JPS5911923B2 - 輸液注入ポンプ装置 - Google Patents

輸液注入ポンプ装置

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JPS5911923B2
JPS5911923B2 JP52142929A JP14292977A JPS5911923B2 JP S5911923 B2 JPS5911923 B2 JP S5911923B2 JP 52142929 A JP52142929 A JP 52142929A JP 14292977 A JP14292977 A JP 14292977A JP S5911923 B2 JPS5911923 B2 JP S5911923B2
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infusion
pump
signal
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久和 角南
正三 小原
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Nikkiso Co Ltd
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Nikkiso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、人体等に所定時間継続して輸液を行う場合
に使用される輸液注入ポンプ装置に関するものであり、
特に輸液パターンを予め設定したフ5 プログラムに従
つてポンプ駆動を行うことのできる装置に関するもので
ある。
今町医療分野で各種栄養剤、薬剤等を投与する際、種々
の定流量微量ポンプが使用されている。
しかしながら、従来のポンプ装置においては、ポ30ン
プ自体制御回路を有しておらず、時間によつて輸液量を
変更したい場合、使用者がその都度マニュアルで輸液量
調節を行わなければならない。また、必要に応じて専用
のポンプ駆動制御回路を設計しなければならない。35
例えば、糖尿病患者に対するインスリン治療においては
、一日数回のインスリン投与法に代えて、患者の一田こ
おける血糖変動パターンに合せてプ、クー口グラマブル
なインスリン投与が行えれば、治療装置として血糖制御
性能は向上し、過剰投与の危険性も回避されることにな
る。
そこで、発明者等は従来の輸液注入ポンプの問題点を克
服すると共にプログラマブルの輸液注入制御を行うこと
のできるポンプ装置を得るべく鋭意研究を重ねた結果、
ポンプ駆動制御装置に種々の輸液パターンを所定の周期
に従つてメモリ装置に記憶させ、しかも輸液パターンの
周期設定をタイマ制御装置とステツプ制御装置とによつ
て可調整に構成し、このようにしてプログラミングされ
た輸液量データ信号に基づいてポンプ駆動制御装置を制
御することにより、ポンプはプログラムされた輸液量デ
ータに従つて逐次輸液を達成できることを突き止めた。
従つて、本発明の目的は、輸液量データをプログラマブ
ルに設定し、所要の輸液パターンを記憶させ、この記憶
させた輸液パターンに従つて輸液注入ポンプをプログラ
マブルにしかも高精度に駆動制御することのできる輸液
注入ポンプ装置を提供するにある。
前記の目的を達成するため、本発明においては、ポンプ
部と、輸液パターンの周期を設定するタイマ制御部と、
輸液パターンの周期を複数ステツプに分割設定するステ
ツプデータ入力部と、輸液量データ入力部と、輸液量デ
ータを記憶しワンステツプ毎に前記データをポンプ駆動
制御部に送出するメモリ部と、メモリ部からの輸液量デ
ータ信号をこの信号に比例したモータ駆動信号に変換し
てポンプ駆動用電動モータを駆動するポンプ駆動制御部
とから構成することを特徴とする。
なお、本発明において、ポンプ部には、複数のローラを
有する回転体に弾性チユーブを巻掛張設して、回転体を
駆動することにより弾性チユーブを順次押圧してポンプ
動作を行うよう構成したローラポンプが好適に使用され
る。
ポンプ駆動制御部は、出願人が特願昭52−70988
号で提案した輸液注入ポンプの駆動制御方式に基づき、
メモリ部からの輸液量データ信号をこの信号に比例した
