JPS5912197Y2 - タイプライタの活字盤装置 - Google Patents
タイプライタの活字盤装置Info
- Publication number
- JPS5912197Y2 JPS5912197Y2 JP13073476U JP13073476U JPS5912197Y2 JP S5912197 Y2 JPS5912197 Y2 JP S5912197Y2 JP 13073476 U JP13073476 U JP 13073476U JP 13073476 U JP13073476 U JP 13073476U JP S5912197 Y2 JPS5912197 Y2 JP S5912197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type
- plate
- locking
- typewriter
- typeface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタイプライタの活字盤装置に係り、タイプライ
タの運搬時などに活字盤より活字が抜け外れることがな
いようにした構造に関する。
タの運搬時などに活字盤より活字が抜け外れることがな
いようにした構造に関する。
従来のこの種タイプライタにおいては活字盤の上面に開
口した収納部に活字を挿入保持するのみで運搬時などに
活字盤より活字が抜け外れて活字が散乱し易い欠点を有
している。
口した収納部に活字を挿入保持するのみで運搬時などに
活字盤より活字が抜け外れて活字が散乱し易い欠点を有
している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、活字盤の上方
にこの活字盤より活字の抜け外れを防止する保持板を設
けるとともにこの保持板に形或した活字引出口を閉塞す
ることができるようにし、また活字盤を固定し、運搬時
などに活字盤が移動したり、活字が抜け外れることがな
いようにしたタイプライタの活字盤装置を提供するもの
である。
にこの活字盤より活字の抜け外れを防止する保持板を設
けるとともにこの保持板に形或した活字引出口を閉塞す
ることができるようにし、また活字盤を固定し、運搬時
などに活字盤が移動したり、活字が抜け外れることがな
いようにしたタイプライタの活字盤装置を提供するもの
である。
次に本考案の一実施例の構造を図面について説明する。
１はタイプライタフレームで、後部にはプラテン２を回
転自在に軸架したプラテンフレーム３が左右方向に移動
自在に設けられている。
転自在に軸架したプラテンフレーム３が左右方向に移動
自在に設けられている。
またこのタイプライタフレーム１の前側上部には見出板
４が前部より後方に向って上方に傾斜して取付けられて
いる。
４が前部より後方に向って上方に傾斜して取付けられて
いる。
この見出板４には後述の活字盤５に収納されている活字
６に対応する表示７が形或されている。
６に対応する表示７が形或されている。
またこのタイプライタフレーム１には見出板４の下方に
位置して前記活字盤５がボール５１によって前後方向に
移動可能に設けられた可動枠（図示せず）に左右方向に
移動可能に設けられている。
位置して前記活字盤５がボール５１によって前後方向に
移動可能に設けられた可動枠（図示せず）に左右方向に
移動可能に設けられている。
この活字盤５は上面を開口し底部に円形の通孔８を有し
仕切９にて仕切られた活字収納部１０が形或されている
。
仕切９にて仕切られた活字収納部１０が形或されている
。
そしてこの活字盤５の各収納部１０には活字６が上下動
可能に収納され、この活字６の下端に突設した円柱状の
突部１１が通孔８に挿通されている。
可能に収納され、この活字６の下端に突設した円柱状の
突部１１が通孔８に挿通されている。
さらにこの活字盤５の前部中央部に突設した突部１２に
は上下に貫通した係止部１３が形或され、この突部１２
の前部には操作摘み杆１４が突設され、この操作摘み杆
１４の先端には上方に向って把持部１５が形或され、こ
の把持部１５の上端部には後方に向って支持部１６が形
或され、この支持部１６には前記見出板４の表示７を指
示する指針１７が回動自在に軸支されており、この指針
１７は巻ばね１８にて見出板４に接触するように附勢さ
れている。
は上下に貫通した係止部１３が形或され、この突部１２
の前部には操作摘み杆１４が突設され、この操作摘み杆
１４の先端には上方に向って把持部１５が形或され、こ
の把持部１５の上端部には後方に向って支持部１６が形
或され、この支持部１６には前記見出板４の表示７を指
