JPS59121288A - 排水立て管継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、排水室て管継手（以下単に管継手という。）
に関する。

従来、この種の管継手のうち、立て管径に対して膨拡さ
れている主管部の側部に枝管接続口を有排水中の混入物
が、飛散することによって付着、堆積し、これが排水管
を詰まらせる一要因となりていた。そのために枝管接続
口付近には掃除口が設けられていることが多い。しかし
、ことに的記主管部の側部に対して同一レベルで複数の
枝管接続口を有する管継手において前記した付着、堆積
物を除去する際には次のような問題があった。すなわち
この場合、管継手の掃除口は、一般に前記枝管接続口の
うちの一つを利用しているものであるため、その部分は
単に円形に開口されたものであるので、そこから管内掃
除用のいわゆるフレキシブルワイヤーブラシや高圧ジエ
クト洗浄用のホー７を挿入するにもこれらの挿入時にお
ける挿入方向の自由度が、掃除口の開口が円形であるが
故に少いこととともに方向制御が本来的に困難であるた
めにとくに該掃除口に対向する位置における枝管接続口
以外の別の枝管接続口に対する掃除は極めて困難である
という欠点があった。のみならず、同じ理由から管継手
自体の内部全体に対する掃除にも困難さがあるという欠
点があった。

そこで本発明は、上記した欠点を解消した管継手を提供
することを目的とするものであシ、その特徴とするとこ
ろは、立て管径に対して膨拡されて成る主管部の側部に
枝管接続口を有する排水室て管継手であって、該主管部
の外側に対し、前記枝管接続口とほぼ同一レベルにおい
て、水平方向に長手のほぼ長円形状の穴が貫設されたフ
ランジ面部を形成し、かつ該穴の周縁にボルト螺着用の
雌ねじを螺刻したことにある。

以下、本発明を実施例に従って説明する。第１図乃至第
５図は第１実施例を示すものであシ、図中１は、本発明
の管継手の本体であシ、以下詳述の通シ構成されている
。すなわち、２はＳ上方の立て管６の内径に対して膨拡
されて成る円筒状に形成された主管部であって、その側
部（第１図、第５図の土庄側）には、枝管接続口４が突
出形成されておシ、その外周には雄ねじ５が螺刻されて
いる。６は、本体１の下端部に円筒状に形成された円筒
部から成る下方の立て管（図示しない）を接続するため
の下接続部であシ、その上端縁の上部には上方に向って
漏斗状に拡大されているテーパー管部７が前記主管部２
の下端縁部に一体で形成されている。８は、前記した上
方の立て管６を内挿して接続するための上接続部であシ
、その上端縁部には、後述するボルト９を螺着するため
の雌ねじが螺刻された平面上はぼ四角型の７ランジ１０
が形成され、該フランジ１０の内周には、断面傾斜面か
ら成シ、立て管６を水密を保持して内挿するためにパツ
キン１１を介在させるためのパッキン受は部１２が形成
されている。そして、該パッキン受は部１２には、前記
パツキン１１が装着され、ボルト９を介して押えフラン
ジ１３を押圧することにより、前記パツキン１１によっ
て水密が保持されている。

さて、１４は、本発明の要旨とする水平方向に長手のほ
ぼ長円形状の掃除口としての穴であシ、前記主管部２の
外側に対して形成されたフランジ面部１５に対し前記枝
管接続口４とほぼ同一レベルにおいて貫設されている。

そして、該フランジ面部１５の各隅部には、雌ねじ１６
が螺刻されている。この雌ねじ１６は、該穴１４に対し
、図示しない所要の蓋を装着する際において、適合する
ボルトによって螺締する場合、または、要すれば、該穴
１４及び該雌ねじ１６からなるフランジ面部１５に適合
するフランジ面部を有する媒介管継手を接続する際にお
いて、該媒介管継手をボルトによって螺締するためのも
のであシ、本実施例におけるように、主管部２の外側に
対して、前記穴１４が対向して貫設されている場合の一
方に前記媒介管継手を使用することが可能となる。