時間幅を有するモータ駆動信号に変換する回路により、
モータ駆動信号が発生している間だけ電動モータを駆動
制御するよう構成することができる。
代案として、出願人が特願昭52−39034号で提案
した微量送液装置に基づき、メモリ部からの輸液量デー
タ信号をこの信号に比例した周波数に変換し、得られた
信号をパルスモータの駆動に必要なパルス列に変換して
パルスモータを駆動するよう構成することも可能である
この場合、パルスモータは、ステツプデータにより決ま
る時間内において輸液量データに比例した回転数で回転
し、ポンプもそれに比例した量を輸液する。また、タイ
マ制御部は、スタート信号により作動するタイマ発振器
と、周波数変換器と、分周器とからなり、タイマ発振器
の出力周波数をステツプデータに比例した周波数に分周
してメモリ部およびポンプ駆動制御部に供給するよう構
成する。ステツプデータ入力部は、ステツプ設定用デイ
ジタル入力手段を設け、タイマ制御部のタイマ発振器の
出力周波数をステツプ数に対応して変換すると共に、メ
モリ部の記憶データを輸液パターン周期毎に正常な位置
に転送制御するよう構成する。輸液量データ入力部は、
輸液量データ設定用デイジタル入力手段を備え、設定さ
れたデータをデータセレクタを介してメモリ部に供給す
るよう構成する。さらに、メモリ部は、シフトレジスタ
とフリツプフロツプとを備え、輸液量データをデ▲夕記
憶信号と共に入力し、記憶し、ステツプ信号に応じてポ
ンプ駆動制御部へ記憶データを出力するよう構成する。
この場合、前述のデイジタル入力手段は、テンキ一、デ
イジ゛タルスイツチ、プツシユスイツチ等に代表される
デイジタルデータを入力できる機能を有するものが好適
に使用される。また、メモリ部に使用するメモリ手段と
しては、シフトレジスタ以外にRAM、ラツチ等に代表
されるメモリ機能をもつたデバイスも使用可能である。
次に、本発明に係る輸液注入ポンプ装置の実施例につき
、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。第1図
は、本発明装置の制御系の一実施例を示す系統図であつ
て、参照符号10はポンプ部を示し、このポンプ部10
は、例えば複数のローラを有する回転体に弾性チユーブ
を巻掛張設して、回転体をモータにより回転駆動するこ
とによつて弾性チユーブを順次押圧してポンプ動作を行
うよう構成するか、弾性チユーブをローラカードに押圧
し回転体を駆動することによつてチユーブを順次しごい
ていくことにより輸液するよう構成したローラポンプが
好適に使用される。
なお、回転体を駆動するモータとしては、電動モータ、
殊に直流モータまたはパルスモータが制御特性上有効に
使用される。しかるに、本実施例では、ポンプ駆動 !
制御部に電動モータが使用される。上述したポンプ駆動
制御部を制御する回路として、タイマ制御部Aが設けら
れている。
タイマ制御部Aは、タイマ発振器12と、タイマ第1周
波数変換器14と、タイマ第2周波数変換器16と、1
タイマ分周器18とから基本的に構成され、スタート信
号STRの供給によつてタイマ発振器12が発振し所定
周波数のタイマ信号を発生する。タイマ発振器12の出
力は第1周波数変換器14に送出され、ここで後述する
ステツプデータ入力部からの選択されたステツプデータ
信号DSTPに基づいて周波数変換が行われる。次いで
、タイマ信号は第2周波数変換器16において、輸液パ
ターンの最大設定値DMDに関する信号により周波数変
換され、分周器18により周波数の分周を行う。すなわ
ち、本実施例においては、タイマ発振器12の出力周波
数苓F。,2とし、第1周波数変換器14の出力周波数
をF。l4とすれば、次式が成立する。但し、DSTP
<M M:データの桁数によつて決まる数 次いで、第2周波数変換器16の出力周波数をFO,6
とし、分周器18の出力周波数をFOl8とし、その分
周比をNとすれば、次式が成立する。
そこで、分周器18の出力をタイマ10進カウンタ20
を介してタイマ比較器22に供給すると共にタイマ比較
器22に前記輸液パターンの最大設定値DMDに関する
信号を供給すれば、比較器22の出力周波数F。22は
次式となる。
] この結果、比較器22の出力周波数F。
22は輸液パターンの最大設定値DMDと無関係となる
