JPS59118832A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents
刷子用摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS59118832A JPS59118832A JP57230659A JP23065982A JPS59118832A JP S59118832 A JPS59118832 A JP S59118832A JP 57230659 A JP57230659 A JP 57230659A JP 23065982 A JP23065982 A JP 23065982A JP S59118832 A JPS59118832 A JP S59118832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding contact
- oxide
- weight
- contact material
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/021—Composite material
- H01H1/023—Composite material having a noble metal as the basic material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Contacts (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動接点材料の改良に関する。
従来、摺動接点材料としては各種材料が用いられ、とり
わり刷子接点用の材料としては、A u 70.5〜7
2.5重量%、pt7.5〜9.5重量%、Ag3.5
〜5.5重量%、 Cu 13.5〜15.5重量%
、ZnO,5〜1.5重量%より成る合金材料が広く用
いられていた。
わり刷子接点用の材料としては、A u 70.5〜7
2.5重量%、pt7.5〜9.5重量%、Ag3.5
〜5.5重量%、 Cu 13.5〜15.5重量%
、ZnO,5〜1.5重量%より成る合金材料が広く用
いられていた。
然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点では、整流
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
本発明は、斯かる欠点を解消すべ(なされたものであり
、前記合金材料を基材としてこれに特定の材料を僅かに
添加させて、発生ずる酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を
向上させた摺動接点材料を提供せんとするものである。
、前記合金材料を基材としてこれに特定の材料を僅かに
添加させて、発生ずる酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を
向上させた摺動接点材料を提供せんとするものである。
本発明の摺動接点材料は、A u 70.5〜72.5
重量%、Pt7.5〜9.5重量%、Ag3.5〜5.
5重量%、 Cu 13.5〜15.5重量%、
Z n 0.5〜1.5重量%より成る合金材料に、そ
の組成比に変更を加えずに、Sb、”re、Mo、Pb
、Se、Asの少なくとも一種を0.5〜IO重量%添
加して成るものである。
重量%、Pt7.5〜9.5重量%、Ag3.5〜5.
5重量%、 Cu 13.5〜15.5重量%、
Z n 0.5〜1.5重量%より成る合金材料に、そ
の組成比に変更を加えずに、Sb、”re、Mo、Pb
、Se、Asの少なくとも一種を0.5〜IO重量%添
加して成るものである。
本発明の摺動接点材料に於いて、A u 70.5〜7
2.5重量%、Pt7.5〜9.5重量%、Ag3.5
〜5.5重量%、 Cu 13.5〜15.5重量%
、 Z n 0.5〜1.5重量%より成る合金材料
に、その組成比に変更を加えずに、Sb、Te、Mo、
Pb、Se、Asの少なくとも一種を0.5〜10ii
%添加している理由は、前記合金材料の耐摩耗性を向上
すべく潤!刑となる酸化物を適量発生させる為で、0.
5重量%未満では酸化物の発生量が少なくて潤滑剤とし
ごの効果を発揮できず、10重量%を超えると酸化物の
発生量が多くなり、接触抵抗が高くなり、その」ユニ安
定となるものである。
2.5重量%、Pt7.5〜9.5重量%、Ag3.5
〜5.5重量%、 Cu 13.5〜15.5重量%
、 Z n 0.5〜1.5重量%より成る合金材料
に、その組成比に変更を加えずに、Sb、Te、Mo、
Pb、Se、Asの少なくとも一種を0.5〜10ii
%添加している理由は、前記合金材料の耐摩耗性を向上
すべく潤!刑となる酸化物を適量発生させる為で、0.
5重量%未満では酸化物の発生量が少なくて潤滑剤とし
ごの効果を発揮できず、10重量%を超えると酸化物の
発生量が多くなり、接触抵抗が高くなり、その」ユニ安
定となるものである。
次に下記の左欄に示す成分組成の本発明による摺動接点
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々縁i条0.71
の刷子線材を作り、これを各々長さ8關に切断し、2本
並列させて一端を幅1(lu+、長さ13非、厚さQ、
2mmの右利に溶接し、他端に2Rの円弧状の接触部を
曲成して刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点を円
盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて下記
の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵抗を
測定した処、下記の表の右欄に示すような結果を得た。
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々縁i条0.71
の刷子線材を作り、これを各々長さ8關に切断し、2本
並列させて一端を幅1(lu+、長さ13非、厚さQ、
2mmの右利に溶接し、他端に2Rの円弧状の接触部を
曲成して刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点を円
盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて下記
の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵抗を
測定した処、下記の表の右欄に示すような結果を得た。
試験条件
電 流 : 0.6A
電 工 : 12■
負 荷 : 抵抗負荷
回転速度 : 1000r p m周 速
:130〜120 m / min接触カニ 10
0g 試験時間 = 7時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜6の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が低く安定していることが判る。
:130〜120 m / min接触カニ 10
0g 試験時間 = 7時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜6の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が低く安定していることが判る。
これはひとえに実施例1〜6の刷子接点の刷子線材を構
成している本発明の摺動接点材料が、摺動時にSb、T
e、Mo、Pb、Se、As等の酸化物が発生し、この
酸化物が潤滑剤となり、耐摩耗性が向上するからに他な
らない。また酸化物が軟かい為、摺動作用により容易に
除去されるので、接触抵抗は変らないからに他ならない
。
成している本発明の摺動接点材料が、摺動時にSb、T
e、Mo、Pb、Se、As等の酸化物が発生し、この
酸化物が潤滑剤となり、耐摩耗性が向上するからに他な
らない。また酸化物が軟かい為、摺動作用により容易に
除去されるので、接触抵抗は変らないからに他ならない
。
以上詳記した通り本発明による摺動接点材料によれば、
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイズの発生が殆んど無く
、また従来の摺動接点材料による場合よりも低く安定し
た接触抵抗を有する刷子接点を得ることができるという
効果がある。
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイズの発生が殆んど無く
、また従来の摺動接点材料による場合よりも低く安定し
た接触抵抗を有する刷子接点を得ることができるという
効果がある。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 A u 70.5〜72.5重量%、 P t 7.
5〜9.5重量%。 Δg3.5〜5.5重量%、Cu13.5〜15.5重
量%。 Z n O,5〜1.5重量%より成る合金材料に、そ
の組成比に変更を加えずにSb、 1’e、 Mo、
Pb。 Se、Asの少なくとも一種を0.5〜10重量%添加
して成る摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230659A JPS59118832A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230659A JPS59118832A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118832A true JPS59118832A (ja) | 1984-07-09 |
JPH0259222B2 JPH0259222B2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=16911271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57230659A Granted JPS59118832A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118832A (ja) |
-
1982
- 1982-12-25 JP JP57230659A patent/JPS59118832A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259222B2 (ja) | 1990-12-11 |
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