示する指針１７が回動自在に軸支されており、この指針
１７は巻ばね１８にて見出板４に接触するように附勢さ
れている。
また１９は保持板で、前記活字盤５の上方に位置して前
記タイプライタフレーム１に支軸２０にて取着されてい
る。
記タイプライタフレーム１に支軸２０にて取着されてい
る。
そしてこの保持板１９には前記活字盤５の活字６を引出
す位置に臨ませて引出口２１が形或されている。
す位置に臨ませて引出口２１が形或されている。
またこの保持板１９の上面には引出口２１の後側前後位
置に案内突起２２が形或され、この案内突起２２に係合
して前後方向に移動される案内溝２３を有する閉塞板２
４が移動可能に設けられている。
置に案内突起２２が形或され、この案内突起２２に係合
して前後方向に移動される案内溝２３を有する閉塞板２
４が移動可能に設けられている。
この閉塞板２４には前記保持板１９の活字引出口２１を
閉塞する閉塞部２５と活字引出口２１を開口する切欠開
口部２６とが形或されている。
閉塞する閉塞部２５と活字引出口２１を開口する切欠開
口部２６とが形或されている。
この閉塞板２４の後端には係合孔２７が形成されている
。
。
次に２８は略Ｌ字状に形威された活字盤固定用のセット
アームで、前記タイプライタフレーム１に軸２９にて屈
曲基部が回動可能に軸支されている。
アームで、前記タイプライタフレーム１に軸２９にて屈
曲基部が回動可能に軸支されている。
このセットアーム２８の前端には前記活字盤５の係止部
１３に下方より係脱自在に係合される係止ピン３０が植
設され、後端部は前記閉塞板２４の係合孔２７に係合さ
れている。
１３に下方より係脱自在に係合される係止ピン３０が植
設され、後端部は前記閉塞板２４の係合孔２７に係合さ
れている。
またこのセットアーム２８の前端側方に係合突起３１が
突設され、この保合突起３１に係合される保合溝３２が
施錠用摘み杆３３の後端に前側より後方に向って上方に
傾斜状に形威されている。
突設され、この保合突起３１に係合される保合溝３２が
施錠用摘み杆３３の後端に前側より後方に向って上方に
傾斜状に形威されている。
この施錠用摘み杆３３にはタイプライタフレーム１に突
設した案内杆３４に係合する案内孔３５が前後方向に形
威されている。
設した案内杆３４に係合する案内孔３５が前後方向に形
威されている。
さらにこの施錠用摘み杆３３の前端には操作部５２が折
曲形威されている。
曲形威されている。
また３６は活字保持体で、先端には前記保持板１９の活
字引出口２１の上方に位置する活字保持部３７が上下に
貫通して形威され、この活字保持体３６の基部３８はタ
イプライタフレーム１に軸架した支軸３９に回動自在に
軸架され、この基部３８に突設した保合ピン４０に係合
する押動体（図示せず）はタイプライタフレーム１の側
部に設けた印字操作レバー４１に連動され、印字操作レ
バー４１の操作により活字保持体３６は回動されて活字
保持部３７に保持した活字６をプラテン２に圧接するよ
うになっている。
字引出口２１の上方に位置する活字保持部３７が上下に
貫通して形威され、この活字保持体３６の基部３８はタ
イプライタフレーム１に軸架した支軸３９に回動自在に
軸架され、この基部３８に突設した保合ピン４０に係合
する押動体（図示せず）はタイプライタフレーム１の側
部に設けた印字操作レバー４１に連動され、印字操作レ
バー４１の操作により活字保持体３６は回動されて活字
保持部３７に保持した活字６をプラテン２に圧接するよ
うになっている。
また前記支軸３９に回動自在に軸架されている回転盤４
２に枢着した連杆４３に活字係止杆劇が枢着され、この
係止杆剃の先端は活字保持体３６の活字保持部３７に形
或した係止孔４５より挿通され活字６の周面に形威した
係止凹部４６に係合されて活字保持部３７に挿入された
活字６を保持するようになっている。
２に枢着した連杆４３に活字係止杆劇が枢着され、この
係止杆剃の先端は活字保持体３６の活字保持部３７に形
或した係止孔４５より挿通され活字６の周面に形威した
係止凹部４６に係合されて活字保持部３７に挿入された
活字６を保持するようになっている。
そして前記回転盤４２に突設した係合ピン４７に前記印
字操作レバー４１に連動される作動アーム４８が係合さ
れて係止杆４４が進出されて活字保持体３６の保持部３
７に挿通されている活字６の係止凹部４６に係止され、
活字６を保持するようになっている。
字操作レバー４１に連動される作動アーム４８が係合さ
れて係止杆４４が進出されて活字保持体３６の保持部３
７に挿通されている活字６の係止凹部４６に係止され、
活字６を保持するようになっている。
また前記印字操作レバー４１に連動して作動される押上
