JPS59118745A - アミンの製法 - Google Patents

アミンの製法

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JPS59118745A
JPS59118745A JP58236488A JP23648883A JPS59118745A JP S59118745 A JPS59118745 A JP S59118745A JP 58236488 A JP58236488 A JP 58236488A JP 23648883 A JP23648883 A JP 23648883A JP S59118745 A JPS59118745 A JP S59118745A
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    • C07C2602/02Systems containing two condensed rings the rings having only two atoms in common
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    • C07C2602/28Hydrogenated naphthalenes

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アンモニア又は−級アミンをアルコールと銅
含有触媒を用いて反応させることによる、−級、二級又
は三級アミンの新規な製法に関する。
アンモニア又はアミンの、アルコールによる接触アルキ
ル化は既知であって、その際脱水された酸化物例えばア
ルミニウム、トリウム、タングステン又はクロムのそれ
が触媒として用いられろ。また活性金属である銅、ニッ
ケル及びコバルト又は貴金属を有する水素添加触媒又は
脱水素触媒も、この目的のため推奨されている。
水素添加触媒及び脱水素触媒は固体物質である。
これらは、粉体であるときは懸濁物の形で、あるいは成
形体として固定床で利用される。液相ならびに気相での
方法も提案された。ラツシャン・ケミカル・レビューズ
34巻1965年846頁のネクラソワ及びシュイキン
の報文、ならびにマツクミラン社1965年発行のシュ
ピアルター及びパツパラルド共著「ザ・アザイクリツク
・アリファテインク・ターシャリーアミンズ」には、こ
の分野の詳細な紹介が掲載されている。
特に種々のアルキル基が窒素原子に結合しているアミン
を製造することは困難である。トランスアルキル化反応
の結果、希望しないアルキル基分布を有する一級、二級
及び三級のアミンが副生物として生成し、これを希望の
反応生成物から除去するには、多額め費用を要する。こ
れらのトランスアルキル化反応は、特に活性の低い水素
添加−/脱水素触媒を用いた場合に現われる。
アンモニア又は−級アミンをアルコールによりアルキル
化するため用いられる触媒は、種々の刊行物により既知
である。その場合の触媒はすべて反応系の外部で製造さ
れて活性化されるか、あるいは接触反応の初期に還元に
より生成される金属触媒である。
米国特許2953601号明細書には、ラネーニッケル
の使用又はアルミニウム上に沈着したニッケルの使用が
記載されている。その実施例は、この反応の変化率と収
率が満足される数値を与えないことを示している。
米国特許6223734号明細書の提案によれば、ラネ
ーニッケル、銅−酸化クロム、炭素上のパラジウムスは
珪藻士上のニッケルを、アミン製造用触媒として使用で
きる。しかしこの明細書の実施例が示すように、これら
の触媒を用いても好結果が得られず、また多(の場合に
不経済な多量を必要とする。
米国特許3708539号明細書には、改善されたアミ
ンの製法が記載され、この方法ではルテニウム−、オス
ミウム−、レニウム−又はテクネチウム触媒を用いて、
液相中でアルコールを二級アミンと反応させる。この方
法は、特に触媒原料の価格からみて、使用アルコールに
対する変化率と収率が工業的方法として不満足であるこ
とが欠点である。
特開昭52−19604号明細書には、ジメチルドデシ
ルアミンの改善された製法が記載されている。この場合
は珪藻土の銅−酸化クロム触媒を用いて、ジメチルドデ
シルアミンが約90%の収率で得られる。
ドイツ特許出願公開2255701号明細書によれば、
懸濁触媒反応により、アルコール及びアンモニアから二
級アミンを製造する方法が知られている。この反応では
