JPS59118165A - 医療用針およびこれを有する医療用器具 - Google Patents

医療用針およびこれを有する医療用器具

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JPS59118165A
JPS59118165A JP57232100A JP23210082A JPS59118165A JP S59118165 A JPS59118165 A JP S59118165A JP 57232100 A JP57232100 A JP 57232100A JP 23210082 A JP23210082 A JP 23210082A JP S59118165 A JPS59118165 A JP S59118165A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■1発明の背景 (技術分野) 本発明は、医療用針およびこれを有する医療用器具に関
Tるものである。
(従来技術およびその問題点) 医療用針のハブおよびプロテクターを一体成形して、タ
ンパ−プルーフ性、衛生性などを保証した医療用針は知
られている(米国特許第3.523,530号参照)。
このような医療用針では、ハブとプロテクターとを一体
成形下る時ζこ両者の間に薄肉の脆弱部を同時に形成し
、使用時には、この薄肉脆弱部を捩り切ることによりカ
メラを露出させるよう構成されている。ところで、この
ようにハブおよびプロテクターを一体成形することは非
常に合理的に見えるが、以下に述べるような多くの問題
が指摘されている。全体的lこ薄く長いハブおよびプロ
テクター複合体を成形することが高度な技術を要する上
(こ、小さな薄肉脆弱部を同時番こ形成することは更に
むずかしく、必然的lζ薄肉部とTべき部分が比較的厚
肉化しなければならない傾向があり、そのため、捩り切
りに要すする力が大きくなるばかりか、成品lこよるば
らつきが大きくなる傾向がある。また、製造用金型が精
密でなければならず、コスト高となる結果となっている
。さらにまた、一体成形の都合上ハブおよびプロテクタ
ーの構成材料は同じものであり、中空針が植設されてい
るハブ部分は丈夫であるが、これに連続しているプロテ
クタ一部分は中空で比較的薄肉であって変形し易い。こ
れを防止下るには、プロテクタ一部分を比較的厚肉化し
なければならないという一体成形に伴う問題がある。一
般に、医療用針は塩化ビニル系樹脂製のチューブに接続
されるものであるから、ハブおよびプロテクターの材料
も必然的に限定され、上述したような問題点に帰結する
のである。
1、発明の目的 従って、本発明の目的は、比較的簡単に製造でき、切り
離し用の薄肉脆弱部が均質で、一定の力で簡単に破断除
去して中空針を露出させる操作を行うことができる安価
な医療用針、およびこれを具える医療用器具を提供しよ
うとするにある。
本発明の他の目的は、ハブから露出する中空針部分を被
包するプロテクタ一部分が、変形して中空針部分を損傷
しないよう構成した医療用針、およびこれを具える医療
用器具を提供しようとするにある。
10発明の具体的構成 本発明の第1の態様によれば、末端が尖端となった中空
針と、この中空針の基端側を支持下るとともに、他端に
チューブを前記中空針内部が連通するよう接続すること
ができるハブと、先端が閉塞され基端が開放した中空体
からなり、前記ハブから露出する中空針部分を密封する
よう前記中空体の開放端部において前記ハブの先端側に
固着されたプロテクタとを具え、前記ハブとの固着部を
除く部分に切り離し用の薄肉脆弱部を前記プロテクタに
形成した医療用針が提供される。
本発明の第2の態様によれば、液体を収容する容器を有
し、末端が尖端となった中空針と、この中空針の基端側
を支持するとともに、他端ζこチューブを前記中空針と
連通するよう接続することができるハブと、先端が閉塞
され基端が開放した中空体からなり、前記ハブから露出
する中空針部分を密封下るよう前記中空体の開放端部に
おいて前記ハブの先端側に固着され、前記ハブとの固着
部を除く部分に切り離し用の薄肉脆弱部を形成した成形
体よりなるプロテクタとを具える医療用針と、一端が前
記中空針と連通するように前記ハブの基端に接続し、か
つ他端が前記容器と連通接続したチューブとを有Tる医
療用器具が提供される。
前記チューブと前記容器および前記ハブとの接続および
または前記ハブと前記プロテクタとの固着は、両者の構
成材料を溶解しつる溶剤または接着剤で行うのが好まし