体４９が活字盤５の通孔８より進入されて活字６を保持
板１９の活字引出口２１より上方に引出し、活字保持体
３６の保持部３７に挿通させるようになっている。
体４９が活字盤５の通孔８より進入されて活字６を保持
板１９の活字引出口２１より上方に引出し、活字保持体
３６の保持部３７に挿通させるようになっている。
次にこの実施例の作用について説明する。
タイプライタの運搬時或は不使用時に施錠用摘み杆３３
を前方に引出すと、この摘み杆３３の係合溝３２に係合
突起３１を係合したセットアーム２８は前方が上方に押
上げられて軸２９を中心として第３図時計方向に回動さ
れ、係止ピン３０は係止部１３に係合され、活字盤５は
所定位置に保持されている。
を前方に引出すと、この摘み杆３３の係合溝３２に係合
突起３１を係合したセットアーム２８は前方が上方に押
上げられて軸２９を中心として第３図時計方向に回動さ
れ、係止ピン３０は係止部１３に係合され、活字盤５は
所定位置に保持されている。
またセットアーム２８の回動で閉塞板２４は案内突起２
２と案内溝２３との係合で後方に移動され、閉塞部２５
が活字引出口２１の上方に位置され、閉塞部２５にて活
字引出口２１を閉塞するようになっている。
２と案内溝２３との係合で後方に移動され、閉塞部２５
が活字引出口２１の上方に位置され、閉塞部２５にて活
字引出口２１を閉塞するようになっている。
この状態では活字盤５に収納されている活字６は保持板
１９と閉塞板２４とにて抜け外れが阻止される。
１９と閉塞板２４とにて抜け外れが阻止される。
また施錠用摘み杆３３を後方に押動すると、保合溝３２
に係合されている保合突起３１が下方に押動されてセッ
トアーム２８は第３図反時計方向に回動され、係止ピン
３０は活字盤５の係止部１３より外れ、活字盤５は移動
可能となる。
に係合されている保合突起３１が下方に押動されてセッ
トアーム２８は第３図反時計方向に回動され、係止ピン
３０は活字盤５の係止部１３より外れ、活字盤５は移動
可能となる。
またセットアーム２８の回動で閉塞板２４は前方に押動
され、保持板１９の活字引出口２１の位置に開口部２６
が臨ませられ、活字盤５の活字６を活字引出口２１より
引出し可能とする。
され、保持板１９の活字引出口２１の位置に開口部２６
が臨ませられ、活字盤５の活字６を活字引出口２１より
引出し可能とする。
この状態で操作摘み杆１４の把持部１５を把持して前後
左右に移動させ、指針１７を見出板４の表示７に合せて
選字すると活字盤５も移動され、選択された活字６が保
持板１９の活字引出口２１の位置に臨ませられる。
左右に移動させ、指針１７を見出板４の表示７に合せて
選字すると活字盤５も移動され、選択された活字６が保
持板１９の活字引出口２１の位置に臨ませられる。
この状態で印字操作レバー４１を操作すると、押上体４
９が活字６を活字盤５の通孔８より押上げ、活字６を保
持板１９の活字引出口２１より引出して活字保持体３６
の保持部３７に挿入し、次いで印字操作レバー４１に連
動する作動アーム４８に係合する回転盤４２が回動し、
係止杆剃が押動され、活字保持体３６の保持部３７に保
持されている活字６を保持する。
９が活字６を活字盤５の通孔８より押上げ、活字６を保
持板１９の活字引出口２１より引出して活字保持体３６
の保持部３７に挿入し、次いで印字操作レバー４１に連
動する作動アーム４８に係合する回転盤４２が回動し、
係止杆剃が押動され、活字保持体３６の保持部３７に保
持されている活字６を保持する。
さらに印字操作レバー４１にて活字保持体３６が回動さ
れて活字６がプラテン２に圧接されて印字される。
れて活字６がプラテン２に圧接されて印字される。
次いで印字操作レバー４１の押圧を解くと活字保持体３
６が復帰回動し、次いで係止杆４４が後退し、活字６は
保持板１９の活字引出口２１より活字盤５の収納部１０
に落下収納される。
６が復帰回動し、次いで係止杆４４が後退し、活字６は
保持板１９の活字引出口２１より活字盤５の収納部１０
に落下収納される。
このように活字盤５の活字６を見出板４にて選択して印
字操作レバー４１で印字する。
字操作レバー４１で印字する。
本考案によれば、活字盤の上方に活字盤に収納されてい
る活字の抜け外れを阻止する保持板を設けるとともにこ
の保持板の活字引出口を閉塞する閉塞板と活字盤を固定
するセットアームを設け、このセットアームを施錠用摘
み杆に連動させたので、運搬時などに施錠用摘み杆を操
作して保持板の活字引出口を閉塞するとともに活字盤を
固定するため活字盤が移動したり活字が抜け外れること
がなく、運搬が安全かつ容易にでき、また活字盤の固定
