JPS59120804A - 自動計測装置 - Google Patents

自動計測装置

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JPS59120804A
JPS59120804A JP23232682A JP23232682A JPS59120804A JP S59120804 A JPS59120804 A JP S59120804A JP 23232682 A JP23232682 A JP 23232682A JP 23232682 A JP23232682 A JP 23232682A JP S59120804 A JPS59120804 A JP S59120804A
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JP
Japan
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axis
probe
workpiece
frame
processed
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JP23232682A
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Inventor
Kazutoshi Iwata
和敏 岩田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は工作機械に加工物を取付けたまま加工直後の寸
法を自動計測して機械加工の良否判断に必要なデータを
得るようにした自動計測装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に加工物の寸法精度を計測する装置として三次元測
定機がある。この三次元測定機は測定精度を1ミクロン
〜数ミクロンという高精度に維持すべく、工作機械とは
独立した機械として温度調節された別の部屋に設置して
いる。このため加工が済んだ製品の寸法を計測するには
製品を工作機械から計測装置まで搬送して計測を行なっ
ている。
〔背景技術の問題点〕
従来は上述したように機械加工の済んだ製品を工作機械
から計測装置まで搬送して計測を行なっており、一方工
作機械はこの計測をしている間に次の加工を行なってい
る。このため機械加工の直後にその製品の寸法計測を行
なうことができず、次の加工時に寸法計測の結果を生か
すことができない。したがって一旦加工寸法が狂うと、
多数の不良品が発生した後に寸法が狂っていることを発
見することとなり、またこのようなシステムをとる場合
には、加工物の取付け、製品の取外し及び搬送などに人
手がかかり省力化を図ることができない。
また、三次元測定機は高精度の計測を行なうためプロー
ブが鋭敏で工作機械と一緒に使用するには振動の点で問
題がある。ところが実際の機械加工にあっては、三次元
測定機程の高精度は必要とせず、これよりも先ず、自機
或いは周辺からの振動に強く且つ安価であることが要求
される。
〔発明の目的〕
本発明は上述した従来の問題点に鑑み成したものであっ
て、加工物の近くで且つ工具台の移動の邪魔にならない
位置に寸法系測系を配設し、加工直後の製品の寸法を精
度良く計測して、加工の良否判定を行ない得るようにし
た自動計測装置を提供することをその目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため本発明に係る自動計測装置は、
工具台系、加工物保持系及び寸法計測系のそれぞれを共
通フレームに設け、工具台系はフレーム上を移動可能と
し、加工物保持系には加工物及び計測モデルを取付固定
する取付台を設け、また寸法計測系は該取付台に固定さ
れた加工物の長さ方向と平行なX軸に沿って移動するテ
ーブルと、X軸と直交するY軸に沿って移動するテーブ
ルと、X軸及びY軸の双方に直交するZ軸に沿って移動
するアームと、このアームに取付けたタッチセンサとを
備えている。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施の一例を添付図面に従って説明する
第1図は本発明に係る自動計測装置の平面図、第2図は
第1図のA−A矢視図であり、基台としての共通フレー
ム1には寸法計測系2、加工物保持系3、及び工具台系
4が取付けられている。
寸法計測系2は互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸のそ
れぞれにテーブル5、6、7を移動可能に設け、各テー
ブル5、6、7をパルスモータ8、9、10で軸方向に
移動せしめるようにしている。
そして、テーブル6、7にはリニヤエンコーダ、差動変
圧器、ポテンショメータ或いは光学式、磁気式又は電磁
誘導式のデジタル型スケール類などの位置センサ11、
12を取付け、テーブル7には先端部にタッチセンサ1
3を設けたアーム14の基部を取付け、テーブル6には
反射型光電スイッチ又は近接スイッチなどの加工物位置
検出センサ15を取付けている。
また加工物保持系3は加工物取付台16の上に加工物1
7と寸法計測時の基準とする計測モデル18を載せ、こ
れらを固定装置19で取付台16上に固定し、更に加工
物17と計測モデル18に温度センサ20a、20bを
密着して取付けている。そして加工物17及び計測モデ
ル18は固定された状態でその長さ方向が前記X軸と平
行となるようにしている。
また、工具台系4はコラム21の上部に主軸ヘッド22
を取付けてなり、このコラム21は駆動モータ23によ
りフレーム1上をX軸と平行に移動可能とされている。
更に共通フレーム1にはケーブル24によって制御盤2
5を接続し、この制御盤25にはマイクロコンピュータ
からなる演算制御装置26と前記X、Y、Z軸のモータ
ドライバ27、28、29などが含まれている。
次に上記タッチセンサ13の構造を第3図に基いて説明
すれば、導電性プローブ30の支点31近傍の基部に絶
縁物32を挿着し、この絶縁物32の両側に永久磁石3
3a、33bを設け、左側の永久磁石33aの電磁石3
4との対向面はN極に、また右側の永久磁石33bの電
磁石34の対向面もN極に着磁している。尚電磁石34
は両端部が対向するように湾曲している。
また、プローブ30、支点31、電磁石34は枠体35
に収納されている。そしてプローブ30は一端を枠体3
5に固定され他端をプローブ30に固定された2つのバ
ネ36a、36bによって支持されている。プローブ3
0はワイヤ37によって通電検出器38及び図示されな
い電源に接続されている。更に枠体35には工作機械の
振動に対して微動しないように剛性の高いバネ39が外
箱40との間に設けられ、外箱40に対する枠体35の
変位量を計測する変位センサ41を取付けている。この
変位センサ41としては差動変圧器ポテンショメータな
どがあり、図示例としては差動変圧器を用いている。
第4図は演算制御装置26を中心に単線結線図で制御部
の構成を示すブロック図であり、演算制御装置部26に
は前記した各部材が電気的に接続され、またこれら各部
材の他に演算制御装置26に指示を与えるキーボード4
2が接続され、電磁石34のドライバ43と、電磁石の
励磁コイル44が中間に電流計45をはさんで接続され
ている。また演算制御装置26は記憶装置(RAM)4
7を内蔵し、Y軸Z軸の位置センサ11、12との間に
ラッチ回路48a、48bを置いている。
以上の如き構成からなる自動計測装置の作用を述べる。
先ず主軸ヘッド22による切削加工が一段落するか、或
いは切削加工が終了した時点で工具台系4をフレーム1
の片隅に移動する。次に所定の場所に固定装置19で固
定された加工物17があることを加工物検出センサ15
で検出した上で、加工物17の断面の計測を行なう。こ
の計測に先立って材質と線膨張率が明らかで且つ加工物
17と同じ角度の面で作られた稜をもつ計測モデル18
の基準温度例えば20℃における各部を別の精密計測機
で一度計測しておく。以後は毎日の加工物17の加工と
計測に先立って少くとも1回モデル18の主要点の座標
と温度を計測する。この計測方法は、取付台16の所定
位置に固定装置19で設置された計測モデル18のX座
標位置が分っていないため、X軸パルスモータ8をX軸
モータドライバ27で駆動し、X軸テーブル5を移動さ
せながら加工物検出センサ15で計測モデル18の存在
を調べる。この場合すでに判明している固定装置19と
温度センサ20bの位置を避けて検出センサ15で調査
し、モデル18の存在が確認された始点と終点の座標を
基準点からのパルス数によって演算制御装置26によっ
て演算した後、演算制御装置26中の読出し書込み可能
な記憶装置47にストアする。
この後、存在範囲が確認された計測モデル18の任意の
座標位置において、計測モデル18の断面の主な座標の
計測を行なう。例えば、工具台系4に面して側を上面の
半分も含めて計測する場合には、第2図、第3図のよう
