JPS59122950A - 生物学的に活性な物質の測定法およびそれに使用する標識剤 - Google Patents

生物学的に活性な物質の測定法およびそれに使用する標識剤

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JPS59122950A
JPS59122950A JP23120682A JP23120682A JPS59122950A JP S59122950 A JPS59122950 A JP S59122950A JP 23120682 A JP23120682 A JP 23120682A JP 23120682 A JP23120682 A JP 23120682A JP S59122950 A JPS59122950 A JP S59122950A
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measuring
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JP23120682A
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Takashi Uchida
隆史 内田
Shuntaro Hosaka
保坂 俊太郎
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Toray Industries Inc
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/58Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving labelled substances
    • G01N33/585Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving labelled substances with a particulate label, e.g. coloured latex

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生物学的に活性な物質を測定する方法およびそ
れに使用する標識剤に関する。
近年、抗原抗体反応を利用し、微量成分を定量的に測定
する方法が臨床検査および゛医学、獣医学、薬学、微生
物学などの研究分野において利用されてきている。
赤血球凝集反応や免疫拡散法などの古典的方法に加えて
、最近では抗原・抗体反応により生じさせた免疫複合体
を光散乱により測定するネフエロメトリー、螢光や放射
性同位元素または酵素などで抗体もしくは抗原を標識し
、抗原もしくは抗体を測定する標識免疫測定法、さらに
加えて合成ポリマー微粒子に抗原や抗体を固定化し、抗
体や抗原の存在でおこる微粒子の凝集の程度をガラス板
上やマイクロプレートで観察することや、凝集にともな
う光の透過度の変化を分光光度計で測定することで抗体
や抗原の測定をおこなう方法も開発されつつある。
とりわけ、放射性同位元素を用いた免疫測定法(RIA
)は、最も高感度の分析法として広く実用的に利用され
ているが、放射性同位元素を取シ扱うため、被爆の危険
が伴うし、特別の施設も必要となる。したがつ゛てRI
Aにかわる高感度測定法の実現が求められている。
なかでも、螢光免疫測定法(FIA)はRIAの利点を
残し、放射性同位元素のかわりに螢光物質を利用する取
り扱いやすい方法である。しかし、現在のところFIA
はRIAに比較して、感度が低いので、適用範囲が限ら
れている。また、一部の物質については、RIAに匹敵
する測定感度をあげている測定法として酵素免疫測定法
(E・IA)があるが、必ずしも全ての雪質についてR
IAと同様の感度をあげているわけでもなく、試薬も比
較的高価であり、また取り扱いもRIAやFIAはど容
易ではないので、RIAを凌駕するまでに至っていない
一般にRIA法に代表される標識免疫測定法は原理的に
2方法に大別される。1つは競争法であり他の1つはサ
ンドウィッチ法と称されている方法である。競争法とは
、抗原もしくは抗体である被測定物質を含む測定試料液
と、前もって放射性同位元素などの標識剤で標識してお
いた既知濃度の被測定物質を混合し、そこに抗体もしく
は抗原を混合し反応させると抗原−抗体複合物ができる
が、複合物または複合物を形成しなかった遊離物質には
標識された被測定物質と標識されていない被測定物質が
