S59124808 A JPS59124808 A JP S59124808A JP 23483 A JP23483 A JP 23483A JP 23483 A JP23483 A JP 23483A JP S59124808 A JPS59124808 A JP S59124808A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- heating
- molding
- temperature
- ptp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医薬品（錠剤カプセル）等の包装料として広く
知られているブリスターパック、いわゆるＰｒｅｓｓ
Ｔｈｒｏｕｇｈ Ｐａｃｋ （以下ＦＴＰと略す）に
用いるポリプロピレンＦＴＰの製造方法に関する。
知られているブリスターパック、いわゆるＰｒｅｓｓ
Ｔｈｒｏｕｇｈ Ｐａｃｋ （以下ＦＴＰと略す）に
用いるポリプロピレンＦＴＰの製造方法に関する。
ＰＴＰは医薬品等の包装において、高速度の包装コンパ
クトで中身の見える包装ができるとともに商品の保藺衛
生性包装合理化等の優れた多くの特性をもち、いまや錠
剤やカプセル等の包装の主流となっている。
クトで中身の見える包装ができるとともに商品の保藺衛
生性包装合理化等の優れた多くの特性をもち、いまや錠
剤やカプセル等の包装の主流となっている。
そのためＦＴＰに用いられるシートは良好な熱成形性を
有するものに限られ従来品は殆んどポリ塩化ビニルシー
トが用いられてきた。 しかしポリ塩化ビニル（以下ｐ
ｖｃと略す）は水蒸気透過率が大きく、錠剤、カプセル
等を長期保存すると吸湿する欠点を有し、又公害問題が
市場で提起されている。 それ故に近年無公害で防湿性
の優れたポリプロピレンシートが検討されてきているが
、ポリプロピレン（以下ＰＰと略す）は高い結晶性のた
め熱成形領域では急激な粘性変化を起しｐｖｃに比べ著
しく熱成形性が悪い。
有するものに限られ従来品は殆んどポリ塩化ビニルシー
トが用いられてきた。 しかしポリ塩化ビニル（以下ｐ
ｖｃと略す）は水蒸気透過率が大きく、錠剤、カプセル
等を長期保存すると吸湿する欠点を有し、又公害問題が
市場で提起されている。 それ故に近年無公害で防湿性
の優れたポリプロピレンシートが検討されてきているが
、ポリプロピレン（以下ＰＰと略す）は高い結晶性のた
め熱成形領域では急激な粘性変化を起しｐｖｃに比べ著
しく熱成形性が悪い。
そのため従来のＦＴＰ成形機でＰＰシートを成形すると
加熱温度１６０℃以上のＰＰの融点以」；の設定で成形
の場合は加熱ロールあるいは熱板にＰＰシートが０着し
て送り不能になり成形ができず、又それよりも若干低い
１５０℃近傍の湿度設定で成形の場合は始めの１５ショ
ット位捷では良好な成形品が得られるが次第に一部成形
不良物が発生し連続的に良好な成形品は得られず、いず
れの温度設定にしても良好な成形品は得られない。
加熱温度１６０℃以上のＰＰの融点以」；の設定で成形
の場合は加熱ロールあるいは熱板にＰＰシートが０着し
て送り不能になり成形ができず、又それよりも若干低い
１５０℃近傍の湿度設定で成形の場合は始めの１５ショ
ット位捷では良好な成形品が得られるが次第に一部成形
不良物が発生し連続的に良好な成形品は得られず、いず
れの温度設定にしても良好な成形品は得られない。
（比較例参照）
かかる観点から本発明者等はＦＴＰ成形機でポリプロピ
レンシートを成形可能艷すべく鋭意研究した結果ＦＴＰ
成形機の加熱ゾーンにおいてポリプロピレンシートを加
熱し、シートの温度ヲ１３０℃〜１６０℃にして真空及
び圧空、又真空圧空併用等の成形を行なうことによって
良好なＦＴＰ成形品が得られることを見い出し本発明に
到達した。
レンシートを成形可能艷すべく鋭意研究した結果ＦＴＰ
成形機の加熱ゾーンにおいてポリプロピレンシートを加
熱し、シートの温度ヲ１３０℃〜１６０℃にして真空及
び圧空、又真空圧空併用等の成形を行なうことによって
良好なＦＴＰ成形品が得られることを見い出し本発明に
到達した。
即ち、本発明はブリスターパック成形機のシート加熱ゾ
ーンにおいてシートを加熱し、成形時のポリプロピレン
シート温度を１３０〜１６０℃にして成形することを特
徴とするポリプロピレンブリスターパックの製造方法に
ある。
ーンにおいてシートを加熱し、成形時のポリプロピレン
シート温度を１３０〜１６０℃にして成形することを特
徴とするポリプロピレンブリスターパックの製造方法に
ある。
ＰＰシートの成形温度が１３０℃以下で成形した場合、
ＦＴＰの成形形状が金型に忠実に賦形されない成形不良