しかし、分周器18の出力は輸液パターンの最大設定値
DMDに比例するため、輸液量データの範囲が小さくな
ると輸液パターンの設定最大値DMDを小さくして、分
周器18の出力周波数F。,8を小さくする。従つて、
分固器18の出力は後述するモータ駆動制御部の減算カ
ウンタ24に供給して、その出力周波数F。,8を減算
カウンタ24のクロツクとして使用する。前述したステ
ツプデータ入力部Bは、ステツプ設定用デイジタルスイ
ツチを設けて構成し、例えば1〜64ステツプのステツ
プ設定が可能となるように構成される。
従つて、輸液パターン周期をタイマ制御部Aで設定する
場合、タイマ制御部Aに24時間タイマを内蔵すれば、
例えばステツプデータ数DSTPを24とすることによ
り、前記式(5)に基づき、タイマ発振器12の出力固
波数FO,2を適宜設定して、ワンステツプの時間を1
時間とすることができる。このように、輸液パターンの
周期は、タイマ制御部Bに入力するステツプデータ信号
DSTPにより適宜変更することができる。しかるに、
このステツプデータ信号DSTPは、ステツプ比較器2
6に供給される。このステツプ比較器26には、0Rゲ
ート28を介して入力されるデータ記憶信号をクロツク
とするステツプカウンタのカウント出力が供給され、こ
のカウント数とステツプ数とが一致した際ステツプ比較
器26は信号を送出し、ステツプ発振器32を作動させ
る。ステツプ発振器32の出力は、0Rゲート28を介
して後述するメモリ部および前記ステツプカウンタ30
のクロツクとして入力され、メモリ部のデータ転送とス
テツプカウンタ30のカウントを進める。なお、ステツ
プカウンタ30は、カウント数がメモリ部の容量と同数
になると、信号を発生しステツプマルチパイプレータ3
4を作動して、ステツプカウンタ30およびステツプ発
振器32をりセツトし、メモリ部のデータの移動を停止
させる。次に、メモリ部Cについて説明する。
メモリ部Cは、複数のシフトレジスタ36,38,40
とこれらのシフトレジスタと対応するデータラツチフリ
ツプフロツプ42,44,46とから基本的に構成され
る。なお、これらのシフトレジスタおよびデータラツチ
フリツプフロツプは、データの容量によつてその個数が
決定される。後述する輸液量データ入力部Dからの選択
された輸液量データ信号DIAはデータセレクタ48に
入力され、データセレクタ48でデータセレクトフリツ
プフロツプ50の初期状態によりデータ信号DIA5セ
レクトしてデータ信号DIAをシフトレジスタ36,3
8,40に入力する。すなわち、データセレクタ48は
、スタート信号STRに基づいてデータセレクトフリツ
プフロツプ50が初期状態にセツトされ、このデータセ
レクトフリツプフロツプ50の出力信号によりデータセ
レクタ48が輸液量データ入力部Dからの輸液量データ
信号DIAをセレクトしてこれをシフトレジスタ36,
38,40に入力する。この場合、データ記憶信号PR
Gが0Rゲート28を介してクロツクとしてシフトレジ
スタ36,38,40およびデータラツチフリツプフロ
ツプ42,44,46に入力され、前記輸液量データ信
号DIAを記憶する。一方、スタート信号STRが入力
されると、ANDゲート58を介して出力される信号に
より、前記タイマ制御部Aが作動し、タイマ比較器22
から出力されるプログラムステツプ数および輸液パター
ン周期に比例する出力周波数F。22が0Rゲート28
を介してシフトレジスタ36,38,40およびデータ
ラツチフリツプフロツプ42,44,46に入力され、
この結果データセレクタ48を介して供給される輸液量
データが前記出力周波数F。
22に応じて選択されシフトレジスタ36,38,40
に記憶されデータラツチフリツプフロツプ42,44,
46にラツチされる。
このようにして、輸液量データ信号DIAはシフトレジ
スタ36,38,40に順次記憶される。しかるに、輸
液量データ信号DIAの数とステツプ数D8TPの数か
一致すると、前述したようにステツプ比較器26等が作
動してシフトレジスタ36,38,40のプログラムデ
ータの第1番目を出力まで移動すると同時にデータラツ
チフリツプフロツプ42,44,46にラツチする。ま
た、シフトレジスタ36,38,40の容量とステツプ