含まれており、その比率を測定することで検体中の被測
定物質の測定をおこなう方法である。他の1つの方法で
あるサンドウィッチ法は、被測定物質と特異的に結合す
る結合のパートナ−を固定化しておいた固相と、別に用
意した被測定物質と特異的に反応しうる物質を放射性同
位元素などで標識して得た標識した°結合性物質とで被
測定物質をサンドウィッチした後、固相もしくは液相中
の標識物質の測定をおこなうことにより、被測定物質の
測定をおこなう方法である。
本発明者らはRIAにかわる安全で安価でしかも操作が
容易な高感度測定法を開発すべく検討した結果、FIA
の長所を生かした方法、すなわち標識免疫測定法におい
て螢光物質を結合したコロイド粒子を使用することによ
り、生物学的に活性な物質を高感度で測定できる新規な
測定法を見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、検体溶液中の生物学的に活性な被測
定物質を標識免疫測定法により測定する方法1でおいて
、標識剤として螢光を発する直径0.03μm−’3μ
mの微粒子を用いることを特徴とする生物学的に活性な
物質の測定法である。
本発明の標識免疫測定法には代表的な方法としてサンド
ウィッチ法および競争法がある。
サンドウィッチ法とは、検体溶液中の生物学的に活性な
被測定物質と、被測定物質に特異的に結合する結合のパ
ートナ−を固定化した固相。
および被測定物質に特異的に結合する性質がありかつ標
識剤で標識された物質とを反応させ、次いで液相に残存
した標識物質または、固相に結合した標識物質を測定す
ることにより被測定物質を測定する方法である。また競
争法とは、検体溶液中の生物学的に活性な被測定物質、
および標識剤で標識された既知量の被測定物質を、被測
定物質に特異的に結合する結合のパートナ−を固定化し
た固相に反応させた後、液相に残存した標識物質又は固
相に結合した標識物質を測定することにより被測定物質
を測定する方法である。
本発明の特徴は標識免疫測定法で、被測定物質と特異的
に反応しうる物質(以下、結合性物質と称する)を、放
射性同位元素や酵素または螢光性試薬によって標識した
標識物質を使用するかわりに、螢光物質を多数結合また
は含有させた粒径が0.03μm〜6μmのコロイド粒
子(以下螢光コロイド粒子と゛称す)で被測定物質もし
くは結合性物質を標識した標識物質(以下螢光コロイド
標識物質と称′t)を使用したことである。螢光コロイ
ド標識物質は、競争法では直接、サンドウィッチ法では
被測定物質を介して固相に結合するが、適当な量の螢光
コロイド標識物質を用いれば、被測定物質の量と、固相
に結合するまたは液相に残存する螢光コロイド標識物質
の量とに定量的な相関が生じる。螢光コロイド標識物質
の測定は、螢光光度計によっておこなえる。コロイド粒
子には多数の螢光物質を結合または含有させることが可
能であり、従来のFIAのように結合性物質を単に螢光
性試薬で標識するのに比較し、格段に螢光強度をあげる
ことができ、そのために測定感度もはるかに向上できる
本発明で使用する固相は、螢光コロイド粒子と分離可能
な形状もしくは材質のものが好ましい。すなわち、固相
を螢光コロイド粒子よりも格段に大きい球や板状の物質
として螢光コロイド粒子との混合系からつ寸み出せるよ
うにしたり、固相を微粒子とした場合でも螢光コロイド
粒子より大きい粒径として、膜、フィルターまたは遠心
分離機などで分離できるようにしたり、粒径を変えなく
とも固相微粒子の比重を螢光コロイド粒子の比重より大
きくして、沈降しやすくし遠心操作により分離できるよ
うにしたり、または固相微粒子内部に感磁性物質を封入
しておき磁石で吸いつけることで分離できるようにした
りすることが必要である。以上の具体例は、固相と螢光
コロイド粒子との分離につ゛いて理解されや、すいよう
に記したのであり、特に固相を限定するものではない。
固相の素材としては生体構成成分や金属などでもよいが
、形状を自由に調節できしかも安定な有機高分子化合物
が好ましい。例えばポリスチレン、ポリアクリロニトリ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリル酸メチル、
ポリ−ε−カプラミド、ポリエチレンテレフタレートな
どの疎水性重合体群、あるいはポリアクリルアミド、ポ
リメタクリルアミド、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポ
リビニルアルコール、ポリ(2−オキシエチルアクリレ
ート)、ポリ(2−オキシエチルメタクリレート)、ポ
