JPS59120173A - 温熱療法用電磁波発生器 - Google Patents

温熱療法用電磁波発生器

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JPS59120173A
JPS59120173A JP23410082A JP23410082A JPS59120173A JP S59120173 A JPS59120173 A JP S59120173A JP 23410082 A JP23410082 A JP 23410082A JP 23410082 A JP23410082 A JP 23410082A JP S59120173 A JPS59120173 A JP S59120173A
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JP
Japan
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matching
impedance
antenna
electromagnetic wave
dielectric
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JP23410082A
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English (en)
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JPS6138709B2 (ja
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隆成 寺川
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Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁波の照射による癌組織の加温で癌細胞の
再生機能を停止して致死に至らしめる温熱療法で用いる
電磁波発生器に関する。
本願発明者等は、装置を大型化することなく500MH
z以下の周波数をもつ電磁波を発生するため、人体の比
誘電率に略等しい誘電物質で形成した柱状誘電体の内部
にループアンテナ等の励振アンテナを封じ込めた構造の
電磁波発生器を提案している。
この電磁波発生器は人体の深部に存在する癌組織に電磁
波エネルギを収束させ、癌組織をスボット的に約43℃
に必要な時間加温する局所加温を可能にするものであり
、しかも小型サイズで浸透度の深いメガヘルツオーダの
電磁波を人体の内部に集中的に照射することができる。
ところで、500MHz以下の周波数でアンテノを励振
するための給電線路としては同軸ケーブルを使用するこ
とができるが、同軸ケーブルと励振アンテナとのインピ
ーダンス整合が必要となり、同軸線路と平行線路の整合
接続装置として知られたバランを用いることが考えられ
る。
しかしながら、人体の比誘電率は例えば筋組織ではε=
50〜70、脂肪ではε=4〜7と大きく異なり、湿熱
治療を要する粗織によって比誘電率が大きくバラつく。
このため誘電体アンテナとして作動する電磁波発生器の
アンテナインピーダンスも人体の接触場所に応じて異な
りバランによる固定的なインピーダンス整合では想定し
たアンテナインピーダンスから外れたときに整合損失が
増加して励振アンテナに充分に給電できなくなる恐れが
あった。
またバランによる整合は、使用周波数における4分の1
波長の阻止がい管を必要とするため医療用としては整合
装置が大型化するという問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、柱状誘電体に
封じ込められた励振アンテナのインピータンスか変って
も同軸ケーブルとの整合接続を低損失で行なうことがで
き、また整合装置を医療用として充分に小型化すること
ができる温熱療法用電磁波発生器を供給することを目的
とする。
この目的を達成するため本発明は、励振アンテナの給電
線を引出した柱状誘電体側に同軸ケーブルとの整合をと
るπ型整合回路を一体に組付け、且つ整合インピータン
スの可変調整手段を設けた構造とし、電磁波発生器に同
軸ケーブルをコネクタ接続するだけでアンテナインピー
ダンスに応じた整合インピーダンスの設定により低損失
のアンテナ給電により電磁波を照射できるようにしたも
のである。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示した斜視図である。
まず、構成を説明すると、1は人体の比誘電率に略等し
い誘電物質、例えばεr=80となる誘電物質で作られ
た柱状誘電体であり、一端に人体に接触して人体内部に
電磁波を人射させる放射面1aを形成し、放則面1aに
相対した他面側の内部に励振アンテナとしてのループア
ンテナ2を封し込めている。柱状誘電体1の内部に封じ
込められたループアンテナ2の人ささは、500MHz
以下となる使用周波数で定まる大気中におけるループア
ンテナの大きさの1/√arとなる大きさをもって柱状
誘電体の内部に封じ込められており、例えばεr=8O
とすると大気中で使用するルーープアンテナの約1/9
の大きさを持ち、従って500MHz以上の周波数を使
用してもループアンテナ2の大きさで決まる柱状誘電体
1は医療用として充分小型に形成することができる。
ループアンテナ2を封じ込めた柱状誘電体1側には同軸
ケーブルとループアンテナ2とのインピーダンス整合を
取るための整合ユニット3が一体に設けられ、整合ユニ
ット3の端部には同軸ケーブルをコネクタ接続するため
の同軸コネクタ4が取付けられ、更に整合ユニット3の
周側には整合インピーダンスを可変するための調整ビス
7a、7bが設けられている。
第2図は第1図に示す本発明の一実施例の断面図であり
、整合ユニット3は柱状誘電体1のループアンテナ2よ
