JPS59122809A - ガスバ−ナ - Google Patents
ガスバ−ナInfo
- Publication number
- JPS59122809A JPS59122809A JP23273282A JP23273282A JPS59122809A JP S59122809 A JPS59122809 A JP S59122809A JP 23273282 A JP23273282 A JP 23273282A JP 23273282 A JP23273282 A JP 23273282A JP S59122809 A JPS59122809 A JP S59122809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- corrosion
- antidezincification
- antimony
- phosphorus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D14/00—Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
- F23D14/02—Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone
- F23D14/04—Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner
- F23D14/06—Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner with radial outlets at the burner head
- F23D14/065—Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner with radial outlets at the burner head with injector axis inclined to the burner head axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は調理器など腐食環境のきびしいところで使用さ
れるバーナの耐食性を向上させたものである。
れるバーナの耐食性を向上させたものである。
従来例の構成とその問題点
現在、ガステープルなどの調理器に使用されているバー
ナの使用環境は高温下で水蒸気や水滴の飛散があり、さ
らに調理に使用される調味料、しょう油、ソース、食塩
などが常に付着したり、あるいは調理物や燃焼ガスなど
から発生する硫黄化合物、窒素化合物、炭化物が接触す
るので、きわめてきびしい腐食条件下にあり、通常の金
属材料では短期間に腐食してしまう欠点がある０これら
の耐食性を一部向上させるために、従来は鉄鋳物のガス
バーナに表面処理としてメッキ膜の形成、例えばニッケ
ル、クロムなどの電気メッキ、アルミニウムなどの溶融
メッキやシリコン系耐熱塗料などの塗膜形成が行われて
きた。しかし、ニッケル、クロム、アルミニウムなどの
メッキはビニ／ホール部、コーナ部などから腐食してす
ぐ素材が露出してしまうので、メッキの効果が得られな
かった。また、シリコン系耐熱塗料や無機耐熱塗料など
を塗布したバーナは比較的高い温度雰囲気で使用できる
が、しかし塗膜にさけられないピンホールに起因して、
腐食が発生し塗膜のふくれ。
ナの使用環境は高温下で水蒸気や水滴の飛散があり、さ
らに調理に使用される調味料、しょう油、ソース、食塩
などが常に付着したり、あるいは調理物や燃焼ガスなど
から発生する硫黄化合物、窒素化合物、炭化物が接触す
るので、きわめてきびしい腐食条件下にあり、通常の金
属材料では短期間に腐食してしまう欠点がある０これら
の耐食性を一部向上させるために、従来は鉄鋳物のガス
バーナに表面処理としてメッキ膜の形成、例えばニッケ
ル、クロムなどの電気メッキ、アルミニウムなどの溶融
メッキやシリコン系耐熱塗料などの塗膜形成が行われて
きた。しかし、ニッケル、クロム、アルミニウムなどの
メッキはビニ／ホール部、コーナ部などから腐食してす
ぐ素材が露出してしまうので、メッキの効果が得られな
かった。また、シリコン系耐熱塗料や無機耐熱塗料など
を塗布したバーナは比較的高い温度雰囲気で使用できる
が、しかし塗膜にさけられないピンホールに起因して、
腐食が発生し塗膜のふくれ。
はく離が生じてさらに激しい腐食へと進行していた。さ
らに、調理器用のバーナは照こぼれなどが付着してすぐ
よごれるので、タワシなどで洗浄する場合、耐摩耗性が
小さいためにすぐはく離したり、摩耗ですりへってしま
う欠点もあった。
らに、調理器用のバーナは照こぼれなどが付着してすぐ
よごれるので、タワシなどで洗浄する場合、耐摩耗性が
小さいためにすぐはく離したり、摩耗ですりへってしま
う欠点もあった。
そとで、とれらの欠点を一部改良したものとして黄銅製