リ(2,ろ−ジオキシプロピルアクリレート)、ポリ(
2,3−ジオキシプロピルメタクリレート、ポリエチレ
ングリコールメタクリレートなどの架橋した親水性重合
体群、もしくは−両方の性質を持つ共電体群がある。ま
た固相□ の形状は板、試験管、マイクロプレートなど
でもよいが、微粒子を固相と゛すれば表面積を容易に増
加させることができる。
固相への結合のパートナ−の固定化方法としては、物理
吸着と化学結合がある。例えば疎水的な固相には蛋白な
どは物理吸着で固定化できるし、アミン基やカルボキシ
ル基が官能基として存在する同相にはカルボジイミドで
カルボキシル基やアミノ基を有する物質を共有結合で固
定化できるし、アミン基またはカルバモイル基を有する
固相にはアミノ基を有する物質をグルタルアルデヒドな
どのポリアルデヒドで共有結合により固定化できるし、
ヒドロキシル基を有する固相には臭化シアンによりアミ
ノ基を有する物質を共有結合で固定化できる。また、ア
ルデヒド基またはエポキシ基を有する固相にはアミン基
を有する物質を直接反応させて共有結合により固定化で
きる。
またメルカプト基を有する固相には、メルカプト基を有
する物質をシマレイミドをバインダーとして結合させる
ことができる。固相の洗浄に界面活性剤を含有させた洗
浄液を使用することもあり、固定化方法としては固定化
□゛した物質が脱離する危険のある物理吸着法に比して
共有結合法が好ましい。
本発明で使用する結合のパートナ−とは被測定物質に特
異的に結合しうる物質である。例えば、被測定物質が抗
原、抗体、ホルモン、抗原抗体複合体、糖類、免疫グロ
ブリン、リンフ才力イン、補体などの場合には順に抗体
、抗原、該ホルモンリセプター、リューマチ因子、レク
チン、プロティンA1該リンフオカインリセプター、該
補体リセプターなどとの組み合わせがそれぞれ被測定物
質と結合のパートナ−の組み合わせになりうる。また全
ての物質について、特異抗体が存在する場合には、その
特異抗体および対応する抗原がパートナ−となりうる。
サンドウィッチ法では、一般にはまず結合のハードナー
を固定化した固相と検体とを反応させ次に、被測定物質
が結合のハードナーを介して結合した固相と螢光コロイ
ド標識物質とを反応させる。この後にサンドウィッチ法
では一般的に固相と液相とを分離し洗浄する操作がある
しかし、固相側と螢光コロイド側とに同一物質に対する
しかも別の抗原結定部位に対する抗体を結合させるなど
して、1段階の反応で固相と螢光コロイド粒子によって
被測定物質をサンドウィッチすることによりこの段階で
の分離および洗浄操作をはふくことも可能であシ、本発
明に関しても同様のことができる。
一方、競争法でも検体と螢光コロイド標識物質とを同時
に加えないで、検体と固相との反応後に螢光コロイド標
識物質を加えることがあるが、どちらにしても螢光コロ
イド標識物質を固相の結合のハードナーと反応させてい
る。
螢光コロイド粒子は測定の精度を出すうえで、分散性が
よくしかも均一な粒径、形状であることが好ましい。反
応効率の点から粒径は小さいほどよく、少くともブラウ
ン運動をおこす程度の粒径すなわち5μm以下であるこ
とが好ましい。しかし、あまり粒径が小さくとも操作上
および測定上適当で−はないので、粒径は0.03μm
〜6μmの範囲であることが適当であり、特に0.1μ
m〜1μmの粒径が好ましい。
螢光コロイド粒子の素材は均一で適当な粒径の微粒子を
得る目的から有機高分子重合体が好ましい。例えば前記
の固相と同様の疎水性重合体、親水性重合体、両者の共
重合体群がある。
本発明の微粒子は乳化重合、懸濁重合沈澱重合などによ
り調製できる。これらの重合、法は均一な粒径および形
状の微粒子を得るのに適した方法である。コロイド粒子
に結合または含有させる螢光物質としてはど゛のような
物質でもかまわないが、螢光を散乱光から区別する為に
は励起波長のピークと螢光波長のピークとの波長差が大
きい方が好ましい。またコロイド粒子への螢光物質の固
定化法は物理的吸着による方法でも化学的結合による方
法でもかまわない。しかし、螢光物質がコロイド粒子か
ら遊離したりしない為にも化学結合、特に共有結合が好
ましい。共有結合法としては、たとえばコロイド粒子に
官能基としてアミ7基があるならば、フルオレツセイン
インチオシアネート、ジクロロトリアジニルフルオレツ
セインなどのフルオレッセインの誘導体、ロングミンイ
ソチオンアネート、テトラメチルローダミンイソチオン
アネート、9′[I H15H19H41,I H11
5H〕キサンセノ−(2,3,4−ij : 5,6.
