JPS59116497A - 紙の表面処理方法 - Google Patents
紙の表面処理方法Info
- Publication number
- JPS59116497A JPS59116497A JP22956182A JP22956182A JPS59116497A JP S59116497 A JPS59116497 A JP S59116497A JP 22956182 A JP22956182 A JP 22956182A JP 22956182 A JP22956182 A JP 22956182A JP S59116497 A JPS59116497 A JP S59116497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- compound
- repellent
- coating agent
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は紙の表面処理方法及びそのための処理剤に関す
るもので、11芋に撥水性弗素化合物、撥油性弗素化合
物及び反応性中間(ξ(脂媒質からシ;る弗素系コーテ
ング剤とそれを使用した紙の吸面処専方法に関するもの
である。
るもので、11芋に撥水性弗素化合物、撥油性弗素化合
物及び反応性中間(ξ(脂媒質からシ;る弗素系コーテ
ング剤とそれを使用した紙の吸面処専方法に関するもの
である。
最近のプラスチック廃棄物による公害問題の発生に伴な
い紙の特性が再評価されつつあるが、セルロースの有す
る本質酌利点としての吸水性(は各種の応用分野への紙
製品の用途の拡大に伴って高温高湿条件下における寸法
安定性及び強度の劣化という不可避的欠点としても記識
されておシ、このため紙の表面処理について各種の方法
が提案され、その中でも特に耐水性については多くの提
案が行われてきているにも拘らず、充分満足すべき成果
の得られていないこともまた周知の通シであシ、このた
めの処理剤としての弗素系化合物の使用も一般に耐水性
のみを目的としたものが多く耐水性耐油性の二つの目的
を同時に達成するための試みは殆ど知られていない現状
である。
い紙の特性が再評価されつつあるが、セルロースの有す
る本質酌利点としての吸水性(は各種の応用分野への紙
製品の用途の拡大に伴って高温高湿条件下における寸法
安定性及び強度の劣化という不可避的欠点としても記識
されておシ、このため紙の表面処理について各種の方法
が提案され、その中でも特に耐水性については多くの提
案が行われてきているにも拘らず、充分満足すべき成果
の得られていないこともまた周知の通シであシ、このた
めの処理剤としての弗素系化合物の使用も一般に耐水性
のみを目的としたものが多く耐水性耐油性の二つの目的
を同時に達成するための試みは殆ど知られていない現状
である。
従って本発明の目的は新規の紙の処理方法を提供するこ
とであシ、特に紙に耐水性を付与する七ともに耐油性を
も同時に付与するだめの簡便な処理方法及びそのだめの
処理剤を提供することである。
とであシ、特に紙に耐水性を付与する七ともに耐油性を
も同時に付与するだめの簡便な処理方法及びそのだめの
処理剤を提供することである。
本発明者は研究の結果、弗素系撥水剤と弗素系撥油剤と
を反応性中間樹脂の存在下で混合使用することが可能で
あシ、複数の弗素系化合物を混合使用することによって
従来全く異質のものとされてきた紙の耐水、耐油処理を
単一行程で簡便に行ない得ることを知った。
を反応性中間樹脂の存在下で混合使用することが可能で
あシ、複数の弗素系化合物を混合使用することによって
従来全く異質のものとされてきた紙の耐水、耐油処理を
単一行程で簡便に行ない得ることを知った。
すなわち、本発明は弗素系撥水剤、弗素系撥油剤、反応
性中間樹脂媒質を含む水溶液で処理することによシ紙に
耐水性と耐油性とを同時に付与するものであって、弗素
系撥水剤としては例えば旭硝子■絞AG−710.AG
−533等が、また弗素系撥油剤としては同社製AG−
340、AG−550。
性中間樹脂媒質を含む水溶液で処理することによシ紙に
耐水性と耐油性とを同時に付与するものであって、弗素
系撥水剤としては例えば旭硝子■絞AG−710.AG
−533等が、また弗素系撥油剤としては同社製AG−
340、AG−550。
AG−530等が使用でき、また反応性中間樹脂媒質と
しては例えば三井東圧■製エボキシエマルジロンP −
5200や日本油脂■製アクリルエポキシ樹脂ゾレンマ
−G等を使用することができる。本発明で使用される反
応性樹脂媒質は使用される紙の種類と弗素化合物の種類
に伴って決められるが一般にエポキシ系樹脂及びアクリ
ル系樹脂が好適であ多処理温度において反応性を有する
ことが不可欠の要件である。弗素系樹脂の組合わせとし
ては例えば旭硝子■製AG−710とAG −530の
組み合わせ等によるアニオン型のものが特に好結果を与
えるものである。
しては例えば三井東圧■製エボキシエマルジロンP −
5200や日本油脂■製アクリルエポキシ樹脂ゾレンマ
−G等を使用することができる。本発明で使用される反
応性樹脂媒質は使用される紙の種類と弗素化合物の種類
に伴って決められるが一般にエポキシ系樹脂及びアクリ
ル系樹脂が好適であ多処理温度において反応性を有する
