JPS59119121A

JPS59119121A - 床暖房ユニツト

Info

Publication number: JPS59119121A
Application number: JP57226654A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Aikawa; 相川　正; Susumu Kiyokawa; 晋清川
Original assignee: TOHO SHIITOFUREEMU KK; Toho Sheet and Frame Co Ltd; Misato Co Ltd
Current assignee: TOHO SHIITOFUREEMU KK; Toho Sheet and Frame Co Ltd; Misato Co Ltd
Priority date: 1982-12-27
Filing date: 1982-12-27
Publication date: 1984-07-10
Also published as: JPH0238860B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は床暖房ユニットに関し、より詳細には、根太間
隔に挿入するだけで装着することができ、しかも通電発
熱体の断熱効果を向上させ、結露を防止した床暖房ユニ
ットに関する。

従来、たとえば部屋を暖房するには、床にカーペットを
敷いて電気ストーブや石油ストーブを用いていた。しか
しながら電気ストーブや石油ストーブは居住空間を狭め
たり、暖房空間の温度低下、特に夜間の急激な温度低下
を補なうことは困難であったり、火災の発生や空気汚染
の問題を回避できない欠点があった。

そこで本発明は、かかる従来の欠点を解消すべくなされ
たものであり、根太間隔に装着するだけで良いので施工
が極めて容易であり、暖房空間に露出しないので居住空
間を狭めることもなく、蓄熱体の下部、前後および左右
【こ断熱材が充填されているので通電発熱体の断熱効果
を高め、かつ結露を防止することができるなどの特長を
有するものである。

すなわち本発明の床暖房ユニットは、外殻体で形成した
断面コ字状のチャンネルからなり、このチャンネルは所
定の長さと、隣接する根太間隔よりも狭い巾を有してお
り、このチャンネルの両側壁上部には前記根太への係止
部を夫々設け、前記チャンネル内部には蓄熱材の下部、
前後、および左右に断熱材を充填すると共に、この蓄熱
材に通電発熱体を埋設したことを特徴とするものである
。

以下、本発明を図面に示した実施例にもとづき・説明す
る。

第１図は本発明の第１実施例を示す斜視説明図、第２図
はＹ−Ｙ線矢視断面図であり、土台１１上に設けたツカ
１２に大引１３を渡し、この大引１３上に根太１４が一
定間隔で設けられており、隣接する根太１４．１４の間
に本発明の床暖房ユニット１０が装着されている。

床暖房ユニット１０は、第２図にも示されているように
、外殻材で形成した断面コ字状のチャンネル１５からな
り、このチャンネル１５は所定の長さと、隣接する根太
間隔よりも狭い沖を有しており、更にこのチャンネルの
両側壁１６　、１６上部には、根太１４　、１４への係
止部１７　、１？がチャンネル１５の長手方向の全域に
わたって設けられている。チャンネル１５を形成する外
殻材としては、金属、プラスチック、或は木材などを適
宜、用いることができる。

また、チャンネル１５の長さは任意に決定することがで
き、またその巾も隣接する根太１４．１４の間隔よりも
狭い範囲内で適宜に選定される。

係止部１７　、１７には釘穴１８を設けることもできる
。チャンネル１５の内部には、蓄熱材２０の下部、前後
、および左右に断熱材１９が充填され、あたかも島であ
る蓄熱材２０が、海である断熱材１９の中に位置するよ
うになっている。そして蓄熱材２０の上面は、前後、左
右の断熱材１９と面一状態にあり、蓄熱材２０には通電
発熱体２１が埋設されている。

断熱材１９とじては、発泡ポリウレタン、発泡Ｉリエチ
レン、発泡ポリスチレンなどの合成樹脂発泡体が通常用
いられ、接着剤によってチャンネル１５に接着されてい
る。

ｉ熱材２０にけ、石膏モルタル、石灰モルタル、セメン
トモルタル、或は潜熱を利用する蓄熱材などが用いられ
、蓄熱材２０の下部、前後、および左右に、たとえば石
膏モルタルを液状で流し込み、蓄熱材２０に発電発熱体
２１を埋設しながら固化せしめる。

通電発熱体としては、通電により発熱するものであれば
、如何なる種類であっても用いることができ、たとえば
ニクロム線や図示のような面状発熱体を用いることがで
きる。

なお、面状発熱体とは、すでに知られているように、導
電性の粉末を合成樹脂に混入してなる平板状物に電極を
面隔を置いて埋設した面状の発熱素子を絶縁性の合成樹
脂シートで被覆し、電極にリード線を取付けた１もので
ある。