い。前記接着剤は可塑剤を配合してなる塩化ビニル重合
体ペーストレジンで、前記接着剤の組成は、ペーストレ
ジン100重量部に対下る可塑剤の配合量が50〜35
0重量部であるのが好ましく、前記可塑剤がフタル酸エ
ステル類、トリメリット酸エステル類、脂肪族多塩基酸
エステル類、リン酸エステル類、クエン酸エステル類ま
たはブチルフタリルブチルグリコレートであるのが好適
である。
前記ハブと前記プロテクタの少なくとも固着部は同じ材
料で構成するのが好ましい。前記プロテクタは少なくと
も前記ハブとの固着部を右下る第1層と、その内層の第
2層とを有し、前記第1層は前記第2層よりも基端側に
突出し、前記リング状の薄肉脆弱部を形成Tる部分は上
記第1層部分に形成するのが良く、前記第2層は、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンから選択され
たオレフィン系プラスチックで構成し、特にポリプロピ
レンで構成するのが好適である。
以下、本発明を図面に示す好適実施例につき詳細に説明
する。
第1図には本発明の医療用針1を部分断面で示T0末端
が尖端2となった中空針3は接着剤4(例えは、エポキ
シ系樹脂)によりハブ5に固着され、ハブ5の基端には
、接続用チューブ(図示せず)を接続することができる
環状凹部6が形成され、チューブと中空針3とを連通す
るよう構成されている。このように、ハブ3から露出す
る中空針部分はプロテクタ7により密封状態に被包され
る0従来、この被包を一体成形による/1ブおよびプロ
テクタ複合体により行っていたが、種々の問題があった
のは前述の通りであり、本発明においてはハブおよびプ
ロテクタを別個の成形体で構成し、これらを接着して中
空針の露出部分を密封状態に被包する。
一般に、接続用チューブは塩化ビニル系樹脂で構成され
る。そのため、ハブはPVC(塩化ビニル系樹脂)で構
成される。さらに、この/1ブと接着すべきプロテクタ
はPvCで構成下るのが艮い。
ところが、プロテクタをPvCで構成すると従来の一体
成形物と同様に強度上の問題が派生し、これを解決しよ
うとすれば厚肉化する以外になく、無駄なコスト高を招
来する。勿論、プロテクタをPvC一層で構成しても良
いが、好ましくはプロテクタを多層体で構成する。その
好適実施例である2層成形のプロテクタを第1図に示す
第1図に示すプロテクタ7は、ハブ5との接着層である
外層8およびその内層の補強層9を有し、末端は閉塞さ
れている。外層8は補強内層9より接着部分10だけ突
出して形成される。これに対応して、ハブ5の先端部l
こは第1段部11および第2段部12が形成され、それ
ぞれ外層8および内層9が第1図に示すように整合する
ところで、ハブ5とプロテクタ7とは、ハブの第1段部
11と外層8の突出部分10との間で密封状態に接着さ
れる。両部材の固着は、両部材を構成する材料(例えば
、PVC)を溶解しうる溶剤または接着剤により行うこ
とが好ましい。その代表的溶剤としては、例えばテトラ
ヒドロフラン(THF )等の有機溶媒を挙げることが
できる。接着剤としては、次に述べる塩化ビニル重合体
ペーストレジンを用いるのが好ましい。
なお、内層9は、ハブ5には切り離しのため接着されな
いのは勿論であり、その構成材料としては、プロテクタ
に強度を付与する為にポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブチレンなどのオレフィン系プラスチックが好まし
いが、ポリプロピレンが最も望ましい。
本発明で使用される可塑剤を配合してなる塩化ビニル重
合体ペーストレジンとは、粒径0.02〜20P1好ま
しくは0.1〜10μmの塩化ビニル重合体の微細粉末
を、可塑剤に均一に分散懸濁させてなるものである。微
粉末状塩化ビニル重合体としては塩化ビニルのホモポリ
マーの他に、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ビニルアル
コール等コモノマート、塩化ビニルとのコポリマーがあ
り、該コポリマーの場合には、塩化ビニルと結合するコ
モノマーの量は30モル係以下、好ましくは3〜7モル
チである。これらのホモポリマーおよびコポリマーの平
均重合度は900〜1200、好ましくは960〜11
30である。
ペーストレジンは、このような微粉末状塩化ビニル重合
体を可塑剤中に分散懸濁してなるもので、その固形分は
25〜50重量%、好ましくは30〜50重量%である