に、プローブ30の先端を左側に傾けるため、左側の端
面がS極、右側の端面がN極となるように電磁石34を
励磁して、永久磁石33aを吸引し、電磁石33bを反
発して、プローブ30を左側に回動せしめ、電磁石34
の左側の端面が永久磁石33aのN極を吸着すると、電
磁石34を励磁するコイル44の電流が減少し、この変
化を電磁石ドライバ43と励磁コイル44との中間に設
けた電流計45によって検出し、演算制御装置26に伝
達すれば、プローブ30が左側に傾いて設置されたこと
が分かる。
次いで、上面と右側面とが交叉する稜18aの座標(Y
18a、Z18a)を知るには、Y、Z軸パルスモータ
9、10をそれぞれのモータドライバ28、29で駆動
し、Y軸及びZ軸の移動テーブル6、7を稜18aの位
置まで移動せしめる。そしてZ座標を決定するためプロ
ーブ30を下方向に移動せしめる。
即ち最後の1パルス分、Z軸移動テーブル7を全送り量
駆動した時、プローブ30の先端の直径1〜3mm前後
のボール46が丁度測定モデル18の上面の右端近くで
接触すると、計測モデル18、加工物17は共に鉄或い
はアルミニウムなどを構成材料としているため、これら
の底面接触部に設けた電流路を通して電流が流れること
となり、この電流が直ちに通電検出器38によって検出
され、ラッチ回路48bに伝達された瞬間のZ軸位置セ
ンサ12のZ座標値がラッチされ、引続きラッチ回路4
8bから演算制御装置26へ転送されてZ座標(Z18
a)が決定され、記憶装置47にストアされる。
このように、演算制御装置26に伝達されると、次のパ
ルス発生が停止してZ軸モータドライバ29からはパル
ス状の駆動電流が出なくなり、Z軸パルスモータ10が
停止するわけである。しかし、最後の1パルス分の送り
量の何分の1かを駆動しただけで、ボール46が計測モ
デル18の上面に接触してしまうことがある。例えば最
小送り量が10μ/パルスの場合に、2μの駆動でボー
ル46が計測モデル18にタッチすると、通電検出器3
8で検出され、ラッチ回路48bがその瞬間のZ軸位置
センサ12のZ座標値をラッチし、演算制御装置26へ
伝達して次のパルス発生を停止せしめる。ところが残り
の8μ分を外箱40が移動を続け、ボール46、プロー
ブ30、電磁石34及び枠体35は固定されることとな
るので、タッチセンサ13の外箱40との間の相対位置
の変化が生じ、これが枠体35のバネ39の変位として
現われ、この変位は枠体35の変位センサ41によって
計測され、ラッチされたZ座標値と共に演算制御装置2
6に伝達され記憶装置47にストアされる。次いで、外
箱40にプローブ30が取付けられたと仮定した場合の
Z座標(以下に外箱40のZ座標とする)が、Z軸位置
センサ12によって読取られ、記憶装置47にストアさ
れると同時に、外箱40のZ座標に前記変位量8μを加
えた値でラッチ回路48bのZ座標値をチェックし、誤
差の範囲内であることを確認したら上面のZ座標(Z1
8a)として決定し、これを記憶装置47にストアする
。尚、誤差が大きい場合は、1パルス分上に戻して接触
を繰り返す。
このようにしてZ座標(Z18a)を測定したら今度は
右側面のY座標(Y18a)を決定するため、プローブ
30を左方向に移動する。そして、最後の1パルス分Y
軸移動テーブル6を全送り量駆動した時プローブ30の
ボール46が丁度計測モデル18の上面より若干下方の
右側面で接触したならば、計測モデル18を通して電流
が流れ、この電流が直ちに通電検出器38によって検出
され、ラッチ回路48aに伝達された瞬間のY軸位置セ
ンサ11のY座標値がラッチされ、演算制御装置26へ
転送されてY座標(Y18a)が決定され、記憶装置4
7にストアされる。
そして、この接触通電の信号が演算制御装置26に伝達
されると、次のパルス発生が停止せしめられY軸モータ
ドライバ28からパルス状駆動電流が出力されなくなり
、Y軸パルスモータ39は停止する。
次いで稜18bの座標(Y18b、Z18b)を決める
ため引続きZ軸の下向き方向にプローブ30を移動する
。そして、プローブ30が稜18bを形成する傾向に接
触すると、その瞬間のZ座標値がラッチ回路48bにラ
ッチされ、前記同様そのパルスの駆動後の外箱40のZ
座標と枠体35の変位センサ41で検出した変位量の和
でラッチされたZ座標値をチェックし、Z座標(Z18
b)を決める。これと同時に通電検出器38の信号で次
のZ軸パルスの発生を停止させてZ軸パルスモータ10
を停止せしめる。しかし、Y座標決定のための最後の1