7− i’j’コシキノリリジン〕=6−1’、 2’
、 3’、 6’、 7’、−12’、 15’、16
’、 17’−オクタヒドロ−4(または5)−インチ
オシアネート−スピロ〔イソベンゾフラン−1(ろH)
〕などのローダミン誘導体、4−アセタミド−4″−イ
ソチオシアノスチルベン−2,2′−ジスルホン酸、ダ
ンンルクロライド、フルオレスアミン誘導体、などの螢
光竺質は容易に結合させられる。またコロイド粒子にカ
ルボキシル基がある場合は、アミノフルオレツセインな
どのアミン基を有する螢光物質をカルボジイミドを用い
て結合させることもできるし、コロイド粒子にメルカプ
ト基がある場合にはやはシ、アミノフルオレツセイ/な
どのアミン基を有する螢光物質をN(−4−カルボキシ
シクロヘキシルメチル)マレイミドのN−ヒドロキシス
クシジイミドエステルなどの試薬を用いて結合できる。
また、螢光コロイド粒子への被測定物質または結合性物
質の固定化は、やはり物理吸着でも化学結合でもかまわ
ないが、被測定物質や結合性物質が螢光コロイド粒子か
ら遊離し力いためには共有結合法によるのが最も好まし
い。
本発明のサンドウィッチ法で使用する結合性物質とは被
測定物質と特異的に結合する物質であシ、固相に固定化
した結合のパートナ−と同一物質であってもかまわない
し、異なる物質であってもかまわない。
例えば被測定物質がイムノグロブリンの場合、固相に結
合させる結合のヘートナーとしてプロティンAを用い、
活性コロイド粒子の結合性物質として抗イムノグロブリ
ン抗体を用いてもよいし、また両者共に抗イムノグロブ
リン抗体を用いてもよい。
本発明において被測定物質となりうる物質は、生物学的
に特異的な親和性を有する物質をパートナ−として有し
ている物質であり、具体的には例えば連鎖球菌、ブドウ
球菌、ジフテリア菌、ザルモネラ菌、赤痢菌などの細菌
およびその構成成分に対する抗体;梅毒トレポネーマな
どのスピロヘータおよびその構成成分に対する抗体;マ
イコプラズマおよびその構成成分に対する抗体:マラリ
ア原虫などの原虫類およびその構成成分に対する抗体;
リケソチャアおよびその構成成分に対する抗体;インフ
ルエンザ、アデノウィルス、ポリオーマ、麻疹、風疹、
肝炎、おたふくかぜなどのウィルスおよびその構成成分
ならびにそれらに対する抗体;多糖類、ヒトアルブミン
、卵白アルブミンなどの異種抗原ならびにそれらに対す
る抗体;インシュリン、サイロイドホルモン、絨毛性ゴ
ナドトロピンなどのホルモン;リボヌクレアーゼ、クレ
アチンホスホキナーゼ、アスパラギナーゼなどの酵素;
腎臓細胞膜、肝臓細胞膜、α−フェトプロティン、OE
Aなとの器管固有の抗原またはりセプター;コラーゲン
、アミロイドなどの結合組織成分;赤血球、血小板など
の血球抗原、またはりセプター;フィブリン、プラスミ
ノーゲンなどの血漿タンパク質;リューマチ因子やC反
応性タンパク質などの病理グロブリン;免疫複合体;細
胞膜などに対する自己抗体;などがある。
固相と螢光コロイド標識物質との反応後、固相に結合し
た螢光コロイ、ド標識物質もしくは、固相に結合しなか
っだ液相の残存螢光コロイド標識物質の螢光を測定する
。既知濃度の被測定物質を本方法で測定し、被測定物質
濃度と螢光強度との関係を求めておき、未知濃度の被測
定物質の螢光強度から逆に被測定物質の定量をおこなう
。本方法は螢光コロイド粒子の螢光強度を増大させるこ
と棲測定感度を高くすることが可能な方法である。また
本方法でおこなう螢光強度の測定は、一般の螢光光度計
でもでき、特にフォトンカウンターなどを必要としない
以下に本発明の理解を容易にする為に若干の実施例を示
した。
実施例1 (ヒトイムノクロプリンG(HGGと略記する)の測定
) (固相用微粒子の調製) 固相として使用した微粒子は特開昭56−141559
に記載の方法により、グリシジルメタクリレート、2−
オキシエチルメタクリレート、およびトリエチレングリ