、三級アミンの生成を回避することがきわめて困難であ
ることが知られる。比較的高℃・工業経費により反応系
内のアンモニア不足を回避しない限り、80%以上の収
率で二級アミンを製造することには成功しない。
したがってドイツ特許出願公開29[!17869号及
び同3005953号各明細書では、固体触媒の前記欠
点を有しない準均質なコロイド触媒系が推奨されている
。このコロイド触媒系は、銅又は銀のカルボン塩と周期
率表■族の元素(マンガン及び亜鉛を含む)のカルボン
酸塩、ならびにアルカリ金属元素及びアルカリ土類元素
のカルボン酸塩の混合物を、水素又はアルミニウムアル
キル化合物を用いて還元することにより生成する。カル
ボン酸塩の代わりに、例えばジカルボニル化合物の内部
錯化合物も使用できる。
ほかにアミツリシスについて一般に知られているように
、これらの触媒では多(の活性金属からの絹み合わせか
、その適正な混合比で利用されるときにのみ、良好な活
性と選択性が°得られる。また固有の反応の前に触媒を
、水素又はアルミニウムアルキレンを用いる還元により
活性化せねばならないことも欠点である。最後にこの触
媒は簡単な手段では機械的に除去できず、反応生成物の
蒸留により分離せねばならない。
その場合触媒は、同時に生成した高沸点の又は蒸留不能
な残有中に残留する。この触媒は次の反応のために装入
しうるが、そうすると反応系の副生物量が次第に増加す
ることを避けられない。また敏感な物質が蒸留に際して
接触的に作用する金属の存在により変化を受けるおそれ
がある。それを別にしても、これら触媒を後のある時点
で残有からどのように環境親和的に除去するかという問
題がなお残される。
したがって本発明の課題は、目的物質の高収率を可能に
し、夾雑副生物を少量しか生ぜずかつまた最少量の触媒
装入量で足りる手段により、脂肪族及び脂環族のアミン
ならびにアルアルキルアミンを製造することであった。
使用触媒は希望に応じ一級、二級又は三級アミンの製造
を可能にすべきである。さらにアルコールができるだけ
完全に反応する必要がある。なぜならば、後からアルコ
ールを目的生成物から除去することはしばしば困難だか
らである。要するに触媒は、反応後に定量的に目的生成
物から容易に除去されて、他の反応のため使用可能であ
るような性状のものであるべきである。最後に残有、高
分子の縮合生成物の生成及び副反応が広い範囲に排除さ
れるべきである。さらにこの多面性を有する触媒は、簡
単で容易に入手される化学物質から得られ、そしてなる
べく固有の活性化工程なしに直接に反応のため活性であ
ることを必要とする。
に 本発明者らは、反応条件−駆義酸銅がら生成する触媒を
使用するとき、170〜250 ’Cの温度で銅触媒を
用いて所望により水素の存在下にアンモニア又は−級ア
ミンを、−級又は二級の一価又は多価のアルコールと反
応させることにより、−級又は対称もしくは非対称の二
級もしくは三級の合計で約40個までの炭素原子を有す
るアミンが有利に製造されること・を見出した。
三級アミンを二級アミンから出発して製造するための類
似の製法は、ドイツ特許出願公開ろ128889号明細
書に記載されている。そこに記載のように、本方法でも
アンモニア又はそれぞれの−級アミンを反応の進行に応
じて、液状のアルコール含有反応混合物に添加し、そし
て生成した水を対応して除去するように、自体既知の手
段で処理することが有利である。
本発明方法は、主として高沸点アルコールをアンモニア
又は種々の一級アミンと反応させるために利用される。
(低沸点アルコールによる高沸点−級アミンのアルキル
化の場合は、アルコールを反応に応じてアミンを含有す
る反応混合物に添加し、水をその生成に応じて除去する
ことが好ましい。) それは例えば義酸銅をアルコール(又はアミン)に、添
加し、そして混合物を場合により少量のアミン(又はア
ルコール)の存在下に加熱するように実施することがで
きる。約170”C;の温度で通常は意図する反応が自
然に始まる。
この条件下で触媒が、あらかじめ活性化を施すことなし
に、その最高の接触作用を発現する。
アルキル化される窒素成分は、計量供給装置により、反
応温度にしたアルコールに添加できる。この操作方式は
、反応温度が使用アミン成分の沸点以上であって、反応
が等圧で行われる場合に優れている。こうして多量の過
剰アミン着の集積が避けられ、それが収率に有利な影響
を及ぼす。
断続的実施では、反応は普通は、アンモニア又は−級ア