パルス分の最小送り量10μのうち、例えば5μを駆動
しただけでボール46が計測モデル18の右側面に接触
することがある。この場合、電磁石34、枠体35及び
外箱40などはそのまま更に5μ右方へ移動するがボー
ル46は計測モデル18の右側面に固定されているため
、プローブ30は電磁石34の左端面から若干離れるこ
ととなる。一方、ボール46が計測モデル18の右側面
に接触した瞬間に流れる電流を通電検出器38で検出す
ると同時に、Y軸位置センサ11と演算制御装置26と
の間に設けたラッチ回路48aがその時点のY座標値を
ラッチし、演算制御装置26に伝達されて左方向に進む
次のパルス発生が停止される。
次にラッチ回路48aでラッチされているY座標値が演
算制御装置26にとり込まれてY座標(Y18b)が決
定され記憶装置にストアされてから、引続き右方向へ戻
る1パルスを発生せしめ、右へ10μ戻り、再びプロー
ブ30が電磁石34の左端面に吸着されて左側に傾いた
姿勢をとって第5図のY座標(Y′18b0)にて計測
モデル18に接触する直前の状態が再現される。それか
ら、Z軸の下向き方向にプローブ30を移動し、稜18
bを形成する斜面に点P1で接触すると、通電検出器3
8がラッチ回路48bに伝達した瞬間のZ座標値がラッ
チされ、このZ座標値を外箱40のZ座標(Z′18b
1)と変位センサ41で検出した枠体35との変位量と
の和でチェックしてZ座標(Z′18b)を決め、記憶
装置47にストアする。
同時に通電検出器38の信号が演算制御装置26に送ら
れ、次のZ軸パルスの発生が停止せしめられる。
次に、1パルス分上に戻した第5図の点P0(Y′18
b0、Z′18b0)から左へ1パルス分移動させて、
稜18aのY座標を決めた時と同じ方法で計測モデル1
8と接触するY座標がY18aであることを確めてから
、点P0より1パルス分右の点Q0(Y′18b1、Z
′18b0)から斜面に接触するまでプローブ30を降
下させて点Q2(Y′18bI、Z″18b)を得れば
、稜18bのZ座標(18b)は点P1、Q2の座標か
ら、Z18b=Z′18b+(Z″18b−Z′18b
)(Y18a−Y′18b0)/(Y′18b1−Y′
18bI)を演算制御装置26で計算して決定できる。
また、上記方法の他に、点Q0から1パルス分下の点Q
1(Y′18b1、Z′18b1)から1パルス分左へ
駆動して、斜面と接触する位置を測定し、斜面の傾斜角
tan−1(Z″18b−Z′18b)/(Y′18b
1−Y′18b0)分だけボール46が手前で接触して
いることを補正すれば、点Rの座標(Y″18b、Z′
18b1)が求まるから、Z18b=Z′18b+(Y
18a−Y′18b0)(Z′18b0−Z′18b)
/(Y″18b−Y′18b1)により決定できる。ま
た稜18cの座標(Y18C、Z18C)も同様にして
決定できる。
次に電磁石34のドライバ43に演算制御装置26から
指令を出して励磁コイル44に今までとは逆方向の電流
を流すと、電磁石別34の右端面がN極に、左端面がS
極になり、永久磁石33aを反発し、永久磁石33bを
吸引してプローブ30を右側に回動する。
そして永久磁石33bのN極が電磁石34の右端面に吸
着されると、励磁コイル44の電流が減少し、これを電
流計45によって検出し、演算制御装置26へ伝達すれ
ばグローブ30が右側に傾いて設定されたことが分かる
。そこで右側面の稜18a、18b、18cの測定と同
様に、今度は左側面の稜18d、18e、18fの座標
(Y18d、Z18a)(Y18e、Z18e)(Y1
8f、Z18f)を測定し決定する。
このように計測モデル18の主要点の座標を測定を完了
したならば、加工物17の測定を行なう。加工物17の
計測も前記同様に、先ず、加工物検出センサ15によっ
て、加工物17のX軸上の存在範囲を計測し、次いで適
切に選定した複数の断面について必要な稜のY、Z座標
を決定するための測定を行なう。この場合、稜17a、
17dは計測モデル18の稜18a、18dとそれぞれ
同じ方法で計測し、座標(Y17a、Z17a)、(Y
17d、Z17d)を決定する。このように計測するこ
とにより、同じ種類の稜はプローブ30を同じ向きで同
じ角度に保ち、同一種類の面にはボール46の同じ点が
接点になるようにしていることとなり、計測モデル18
と加工物17との寸法差が正確に求められる。したがっ
て加工物の上面の長さL17adは計測モデル18の上
面の長さL18adと、長さ(Y17a−Y18a)、