のバーナが提案され実用化されている。
のバーナが提案され実用化されている。
しかし、該黄銅は大気中では相当の耐食性をもち、機械
加工性もすぐれているが、高温で食塩などが含まれてい
る煮こぼれ液が付着すると表面から亜鉛が溶は出して、
多孔質でもろい層に変ってしまう、いわゆる脱亜鉛腐食
を短期間におこしてしまう欠点がある。
加工性もすぐれているが、高温で食塩などが含まれてい
る煮こぼれ液が付着すると表面から亜鉛が溶は出して、
多孔質でもろい層に変ってしまう、いわゆる脱亜鉛腐食
を短期間におこしてしまう欠点がある。
単に、耐食性の面からのみ考えると、耐食性にすぐれた
高価な金属材料、たとえばステンレス。
高価な金属材料、たとえばステンレス。
金、白金などを使用すれば耐食性は向上すると考えられ
るが、機械加工性、経済性などの面から実用性に欠ける
と思われる。特に、ステンレス鋼は耐食性が大きいと考
えられるが機械加工性に欠けるとともに応力腐食割れ、
隙間腐食、孔食などがｌ 懸念され、さら
に金は耐摩耗性、経済性などに欠けるので、これらの課
題を解決して使用することは容易でない。
るが、機械加工性、経済性などの面から実用性に欠ける
と思われる。特に、ステンレス鋼は耐食性が大きいと考
えられるが機械加工性に欠けるとともに応力腐食割れ、
隙間腐食、孔食などがｌ 懸念され、さら
に金は耐摩耗性、経済性などに欠けるので、これらの課
題を解決して使用することは容易でない。
発明の目的
本発明は、これらの欠点を除去したもので耐久・耐食性
の向上および経済性の向上を図ることを目的とする。
の向上および経済性の向上を図ることを目的とする。
発明の構成
上記目的を達するため、本発明のガスバーナは耐食性で
機械加工性、経済性にすぐれた金属でバーナを形成した
ものであり、該金属として黄銅にリンとアンチモンを添
加して鍛造および鋳造法で製造した耐脱亜鉛腐食鋼合金
を用いることを特徴とする。
機械加工性、経済性にすぐれた金属でバーナを形成した
ものであり、該金属として黄銅にリンとアンチモンを添
加して鍛造および鋳造法で製造した耐脱亜鉛腐食鋼合金
を用いることを特徴とする。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する
。
。
第１図において、バーナヘッド１とバーナ本体２が着脱
自在で、両者の接合によシ、その間に炎孔３を形成し、
特に食塩などを含む腐食性の煮こぼれ液が付着する該バ
ーナを耐脱亜鉛腐食合金で構成したものである 上記構成のガスバーナは前述のようにガステープルなど
の過酷な腐食環境下で使用するため、各種の腐食試験を
通して、その効果を確認した。
自在で、両者の接合によシ、その間に炎孔３を形成し、
特に食塩などを含む腐食性の煮こぼれ液が付着する該バ
ーナを耐脱亜鉛腐食合金で構成したものである 上記構成のガスバーナは前述のようにガステープルなど
の過酷な腐食環境下で使用するため、各種の腐食試験を
通して、その効果を確認した。
（１）塩水噴霧試験の結果
各種の金属材料を鍛造および鋳造法で試作したガステー
プルなどの調理器用ガスバーナヘッドを３６℃雰囲気中
でＮａＣｆ１５％水溶液を２００時間噴霧した結果を第
１表に示す。
プルなどの調理器用ガスバーナヘッドを３６℃雰囲気中
でＮａＣｆ１５％水溶液を２００時間噴霧した結果を第
１表に示す。
さらに塩水噴霧試験の外にも類似の試験として８６℃の
食塩水溶液（（Ｊ １ｌｋＷ： ２０００ｐｐｍ）中に
２００時間浸漬したものも第１表と同じ結果を得た。第
１表より、本実施例のバーナヘッドは異常のないことが
確認された。
食塩水溶液（（Ｊ １ｌｋＷ： ２０００ｐｐｍ）中に
２００時間浸漬したものも第１表と同じ結果を得た。第
１表より、本実施例のバーナヘッドは異常のないことが
確認された。
（以下余白）
第１表
？） 調理雰囲気における耐食試験の結果実際の調理雰
囲気を相定して、しょう油を水で６０％に希釈した溶液
を約３００℃に保持したバーナヘッドの表面に滴下して
腐食試験を実施した。その結果を第２表に示す。第２表
よシ、本実施例のバーナヘッドは異常のないことが確認
された。
囲気を相定して、しょう油を水で６０％に希釈した溶液
を約３００℃に保持したバーナヘッドの表面に滴下して
腐食試験を実施した。その結果を第２表に示す。第２表
よシ、本実施例のバーナヘッドは異常のないことが確認
された。
第２表
（３）脱亜鉛腐食試験の結果
機械加工性にすぐれた各種の銅合金で試作したバーナヘ
ッドをＳｗｅｄｉｓｈ ＢｕｉｌｄｉｎｇＳｔａｎｄａ
ｒｄ法（７６±３℃のＣｕ０１２１％水溶液中に２４時
間浸漬）による脱亜鉛腐食試験結果を第３表に示す。第
３表よシ、本実施例のバーナヘッドは育銅鋳物（Ｂｅ−
６）と同じように脱亜鉛腐食がないことが確認された。
ッドをＳｗｅｄｉｓｈ ＢｕｉｌｄｉｎｇＳｔａｎｄａ
ｒｄ法（７６±３℃のＣｕ０１２１％水溶液中に２４時
間浸漬）による脱亜鉛腐食試験結果を第３表に示す。第
３表よシ、本実施例のバーナヘッドは育銅鋳物（Ｂｅ−