コールジメタクリレートの6者を85.7 : 9,5
 : 4,8のモル比で混合し重合した粒子をアミン化
し、加水分解することにより調製したッ平均粒径4.6
μmの親水性微粒子である。
(固相用微粒子への抗HGG抗体の固定化)抗HGG抗
血清(Miles)をProtein A −5eph
arose (Pharmacia社)のカラムクCl
マドグラフィーによりIgG分画に精製した。
調製した抗HGG抗血清のIgG分画10q/7Mを含
むpH7,2の0.1−5モル生理リン酸緩衝液(PB
S)中に濃度が1優になるように特開56−14155
9記載の方法に準じてグルタルアルデヒドで活性化した
アミン化微粒子を分散させ25℃で2時間反応させた度
、ろoOorpmの遠心操作で粒子を沈降させることで
微粒子の洗浄をおこない、0.1%のウシ血清アルブミ
ン(BSAと略記する。)中に分散し、抗HGG抗体固
定化微粒子を調製した。
(結合性物質固定化用螢光コロイド粒子の調製)メチル
メタクリレート、グリンジルメタクリレート、メタクリ
ル酸、スルホプロピルメタクリ費レートナトリウム塩、
エチレングリコールジメタクリレートを、50:20:
15:5:10のモル比で混合し、0.’125%ドデ
シル硫酸ナトリウム(8DS)水溶液にこれらモノマー
の合計重量が10%となるように加え、窒素雰囲気下で
激しく攪拌し、モノマーを乳化させた。
重合は、1mMの過硫酸アンモニウムを開始剤として6
0℃で約1.5時間おこなった。次に反応液中の未反応
のモノマーを四塩化炭素で抽出し除去した。得られた直
径的0.15μmのコロイド微粒子は0.025%硫酸
水溶液中で60℃で1時間加水分解した後、水酸化ナト
リウムで中和し、洗浄した。洗浄は17.50 Orp
mで20分間遠心することでおこなった。洗浄後、コロ
イド微粒子をジメチルスルホキシド(DMSO)中に分
散し、DMSO中で12係のアンモニアによりアミン化
した。反応は65℃で6.5時間おこなった。充分洗浄
し、アンモニアを除去した後、過ヨー素酸で酸化したア
ラビアゴム0.1係を含むPH10の水溶液に1係のア
ミン化コロイド粒慴騙散し、60℃でろ時間反応させた
過剰のアラビアゴム酸化物を遠心による洗浄操作で除い
た後、コロイド粒子を0.1%となるようにDMSOに
分散させ、0.2mグ/miのジクロロトリアジニルア
ミノフルオレセインと40℃で1時間反応させた。螢光
コロイド微粒子はpH10,0の0. I M  Na
HOOsとNaOHで、洗浄した後、0.1係となるよ
うに同洗浄液中に分散し、保存した。
(抗HGG抗体の螢光コロイド粒子への固定化)ヤギで
作製した抗HGG抗体IgG分画(Mi les )2
40μg/mA溶液s o o ptと0.1’%結合
性物質固定化用螢光コロイド粒子500μt&″を混合
し、4℃で2日間反応させた。反応後シアン水素化ホウ
素ナトリウムを15■を加えて、25℃で1時間反応さ
せて、シック塩基を還元した。
得られた抗HGG抗体結合コロイド粒子をpH8,00
0,1M トIJス塩酸緩衝液で洗浄し、1乃のウシ血
清アルブミン(BSA)を含む同緩衝液中に保存した。
(HGGの測定) HG G (Mi les )の10μg/rnt〜1
ng/mt″!での10倍稀釈系列(各’9ouz)を
作製し、ガラス試験管内で1%の抗HG()抗体固定化
固相微粒子分散液100μtと振盪しながら25℃で1
時間反応させて、3000rpmで遠沈、再分散させる
操作により固相微粒子をトリス緩衝液で6回洗浄し、H
GGが抗HGG抗体を介して結合している固相を得た。
抗1−I G G抗体固定化螢光コロイド粒子0.02
係分散液10μtととの固相微粒子1%分散液100μ
tとを試験管内で混合−し、25℃で1時間反応させ、
固相をトリス緩衝液で充分洗浄した。洗浄後、固相粒子
を2mtのトリス緩衝液に分散し、450+mの光で励
起して560藺の螢光強度を測定した。螢光光度計は日
立65〇−40を使用した。
