JPS5911694Y2 - 酒燗装置 - Google Patents

酒燗装置

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JPS5911694Y2
JPS5911694Y2 JP1976070714U JP7071476U JPS5911694Y2 JP S5911694 Y2 JPS5911694 Y2 JP S5911694Y2 JP 1976070714 U JP1976070714 U JP 1976070714U JP 7071476 U JP7071476 U JP 7071476U JP S5911694 Y2 JPS5911694 Y2 JP S5911694Y2
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JP
Japan
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liquor
sake
storage tank
tank
heater
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976070714U
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English (en)
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JPS52160683U (ja
Inventor
三徳 庵地
Original Assignee
株式会社河合電器製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動的に酒の燗をする酒燗装置に関するもので
、その目的は、酒貯留タンクから徳利等の容量に見合う
量の酒を取出し、これを適当な温度に加熱して徳利等に
注入する一連の作業をスイッチ操作だけで哨動的に能率
良く行なうことができ、その上取扱いが簡単で、飲食店
などで便利に使用できる酒燗装置を得んとするものであ
り、その構或は次の通りである。
本考案は、上部に流入口、下部に取出口をそれぞれ有し
て内部で酒を加熱するようにした加熱器と、該加熱器の
上方に配置して上記流入口に電磁弁を介して連通連結し
た一定量の酒を収容せしめるための定量収容槽と、エア
ーポンプと、上部に空気注入口と酒吸上口とを備えた酒
貯留タンクと、該タンクの空気注入口を上記エアーポン
プに連通連結せしめた空気注入管と、同タンクの酒吸上
口を介して一端が当該タンク内底部に、他端が上記定量
収容槽にそれぞれ開口する酒吸上管と、上記定量収容槽
内の酒面が所定の高さに達したとき自動的に上記エアー
ポンプを停止せしめるスイッチ機構と、上記電磁弁を開
閉し、かつ電磁弁の閉鎖時にエアーポンプを作動せしめ
る操作スイッチとを具備して戊ることを特徴とする酒燗
装置である。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
第1図において、1は機枠で、その内部に、酒を適当な
温度に加熱するための加熱器2と、徳利等の容量に見合
う一定量の酒を収容する定量収容槽3と、エアーポンプ
4とを装備している。
また、同機枠1の前面下方部に徳利等設置部5、背面部
に酒貯留タンク設置部6をそれぞれ設けており、該設置
部6に酒貯留タンク7を出し入れ自在に設置している。
上記加熱器2は、上部に流入口8、下部に取出口9をそ
れぞれ有し、内部を酒が流下する間にその酒を適当温度
に加熱する構造となっている。
さらに詳述すると、この加熱器2は、流入口8を有する
下部が開放した円筒状の外筒10と、内部にヒーター(
図示せず)を備え、外周面に上下方向に,沿って複数条
の溝11・・・・・・を設けた加熱体12と、取出口9
を備えた下部支持部材13とから或り、外筒10に加熱
体12を嵌入すると共に、これらの下部に下部支持部材
13を取付け、流入口8から流入する酒を上記溝11・
・・・・・に沿って流下せしめる間に適当な温度に加熱
して下部取出口9から取出すようにしている。
なお、この取出口9は徳利等設置部5の上方に臨まして
いる。
定量収容槽3は加熱器2の上方に設置され、電磁弁14
を介して加熱器2の流入口8に連通連結している。
そして電磁弁14は、機枠1の前面に設けた酒取出用操
作スイッチ15に電気的に接続され、該スイッチ15に
よって開閉する。
16は定量収容槽3内の上部に設けたフロートスイッチ
で、該槽3内の酒面が所定の高さに達したときオフして
エアーポンプ4を停止せしめるもので、このときの槽3
内の酒量が設置部6に設置される徳利等の容量に見合う
ように設定される。
この場合、徳利の容量の相違などに応じて一回の酒の取
出量を調節できるように、上記フロートスイッチ16に