ミンを゛徐々に添加しながらアルコールの消費するまで
行われ、その場合生成するアミンは、液状反応混合物の
蒸留により取得することができる。
重要な変法では、連続操作方式でアンモニアガスを含有
する液状の反応混合物に対し、並流又は向流で導入する
。これについては場合により後反応時間に配慮すべきで
ある。
最適の結果を達成するための重要な指針は、生成した水
を断えず反応混合物から除去することであって、この処
置により水が自然に蒸気として反応混合物から去るとい
う条件の下に有利に操作できる。
本発明の理解のため下記のことがあげられる。
反応が気相で行われるときは、アルコールが一般に比較
的難揮発性であるため、きわめて高℃・反応温度を選定
せねばならず、その場合は低℃・収量及び不純な生成物
が得られる。これに対し例えば易揮発性アミン例えばエ
チルアミンの場合に、温度とアミンの高濃度を考慮して
高(・圧力を利用することにより、液相で操作するなら
ば、反応の経過は高度に非特異的である。この意味で、
反応と共に通常増加する水量も効果がある。
ドイツ特許出願公開2625.196号明細書に記載さ
れている反応条件を守ることが好ましい。義酸銅を触媒
として利用することにより、本質的に少ない触媒量で足
り、純粋な生成物が得られ、かつ本反応を二級アミンの
製造のためにも適用することができる。同時により高(
・収率も得られる。
さらに例えば0.1〜50重量%好ましくは1〜10重
量%(銅触媒に対し)の塩基、例えばアルカリ金属又は
アルカリ土類金属の水酸化物例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム、ならびに特に有利
には対応する炭酸塩を存在させて操作することが有利で
あって、その場合これらの化合物の数種が同時に存在し
ていてもよい。
反応はプルット反応式に従って、水素の不在で実施でき
る。すなわち必要な反応温度に達すると直ちに、単に反
応混合物にアンモニアガスを添加することによって、例
えばアルコールとアンモニアの間で反応が進行する。希
望のアミンが、99%以上のアルコール転化率において
、90〜95%の収率で得られる。それでも多くの場合
に、少量の水素を反応媒質に添加することが有利であっ
て、それが場合により触媒の活性を促進して、不飽和化
合物の少量の生成を防止する。しかし水素の不在で操作
して、そのため少量の不飽和化合物が生じたときは、こ
れをアミン化の完了後に水素化することが望ましい。
義酸銅の性質には特別の要求はなく、例えば市販の結晶
水を含有する義酸銅を予備処理なしで使用できる。しか
し無水の義酸銅も同じ効果で使用できる。義酸銅の製造
法は、その触媒活性に対して重要でない。例えば、酸化
銅、水酸化銅、ステアリン酸銅又は炭酸銅と義酸から義
酸銅を得る場合に、好適な触媒が得られる。この反応は
水の不在でもよく、例えばアミンリンスのため予定され
たアルコール中で、銅化合物及び義酸を用いて行うこと
もできる。最後に単にアルコールに触媒前駆物質として
の義酸銅水浴液を加えてもよい。反応媒質中に運び込ま
れた水は、加熱に際して反応温度に達しないうちに留出
する。
本来の触媒が、反応混合物の成分と義酸銅の反応により
生ずると考えられる。充分な変化率と充分に高い反応速
度を達成するための義酸銅の量は、使用物質の合計量に
対しく金属銅として計算して)0.01〜2重量%好ま
しくは0.05〜1重量%である。義酸銅から生ずる触
媒は純粋な出発物質を用いろときは、実際上消費されず
に繰返し使用できるので、そのわずかな費用は問題にな
らない。こうして触媒はいずれにせよ分離され、そして
再び義酸銅に変えられ、場合により塩基性のアルカリ金
属化合物又はアルカリ土類金属化合物を新たに添加した
のち、再使用することができる。
出発物質として用いられるアルコールは、直鎖状又は分
岐状で飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基を有し、その
基の炭素鎖は異種原子特に酸素原子により中断されてい
てもよい。二級アルコールも本方法のため反応に供しう
るが、反応は一級アルコールによる方が優れている。し
たがって最善の結果は、炭素原子数が2又はそれ以上で
ある一機能又は多機能の一級アルコールを用いて得られ
る。
工業上特に重要な目的物質はいわゆる脂肪アミンであり
、それは分子中に約6〜22個の炭素原子を有するアル
コール(いわゆる脂肪アルコール)から誘導される。そ
の例は次のものでアル。オクチルアルコール、ラウリル
アルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール
、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、トリデ
シルアルコール、ペンタデシルアルコール又はこれらの
混合物。さらに例えば二価アルコール、例エバエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、フタンジオール−
1,4、ヘギサンシオール−1,6も適している。
炭素原子数が6より少ないアルコールは、本発明方法に
よって主として非対称の二級又は三級アミンの製造のた
め用いられる。その場合、出発物質として用いられる一
級アミンの炭素原子数は8個又はそれ以上であることを
必要とする(すなわち難揮発性アミン)。さらにこの低
級アルコールの場合は、難揮発性である対応する多価ア
ルコールを使用することができる。
アルコールの代わりに、直鎖状又は分岐状の例えばラウ
リルアルデヒド又はオキソアルデヒドを使用することも
できる。
アンモニアのほか本発明方法のため好適な一級アミンは
、例えば1〜18個又はそれ以上、好ましくは1〜16
個そして特に好ましくは1〜12個の炭素原子を有する
アルキル−、シクロアルキル−又はアルアルキル置換基
を有するものである。工業上重要な一級アミンは、例え
ばメチルアミン、プロピルアミン、オクチルアミン、デ
シルアミン又はラウリルアミンである。
反応は一般に170〜250°C1好ましくは180〜
220°Cの温度で行われる。反応は大気圧、加圧又は
減圧例えば10ミリバールないし6バールで行われ、そ
の場合選定される圧力範囲は、関与する反応物質の性質
及び選定反応温度に依存する。
アルキル化のため高沸点アルコール、例えばデカノール
、ラウリルアルコール又はトリデシルアルコールを使用
するときは、義酸銅の存在下に、場合により活性化アル
カリ金属化合物を添加して、アルコールを加熱し、そし
てアンモニア又は−級アミンを、それが反応する程度に
応じて導入すればよい。反応に際して生じた水は反応系
から絶えず留去される。この工程は、適当な溶剤、例え
ば反応水を共沸混合物として系外除去しうる脂肪族又は
芳香族の炭化水素を用いることにより促進できる。した
がって反応室としては、例えば攪拌装置、凝縮器及び水
分離器を備えた反応器が適する。特に簡易な方法は、反
応温度にしたアルコール、アンモニア又は−級アミン及
び所望により水素を導入することである。その場合生成
した水は水蒸気の形で反応帯域から除去して凝縮させ、
消費されなかったガスは再供給する。反応温度と触媒量
に応じて毎時等モル量まで、#牛参秦ホアルコール1モ
ル当り好ましくは0.6〜0.6モルのアミンを反応混
合物に導入できる。場合により用いられる水素の量は、
同量か又はかなりそれより低く、個々の場合で゛広範囲
に変わり得る。
前記の理由から、反応を1〜10時間で実施できるとき
は好適な反応条件が選ばれたといえる。これより短い反
応時間は、蒸発すべき反応水のために必要な熱量のため
好ましくない。これに対しより長い反応時間は、反応の
ためには格別不利はない。そのほか反応速度は、単位時
間当り添加されるアミン量により定められる。
通常は反応速度は、アンモニア又はアミンの濃度が、反
応混合物に対してわずかな%を保つように選定される。
すなわち時間平均で、アミンに比してアルコールの大過
剰の装入が優れている。
本発明の特別な成果は、完全な変化率と触媒の機械的分
離によって、反応生成物がさらに精製を加えることなし
に、多くの使用分野のための充分な純度を有することで
ある。生成物は通常無色であり、多くの場合副生物の量
は5%以下である。
このことは、特に高沸点の三級アミン(例えば鉱油用の
抽出剤として役立つトリオクチルアミン)の製造に際し
て、蒸留による精製を省略しうろことを意味し、無視し
得ないエネルギーの節約になる。西ドイツ特許出願公開
2907869号明細書に記載される操作法に比して、
すでに知られた利点のほかに、アルキル化が著しく低い
温度で起こることがあげられる。本発明方法における反
応温度は平均で10〜20°C低い。そのほか本発明方
法により達成される高い選択率は第一に重視される。
アンモニアから出発して二級アミンを製造する際のこの
高い選択率は、特に予想外である。
なぜならばアルコールとの反応に際して、アルキルアミ