第３図は本発明の第２実施例を示し、通電発熱体２１が
蓄熱材２０の上面を形成する如く蓄熱材２０中に埋設さ
れている。この場合には通電発熱体２１の位置が、この
床ｉ房ユニツート１０の上に敷設される床板や畳に近接
しているので暖房効果を高めることができる。

第４図は本発明の第３実施例を示し、蓄熱材２０と、そ
の周辺の断熱材１９の上面がアルミニウム蒸着紙２２で
覆われている。このアルミニウム蒸着紙２２は、通電発
熱体２１の発熱による温度分布の均一化、防湿、および
床暖房ユニット１０上に直接、カーペット等を敷いた場
合に、カーペット等が露出した蓄熱材２０によって汚れ
ることを防止する機能を有している。

第５図は本発明の第４実施例を示し、蓄熱材２０と、そ
の周囲の断熱材１９の上面が金属薄板、たとえばアル−
ミニラム板で覆われており、前記第・３実施例（第４図
）と同様な効果が得られる。

第６図は本発明の第５実施例を示し、第１の通電発熱体
２１が蓄熱材２０の上面を形成するようＧこ蓄熱材２０
に埋設されていると共０こ、第２の通電発熱体２４が断
熱材１９（こ接して蓄熱材２０に埋設されている。

そして、この第５実施例では、第１の通電発熱体２１は
昼間電力を利用し、第２の通電発熱体２４は深夜電力を
利用するようにすれば、夜間における暖房空間の急激な
熱負荷の増大Ｇこ対して、安価な深夜電力の利用によっ
て十分に対処することができる。

第７図は本発明の第６実施例を示し、前記第５実施例（
第６図）と同様に第１の通電発熱体旧と第２の通電発熱
体２４が埋設されていることに加えて、ユニット１０の
上面がアルミニウム蒸着紙２２で覆われており、前記第
３実施例（第４図）の場合と同様な効果がある。

第８図は本発明の第７実施例を示し、前記第ｅ実施例（
第７図）において、アルミニウム蒸着紙２２の代りに、
金属薄板、たとえばアルミニウム板２３が用いられてい
る。

第９図は本発明の第８実施例をチャンネル１５のみで示
している。

すなわち、係止部１７　、１７はチャンネル１５の長手
方向に沿って部分的に設けられている。

蓄熱材と断熱材の充填および通電発熱体の埋設について
は図示を省略しであるが、゛前述した実施例１〜７（第
１図〜第８図）の如く行なうことができる。

第１０図は本発明の第９実施例を示し、根太１４゜１４
の間に取付金具３０を間隔を置いて設け、この取付金具
３０で支持しながら本発明の床暖房ユニット１０を根太
１４．１４間に取付けである。

取付金具３０は金属板で形成され、釘穴３２に釘を打込
んで固定され、係止部３１．３１は根太１４゜１４に形
成された切込みにうめ込まれ、係止部３１゜３１と根太
１４　、１４とは面一状態にある。

第１１図は本発明の第１０実施例を示し、床暖房ユニッ
ト４０を形成するチャンネル１５ニは係止部が設けられ
ず、断面コ字状であり、隣接する根太間隔よりも狭い巾
を有し、所定の長さを有している。かかる床暖房ユニッ
ト４０を根太の間に取付けるにあたっては、前記第１０
実施例に示した取付金具３０を用い、この取付金具３０
上に床暖房ユニット４０を乗せるようにすれば良い。

この場合、床暖房ユニット４０の上面は根太と面一状態
にあるようにする。

また、第１０実施例における蓄熱材と断熱材の積層、通
電発熱体の埋設およびユニット上面への金属薄板やアル
ミニウム蒸着紙の取付けについては、実施例１〜７（第
１図〜第８図）の如く、適宜、選択することができる。

第１２図は本発明の第１１実施例を示し、床暖房ユニッ
）　５０は前述した実施例における如き外殻材により形
成されたチャンネルを有せず、蓄Ｍ材２０は断熱材１９
によって前述の如く前後、左右、下部を包囲され、この
蓄熱材２ｏに埋設された通電発熱体２１とがら構成され
、隣接する根太間隔よりも狭い巾と所定の長さを有して
いる。

ここで断熱材１９、蓄熱材２ｏおよび通電発熱体２１と
しては、前述した各種材料を適宜選択できるが、断熱材
１９として硬質Ｉリウレタン、硬質ポリスチレンなどの
使用が好適である。