６）と同じように脱亜鉛腐食がないことが確認された。
第３表
以上の実験結果から、本実施例のように銅合金にリンと
アンチモンを添加して鍛造または鋳造によシつくったバ
ーナヘッドは銅合金のすぐれた機械加工性を保持しなか
ら耐脱亜鉛腐食性を向上させることが確認できた。
アンチモンを添加して鍛造または鋳造によシつくったバ
ーナヘッドは銅合金のすぐれた機械加工性を保持しなか
ら耐脱亜鉛腐食性を向上させることが確認できた。
つぎに、銅合金のリン含有率を変えたバーナヘッドの脱
亜鉛腐食試験結果を第２図に示す。第２図ヨリ、リン０
．０２％以上、アンチモン。、０２％以上銅合金に添加
すると急激に脱亜鉛腐食が減少し始めることがわかった
。
亜鉛腐食試験結果を第２図に示す。第２図ヨリ、リン０
．０２％以上、アンチモン。、０２％以上銅合金に添加
すると急激に脱亜鉛腐食が減少し始めることがわかった
。
発明の効果
以上のように、本発明のバーナはすぐれた機械加工性、
経済性を保持しなから耐脱亜鉛腐食に極めて優れたもの
であシ、該バーナで構成したガステープルなどの調理器
はきびしい腐食環境で使用する場合でも耐食性が大きい
ので、非常に実用的である。
経済性を保持しなから耐脱亜鉛腐食に極めて優れたもの
であシ、該バーナで構成したガステープルなどの調理器
はきびしい腐食環境で使用する場合でも耐食性が大きい
ので、非常に実用的である。
第１図は本発明の一実施例であるガスバーナを示す断面
図、第２図は同黄銅のリンとアンチモン含有率による耐
脱亜鉛特性図である。 １・・・・・・バーナヘッド、２・・・・・・バーナ本
体、３・・・・・・炎孔。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが１名第１
図 第２図
図、第２図は同黄銅のリンとアンチモン含有率による耐
脱亜鉛特性図である。 １・・・・・・バーナヘッド、２・・・・・・バーナ本
体、３・・・・・・炎孔。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが１名第１
図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）鍛造あるいは鋳造によシ製造し、かつ金属材料で
形成する構成とし、前記金属材料として耐脱亜鉛腐食銅
合金を用いてなるガスバーナ。 （→ 耐脱亜鉛腐食鋼合金として黄銅にリンとアンチモ
ンを添加したものを用いてなる特許請求の範囲第１項記
載のガスバーナ。 （３）黄銅にリン０．０２％以上、アンチモン０．０２
％以上添加してなる特許請求の範囲第１項または第２項
記載のガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23273282A JPS59122809A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | ガスバ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23273282A JPS59122809A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | ガスバ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59122809A true JPS59122809A (ja) | 1984-07-16 |
| JPS6223203B2 JPS6223203B2 (ja) | 1987-05-21 |
Family
ID=16943910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23273282A Granted JPS59122809A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | ガスバ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59122809A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111373199A (zh) * | 2017-11-28 | 2020-07-03 | 日酸田中株式会社 | 气体切割喷嘴 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7414505B2 (ja) | 2019-12-13 | 2024-01-16 | ヘンケルジャパン株式会社 | アルカリ分散型ホットメルト粘着剤 |
