JPS5911748Y2 - 千鳥縫いミシンの油もれ防止装置 - Google Patents
千鳥縫いミシンの油もれ防止装置Info
- Publication number
- JPS5911748Y2 JPS5911748Y2 JP14762678U JP14762678U JPS5911748Y2 JP S5911748 Y2 JPS5911748 Y2 JP S5911748Y2 JP 14762678 U JP14762678 U JP 14762678U JP 14762678 U JP14762678 U JP 14762678U JP S5911748 Y2 JPS5911748 Y2 JP S5911748Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle bar
- oil
- sewing machine
- needle
- felt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は千鳥縫いミシンの油もれ防止装置に関し、特
に針棒、天秤等の縫い機構の摺動部に供給された後に顎
部切で飛散した潤滑油が針棒揺動台を伝わって針棒が通
過する顎部の底の開口から外に洩れるのを防止するよう
にしたものである。
に針棒、天秤等の縫い機構の摺動部に供給された後に顎
部切で飛散した潤滑油が針棒揺動台を伝わって針棒が通
過する顎部の底の開口から外に洩れるのを防止するよう
にしたものである。
以下この考案の実施例を図面により説明する。
第1,2図に示したように顎部1には下端に布押.え金
をもつ押え棒2が底部3に圧大したメタル4によって支
持されており、また押え棒2の布送り方向手前(第1図
の右方)には下端にミシン針5をもつ針棒6が上下動可
能に支持され且つこの針棒6は針棒揺動台7によって第
2図の左右に適宜に往復制御できるようになっている。
をもつ押え棒2が底部3に圧大したメタル4によって支
持されており、また押え棒2の布送り方向手前(第1図
の右方)には下端にミシン針5をもつ針棒6が上下動可
能に支持され且つこの針棒6は針棒揺動台7によって第
2図の左右に適宜に往復制御できるようになっている。
顎部1には油溜り8が形或されており、その底部には前
記針棒6が通過しその振り方向に長い貫通した開口9が
設けられている共に、開口9の内側に筒状の上縁を油溜
り8の上面よりも上方に突出させてプッシュ10が固定
してある。
記針棒6が通過しその振り方向に長い貫通した開口9が
設けられている共に、開口9の内側に筒状の上縁を油溜
り8の上面よりも上方に突出させてプッシュ10が固定
してある。
油溜り8の底部に敷き詰められたシート状のフエルト1
1の上面には、前記底部3に敷いたシート状のフエルト
12の一部分を重ね、これにより油溜り8に溜る潤滑油
がフエルト11を介してフエルト12にも吸収されるよ
うな構戒になっている。
1の上面には、前記底部3に敷いたシート状のフエルト
12の一部分を重ね、これにより油溜り8に溜る潤滑油
がフエルト11を介してフエルト12にも吸収されるよ
うな構戒になっている。
針棒揺動台7の軸受部7aの下方部の周囲に形或した環
状の溝13には油心14を巻装すると共に、その油心1
4は針棒揺動台7の揺動を許容できるように中間に弛み
を取り且つメタル4に支持した止め金15によって底部
3との間でフエルト12に接触している。
状の溝13には油心14を巻装すると共に、その油心1
4は針棒揺動台7の揺動を許容できるように中間に弛み
を取り且つメタル4に支持した止め金15によって底部
3との間でフエルト12に接触している。
第2,3図に示されているように、フエルト12の一部
分はミシンの駆動に連動して負圧を発生する適宜な環流
ポンプの吸引口に一端を接続したパイプ15の他端を巻
き包むように上方に折り重ねた状態で止め具16により
固定されている。
分はミシンの駆動に連動して負圧を発生する適宜な環流
ポンプの吸引口に一端を接続したパイプ15の他端を巻
き包むように上方に折り重ねた状態で止め具16により
固定されている。
この考案は以上の構或であるから、天秤,針棒等の摺動
部に供給された後に周囲に飛散し、顎部1の内側を伝わ
って油溜り8に溜った潤滑油はフエルト12に直接吸収
され、一旦ここに蓄えられた後にパイプ15を介して油
タンクに環流される。
部に供給された後に周囲に飛散し、顎部1の内側を伝わ
って油溜り8に溜った潤滑油はフエルト12に直接吸収
され、一旦ここに蓄えられた後にパイプ15を介して油
タンクに環流される。
次に針棒揺動台7に飛散した潤滑油はその側面を伝わっ
て下方に移動しその軸受部7aに達すので、その潤滑油
は軸受け部7aから開口9を通ってベッド上面に滴下す
るところを油心14に吸収され、さらにフエルト12及