操作により閉塞板は活字引出口を閉塞するため操作性が
良くなり、操作性を向上できるものである。
る活字の抜け外れを阻止する保持板を設けるとともにこ
の保持板の活字引出口を閉塞する閉塞板と活字盤を固定
するセットアームを設け、このセットアームを施錠用摘
み杆に連動させたので、運搬時などに施錠用摘み杆を操
作して保持板の活字引出口を閉塞するとともに活字盤を
固定するため活字盤が移動したり活字が抜け外れること
がなく、運搬が安全かつ容易にでき、また活字盤の固定
操作により閉塞板は活字引出口を閉塞するため操作性が
良くなり、操作性を向上できるものである。
第１図は本考案の一実施例を示すタイプライタの斜視図
、第２図は同上説明側面図、第３図は同上活字盤装置部
の斜視図、第４図は同上印字機構部の側面図、第５図は
同上分解斜視図である。 １・・・・・・タイプライタフレーム、２・・・・・・
プラテン、５・・・・・・活字盤、６・・・・・・活字
、１３・・・・・・係止部、１９・・・・・・保持板、
２１・・・・・・活字引出口、２４・・・・・・閉塞板
、２８・・・・・・セットアーム、３０・・・・・・係
止ピン、３１・・・・・・係止突起、３２・・・・・・
係合溝、３３・・・・・・施錠用摘み杆。
、第２図は同上説明側面図、第３図は同上活字盤装置部
の斜視図、第４図は同上印字機構部の側面図、第５図は
同上分解斜視図である。 １・・・・・・タイプライタフレーム、２・・・・・・
プラテン、５・・・・・・活字盤、６・・・・・・活字
、１３・・・・・・係止部、１９・・・・・・保持板、
２１・・・・・・活字引出口、２４・・・・・・閉塞板
、２８・・・・・・セットアーム、３０・・・・・・係
止ピン、３１・・・・・・係止突起、３２・・・・・・
係合溝、３３・・・・・・施錠用摘み杆。
Claims (1)
- 多数の活字を収納した活字盤より選択した活字を引出し
てプラテンに圧接し印字するタイプライタにおいて、タ
イプライタフレームに移動可能に設けられ選択された活
字を引出し位置に設定する活字盤の上方に活字の引出し
位置に開口した活字引出口を有する保持板と、この保持
板の上面に前後方向に移動自在に設けられ前記活字盤の
活字引出口を開閉する閉塞板と、前記活字盤に形或した
係止部と、前後方向に移動可能に設けられ前側より後側
に向って傾斜された係合溝を有する施錠用摘み杆と、前
記タイプライタフレームに上下方向に回動自在に設けら
れ後端部に前記閉塞板に係合し前端部に前記係止部に係
止される係止ピンと前記施錠用摘み杆の保合溝に係合さ
れる係合突起を設けたセットアームとを具備したことを
特徴とするタイプライタの活字盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13073476U JPS5912197Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | タイプライタの活字盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13073476U JPS5912197Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | タイプライタの活字盤装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5350016U JPS5350016U (ja) | 1978-04-27 |
| JPS5912197Y2 true JPS5912197Y2 (ja) | 1984-04-13 |
Family
ID=28739855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13073476U Expired JPS5912197Y2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | タイプライタの活字盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912197Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-09-29 JP JP13073476U patent/JPS5912197Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5350016U (ja) | 1978-04-27 |
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