次に本実施例におけるその作用効果について説明する。

立て管６内を流下する排水が、本管継手１７内を流下す
るに際して、それに含まれている混入物は、前記した通
シ、本管継手１７が立て管径６に対して膨拡されている
ことから、枝管接続口４の内側の下端部、すなわち、枝
管接続口４の主管部２との取シ合い部分に付着、堆積す
る。これを除去するため、前記した穴１４の一方からフ
レキシブルワイヤーブラシや高圧ジェット洗浄用のホー
スを挿入する場合、該穴１４が前記枝管接続口４とほぼ
同一レベルにおいて水平方向に長手に形成されているこ
とから、前記ホースは、その長手方向に沿って自在に挿
入することができる。しかも、該穴１４の貫設されてい
るフランジ面部１５が主管部２の外側面に接して形成さ
れているため、前記ホースは挿入時における挿入方向を
制限されることなく挿入できるというその挿入方向の自
由度が極めて高いので、前記取シ合い部分の付着、堆積
物の除去は極めて容易に行うことができる。

また、同様の理由から、管継手１７内全体の掃除も容易
に行うことができ、配管のメンテナンス上その来月的効
果は非常に高いものといえる。

次に本発明の第２夾施例について第６図乃至第９図に従
って説明するが、本実施例は前記した第１突施例の変形
といえるものであるので、その相違点についてのみ説明
する。その相違点は、枝管接続口１８が上方からの枝管
を接続するため、その上端面を主管部１９の上端面と面
一にして上向に開口され、上方の立て管２０を内挿して
接続するための上接続部２１、すなわち前記第１突施例
における上接続部８と同様に構成されているという点の
みでおって、作用効果については、前記第１実施例と同
様である。なお、本実施例における枝管接続口１８は、
−側のみに設けられているのであるが、両側に設ける技
術も、もちろん例示し得る。

さて次に本発明の第６実施例について第１０図乃至第１
５図に従って説明するが、本実施例も前記第２実施例と
同じく前記第１実施例の変形といえるものであるので、
前記第１実施例との相違点についてのみ説明する。すな
わち、本実施例においては、前記第１笑施例における枝
管接続０４と同じ枝管接続口２２が図面上、主管部２６
の右側部にも追加されているという点のみであシ、枝管
を複数接続できるということ以外、前記第１実施例と同
じである。

要するに、本発明に係る管継手は、立て管径に対して膨
拡されて成る主管部の側部に枝管接続口を有する排水室
て管継手であって、該主管部の側部に対し、前記枝管接
続口とほぼ同一レベルにおいて、水平方向に長手のほぼ
長円形状の穴が貫設されたフランジ面部を形成し、かつ
該穴の周縁に雌ねじを螺刻したものであシ、該管継手内
の枝管接続口の主管部との取合い部分、及び該管継手自
体の内部全体に対する掃除の困難さを極めて合理的に解
消したものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の正面図、第２図はその背
面図、第６図はその平面図、第４図はその左側面図、第
５図は第４図のＡ−Ａ線断面図、第６図は本発明の第２
実施例の正面図、第７図はその平面図、第８図はその左
側面図、第９図は第８図のＢ−Ｂ線断面図、第１０図は
本発明の第６夾施例の正面図、第１１図はその平面図、
第１２図はその左側面図、第１３図は第１２図のＣ−Ｃ
線断面図である。 ２、１９．２３・・・主管部　　４．１８．２２・・・
枝管接続口１４・・・穴１５・・・フランジ面部 １６・・・雌ねじ　　　　　　１７・・・排水室て管継
手出　願　人　　株式会社　小島　製作折代　　理　　
人　　　弁理士　　岡　１）　英　彦第４１１ コＡ 」Ａ 第５ＭＫ 第６！！１ 第７図 第ｓｍ ｌ Ｂ 第１０図 第１１＠ 第１２図 一〇 二〇 第１３　ＩＩ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 立て管径に対して膨拡されて成る主管部の側部に枝管接
   続口を有する排水室て管継手であって、該主管部の側部
   に対し前記枝管接続口とほぼ同一レベルにおいて、水平
   方向に長手のほぼ長円形状の穴が貫設されたフランジ面
   部を形成し、かつ該大の周縁に雌ねじを螺刻したことを
   特徴とする排水室て管継手。