びパイプ15を介して油タンクに環流される。
て下方に移動しその軸受部7aに達すので、その潤滑油
は軸受け部7aから開口9を通ってベッド上面に滴下す
るところを油心14に吸収され、さらにフエルト12及
びパイプ15を介して油タンクに環流される。
以上のようにこの考案は針棒揺動台に巻きつけた油心の
一端を顎部の底に敷いたフエルトに連結すると共に、ポ
ンプの吸引口に一方の開口を連結したパイプの他方の開
口をそのフエルト内に配置する構或により、針棒揺動台
に飛散した潤滑油が油心を介してフエルトに吸収され、
さらにミシンの運動中にはポンプの作用によりフエルト
がらパイプを介して油タンク内に環流されるから、ミシ
ンの休止中に針棒揺動台に付着している潤滑油がそれを
伝わって下方へ移動し、その下端がら対向する顎部の開
口を通ってベッド上面に滴下したり、ミシンの運転中に
針棒揺動台から振り切られた潤滑油が対向する開口を介
してベッド上面に滴下するのを防止する効果が得られる
。
一端を顎部の底に敷いたフエルトに連結すると共に、ポ
ンプの吸引口に一方の開口を連結したパイプの他方の開
口をそのフエルト内に配置する構或により、針棒揺動台
に飛散した潤滑油が油心を介してフエルトに吸収され、
さらにミシンの運動中にはポンプの作用によりフエルト
がらパイプを介して油タンク内に環流されるから、ミシ
ンの休止中に針棒揺動台に付着している潤滑油がそれを
伝わって下方へ移動し、その下端がら対向する顎部の開
口を通ってベッド上面に滴下したり、ミシンの運転中に
針棒揺動台から振り切られた潤滑油が対向する開口を介
してベッド上面に滴下するのを防止する効果が得られる
。
第1図はミシンアームの顎部の内部に設けられた要部の
正面図、第2図は第1図のII − II線における断
面図、第3図はフエルト及び油心の斜視図である。
正面図、第2図は第1図のII − II線における断
面図、第3図はフエルト及び油心の斜視図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ミシン針をもつ針棒をその上下動に調時して布送り方向
との交叉方向に往復動するように支持し駆動機構に連動
して往復動可能とし針棒支持部下端に外周に沿い形戊し
た溝をもつ針棒揺動台と、針棒の往復動を許容するよう
に横長状とし上下に貫通し針棒が通過する開口を底に形
威し針棒揺動台下方に配置したあご部と、開口を残して
あご部の底に敷いた含油性をもつフエルトと、一端を針
棒揺動台の溝に嵌大して巻きつけ他端をフエルトの開口
長手方向中間部との対向部に接続し且つ針棒揺動台の往
復動に対し中間より一側方への移動を許容する長さをも
つ含油性の油心と、 一端をフエルトの中に配置すると共に他端を負圧が発生
するポンプ体の吸引口に連結した中空のパイプとを備え
た千鳥縫いミシンの油もれ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14762678U JPS5911748Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 | 千鳥縫いミシンの油もれ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14762678U JPS5911748Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 | 千鳥縫いミシンの油もれ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5563976U JPS5563976U (ja) | 1980-05-01 |
JPS5911748Y2 true JPS5911748Y2 (ja) | 1984-04-10 |
Family
ID=29129261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14762678U Expired JPS5911748Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 | 千鳥縫いミシンの油もれ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911748Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-26 JP JP14762678U patent/JPS5911748Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5563976U (ja) | 1980-05-01 |
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