品になり、また１６０℃以上の場合は熱板あるいけ加熱
ロール等に付着して、シートの送りが不能になり成形で
きなく、ＰＰシートから良好なＦＴＰ成形品を得る成形
時のシー） ｂＮ度範囲は１３０℃〜１６０℃に限定さ
れ好適には１３５℃〜１５５℃である。
ＦＴＰの成形形状が金型に忠実に賦形されない成形不良
品になり、また１６０℃以上の場合は熱板あるいけ加熱
ロール等に付着して、シートの送りが不能になり成形で
きなく、ＰＰシートから良好なＦＴＰ成形品を得る成形
時のシー） ｂＮ度範囲は１３０℃〜１６０℃に限定さ
れ好適には１３５℃〜１５５℃である。
成形時のＰＰシートの温度を１３０〜１６０℃に維持さ
せるには加熱ゾーンが必須である。加熱ゾーンはＰＴＰ
成形機の熱成形装置部分の前に設置するものであり、加
熱ゾーンは熱板加熱、ロール接触による加熱、赤外線及
び遠赤外線ヒーター加熱等のシートを加熱できる装置な
らばいずれでも良く、単一の加熱源ばかりでなく、これ
らの組み合せによる加熱源を用いても良いもので、加熱
ゾーンにおいてＰＰシートを加熱し熱成形時のＰＰシー
トの温度が１３０〜１６０℃に常に維持できる加熱装置
及び方法ならばいずれを使用しても良い。
せるには加熱ゾーンが必須である。加熱ゾーンはＰＴＰ
成形機の熱成形装置部分の前に設置するものであり、加
熱ゾーンは熱板加熱、ロール接触による加熱、赤外線及
び遠赤外線ヒーター加熱等のシートを加熱できる装置な
らばいずれでも良く、単一の加熱源ばかりでなく、これ
らの組み合せによる加熱源を用いても良いもので、加熱
ゾーンにおいてＰＰシートを加熱し熱成形時のＰＰシー
トの温度が１３０〜１６０℃に常に維持できる加熱装置
及び方法ならばいずれを使用しても良い。
従来ｐｖｃ用ＦＴＰ成形機を用いてＰＰのブリスターパ
ックを製造することは困Ｑｐｆであったが、本発明を応
用することによってＰＰシートから良好なＦＴＰ成形品
を得ることができる。即ち、ＰＶＣ用のＦＴＰ成形機が
有する加熱ゾーンに先行した予備加熱ゾーンを付設する
ことにより、成形時のシート温度を１３０〜１６０℃に
維持することが可能となり、安定したしかも高速ｌ生産
性の下に、良好なＰＰのＦＴＰ成形品の製造が可能とな
る。
ックを製造することは困Ｑｐｆであったが、本発明を応
用することによってＰＰシートから良好なＦＴＰ成形品
を得ることができる。即ち、ＰＶＣ用のＦＴＰ成形機が
有する加熱ゾーンに先行した予備加熱ゾーンを付設する
ことにより、成形時のシート温度を１３０〜１６０℃に
維持することが可能となり、安定したしかも高速ｌ生産
性の下に、良好なＰＰのＦＴＰ成形品の製造が可能とな
る。
この方法によれば一般に５〜１５秒の全加熱時間で安定
生産が可能である。ここで全加熱時間とけ予備加熱時間
と加熱時間の和であるが、例えば加熱ロールを用いた場
合は、直接シートが加熱ロールと接触している長さを成
形速度で除した値でもって表わす。
生産が可能である。ここで全加熱時間とけ予備加熱時間
と加熱時間の和であるが、例えば加熱ロールを用いた場
合は、直接シートが加熱ロールと接触している長さを成
形速度で除した値でもって表わす。
従来のＦＴＰ成形機に予熱ゾーンを付設する方法として
は現状の加熱装置の前にさらに加熱装置ａを設ｉｆＬす
れば良く、加熱装置としては熱板加熱、ロール接触加熱
、赤外線及び遠赤外線ヒーター加熱、等のシートを加熱
できる装置ならばいずれでも良い。さらにこの加熱装置
は単一の加熱源ばかりでなく、これらの組み合せによる
加熱源を用いても良く、直接シートが加熱できるいずれ
の装置及び方法を使用しても良い。
は現状の加熱装置の前にさらに加熱装置ａを設ｉｆＬす
れば良く、加熱装置としては熱板加熱、ロール接触加熱
、赤外線及び遠赤外線ヒーター加熱、等のシートを加熱
できる装置ならばいずれでも良い。さらにこの加熱装置
は単一の加熱源ばかりでなく、これらの組み合せによる
加熱源を用いても良く、直接シートが加熱できるいずれ
の装置及び方法を使用しても良い。
本発明によれば、ポリプロピレンシートからＰＴＰが高
い生産性でかつ安定的に生産することができる。 なお
、本発明において使用されるポリプロピレンとは沸騰ｎ
−ヘプタン抽出残分が少なくとも７０係以上の結晶性プ
ロピレン単重合体、またはプロピレンを少なくとも７５
重量係含有するエチレンもしくは他のα−オレフィンと
のランダムまたはブロック共重合体である。
い生産性でかつ安定的に生産することができる。 なお
、本発明において使用されるポリプロピレンとは沸騰ｎ
−ヘプタン抽出残分が少なくとも７０係以上の結晶性プ
ロピレン単重合体、またはプロピレンを少なくとも７５
重量係含有するエチレンもしくは他のα−オレフィンと