カウンタ30のカウント数とが同数となると、シフトレ
ジスタ36,38,40およびデータラツチフリ゛ンプ
フロ゛ンプ42,44,46には、第1番目のデータが
ラツチされ、第2番目以後のデータがシフトレジスタ3
6,38,40にその後に並んだ状態で記憶される。さ
らに、データラツチフリツプフロツプ42,44,46
の出力、すなわち第1番目のデータはポンプ駆動制御部
の減算カウンタ24に入力される。なお、前述した輸液
量データ入力部Dは、輸液量データ設定用デイジタルス
イツチを設けて構成し、例えば輸液量データとして0〜
30の輸液パターンの設定が可能となるように構成され
る。
さらに、本実施例において、ポンプ駆動制御部Eは、ポ
ンプ駆動モータと、フリツプフロツプ52と、増幅器5
4と、減算カウンタ24と、モノマルチバイブレータ5
6とから構成される。スタート信号STRがANDゲー
ト58を介して前述のタイマ制御部と0Rゲート60に
供給され、この0Rゲート60の出力かフリツプフロツ
ブ52を0N状態にし、減算カウンタ24にメモリ部の
データラツチフリツプフロツプ42のデータ信号DFF
をプリセツトする。減算カウンタ24は、分周器18の
出力がクロツクとして入力されて減算動作を開始し、減
算カウンタ24の内容が全て零になると、キヤリ一信号
を出力してマルチバイブレータ56を作動し、フリツプ
フロツプ52および減算カウンタ24をりセツトする。
この時のフリツプフロツプ52の出力は増幅器54に入
力されて増幅され、ポンプ駆動モータを駆動する。この
ような構成からなるポンプ駆動制御方式は、電動モータ
の駆動制御に最も好適であるが、パルスモータを使用し
てポンプ駆動制御を行うことも可能であり、この場合に
は、メモリ部からの輸液量データ信号DIAを周波数変
換器でデータ信号に比例した周波数に変換し、得られた
信号をパルスモータの駆動に必要なパルス列に変換して
パルスモータを駆動するようにする。
なお、ポンプ駆動制御部Eの作動に際し、メモリ部Cは
次のように動作する。
すなわち、スタート信号STRは直接データセレクトフ
リツプフロツプ50を作動し、その出力をデータセレク
タ48に入力してメモリ部のデータラツチフリツプフロ
ツプ42のデータ信号DFFをセレクトする。この結果
、データ信号DFFはシフトレジスタ36→データラツ
チフリツプフロツプ42→データセレクタ48→シフト
レジスタ36と回転し、減算カウンタ24には逐次デー
タラツチフリツプフロツプ42のデータ信号DFFがブ
リセツトされる。本実施例においては、メモリ部Cに記
憶された輸液量データDIAのチエツクを行うことがで
きるように構成されている。すなわち、記憶データチエ
ツク信号CHKとスタート信号STRをANDゲート6
2に入力すると、ANDゲート62の出力によりデータ
チエツク発振器64が作動し、この発振器64の出力が
0Rゲート28を介してメモリ部およびステツプカウン
タ30にクロツクとして入力され、1sec〜2sec
0遅いスピードでメモリ部Cのシフトレジスタ36,3
8,40に記憶されているデータDFFが1回転する。
この時、輸液量データ表示信号DINDをインジケーシ
ヨンケート66を介してデータセレクタ68に入力すれ
ば、データ信号DFFをセレクトしデコーダ70苓介し
て表示器72にその内容を表示させることかできる。ま
た、同様にして、本実施例においては、実行されている
ステツプ数を表示させてその確認を行うことができる。
すなわち、この場合、ステツプカウンタ30の出力をデ
ータセレクタ68に供給しておき、ステツプデータ表示
信号SINDをインジケーシヨンゲート66を介してデ
ータセレクタ68に入力すれば、ステツプデータ信号を
セレクトしデコーダ70を介して表示器72にその内容
を表示させることができる。そこで、本実施例において
は、メモリ部Cのチエツク操作において、表示器72の
数値とプログラムデータシートとに相違が生じた場合に
は、ストツプ信号STPをチエツク発振器64に入力し
てこれを停止させ、次いで、誤記臆データ修正信号CN
Gをデータチエンジマルチパイプレータ74に入力し、
このデータチエンジマルチパイプレータ74の出力を修
正用データセレクタ76に入力することにより、正しい