。このような塩化ビニル重合体を懸濁させる可塑剤とし
ては、ジー2−エチルへキシルフタレート、ジ−n−オ
クチルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジデシ
ルフタレート、ジデシルフタレート、ジイソデシルフタ
レート、オクチルデシルフタレート、ブチルベンジルフ
タレート等のフタル酸エステル類、トリブチルトリメリ
テート、トリオクチルトリメリテート等のトリメリット
酸エステル類、ジオクチルアジペート、ジオクチルアゼ
レート、ジオクチルセバケート等の脂肪族多塩基酸エス
テル類、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホ
スフェート、モノオクチルジフェニルホスフェート、モ
ノブチルジキシレニルホスフェート、トリオクチルホス
フェート類のリン酸エステル類、トリブチルアセチルシ
トレート、トリオクチルアセチルシトレート、トリブチ
ルシトレート等のクエン酸エステル類、ブチルフタリル
ブチルグリコレート等がある。
本発明で使用される接着剤は、このようなペーストレジ
ン100重量部に対して50〜350重量部、好ましく
は150〜200重量部、最も好ましくは約200重量
部の可塑剤をさらに配合してなるものであり、可塑剤と
しては前記のごときものが使用される。丁なわち、ペー
ストレジン100重量部に対Tる可塑剤量が50重量部
未満では、使用される接着剤溶液の粘度適性が不充分で
あり、一方、350重量部を超えると、接着力が不充分
となるからである。
このような塩化ビニル重合体ペーストレジンと可塑剤と
の配合物には、必要1こより鉛、カドミウム、バリウム
、亜鉛、カルシウム等の金属とステアリン酸、ラウリン
酸、リシノール酸、ナフテン酸、2−エチルへキソイン
酸等との金属セッケン類、ジブチル錫ジラウレート、ジ
ブチル錫ジマレエート、ジブチル錫メルカプチド等の有
機錫等を安定剤として配合下ることができろう 以上述べたようなハブとプロテクタとの接着構造におい
て、ハブ5の第1段部の端面とプロテクタ7の内層9の
端面との間には空間13を形成し、この空間13に対応
する突出外層部分10に捩り切りまたは切り離し用の薄
肉脆弱部14を、例えばリング状に形成する。薄肉脆弱
部14はプロテクタ7の成形時に形成しても艮いし、後
の加工により形成しても良いが、流通時には破損せず、
使用時には捩り切りが容易に行えるような肉厚に形成下
るのが良い。本発明の一例を挙げると、外層をpvc、
内層をPPで構成した時、薄肉脆弱部14の肉厚は約0
.5w程度にすれば、製作が容易で均質なものができ、
流通時の耐破損性および使用時の捩り切り容易性ともに
保証されたものができた。
そして、ハブ5とプロテクタ7とは接着により固着され
る構造であるから、両者を密嵌する場合に比して精密な
寸法に作製する必要はなく、多少寸法差(公差)があっ
ても接着剤により充填されるから問題1まない。
第2図には本発明の医療用針1の他の構成例を示す。こ
の例では、プロテクタ7は第1図のものと同様、ハブ5
との接着層である外層8およびその内層の補強層9を有
し、外層8は内層9より/1ブ5との接着ができるよう
、および切り離し用薄肉脆弱部14を形成できるよう突
出部分15を有する。そして、ハブ5も突出部分15に
対応するよう突出部分16を有し、両突出部分15およ
び16は前述したようにして固着される。この時、中空
針3とハブ5とは突出部分16の基端部において接着剤
4により固着される。この例でも、第1図に示すものと
同様に/Xブ5はプロテクタ7の外層8と接着され、同
じ材料同士なので接着性が艮い。薄肉脆弱部14は、プ
ロテクタ7の外層8の突出部分15の外周に、ハブ5と
突出部分15との接着部以外の部分に形成される。この
寸法形状等は第1図の例につき述べたものと同様である
上述した医療用針1は種々の採捕用容器に接続して使用
される。その代表例として、血液バッグに接続した例を
第3図に誇張して示す。第3図において、17は血液バ
ッグ、18は接続用のチューブである。接続用チューブ
18と血液バッグ17および医療用針1のハブ5との間
は、医療用針1のハブ5とプロテクタ7との間の接着の
際に述べたと同様にして接着することができる。特に、
塩化ビニル重合体ベーストレジンを用いるのが好ましい
なお、血液バッグ等の採捕用容器および接続用チューブ
を構成する塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニルのホ
モポリマーの他に、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ビニ
ルアルコール等と塩化ビニルとのコポリマーがあり、こ
のコポリマーの場合には、塩化ビニルと結合するモノマ
ーの量は15モルチ以下、好ましくは3〜7モルチであ
る。
■0発明の具体的作用 本発明の医療用針は、第2図に示すように採捕用容器に
接続して使用される。使用特番こは、ハブ5およびプロ
テクタ7のそれぞれに形成されているリブ19および2
0にそれぞれの手指をかけ、たがいに反対方向に捩り力
を加えると、プロテクタ7のハブ5との固着部を除く部
分、すなわちハブ5とプロテクタ7との間の固着部付近
に形成されたリング状の薄肉脆弱部14が捩り切られて
、プロテクタ7はハブ5から切り離され、プロテクタ7
の除去により中空針3が露出する。この状態を第4図i
こ示す。この中空針3の尖端を患者に穿刺して、常法に
従い採血下る。採血された血液は中空針3からチューブ
18を経て採捕用容器17に採取される。
このように加えられる捩り力は、予め形成されている薄
肉脆弱部14が充分に薄く、また成品全体に均質である
ため、一定の小さなもので良い。
また、プロテクタ7を少なくとも2層構造にした場合に
は、十分な耐変形性を有するから、捩り切りの時にまた
は保管時に中空針に損傷を与えることはない。
■0発明の効果 本発明曇こよる医療用針およびこれを有する医療用器具
は、従来のものに比して以下に述べるような多くの利点
を有する。
(1)  ハブおよびプロテクタが一体成形されず、各
別個の部材を接着する構造としており、特に両者の接着
に塩化ビニル重合体ペーストレジンを用いる場合には、
溶剤を用いないため過剰の溶剤が医療器具内に混入する
心配がなく、溶剤を用いないため材料の劣化やクラック
の発生はなく、接合の作業環境が悪化下ることはない。
(2)ハブおよびプロテクタが一体成形される時はど製
造用金型等に精密性を要せず、薄肉脆弱部という特長部
分の製造が問題とならなくなる。そして、薄肉脆弱部は
ハブおよびプロテクタが一体成形される場合Iこ比し充
分に薄くすることができ、丁なわち、流通時における損
傷が発生せず、使用時における捩り切り容易性が全製品
に亘って均質に得られる。
(3)プロテクタを少なくとも2層構造と下ることによ
り、十分な補強強度を持たせることができるから、プロ
テクタの変形によって保管時または捩り切り時に中空針
に損傷を与えることはなl、)。
(4)プロテクタとハブとの接着は両者の同一材料部分
で行うので、接着が良好かつ堅固に行える。
(5)プロテクタは多層構造とした場合でも、薄肉脆弱
部は捩り切りの容易な材料層に形成されているので、捩
り切りは容易に行える。
(6)本発明の医療用針を有する医療用器具の接続部を
前述した塩化ビニル重合体ペーストレジンで接続する場
合、(1)で述べたと同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の医療用針の部分縦断面図、第2図は本
発明の医療用針の他の構成例の部分縦断面図、第3図は
本発明の医療用針を有する医療用器具の平面図、第4図
は本発明の医療用針を捩り切りによりハブとプロテクタ
とを切り離した状態の部分断面図である。 符号の説明 1・−・本発明の医療用針、2・・・尖端、3・・・中
空針、4・−・接着剤、訃・・ノ1ブ、6・・・環状凹
部、7・・・プロテクタ、8・・−外層、9・・・内層
、10−・突出部分、11・・・第1段部、12・・・
第2段部、13・・・中空部、14・・・薄肉脆弱部、
15.16・・・突出部分、17・・・鹿液バッグ、1
訃・・チューブ、19,20・・・1)ブ 特許出願人  テルモ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)末端が尖端となった中空針と、この中空針の基端
    側を支持するとともfこ、他端にチューブを前記中空針
    内部が連通するよう接続Tることができるハブと、先端
    が閉塞され基端が開放した中空体力)らなり、前記ハブ
    から露出する中空針部分を密封するよう前記中空体の開
    放端部において前記ハブの先端側に固着されたプロテク
    タとを具え、前記ハブとの固着部を除く部分に切り離し
    用の薄肉脆弱部を前記プロテクタに形成したことを特徴
    とする医療用針。 (2)  前記ハブと前記プロテクタの少なくとも固着
    部は同じ材料で構成してなる特許請求の範囲第1項に記