のランダムまたはブロック共重合体である。
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例 １〜４
メルトフローインデックス１．０，９７１０分のプロピ
レン重合体を厚さＱ、３１ｎｍ、 ｒ−１：＋２２５胴
のシートに作成した。
レン重合体を厚さＱ、３１ｎｍ、 ｒ−１：＋２２５胴
のシートに作成した。
次にシーケーデイ（ｌ（１）社製ドラム方式ブリスター
パック成形＠Ｅ Ｂ Ｐ −Ｈ型の成形用加熱ロールの
前部に１４０ｍｍｙｆ Ｘ ２７０ｍｒｌ］のロールに
１．８ＫＷのヒーターが内蔵されている加熱ロールを取
り付は予備加熱ゾーンを設置し予備加熱ロール温度、加
熱用ロール温度を第１表記載の温度設定にし、作成した
シートを用い成形速度６ ｍ１ｍ１ｎでＦＴＰ成形を行
なった。
パック成形＠Ｅ Ｂ Ｐ −Ｈ型の成形用加熱ロールの
前部に１４０ｍｍｙｆ Ｘ ２７０ｍｒｌ］のロールに
１．８ＫＷのヒーターが内蔵されている加熱ロールを取
り付は予備加熱ゾーンを設置し予備加熱ロール温度、加
熱用ロール温度を第１表記載の温度設定にし、作成した
シートを用い成形速度６ ｍ１ｍ１ｎでＦＴＰ成形を行
なった。
得られたポリプロピレンＦＴＰ成形品状態は良好な物で
あり成形は連続的に何ら問題なく成形可能であった。全
加熱時間及び成形時のシートの温度は第１表記載の如く
であった。
あり成形は連続的に何ら問題なく成形可能であった。全
加熱時間及び成形時のシートの温度は第１表記載の如く
であった。
比較例 １〜３
実施例１においてシーケーデイ■社製ブリスタパンク成
形機ＥＢＰ−Ｈ型に予備加熱ゾーンを設置１ｆｆｉせず
、従来市販状態で実施例１と同様にＦＴＰ成形を第１表
記載の加熱ロール湿度でＦＴＰ成形を行なった。
形機ＥＢＰ−Ｈ型に予備加熱ゾーンを設置１ｆｆｉせず
、従来市販状態で実施例１と同様にＦＴＰ成形を第１表
記載の加熱ロール湿度でＦＴＰ成形を行なった。
得られたポリプロピレンＦＴＰ成形状態は第１表記載の
如く成形時のシート温度振れ幅が大きく、一部成形不良
品が含まれていたり、あるＶ′−は成形前に成形用加熱
ロールに付着し成形できないものであった。 またその
時の全加熱時間は第１表に記載した如くであった。
如く成形時のシート温度振れ幅が大きく、一部成形不良
品が含まれていたり、あるＶ′−は成形前に成形用加熱
ロールに付着し成形できないものであった。 またその
時の全加熱時間は第１表に記載した如くであった。
実施例 ５
メルトフローインデックス２．０ 、ｑ／ １０ 分フ
ロピレンーエチレンランダム共重合体を厚さ０．３羽、
巾２２５７１１７ｉ＋のシートに作成した。
ロピレンーエチレンランダム共重合体を厚さ０．３羽、
巾２２５７１１７ｉ＋のシートに作成した。
次に■テクノ自動機社製ドラム方式ブリスターパック成
形機ＨＭ２２５型顛実施例１と同様に１４０謹メＸ２７
０１１市巾のロールに１８藺のヒーターが内蔵されてい
る予備加熱ロールを設は成形速度３．５ ｍ １ｍｍで
ＦＴＰ成形を行なった。
形機ＨＭ２２５型顛実施例１と同様に１４０謹メＸ２７
０１１市巾のロールに１８藺のヒーターが内蔵されてい
る予備加熱ロールを設は成形速度３．５ ｍ １ｍｍで
ＦＴＰ成形を行なった。
得られたＰＴＰ成形品状態は良好な物であり、成形は連
続的に何ら問題なく成形可能であった。
続的に何ら問題なく成形可能であった。
またその時の全加熱時間及び成形時のシート湿度は第１
表記載の如くであった。
表記載の如くであった。
実施例 ６〜８
シーケーデイ■社製平板方式ブリスターパック成形ｆｊ
Ａ Ｆ Ｂ Ｐ −８３の成形用熱板と幅２．４ Ｑ
７＋１＋１ Ｘ長さ７５０？ｉｌ・Ｉ、合計４ＫＷヒー
ター内蔵の加熱板をシート両面（表裏）から加熱できる
ように成形用加熱板を改造し第１表記載の成形用熱板温
度に温度設定して実施例５で作成したシートを用い成形
速度６ ｍ ／ ｗｉｔでＰＴＰ成形を行なった。
Ａ Ｆ Ｂ Ｐ −８３の成形用熱板と幅２．４ Ｑ
７＋１＋１ Ｘ長さ７５０？ｉｌ・Ｉ、合計４ＫＷヒー
ター内蔵の加熱板をシート両面（表裏）から加熱できる
ように成形用加熱板を改造し第１表記載の成形用熱板温
度に温度設定して実施例５で作成したシートを用い成形
速度６ ｍ ／ ｗｉｔでＰＴＰ成形を行なった。
得られたＰＴＰ成彫品状態は良好な物であり、成形は連
続的に何ら問題なく可能であった。
続的に何ら問題なく可能であった。
またその時の加熱時間及び成形時のシート温度は第１表
記載の如くであった。
記載の如くであった。
比較例 ４〜６
実施例６において成形用熱板を改造せずにシーケーデイ
（（で０社製平板方式プリスクーパツク成形機ＦＢＰ−
３３で実施例６と同様に成形速度６１咀／ｍｌ７１でＦ