輸液量データ信号DIAを修正用データセレクタ76で
セレクトし、これをデータラツチフリツプフロツプ42
,44,46にプリセツトして輸液量データの記憶内容
を修正することができる。
なお、データセレクタ76は常時零信号DLが入力され
、データチエンジマルチパイプレータ74からの入力が
あつた場合にのみプリセツト信号を出力するよう構成さ
れている。このようにして、メモリ部Cの記憶データの
チエツクを完了した後、記憶データチエツク信号CHK
の入力を停止してスタート信号STRのみを入力させる
と、ANDゲート58が出力してポンプ駆動制御部Eの
作動を開始させることができる。第2図は、本発明装置
の制御系の別の実施例を示す系統図であり、特に本実施
例は、ポンプ駆動制御部Eにパルスモータを使用したも
のである。
しかるに、本実施例は、前記第1図に示す実施例と比較
して、タイマ御座部Aとポンプ駆動制御部Eの構成が相
違するだけで、メモリ部Cおよびその他の制御部は第1
図に示す実施例と同一である。従つて、本実施例におい
て、第1図と同一の構成要素については同一の参照符号
を使用してその説明を省略する。第2図において、タイ
マ制御部Aは、タイマ発振器12と、周波数変換器14
と、分周器18とから基本的に構成され、スタート信号
STRの供給によつてタイマ発振器12か発振し所定周
波数のタイマ信号を発生する。
タイマ発振器12の出力は周波数変捗器14に送出され
、ここでステツプデータ入力部Bからの選択されたステ
ツプデータ信号DSTPに基づいて周波数変換か行われ
、次いで分周器18において周波数の分周が行われる。
しかるに、分周器18の出力は、0Rゲート28を介し
てステツプカウンタ30のクロツクとして入力される。
また、本実施例において、ポンプ駆動制御部Eは、ポン
プ駆動用パルスモータと、ポンプ発振器フリツプフロツ
プ78と、ポンプ発振器80と、周波数変換器82と、
パルスモータコントローラ84と、パルスモータドライ
バ86とから構成される。
スタート信号STRがANDゲート58を介して前述の
タイマ制御部Aとポンプ発振器フリツプフロツプ78に
供給されると、タイマが作動すると同時にポンプ起動用
のポイプ発振器フリツプフロツプ78をセツトし、ポン
プ発振器80が作動する。このポンプ発振器80の出力
信号は周波数変換器82に入力され、メモリ部Cのデー
タラツチフリツプフロツプ42,44,46を介して供
給されるデータ信号DFFに比例した周波数に変換され
る。さらに、このようにして周波数変換器82で得られ
た出力信号は、パルスモータコントローラ84でパルス
モータの駆動に必要なパルス列に変換し、パルスドライ
バ86を介してパルスモータを駆動し、ポンプ10を作
動する。なお、本実施例においては、ポンプ駆動制御部
Eの作動に際し、メモリ部Cは次のように動作する。す
なわち、スタート信号STRは直接データセレクトフリ
ツプフロツプ50を作動し、その出力をデータセレクタ
48に入力してメモリ部Cのデータラツチフリツプフロ
ツプ42,44,46のデータ信号DFFをセレクトす
る。この結果、データ信号DFFはシフトレジスタ36
,38,40→データラツチフリツプフロツプ42,4
4,46→データセレクタ48→シフトレジスタ36,
38,40と回転し、周波数変換器82には逐次データ
ラツチフリツプフロツプ42,44,46のデータ信号
DFFが入力される。本実施例によれば、制御される輸
液量は、タイマ制御部Aの分周器出力に対応してワンス
テツプ毎に輸液レベルが変化し、ポンプが連続的に運転
されて、患者の生理的条件に合致した輸液を達成するこ
とができる。
第3図は、本発明装置の制御系のさらに別の実施例を示
す系統図であり、ポンプ駆動制御部Eに直流モータを使
用し、タイマ制御部Aの分周器出力信号に対応してワン
ステツプ毎に変化する輸液レベルとなし、ポンプ部10
を連続的に運転して患者の生理的条件に合致した輸液を
達成するよう構成したものである。
そこで、本実施例は、前記第2図に示す実施例と比較し
て、ポンプ駆動制御部E(7)W!I成が相違するだけ
で、その他の制御部は第2図に示す実施例と同一である
。従つて、本実施例において、第1図および第2図と同
一の構成要素については同一の参照符号を使用してその