ンがアンモニアよりはるかに強い反応性を示すことが知
られているからであるにューヨーク、Hersg、 C
hem、 System 、プロセス、エバリュエイン
ヨン、アンド、リサーチ、プランニング・サービス、レ
ポート1978年429頁の最終節参照)。
アルコールを完全に反応させることが特に本発明の目的
であるから、アンモニア又は−級アミンは合計で化学当
量以上で提供されろ。易揮発性のアミン又はアンモニア
については、反応の終了時に少し過剰で存在することが
好ましい。
それは平均して5〜50モル%特に10〜2[1モル%
である。すなわち場合により、対応する変化率を期待し
うるまでの期間、反応条件が守られる。過剰に提供され
たアンモニア又は−級アミンは、そこでまた除去される
。アンモニア又は−級アミンを反応の進行中に、それら
が反コールが反応混合物中になお認めつる濃度で存在し
ている。この反応条件は向流法によりきわめて簡単に実
現され、それはさらに連続操作法においても実施できる
実施例1 攪拌式反応器に常圧で、n−オクタノ−ルー(1)52
0 o kg、義酸銅4水和物100kg、n−オクチ
ルアミン500 kg及び水酸化カルシウム10kgを
装入し、水素毎時10 m”を導入しながら180°C
に加熱する。この温度で1時間攪拌240 kgを添加
し、この量の約5%が廃ガスとして排出される。
初期段階ではアンモニア約7okg/時が反応するが、
この反応速度は反応終了時に1kgZ時以下になる。代
表的試料を分離し、蒸留及びガスクロマトグラフィ定量
を行うことにより、使用アルコールに対し次の生成物収
率が認められる。
トリーn−オクチルアミン  理論値の94%ジ了n−
オクチルアミン    理論値の 2%n−オクチルア
ミン     理論値の 1%n−オクタノ−ルー1 
    理論値の0.5%最初に添加したオクチルアミ
ンは、収率の計算上考慮される。
装入アルコールに対して2重量%の蒸留残有が残留する
触媒を遠心分離により反応混合物から完全に分離して攪
拌式反応器に再供給し、そこで新たな反応のため用いら
れろ。そのためには、新たに装入する前に、攪拌式反応
器中に義酸銅5kg及び水酸化カルシウム1kgを補充
し、次いで前記のようにアミン化を実施する。こうして
反応速度又は選択率の低下が目立つことなく 1u回の
アミン化を行うことかできる。
水酸化カルシウムを添加しないで反応を実施n−オクチ
ルアミンの収率は、使用アルコール量に対し、理論値の
88〜90%にすぎない。
水酸化カルシウムを水酸化バリウム又は炭酸カリウムに
換えた場合は、)’1−n−オクチルアミンが理論値の
約96%で得られる。酸化カルシウムの添加によりわず
かに劣る結果が得られるが、炭酸ナトリウム又は重炭酸
ナトリウムを触媒に添加することにより、約2o%高め
られた反応速度が得られる。
実施例2 攪拌式反応器に常圧で、n−デカノール−(1)800
0 k17、義酸銅360 kg及び水酸化カルシウム
40kyを装入し、18D’Cに加熱する。同時にアン
モニア6容量部及び水素1容量部から成る混合ガスを、
反応混合物の表面下に導入する。180℃で16時間の
間に、混合物にアンモニア480 kgを添加し、その
際この量の約10%を廃ガスとして排出する。
この時間ののち、同時に行われる水の分離も実際上終了
する。アンモニアと水素を添加することなく、なお3時
間前記の温度に反応混合物を保持する。今後、触媒を分
別し、澄明な反応混合物を蒸留する。反応混合物のaC
分析の結果、反応したn−デカノール−1のうち、88
〜90モル%がジーn−ア ルアミ、/K、10〜12
モル%がトリーn−デシルアミンに、約2モル%がn−
デシルアミンに移行したことが知られる。
使用したアルコールに対し1重量%の蒸留残有が残留す
る。
実施例3 攪拌式反応器に常圧で、n−デカノール−(1)800
0 kg、義酸銅200 kg及び水酸化カルシウム5
0kgを装入する。まずメチルアミン8容量部及び水素
1容量部から成る混合物を導入しながら、反応系を急速
に200°Cに加熱する。
次いで導入水素量を全反応時間にわたり5m3/時間の
一定値に保持し、メチルアミンをその全量が反応し、キ
キ手午約10%が廃ガスとして排出される量で添加する
。こうして17時間の間にメチルアミン1ろool<g
を装入する。
反応混合物のアミン数は236rn9 KoH/iであ
るから、さらにn−デカノール−102550kgを添
加する。次いで前記温度で水素ガスを圧入しながらなお