ＴＰ成形を行なった。
（（で０社製平板方式プリスクーパツク成形機ＦＢＰ−
３３で実施例６と同様に成形速度６１咀／ｍｌ７１でＦ
ＴＰ成形を行なった。
得られた結果は第１表に記載した如＜ ＰＴＰ成形品状
態は成形時のシート温度振れ幅が大きく、一部成形不良
品が含まれていたり、あるいは成形前に成形用熱板に（
＝Ｊ着し成形できないものであった。
態は成形時のシート温度振れ幅が大きく、一部成形不良
品が含まれていたり、あるいは成形前に成形用熱板に（
＝Ｊ着し成形できないものであった。
捷たその時の加熱時間は第１表記載の如くであった。
Claims (1)
- ブリスターパック成形機のシート加熱ゾーンにおいてシ
ートを加熱し成形時のポリプロピレンシート温度を１３
０〜１６０℃にして成形することを特徴とするポリプロ
ピレンブリスターパックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23483A JPS59124808A (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | ポリプロピレンシ−トの熱成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23483A JPS59124808A (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | ポリプロピレンシ−トの熱成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59124808A true JPS59124808A (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=11468273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23483A Pending JPS59124808A (ja) | 1983-01-06 | 1983-01-06 | ポリプロピレンシ−トの熱成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59124808A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62148237A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-02 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 結晶性熱可塑性樹脂シ−トの熱成形方法 |
| US5649874A (en) * | 1996-08-05 | 1997-07-22 | Marble Vision Inc. | Transparent ball with insert, and process of manufacture thereof |
| JP2006151456A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Eisai Co Ltd | Ｐｔｐ包装体およびその製造方法 |
-
1983
- 1983-01-06 JP JP23483A patent/JPS59124808A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62148237A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-02 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 結晶性熱可塑性樹脂シ−トの熱成形方法 |
| JPH0583367B2 (ja) * | 1985-12-23 | 1993-11-25 | Idemitsu Petrochemical Co | |
| US5649874A (en) * | 1996-08-05 | 1997-07-22 | Marble Vision Inc. | Transparent ball with insert, and process of manufacture thereof |
| JP2006151456A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Eisai Co Ltd | Ｐｔｐ包装体およびその製造方法 |
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