JPS5911838B2 - 噴流式加熱炉 - Google Patents
噴流式加熱炉Info
- Publication number
- JPS5911838B2 JPS5911838B2 JP15416780A JP15416780A JPS5911838B2 JP S5911838 B2 JPS5911838 B2 JP S5911838B2 JP 15416780 A JP15416780 A JP 15416780A JP 15416780 A JP15416780 A JP 15416780A JP S5911838 B2 JPS5911838 B2 JP S5911838B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- heating
- cold air
- communicated
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Air Supply (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は被加熱物に燃焼ガスを吹きつげて急速加熱を行
う噴流式加熱炉の改良に関するものである。
う噴流式加熱炉の改良に関するものである。
従来、この種の加熱炉においては、第2図に示すように
、加熱室1′の外周部に配設した複数個のバーナー3′
より燃焼ガスを噴出して加熱室1′内の被加熱物18′
を直接加熱するようにしていたが、この場合、多数のバ
ーナーを同時に制御する必要があるのみならず、バーナ
ーの直接加熱による被加熱物への熱伝達効率は大体15
チ以下であり、大半の熱量はそのまま外気へ排出される
。
、加熱室1′の外周部に配設した複数個のバーナー3′
より燃焼ガスを噴出して加熱室1′内の被加熱物18′
を直接加熱するようにしていたが、この場合、多数のバ
ーナーを同時に制御する必要があるのみならず、バーナ
ーの直接加熱による被加熱物への熱伝達効率は大体15
チ以下であり、大半の熱量はそのまま外気へ排出される
。
又熱交換器を使用して一部の熱量を回収し、燃焼空気の
昇温に使用しても、なお残余の大部分の熱量は利用され
ずに放出廃棄されている。
昇温に使用しても、なお残余の大部分の熱量は利用され
ずに放出廃棄されている。
このため、循環送風機を用いて加熱室内の高温雰囲気ガ
スを循環使用して燃焼空気を加熱し、廃棄される熱量を
極力少くするようにした噴流加熱炉が開発されたが、加
熱室内の雰囲気ガスが高温であるため耐熱循環送風機を
使用しても長期使用に耐えることができない等の欠点が
あった。
スを循環使用して燃焼空気を加熱し、廃棄される熱量を
極力少くするようにした噴流加熱炉が開発されたが、加
熱室内の雰囲気ガスが高温であるため耐熱循環送風機を
使用しても長期使用に耐えることができない等の欠点が
あった。
本発明はこのような欠点をなくするために、加熱室より
吸引した高温の雰囲気ガスを低温空気で適当に降温し、
循環送風機によりインゼクター装置を介して燃焼空気と
混合して加熱室内に噴出するようにした噴流式加熱炉を
提供するものである。
吸引した高温の雰囲気ガスを低温空気で適当に降温し、
循環送風機によりインゼクター装置を介して燃焼空気と
混合して加熱室内に噴出するようにした噴流式加熱炉を
提供するものである。
本発明の実施例を図面によって説明すれば、第1図にお
いて、1は加熱室、2は加熱室1を囲繞してその外周に
配設した増熱室、3は増熱室2の周壁部に適宜間隔毎に
設けた複数個のバーナー、4は増熱室2を囲繞してその
外周方に配設した分配管である。
いて、1は加熱室、2は加熱室1を囲繞してその外周に
配設した増熱室、3は増熱室2の周壁部に適宜間隔毎に
設けた複数個のバーナー、4は増熱室2を囲繞してその
外周方に配設した分配管である。
加熱室1は管路5を介して炉外の循環送風機6の吸入口
6aに連結、連通させると共に、管路5に分岐管Iを接
続して冷風送風機8を連結しである。
6aに連結、連通させると共に、管路5に分岐管Iを接
続して冷風送風機8を連結しである。
又、循環送風機6の送出口6bを管路9を介して前記の
分配管4に連結、連通させである。
分配管4に連結、連通させである。
10は複数個のインゼクター装置で、そのインゼクショ
ンノズル11を分配管4に連結連通させると共に前記の
増熱室2を貫通してその先端を前記加熱室1に取り付け
たベンチュリー管12に臨ませ、さらに、このベンチュ
リー管を介して加熱室1と増熱室2とを連通させである
。
ンノズル11を分配管4に連結連通させると共に前記の