また、床暖房ユニッ）　５０の上面には、金属薄板また
はアルミニウム蒸着紙を前述した床暖房ユニット１０の
如く、適宜、取付けることができ、通電発熱体の埋設も
前述したユニッ）　１Ｇの如く、適宜、選択できる。が
がる第１１実施例のユニッ）　５０を根太に取付けるに
あたっては、まず取付金具３０を根太１４　、１４間に
間隔を置いて取付け、この取付金具３０上に順次、ユニ
ット５ｏを乗せるようにする。

なお、ユニット５０の上面と根太は面一状態にあるよう
にする。

以上述べたような本発明の床暖房ユニッＮＯを敷設する
にあたっては、たとえば第１図Ｇこ示したように隣接す
る根太１４　、１４の間にチャンネルを挿入し、係止部
１７　、１７を根太１４　、１４に係止させ１．釘穴１
９に釘を打ち込んで根太１４に床暖房ユニット１０を固
定し、同様に根太の間に順次、ユニットを取付け、通電
発熱体２１のリード線を端子箱に接続した後に、床暖房
ユニッ）　１０の上に直接、カーペット等を敷いたり、
或はユニット１０上に第１図に示す如く床板２５または
畳を敷く。

なお、第１図においては、大引１３の上に直接、根太１
４を渡した場合を示したが、大引１３の上に敷板を敷き
、この敷板の上に根太を渡し、この根太の間に床暖房ユ
ニットを前述のように取付けることもできる。

以上述べた如く、本発明の床暖房ユニットによれば、断
面コ字状チャンネル１５は隣接する根太１４　、１４の
間隔よりも狭い巾を有しており、がつチャンネル１５の
両側壁１６　、１６上部には係止部１７　、１７が夫々
設けられているので、チャンネル１５を根太１４　、１
４の間Ｇこ挿入し、係止部１７゜１７を根太１４　、１
４に夫々係止させるだけで容易に床暖房ユニット１０を
取付けることができる。

したがって床暖房ユニット１０の装着が極めて簡単とな
り、施工時の作業性を著るしく向上させることができる
。

また本発明の床暖房ユニツ）Ｇこおいては、蓄熱材２０
の下部、前後および左右に断熱材１９が充填され、蓄熱
材２０は海としての断熱材１９に周囲をかこまれた島の
ような状態にあり、蓄熱材２０がチャンネル１５に直接
接触している部分が全くないので、蓄熱材２０に埋設さ
れている通電発熱体２１で発生した熱が、蓄熱材２０、
チャンネル１５を通して無駄に外部に放出されることを
極力、回避することができる。一方、蓄熱材２０は、上
方のみが断熱材１９で覆われておらず、この蓄熱月２０
上に直接、または床板を介してカーペット等が敷かれる
ので、通電発熱体２１からの熱を無、駄なく、有効に暖
房空間の暖房に利用することができ、熱効率を一段と向
上させることができる。

更に、本発明では、上述のよう（こ断熱材１９が直接、
蓄熱材２０に触れることがないので、チャンネル１５が
加熱されることがなく、従ってチャンネル１５の外面へ
の結露を防止することができる。

更にまた本発明では上述のような島となる蓄熱材２０が
海となる断熱材１９て、下部、前後、左右包囲されてい
るので、無駄な放熱が防止され通電を遮断したときの暖
房空間の急激な温度低下かより一段と有効に防止するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す斜視説明図、第２図
はそのＹ−Ｙ線矢視断面図、第３図は本発明の第２実施
例を示す断面図、第４図は第３実施例を示す断面図、第
５図は第４実施図を示す断面図、第６図は第５実施例を
示す断面図、第７図は第６実施例を示す断面図、第８図
は第７実施例を示す断面図、第９図は第８実施例を示す
チャンネルの斜視図、第１０図は第９実施例を示す斜視
図、第１１図は第１０実施例を示す斜視図、第１２図は
第１１実施例を示す斜視図である。１０、　４０．　５０・・・床暖房ユニット、１５・・
・チャンネル、１６・・・側壁、１７・・・係止部、１
９・・・断熱材、２０・・・蓄熱材、２１．２４・・・
通電発熱体。代理人　弁理士　小　川　信　− 弁理士　野　口　賢　照弁理士斎下和彦第２図第３図第４図第５図］５　　　　　１９第６図第７図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

外殻材で形成した断面コ字状のチャンネルからなり、該
チャンネルは所定の長さと、隣接する根太間隔よりも狭
い巾を有しており、該チャンネルの両側壁上部には前記
根太への係止部を夫々設け、前記チャンネル内部には蓄
熱材の下部、前後および左右に断熱材を充填すると共に
該蓄熱材に通電発熱体を埋設したことを特徴とする床暖
房ユニット。