ロツド17 aを介して連動連結した酒取出量調節ダイ
ヤル17を機枠1前面に設け、このダイヤル17により
フロートスイッチ16の切替わり点を調節して酒取出量
を随意に変更できるようにするのが望ましい。
18は定量収容槽3の上部に配記した蛇口様の給酒管で
ある。
エアーポンプ4は機枠1内適宜部位に配設され、このエ
アーポンプ4から、後述する空気注入管への接続管19
を導出せしめている。
このエアーポンプ4は操作スイッチ15およびフロート
スイッチ16に電気的に接続され、電磁弁14が閉じ、
且つ定量収容槽3内の酒量が所定量以下の状態のときの
みに作動するように構或されている。
酒貯留タンク7は、上部に開口部7aを有し、該開口部
7aに、空気注入口20と酒吸上口21を備えた栓22
を着脱自在に封着し、該両日20.21にそれぞれスリ
ーブ23.24を貫通装備せしめている。
25は空気注入管で、一端を空気注入口スリーブ23を
介してタンク7内上部に連通せしめ、他端をエアーポン
プ4の接続管19に接続している。
26は酒吸上管で、互いに別体に形威した上部管26
aと下部管26 bから威り、上部管26 aは一端を
酒吸上口21のスリーブ24上部に、他端を定量収容槽
3上方の給酒管18にそれぞれ接続し、また下部管26
bは一端を同スリーブ24下部に接続してタンク7内
に垂下せしめ、下端をタンク7内底部に到らしめている
これら空気注入管25および酒吸上管26は、タンク開
口部7aに対する栓22の着脱の簡便性を考慮して、ゴ
ム管等の軟質パイプにて形或するのが望ましい。
27は酒吸上管26の下部管26 bの下端部に設けた
管揺れ止め用の錘である。
酒貯留タンク7の形状は特定されず、図示の如き上部が
円錘状となった円筒形のほか、直円筒形や直方体もしく
は立方体状等種々任意に選択し得る処である。
また、同タンク7の容積は、定量収容槽3複数杯分の酒
を貯留し得る大きさとするものであって、酒補充の手間
を極力省く意味ではできるだけ大形とするのが有利であ
るが、具体的な大きさは取扱いの面等も考慮して適宜選
定すればよい。
なお、該タンク7が大形で、機枠1の設置部6に収容し
難い場合には、これを機枠1外の周辺部適宜位置に設置
してもよい。
また、図中28は加熱器2のヒーターに対する温度調節
ダイヤル、29はマスタースイッチで、それぞれ機枠1
の前面部に装備している。
而して、使用にあたっては、酒貯留タンク7に酒を満た
し、その開口部7aに前記の如く栓22を封着せしめて
おく。
この状態で装置を作動させると、まずエアーポンプ4が
作動して貯留タンク7内に空気を送り込み、その空気圧
によってタンク7内の酒30が酒吸上管26および給酒
管18を通って定量収容槽3に送り込まれる。
そして、該槽3内に所定量の酒30が供給されると、フ
ロートスイッチ16が働いてエアーポンプ4を停止させ
、これにより定量収容槽3内に徳利31の容量に見合う
所定量の酒30が貯えられる。
さて、徳利31に燗酒を取出す場合には、徳利31を加
熱器2の取出口9下方に臨まして設置部5に置き、酒取
出用操作スイッチ15をオンさせる。
こうすると、電磁弁14が開いて定量収容槽3内の酒3
0が加熱器2内に流入し、加熱器2内を通過する間に適
温に燗されて取出口9から徳利31に供給される。
この後、操作スイッチ15をオフ操作すれば、電磁弁1
4が閉じると同時にエアーポンプ4が作動して、新たに
一定量の酒30が酒貯留タンク7から定量収容槽3に送
り込まれる。
このようにして、随時スイッチ操作するだけで自動的に
一定量ずつの酒が適温に燗された状態で取出されるもの
である。
酒貯留タンク7が空になったときは、該タンク7から栓
22および酒吸上管26の下部管26 bを抜き出した
後、開口部7aから新たな酒を補給すればよい。
ところで、酒貯留タンクに対する空気注入管および酒吸
上管の導入構造は、タンク形式等に応じて適宜変更して
差支えなく、たとえば、第3図に示すように、密閉形タ
ンク32の上面部に空気注入口33と酒吸上口34を短
筒状に突出連或し、該両日33 .34を介して空気注
入管35および酒吸上管36を導入せしめる構造として
もよい。
なお、図例では、空気注入管35は当該口部33に外嵌
接続し、酒吸上管36は、ビニルチューブ等の可撓性管
材にて形或し、酒吸上口34を介してタンク7内に挿入
せしめている。
37は酒吸上口34の気密保持用のシール、38は酒補
給口、39は該補給口38のプラグ栓である。
上記のように、本考案によれば、酒貯留タンク内の酒を
エアーポンプにより一定量ずつ定量収容槽に送り、随時
、操作スイッチの操作により該収容槽内の酒を加熱器に
通して適温に燗した状態で徳利等に取出し得るようにし
たから、スイッチ操作のみによって極めて簡単に能率良
く燗酒を供給することができ、飲食店や料亭などにおい