    載の医療用針。 (3)前記プロテクタは少なくとも前記ハブとの固着部
    を有する第1層と、その内層の第2層とを有し、前記第
    1層は前記第2層よりも基端側に突出し、前記薄肉脆弱
    部は上記第1層部分に形成されてなる特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の医療用針。 (4)前記第2層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、
    ポリブチレンから選択されたオレフィン系プラスチック
    で構成してなる特許請求の範囲第3項に記載の医療用針
    。 (5ン  前記第2層はポリプロピレンで構成してなる
    特許請求の範囲第3項に記載の医療用針。 (6)前記ハブと前記プロテクタとの固着は、両者の構
    成材料を溶解しつる溶剤または接着剤で行う特許請求の
    範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の医療用針。 (7)前記接着剤は可塑剤を配合してなる塩化ビニル重
    合体ベーストレジンである特許請求の範囲第6項に記載
    の医療用針。 (8)前記接着剤の組成は、ベーストレジン100重量
    部に対する可塑剤の配合量が50〜350重量部である
    特許請求の範囲第7項に記載の医療用針。 (9)前記可塑剤がフタル酸エステル類、トリメリット
    酸エステル類、脂肪族多塩基酸エステル類、リン酸エス
    テル類、クエン酸エステル類またはブチルフタリルブチ
    ルグリコレートである特許請求の範囲第7項または第8
    項に記載の医療用針。 α0 液体を収容する容器を有し、末端が尖端となった
    中空針と、この東空針の基端側を支持Tるとともに、他
    端にチューブを前記中空針と連通するよう接続すること
    ができるハブと、先端が閉塞され基端が開放した中空体
    からなり、前記ハブから露出する中を針部分を密封する
    よう前記中空体の開放端部において前記ハブの先端側に
    固着され、前記ハブとの固着部を除く部分に切り離し用
    の薄肉脆弱部を形成した成形体よりなるプロテクタとを
    具える医療用針と、一端が前記中空針と連通するように
    前記ハブの基端に接続し、かっ他端が前記容器と連通接
    続したチューブと4有することを特徴とする医療用器具
    。 00  前記ハブと前記プロテクタの少なくとも固着部
    は同じ材料で構成してなる特許請求の範囲第10項に記
    載の医療用器具。 Qの 前記プロテクタは少なくとも前記ハブとの固着部
    を有する第1層と、その内層の第2層とを有し、前記第
    1層は前記第2層よりも基端側に突出し、前記リング状
    の薄肉脆弱部を形成する部分は上記第1層部分に形成さ
    れてなる特許請求の範囲第10項または第11項に記載
    の医療用器具。 α3)前記第2層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、
    ポリブチレンから選択されたオレフィン系プラスチック
    で構成してなる特許請求の範囲第12項に記載の医療用
    器具。 α少 前記第2層はポリプロピレンで構成してなる特許
    請求の範囲第12項に記載の医療用器具。 α[F] 前記チューブと前記容器および前記ハブとの
    接続およびまたは前記ハブと前記プロテクタとの固着は
    、両者の構成材料を溶解しつる溶剤または接着剤で行う
    特許請求の範囲第1O項ないし第14項のいずれかに記
    載の医療用器具。 (10前記接着剤は可塑剤を配合してなる塩化ビニル重
    合体ベーストレジンである特許請求の範囲第15項に記
    載の医療用器具。 (1〕  前記接着剤の組成は、ベーストレジン100
    重量部に対する可塑剤の配合量が50〜350重量部で
    ある特許請求の範囲第16項に記載の医療用器具。 αの 前記可塑剤がフタル酸エステル類、トリメリット
    酸エステル類、脂肪族多塩基酸エステル類、リン酸エス
    テル類、クエン酸エステル類またはブチルフタリルブチ
    ルグリコレートである特許請求の範囲第16項または第
    17項に記載の医療用器具。
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