りの給電線6、6′の引出し側に設けられ、同軸ケーブ
ルが接続される同軸コネクタ4とループアンテナ2の給
電線6、6′を入出力接続した整合回路5を内蔵してい
る。
第3図は第2図の実施例で用いる整合回路5の一実施例
を示した回路図であり、容量C1、C2とインピーダン
ス上をπ型接続した整合回路が用いられ、入力端子7に
接続した同軸ケーブル8のインピータンスをZ1、出力
端子9に接続したループアンテナ2のインピーダンスを
72とすると、整合回路5のインピーダンスZ3は 73=√Z1・Z2 の条件が得られたときに同軸ケーブル8よりの信号を反
射損を生ずることなくループアンテナ2に供給すること
ができる。
ここで同軸ケーブル8のインピーダンスZ1は一定値と
して得られているが、柱状誘電体1に封じ込められたル
ープアンテナ2のインピーダンスZ2は柱状誘電体1の
放射面1aを接触させる人体の比誘電率により変化する
ことから、整合回路りにおける容量C1、C2を可変容
量とし、第1図に示す調整ビス7a、7bにより整合回
路5の容量C1、C2を調整して完全なインピーダンス
整合がとれるようにしている。
次に本発明の作用を説明すると、柱状誘電体1に封じ込
められたループアンテナ2よりの給電線引出し側に一体
に整合回路5を整合ユニット3の組付けをもって装着し
ているため、整合回路5に接続するループアンテナ2の
給電線6.6′の長さを最小にすることができ、又同軸
ケーブルの接続側に同軸コネクタ4一体に備えているた
め同軸ケーブルの着脱が容易となり、人体の深部に存在
する癌組織をスポット加熱する際には複数の電磁波発生
器を配列し癌組織に対し各電磁波発生器よりの電磁波エ
ネルギを集中させるように配置することなるが、この場
合における電磁波発生器に対する同軸ケーブルの接続を
極めて簡単なものとする。
また電磁発生器を接触させる人体の比誘電率によってア
ンテナインピーダンスZ2が異なるが、整合ユニット3
における容量C1、C2の調整によりアンテナインピー
ダンスに合せた整合インピーダンスの設定で同軸ケーブ
ルとのインピーダンス整合をとることができ、整合損失
を生ずることなく効率の良いアンテナ給電が可能となる
尚、上記の実施例は円形断面形状を有する柱状誘電体を
例にとるものであったが、この他に多重モードの発生を
防止するようにした長円形、楕円形、若しくは多角形断
面を有する柱状誘電体も使用され、この断面形状に合せ
た整合ユニット3を一体に組付けることは勿論である。
また励振アンテナの他に500MHz以下の周波数帯で
使用されるダイポールアンテナ、折返しアンテナ等の線
状アンテナ若しくは一対の電磁板を用いた板状アンテナ
等が使用でき、これらのアンテナの使用についてもアン
テナインピーダンスに合せた整合回路のインピーダンス
調整を行なうことは勿論である。
以上説明してきたように本発明によれば、柱状誘電体に
封じ込められた励振アンテナよりの給電線引出し側に一
体に同軸ケーブルとのインピーダンス整合をとる可変の
調整手段を備えたπ型整合回路を組付けるようにしたた
め、人体の接触場所に応じて異なるアンテナインピーダ
ンスに適合した整合インピーダンスを設定して同軸ケー
ブルとの整合をとることができ、また誘電体アンテナと
して作動する電磁波発生器と一体に同軸ケーブルとの整
合回路が設けられているため、整合装置を含む電磁波発
生器の小型化を図ると共にアンテナを励振するための同
軸ケーブルの接続を極めて簡単に行なうことができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した断面図、第2図は第
1図の断面設面図、第3図は本発明で用いる整合回路の
一実施例を示した回路図である。 1:柱状誘電体    1a:放射面 2:ループアンテナ  3:整合ユニット4:同軸ユニ
ット   5:整合回路 6、6′:給電線   7:入力端子 8:同軸ケーブル   9:出力端子 7a、7b:調整ビス 特許出願人 株式会社東京計器 代理人 弁理士 竹内 進 第1図 31 /           / 第2図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 人体の比誘電率に略等しい誘電物質で形成された柱状誘
    電体と、該柱状誘電体に封じ込められ外部に給電線を引
    出した励振アンテナとを有し、該励振アンテナと同軸ケ
    ーブルのインピーダンスを整合Jるインピータンス可変
    調整手段を有する整合回路を前記柱状誘電体と一体に設
    けたことを特徴とする温熱療法用電磁波発生器。
JP23410082A 1982-12-27 1982-12-27 温熱療法用電磁波発生器 Granted JPS59120173A (ja)

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JP23410082A JPS59120173A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 温熱療法用電磁波発生器

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JP23410082A JPS59120173A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 温熱療法用電磁波発生器

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JPS59120173A true JPS59120173A (ja) 1984-07-11
JPS6138709B2 JPS6138709B2 (ja) 1986-08-30

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ID=16965619

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