説明を省略する。第3図において、ポンプ駆動制御部E
は、ポンプ駆動用直流モータと、D−A変換器88と、
このD−A変換器88の出力電圧を調整する基準電圧発
生器90と、増幅器92と、前記D−A変換器88と増
幅器92との間に接続したアナログスイツチ94と、こ
のアナログスイツチ94の制御を行うアナログスイツチ
用フリツプフロツプ96とから構成される。
まず、メモリ部Cに記憶された輸液量データ信号DIA
は、D−A変換器88に入力されてそれに比例した直流
電圧に変換され、次いで、スタート信号STRI)SA
NDゲート58を介してタイマ制御部Aとアナログスイ
ツチ用フリツプフロツプ96に供給されると、タイマ制
御部Aが作動すると同時に前記フリツプフロツプ96が
セツト状態となり、アナログスイツチ94を0N状態に
して前記D−A変換器88の出力電圧が増幅器92を介
して直流モータに印加される。このようにして、ポンプ
部10では直流モータが輸液量データ信号DIAに比例
して回転速度制御され、ポンプ輸液量の制御が達成され
る。第4図は、第3図に示す制御系の変形例を示す系統
図である。
従つて、本実施例においては、ポンプ駆動制御部Eに直
流モータを使用する点において第3図の実施例と共通す
るか、この直流モータを駆動制御するポンプ駆動制御部
Eの構成のみが相違するものであるから、ポンプ駆動制
御部Eの系統図のみを示し、その他の制御系統の詳細な
構成についてはその説明を省略する。第4図において、
ポンプ駆動制御部Eは、ポンプ駆動用直流モータと、チ
ヨツパ発振器98と、チヨツパ増幅器100と、このチ
ヨツパ増幅器100の作動を制御するアナログスイツチ
102と、アナログスイツチ102の制御を行うアナロ
グスイツチ用フリツプフロツプ104と、アナログスイ
ツチ104の動作を調整する直流電圧発生器106とか
ら構成される。
まず、メモリ部Cに記憶された輸液量データ信号DIA
は、チヨツパ発振器98に入力されてそれに比例したデ
ユーテイレシオを有するパルス例に変換され、次いで、
スタート信号STRがアナログスイツチ用フリツプフロ
ツプ104に入力されて、このフリツプフロツプ104
がセツト状態となり、アナログスイツチ102が0N状
態になると、チヨツパ増幅器100が作動して前記チヨ
ツパ発振器98の出力パルス列がチヨツパ増幅器100
で所定の直流モータ駆動電圧を有するパルス列に変換さ
れ、その平均電圧が直流モータに印加される。このよう
にして、ポンプ部10では、前記第3図に示す実施例と
同様にポンプ輸液量の制御が達成される。上述した実施
例から明らかな通り、本発明装置によれば、患者の血糖
変動パターンに適合したインスリン注入量を一定時間内
でプログラムし、そのプログラムに従つてインスリンを
注入し、一定周期で血糖制御を繰り返すことができる小
型携帯用の人工悴臓を容易に構成することができる。同
様にして、その他の輸液についても、任意の輸液パター
ンをプログラム化して適正な注入制御を行うことが可能
である。この場合、第1図に示す実施例においては、ポ
ンプ駆動制御部Eにマニユアル作動信号MMDを供給し
てポンプ駆動をマニユアル制御できるように構成すれば
利用上極めて便利である。また、第2図に示す実施例に
おいては、ポンプ駆動制御部Eのポンプ発振器80にそ
の発振周波数を調節する信号PCONを供給してパルス
モータの回転速度を調整するよう構成すれば、ポンプ輸
液量の微調整が可能となる。さらに、第3図に示す実施
例ではポンプ駆動制御部Eの基準電圧発生器90に、そ
して第4図に示す実施例ではポンプ駆動制御部Eの直流
電圧発生器106に夫々出力電圧を調整する信号PAC
T,PCCTを供給することにより、直流モータの回転
速度を調整してポンプ輸液量の微調整を達成することが
できる。本発明装置は、記憶された輸液量データのチエ
ツクおよび修正も容易であるので、保守管理上極めて便
利である。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種種の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る輸液注入ポンプ装置の−実施例を
示す系統図、第2図および第3図は夫々別の実施例を示