増熱室2を貫通してその先端を前記加熱室1に取り付け
たベンチュリー管12に臨ませ、さらに、このベンチュ
リー管を介して加熱室1と増熱室2とを連通させである
。
又、加熱室1を管路13を介して排出装置14に連結連
通させである。
通させである。
15.16.17は夫々管M7,9.13に設けたダン
パーで、通過するガス量を調節するものである。
パーで、通過するガス量を調節するものである。
18は加熱室1に装入した棒材等の被加熱物である。
上記のように構成した実施例についてその作用を説明す
れば、循環送風機6を駆動して加熱室1内の高温雰囲気
ガスを管路5を介して吸引すると共に、冷風送風機8を
駆動し、冷風を分岐管7を介して管路5の高温雰囲気ガ
スと合流させ、循環送風機6の耐熱温度以下に降温させ
て循環送風機6に送り、送出口6aより管路9に送出し
て前記の分配管4へ送り、インゼクションノズル11よ
り噴出させ、その吸引作用によって増熱室2内の燃焼ガ
スをベンチュリー管12を介してインゼクションノズル
11より噴出する雰囲気ガスと混合させて加熱温度とし
て加熱室1に送って被加熱物18を急速に加熱する。
れば、循環送風機6を駆動して加熱室1内の高温雰囲気
ガスを管路5を介して吸引すると共に、冷風送風機8を
駆動し、冷風を分岐管7を介して管路5の高温雰囲気ガ
スと合流させ、循環送風機6の耐熱温度以下に降温させ
て循環送風機6に送り、送出口6aより管路9に送出し
て前記の分配管4へ送り、インゼクションノズル11よ
り噴出させ、その吸引作用によって増熱室2内の燃焼ガ
スをベンチュリー管12を介してインゼクションノズル
11より噴出する雰囲気ガスと混合させて加熱温度とし
て加熱室1に送って被加熱物18を急速に加熱する。
上記の循環系においては、冷風送風機8よりの冷風を昇
温させるための熱量と、被加熱物18を昇温させるため
の熱量を循環雰囲気ガスの保有熱量を補給するだけの燃
焼ガスをバーナー3によって燃焼させればよい。
温させるための熱量と、被加熱物18を昇温させるため
の熱量を循環雰囲気ガスの保有熱量を補給するだけの燃
焼ガスをバーナー3によって燃焼させればよい。
又、循環系内の雰囲気ガスはバーナー3の燃焼ガスと冷
風送風機8よりの供給空気量によって増加した量を管路
13を介して排出装置14より排出する。
風送風機8よりの供給空気量によって増加した量を管路
13を介して排出装置14より排出する。
上述のように本発明は、加熱室を囲繞してその外周に複
数個のバーナーを設けた増熱室を配設しさらに該増熱室
を囲繞してその外周方に分配管を配設し、前記加熱室を
循環送風機等の循環装置に連結、連通させると共に、そ
の中間において分岐管を介して冷風送風機等の冷風供給
装置を連結しさらに循環装置を前記分配管に連結、連通
させ、該分配管を複数個のインゼクター装置を介して前
記の加熱室及び増熱室に連通させるようにした噴流式加
熱炉に係るものであるから、循環送風機を使用して加熱
室の高温雰囲気ガスを循環させることにより排出廃棄ガ
スを少なくして燃料消費量を減少させ、急速加熱を実施
することができる。
数個のバーナーを設けた増熱室を配設しさらに該増熱室
を囲繞してその外周方に分配管を配設し、前記加熱室を
循環送風機等の循環装置に連結、連通させると共に、そ
の中間において分岐管を介して冷風送風機等の冷風供給
装置を連結しさらに循環装置を前記分配管に連結、連通
させ、該分配管を複数個のインゼクター装置を介して前
記の加熱室及び増熱室に連通させるようにした噴流式加
熱炉に係るものであるから、循環送風機を使用して加熱
室の高温雰囲気ガスを循環させることにより排出廃棄ガ
スを少なくして燃料消費量を減少させ、急速加熱を実施
することができる。
又、増熱室を介して燃焼ガスを加熱室に噴出することに
より、バーナーにより直接に被加熱物を昇温することに
よるバーナーの過熱損傷をなくすることができると共に
、加熱室内の雰囲気ガスを冷風送風機よりの冷風と混合
して循環送風機の耐熱温度以下に降温して循環させるこ
とにより循環送風機の損傷を未然に防止して長期使用に
耐えさせることができる等の効果を有するものである。
より、バーナーにより直接に被加熱物を昇温することに
よるバーナーの過熱損傷をなくすることができると共に
、加熱室内の雰囲気ガスを冷風送風機よりの冷風と混合
して循環送風機の耐熱温度以下に降温して循環させるこ
とにより循環送風機の損傷を未然に防止して長期使用に
耐えさせることができる等の効果を有するものである。
図面は本発明の実施例を従来の実施例との対比において
示すもので第1図は本発明の噴流式加熱炉の実施要領を