ことが不可欠の要件である。弗素系樹脂の組合わせとし
ては例えば旭硝子■製AG−710とAG −530の
組み合わせ等によるアニオン型のものが特に好結果を与
えるものである。
以下実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。な
お各実施例の成分含量は何れも重量%である。
お各実施例の成分含量は何れも重量%である。
実施例1゜
下記の組成の処理液を調製し、板紙(300!!/rr
L2大昭和製紙製)に塗布、風乾後120℃で60秒キ
ユアリング処理して得られた製品の撥水度はR1耐油性
は10級であった。
L2大昭和製紙製)に塗布、風乾後120℃で60秒キ
ユアリング処理して得られた製品の撥水度はR1耐油性
は10級であった。
0
AG−71015,0%
AG−3403,0%
5−45 0.2チ
プレンマー0 2.0%
残部 水
実施例2゜
下記の組成の処理液を調製し、実施例1.と同一の条件
で処理した結果、得られた製品の撥水度はR4゜、耐油
性は14級のものであった。
で処理した結果、得られた製品の撥水度はR4゜、耐油
性は14級のものであった。
AG−71015,0%
AC−5303,0%
5−45 0.2%
ブレンマーG 2.0%
残部 水
実施例3゜
下記の組成の処理液を調製し、クラフト包装紙(501
//m2大昭和製紙製)に塗布、風乾後120℃で60
秒キユアリング処理した得られた製品の撥水度はR4゜
、耐油性は16級であった。
//m2大昭和製紙製)に塗布、風乾後120℃で60
秒キユアリング処理した得られた製品の撥水度はR4゜
、耐油性は16級であった。
AG−71015,0%
AG−5303,0%
S −450,2係
ブレンマー 2,0%
残部 水
以上の実施例からも知られるように、本発明の方法によ
れば弗素系撥水剤と弗素系撥油剤とを反応性中間樹脂媒
質の存在下で紙に適用することによって単一工程で耐水
性耐油性を付与し得ることが明らかである。
れば弗素系撥水剤と弗素系撥油剤とを反応性中間樹脂媒
質の存在下で紙に適用することによって単一工程で耐水
性耐油性を付与し得ることが明らかである。
Claims (2)
- 1.7ニオン型撥水性化合物及びアニオン型撥油性化合
物からなる弗素系樹脂分10〜25%、反応性中間樹脂
媒質3〜10%を含む水性分散液を塗布、キユアリング
処理することを特徴とする紙の表面処理方法。 - 2.7ニオン型撥水性化合物及びアニオン型撥水性化合
物からなる弗素系樹脂化合物10〜25係、反応性樹脂
媒質3〜10条を含む水性分散液からなることを特徴と
する弗素系コーテング剤。 3、弗素系コーテング剤がアルカリ性水分散液である前
記第2項記載のコーテング剤。 4、弗素系コーテング剤が酸性水分散液である前記第2
項記載のコーテング剤。 5、撥水性弗素化合物、撥油性弗素化合物及びエポキシ
樹脂系化合物を含む弗素系コーテング剤を塗布された弗
素樹脂コート紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22956182A JPS59116497A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 紙の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22956182A JPS59116497A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 紙の表面処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59116497A true JPS59116497A (ja) | 1984-07-05 |
Family
ID=16894096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22956182A Pending JPS59116497A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 紙の表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59116497A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789709A (en) * | 1980-11-26 | 1982-06-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber unit |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP22956182A patent/JPS59116497A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789709A (en) * | 1980-11-26 | 1982-06-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber unit |
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