| JP7438742B2 (ja) | 2019-12-13 | 2024-02-27 | ヘンケルジャパン株式会社 | アルカリ分散型ホットメルト粘着剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421622A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Burner material used cooking appliances |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP23273282A patent/JPS59122809A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421622A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Burner material used cooking appliances |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111373199A (zh) * | 2017-11-28 | 2020-07-03 | 日酸田中株式会社 | 气体切割喷嘴 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6223203B2 (ja) | 1987-05-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB1395630A (en) | Method for forming a wear-resistant surface on a metal article | |
| JPS59122809A (ja) | ガスバ−ナ | |
| Ross | Handbook of metal treatments and testing | |
| JPS6020017A (ja) | ガスバ−ナ | |
| GB2145739A (en) | Process for preparing improved zn-ni-alloy electroplated steel sheets | |
| Sequeira et al. | Formation of diffusion coatings on iron and steel: 3 aluminium, chromium, and zinc coatings | |
| JPH05295513A (ja) | 自動車排気環境用耐食性アルミニウムめっきステンレス鋼 | |
| JPS5754282A (ja) | Tainetsugokinnohyomenshorihoho | |
| Drewett | Diffusion coatings for the protection of iron and steel: Part 1: Aluminium coatings | |
| JPS59211591A (ja) | 耐食性などに優れたＺｎ−Ｆｅ−Ｐ系合金電気めつき鋼板 | |
| JP2954555B2 (ja) | 耐熱・耐食性重層めっき鋼材 | |
| US4089707A (en) | Method of improving corrosion resistance of lead and lead alloy coated metal | |
| JPS6487761A (en) | Coated member combining heat resistance with corrosion resistance | |
| Rohrman | Corrosion, the billion-dollar thief. III. The testing and prevention of corrosion | |
| JP2559916B2 (ja) | 耐食性の優れた自動車排気系アルミめっきステンレス鋼 | |
| CN88210742U (zh) | 家用保健复合涂层锅 | |
| JPH045753B2 (ja) | ||
| JPS61143582A (ja) | 耐食性メツキ鋼材 | |
| JPS61295379A (ja) | 耐蝕性皮膜による表面処理方法 | |
| Tuli | CORROSION: TYPES, THEORIES AND PREVENTIVE MEASURE. | |
| US2478692A (en) | Corrosion resistant coating for ferrous products | |
| JPS59125030A (ja) | サ−ミスタ | |
| Cochran | A study of alloys with reference to their non-corrosive properties | |
| SU1070211A1 (ru) | Способ оксидировани стальных изделий | |
| JPS5582773A (en) | Heat resistant alloy coating method to provide corrosion resistance |