示す簡略組立図、第2図は従来の噴流式加熱炉の実施要
領を示す簡略組立図である。 1・・・・・・加熱室、2・・・・・・増熱室、3・・
・・・・バーナー、4・・・・・・分配管、6・・・・
・・循環送風機、7・・・・・・分岐管、8・・・・・
・冷風送風機、10・・・・・・インゼクター装置。
示すもので第1図は本発明の噴流式加熱炉の実施要領を
示す簡略組立図、第2図は従来の噴流式加熱炉の実施要
領を示す簡略組立図である。 1・・・・・・加熱室、2・・・・・・増熱室、3・・
・・・・バーナー、4・・・・・・分配管、6・・・・
・・循環送風機、7・・・・・・分岐管、8・・・・・
・冷風送風機、10・・・・・・インゼクター装置。
Claims (1)
- 1 加熱室を囲繞してその外周に複数個のバーナーを設
けた増熱室を配設すると共に該増熱室を囲繞してその外
周方に分配管を配設し、前記加熱室を循環送風機等の加
熱室雰囲気循環装置に連結連通させると共に、その中間
において分岐管を介して冷風送風機等の冷風併結装置を
連結し、さらに加熱室雰囲気循環装置を前記分配管に連
結、連通させ、該分配管に複数個のインゼクションノズ
ルを連結してその先端を加熱室の周壁に取付けたベンチ
ュリー管内に臨ませると共にこのベンチュリー管を介し
加熱室と増熱室とを連通させて前記インゼクションノズ
ルからの循環雰囲気ガスの噴流により増熱室内の燃焼ガ
スを吸引混合して加熱室内に噴出させるように構成した
ことを特徴とする噴流式加熱炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15416780A JPS5911838B2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 噴流式加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15416780A JPS5911838B2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 噴流式加熱炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5777877A JPS5777877A (en) | 1982-05-15 |
JPS5911838B2 true JPS5911838B2 (ja) | 1984-03-17 |
Family
ID=15578290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15416780A Expired JPS5911838B2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 噴流式加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911838B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61501769A (ja) * | 1984-04-05 | 1986-08-21 | インターボールド | 銀行預け入れ装置用安全移送構造物 |
JPS6366852U (ja) * | 1986-10-21 | 1988-05-06 | ||
JPH0346942A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-28 | Nitta Ind Corp | 磁性ベルト |
-
1980
- 1980-10-31 JP JP15416780A patent/JPS5911838B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61501769A (ja) * | 1984-04-05 | 1986-08-21 | インターボールド | 銀行預け入れ装置用安全移送構造物 |
JPS6366852U (ja) * | 1986-10-21 | 1988-05-06 | ||
JPH0346942A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-28 | Nitta Ind Corp | 磁性ベルト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5777877A (en) | 1982-05-15 |
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