す系統図、第4図は第3図に示す実施例の変形例を示す
要部系統図である。 A・・・・・・タイマ制御部、B・・・・・・ステツプ
データ入力部、C・・・・・・メモリ部、D・・・・・
・輸液量データ入力部、E・・・・・・ポンプ駆動岬御
部、10・・・・・・ポンプ部、12・・・・・・タイ
マ発振器、14・・・・・・第1周波数変換器、16・
・・・・・第2周波数変換器、18・・・・・・分周器
、20・・・・・・10進カウンタ、22・・・・・・
タイマ比較器、24・・・・・・減算カウンタ、26・
・・・・・ステツプ比較器、28,60・・・・・・0
Rゲート、30・・・・・・ステツプカウンタ、32・
・・・・・ステツプ発振器、34・・・・・・ステツプ
マルチパイプレータ、36,38,40・・・・・・シ
フトレジスタ、42,44,46・・・・・・データラ
ツチフリツプフロツプ、48・・・・・・データセレク
タ、50・・・・・・データセレクトフリツプフロツプ
、52・・・・・・フリツプフロツプ、54・・・・・
・増・幅器、56・・・・・・モノマルチバイブレータ
、58,62・・・・・・ANDゲート、64・・・・
・・データチエツク発振器、66・・・・・・インジケ
ーシヨンゲート、68・・・・・・データセレクタ、7
0・・・・・・デコーダ、72・・・・・・表示器、7
4・・・・・・データチエンジマルチパイプレータ、7
6・・・・・・修正用データセレクタ、78・・・・・
・ポンプ発振器フリツプフロツプ、80・・・・・・ポ
ンプ発振器、82・・・・・・周波数変換器、84・・
・・・・パルスモータコントローラ、86・・・・・・
パルスドライバ、88・・・・・・D一A変換器、90
・・・・・・基準電圧発生器、92・・・・・・増幅器
、94・・・・・・アナログスイツチ、96・・・・・
・アナログスイツチ用フリツプフロツプ、98・・・・
・・チヨツパ発振器、100・・・・・・チヨツパ増幅
器、102・・・・・・アナログスイツチ、104・・
・・・・アナログスイツチ用フリツプフロツプ、106
・・・・・・直流電圧発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプ部と、輸液パターンの周期を設定するタイマ
    制御部と、転液パターンの周期を複数ステップに分割設
    定するステップデータ入力部と、輸液量データ入力部と
    、輸液量データを記憶しワンステップ毎に前記データを
    ポンプ駆動制御部に送出するメモリ部と、メモリ部から
    の輸液量データ信号をこの信号に比例したモータ駆動信
    号に変換してポンプ駆動用電動モータを駆動するポンプ
    駆動制御部とから構成することを特徴とする輸液注入ポ
    ンプ装置。 2 ポンプ部は、ローラポンプからなる特許請求の範囲
    第1項記載の輸液注入ポンプ装置。 3 タイマ制御部は、スタート信号により作動するタイ
    マ発振器と、周波数変換器と、分周器とからなり、タイ
    マ発振器の出力周波数をステップデータに比例した周波
    数に分周してメモリ部およびポンプ駆動制御部に供給す
    るよう構成してなる特許請求の範囲第1項記載の輸液注
    入ポンプ装置。 4 ステップデータ入力部は、ステップ設定用ディジタ
    ル入力手段を備え、タイマ制御部のタイマ発振器の出力
    周波数をステップデータに対応して変換すると共にメモ
    リ部の記憶データを輸液パターン周期毎に正常な位置に
    転送制御するよう構成してなる特許請求の範囲第1項記
    載の輸液注入ポンプ装置。 5 輸液量データ入力部は、輸液量データ設定用ディジ
    タル入力手段を備え、設定されたデータをデータセレク
    タを介してメモリ部に供給するよう構成してなる特許請
    求の範囲第1項記載の輸液注入ポンプ装置。 6 メモリ部は、シフトレジスタとフリップフロップと
    を備え、輸液量データをデータ記憶信号と共に入力し、
    記憶し、ステップ信号に応じてポンプ駆動制御部へ記憶
    データを出力するよう構成してなる特許請求の範囲第1
    項記載の輸液注入ポンプ装置。
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