長さ(Y17d−Y18d)を夫々の線膨張率α17、
α18及び温度センサ20a、20bで計測した温度t
17、t18で補正すれば長さL17adを正確に求め
ることができる。
尚、以上は本発明の実施の一例を示したものであり、本
発明は上記に限るものではない。例えば図示例では加工
物17が1個の場合を示したが、複数個の加工物でも同
様に計測することができる。
また加工物保持系3の取付台16のうち加工物17を置
いている左半分を回転式とすれば、計測モデル18と同
一平面に設定できて、計測の基準点が共通にできれば、
同様に計測できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明に係る自動計測装置は振動に対
して共振したりすることがない高い剛性をもつようにし
ているため、オン・ザ・マシン計測に好適し、しかもす
でに精密測定した計測モデルとの比較測定を採用し、1
パルスの最小送り量より小さい量まで計測するようにし
たので、機械加工の良否判断をするには十分な精度を容
易に確保でき、且つ従来の三次元測定機よりもコストダ
ウンを図ることができる。更に機械加工の良否判断が製
品毎又は主要工程毎にでき、すぐ次の製品加工又は次工
程に活用できるようにフィードバックできるから、機械
加工の信頼度が向上し、不良率が減少するという効果が
得られる。更に、機械加工の途中又は終りで人手を省く
ことができるので、無人加工ラインを構成でき且つ工具
監視の役目も果たすこととなるため省人化にも大きく寄
与することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る計測装置を組込んだ工作機械の平
面図、第2図は第1図の矢視A−A方向から見た側面図
、第3図はタッチセンサの断面図、第4図は演算制御装
置を主体とする制御部の単線回路図、第5図は計測時に
おけるプローブ先端ボールの軌跡の説明図である。 1・・・共通フレーム、2・・・寸法計測系、3・・・
加工物保持系、4・・・工具台系、5、6、7・・・テ
ーブル、13・・・タッチセンサ、14・・・アーム、
16・・・加工物取付台、17・・・加工物、18・・
・計測モデル、30・・・プローブ、33a、33b・
・・永久磁石、34・・・電磁石、35・・・枠体、3
8・・・通電検出器。 出願人代理人  猪  股     清第1図 第2図 第4図 6

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)工具台系、加工物保持系及び寸法計測系のそれぞ
    れを共通フレームに設けた自動計測装置において、上記
    工具台系は共通フレーム上を移動可能とされ、また上記
    加工物保持系は、加工物取付台とこの取付台上に加工物
    及び計測モデルを固定する固定装置を備えてなり、更に
    上記寸法計測系は取付台上に固定された加工物の長さ方
    向と平行なX軸に沿って移動可能とされたテーブルと、
    上記X軸と直交するY軸に沿って移動可能とされたテー
    ブルと、上記X軸及びY軸に直交するZ軸に沿って移動
    可能とされたアームと、このアームに取付けられ計測モ
    デル及び加工物の主要点の座標を計測するためのタッチ
    センサとからなる自動計測装置。
  2. (2)前記タッチセンサは、外箱内に上下方向に移動可
    能に取付けられた枠体と、この枠体の外箱に対する変位
    量を計測する変位センサと、該枠体に取付けられるとと
    もに両端部が対向するように湾曲し且つ通電方向を逆転
    し得るドライバに接続された電磁石と、この電磁石の両
    端部間に臨む基部を中心として枠体に対し回動自在に枢
    支されたプローブと、このプローブ先端が被計測物に接
    触した際に流れる電流を検知すべく電源とプローブ間を
    結ぶワイヤの中間に設けられた通電検知器と、プローブ
    基部の両側に絶縁体を介して取付けられ且つ互いの外側
    部が同磁極となるようにされた一対の永久磁石とからな
    る特許請求の範囲第1項に記載の自動計測装置。
JP23232682A 1982-12-27 1982-12-27 自動計測装置 Pending JPS59120804A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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