て非常に便利に使用できるものである。
また、取出時毎に、その取出量ずつの酒を燗するから、
大量の酒を同時に澗して逐次取出す方式の場合のような
燗冷めや燗し過ぎによる酒の気抜け等の不都合がなく、
誰でも常に良燗の酒を取出すことができる。
さらに、酒貯留タンクに大量の酒を貯留できるから、連
続使用が可能で、頻繁に酒を補給する煩しさがない等、
実用上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2図は同斜
視図、第3図は酒貯留タンクの変形例を示す断面図であ
る。 2・・・・・・加熱器、3・・・・・・定量収容槽、4
・・・・・・エアーポンプ、7,32・・・・・・酒貯
留タンク、8・・・・・・加熱器の流入口、9・・・・
・・同取出口、14・・・・・・電磁弁、15・・・・
・・酒取出用操作スイッチ、16・・・・・・フロート
スイッチ、20,33・・・・・・空気注入口、21.
34・・・・・・酒吸上口、25.35・・・・・・空
気注入管、26 .36・・・・・・酒吸上管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に流入口、下部に取出口をそれぞれ有して内部で酒
    を加熱するようにした加熱器と、該加熱器の上方に配置
    して上記流入口に電磁弁を介して連通連結した一定量の
    酒を収容せしめるための定量収容槽と、エアーポンプと
    、上部に空気注入口と酒吸上口とを備えた酒貯留タンク
    と、該タンクの空気注入口を上記エアーポンプに連通連
    結せしめた空気注入管と、同タンクの酒吸上口を介して
    一端が当該タンク内底部に、他端が上記定量収容槽にそ
    れぞれ開口する酒吸上管と、上記定量収容槽内の酒面が
    所定の高さに達したとき自動的に上記エアーポンプを停
    止せしめるスイッチ機構と、上記電磁弁を開閉し、かつ
    電磁弁の閉鎖時にエアーポンプを作動せしめる操作スイ
    ッチとを具備して或ることを特徴とする酒燗装置。
JP1976070714U 1976-05-31 1976-05-31 酒燗装置 Expired JPS5911694Y2 (ja)

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JP1976070714U JPS5911694Y2 (ja) 1976-05-31 1976-05-31 酒燗装置

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JP1976070714U JPS5911694Y2 (ja) 1976-05-31 1976-05-31 酒燗装置

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Publication Number Publication Date
JPS52160683U JPS52160683U (ja) 1977-12-06
JPS5911694Y2 true JPS5911694Y2 (ja) 1984-04-10

Family

ID=28540471

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JP1976070714U Expired JPS5911694Y2 (ja) 1976-05-31 1976-05-31 酒燗装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5168522A (ja) * 1974-10-31 1976-06-14 Hoffmann La Roche Arukanoirupuropioneeto oyobi arukanoirupuropionitoriruno seizohoho

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568342Y2 (ja) * 1976-05-12 1981-02-24

Patent Citations (1)

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JPS5168522A (ja) * 1974-10-31 1976-06-14 Hoffmann La Roche Arukanoirupuropioneeto oyobi arukanoirupuropionitoriruno seizohoho

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JPS52160683U (ja) 1977-12-06

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