、8時間攪拌する。今後、触媒を分離し、蒸留により仕
上げ処理する。アミン数がt、72 m9 KOH/、
9 (メチル−ジ−n−デシルアミンの計算値はI B
 OmyKoh/g)である粗生成物が得られ、これは
次の組成を有する。
メチル−ジ−n−デシルアミン   96重量%メチル
−n−デシルアミン      6重量%n−デカノー
ル−10,1重量% 不揮発性成分            4重量%実施例
4 2−ヒドロキシデカヒドロナフタリン150kg、義酸
銅6kg及び水酸化カルシウム2 kgに、過剰のアン
モニア及び水素(容量比8:1)を190℃で4時間圧
入する。次いでアンモニアの供給を中断しさらに反応温
度で水素のみを2時間圧入する。常法により仕上げ処理
すると、ビス−(デカヒドロナフチル)−アミンが理論
値の98%の収率で得られる。
実施例5 実施例1と同様にして反応を行ったのち、残留する触媒
を、テトラヒドロフランで洗浄して付着するアミンを除
去し、ブチルドデシルアミンの製造に使用する。
実施例1に記載の反応器内で、ドデシルアミン5000
 kgを触媒と一緒に190〜200℃に加熱し、毎時
ブタノール約200 kg及び水素10m3を添゛力■
する。アルキル化により生じた反応水と過剰ブタノール
を、100°Cで操作されろ分留塔を経て凝縮させると
、凝縮物は二相に分かれる。下方の水相を捨て、主とし
てブタノールから成る上相を反応に再供給する。
10時間後に反応水がもはや得られなくtったとき反応
を中止し、反応混合物を冷却する。
GC分析によると反応生成物は下記の組成を有する。
ブチルドデシルアミン       80重量%ジブチ
ルドデシルアミン     11.5重量%出発物質 
          1〜1.5重量%高沸点成分  
         5〜7重量%目的物質は蒸留により
高純度で得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 反応条件下に義酸銅から生成する触媒を使用する
    ことを特徴とする、170〜250℃の温度で銅触媒を
    用いて所望により水素の存在下にアンモニア又は−級ア
    ミンを、−級又は二級の一価又は多価のアルコールと反
    応させることによる、−級又は対称もしくは非対称の二
    級もしくは三級の合計で約40個までの炭素原子を有す
    るアミンの製法。 2、 反応を、塩基性のアルカリ−又はアルカリ土類金
    属化合物の存在下に行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 6、 アンモニア又は−級アミンを、反応の程度に応じ
    て液状のアルコール含有反応混合物に添加し、そして生
    成する水を除去することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 4、 アンモニア又は易揮発性の一級アミンを蒸気状で
    供給することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 5、 アンモニア又は−級アミンを、これらアミン成分
    のそれぞれの沸点以上の温度で反応混合物に添加し、そ
    して反応を一定圧力で進行させることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 6、 反応をアルコールがそれぞれ消費されるまで断続
    的に行い、そして液状の反応混合物から生成アミンを蒸
    留により取得することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 Z 連続方式においてアンモニア又は易揮発性−級アミ
    ンをガス状で、アルコール及び場合により生成されたア
    ミンを含有する液状の反応混合物と向流で供給し、そし
    て場合により後反応時間を考慮することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 8、反応生成物から分離された触媒を、次の反応のため
    、場合により塩基性のアルカリ土類金属ルカリ土類金属
    化合物を新たに添加したのち、再使用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
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