H()G 10 pg/ML 〜1my/mtまでの範
囲におけるHGG濃度と螢光強度との関係を第1図に示
した。
実施例2 (ウサギイムノグロブリンG(RGGと略記する。)の
測定) RGGおよび抗RGG抗体IgG分画はMilesより
購入した。測定は実施例1のHG G測定の場合と同様
に、固相に結合した螢光コロイド微粒子の螢光を測定し
た以外に、結合しなかった螢光コロイド粒子の螢光につ
いても測定をおこなった。ただし固相微粒子は0.5 
mWとした。各々について100μg/mt〜1ng/
mtまでの範囲のR,GG濃度と螢光強度(相対強度)
の関係を第2図、第6図に示した。
実施例6 (BSAの測定) B、SAおよびヤギで作製した抗BSA抗血清はMil
esより購入した。抗BSA抗血清の固相への固定化は
、グルタルアルデヒド化した粒子分散液1mtと抗血清
0.1m、!とを混合し、実施例1と同様にして固定化
した。螢光コロイド粒子へのBAAの固定化は実施例1
に準じ、BSA5rq/mtを抗HGG抗体のかわりに
使用することでおこなった。固相、螢光コロイド粒子の
両方ともB’ S Aのかわシに1%のヒト血清アルブ
ミン(H8A)を含むトリス塩酸緩衝液中に保存した。
BSAの測定はパ競争法゛°でおこなった。抗BAA抗
血清固定化固相の1%分散後IO[lμLとBSA濃度
1 ng /r+A 〜100 μg/n7までの10
倍稀釈系列検体、各90μtとを25℃で1時間反応さ
せた後、実施例1と同様に洗浄した。次にBSA螢光コ
ロイド粒子0.02%分散後10μtを上記、固相分散
i10’clμLに加え、25℃で1時間反応させた後
、実施例1と同様に固相を洗浄し、固相に結合した螢光
コロイド粒子の螢光強度を測定した。
B S A I 00 μg / ml 〜1 ng 
/ ntまでの範囲におけるBSA濃度と螢光強度とめ
関係を第4図に示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1のサンドウィッチ法によるHGG測定
結果を、第゛2図および第6図は実施例2のサンドウィ
ッチ法によるRGG測定結果を第4図は実施例6の競争
法によるBSA測定結果をそれぞれ示す。 特許出願人 東 し 株 式 会 社 づ 1Q5 R66衰度 )k ;1′3図 荒 R顛濃度 76見

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検体溶液中の生物学的に活性な被測定物質を標識
    免疫測定法により測定する方法において、標識剤として
    螢光を発する直径0.06μm〜6μmの微粒子を用い
    ることを特徴とする生物学的に活性な物質の測定法。
  2. (2)標識免疫測定法が、検体溶液中の生物学的に活性
    な被測定物質と、被測定物質に特異的に結合する結合の
    パートナ−を固定化した固相、および被測定物質に特異
    的に結合する性質がありかつ標識剤でi゛識された物質
    とを反応させ、次いで液相に残存した標識物質または、
    固相に結合した標識物質を測定することにより被測定物
    質を測定する方法である特許請求の範囲第(1)項記載
    の生物学的に活性な物質の測定法。
  3. (3)標識免疫測定法が、検体溶液中の生物学的に活性
    な被測定物質、および標識剤で標識された既知量の被測
    定物質を、被測定物質に特異的に結合する結合のパート
    ナ−を固定化した固相に反応させた後、液相に残存した
    標識物質又は固相に結合した標識物質を測定するととに
    より被測定物質を測定する方法である特許請求の範囲第
    (1)項記載の生物学的に活性な物質の測定法。
  4. (4)螢光を発する直径0.03μm〜6μmの微粒子
    からなる免疫測定用標識剤。
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