JPS5911613B2 - ゴム系発泡体 - Google Patents
ゴム系発泡体Info
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- JPS5911613B2 JPS5911613B2 JP52030816A JP3081677A JPS5911613B2 JP S5911613 B2 JPS5911613 B2 JP S5911613B2 JP 52030816 A JP52030816 A JP 52030816A JP 3081677 A JP3081677 A JP 3081677A JP S5911613 B2 JPS5911613 B2 JP S5911613B2
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- Japan
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- rubber
- foam
- resin
- compression
- rubber foam
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はゴム系発泡体に関するもので、更に詳しくは
例えばコンクリート打設面の如き凹凸の激しい粗面に、
比較的少ない圧縮変形を与えるだ25けで、その凹凸面
に追従して密着し、防水性、防風性、防音性および防塵
性などを発揮するゴム系発泡体を提供するものである。
例えばコンクリート打設面の如き凹凸の激しい粗面に、
比較的少ない圧縮変形を与えるだ25けで、その凹凸面
に追従して密着し、防水性、防風性、防音性および防塵
性などを発揮するゴム系発泡体を提供するものである。
従来、コンクリート打設面の如き粗面に、比較的少ない
圧縮変形を与えるだけでその粗面に追従30密着する発
泡体としては、発泡倍率が30倍以上の連続気泡のポリ
ウレタン樹脂製発泡体が知られている。
圧縮変形を与えるだけでその粗面に追従30密着する発
泡体としては、発泡倍率が30倍以上の連続気泡のポリ
ウレタン樹脂製発泡体が知られている。
しカルかかる発泡体をもつて防水性、防風性、防音性の
如き諸効果を得ようとすると、発泡体を少なくとも95
%に圧縮しなければならず、35空隙部への挿入作業性
が悪くしかも耐候性も悪いという欠点がある。かかる欠
点を解決するために、ボリウレクン樹脂製発泡体に軟化
させた瀝青物を含浸させ、発泡体の気泡を埋めたものが
知られているが、この含浸タイプでも前述の諸効果を得
るためには少なくとも80(:Fbの圧縮を必要とする
難点と、更に圧縮時瀝青物が食み出してくること、耐候
性、耐寒性、耐薬品性、回復性が劣ることおよび吸水率
が高いといつた欠点がある。この発明はかかる従来技術
の諸欠点を解決したゴム系発泡体に関するものである。
如き諸効果を得ようとすると、発泡体を少なくとも95
%に圧縮しなければならず、35空隙部への挿入作業性
が悪くしかも耐候性も悪いという欠点がある。かかる欠
点を解決するために、ボリウレクン樹脂製発泡体に軟化
させた瀝青物を含浸させ、発泡体の気泡を埋めたものが
知られているが、この含浸タイプでも前述の諸効果を得
るためには少なくとも80(:Fbの圧縮を必要とする
難点と、更に圧縮時瀝青物が食み出してくること、耐候
性、耐寒性、耐薬品性、回復性が劣ることおよび吸水率
が高いといつた欠点がある。この発明はかかる従来技術
の諸欠点を解決したゴム系発泡体に関するものである。
この発明のゴム系発泡体は、建築、土木、車輛、電機々
器などに生じる空隙を埋めるのに適した防水材料として
用いられ、四角柱、三角柱、円柱などの比較的単純な形
状にて複雑−な形状の空隙部例えば波板と平面壁との間
に形成される空隙部などに充填されて良好な水密性を発
揮することによつて特徴づけられる。
器などに生じる空隙を埋めるのに適した防水材料として
用いられ、四角柱、三角柱、円柱などの比較的単純な形
状にて複雑−な形状の空隙部例えば波板と平面壁との間
に形成される空隙部などに充填されて良好な水密性を発
揮することによつて特徴づけられる。
より具体的にはこの発明の発泡体は、発泡素材としてエ
チレン、α−オレフインおよび非共役二重結合を有する
環状または非環状ポリエンからなる共重合物単独父は該
共重合物を少なくとも30重量%含むゴム類と該ゴム類
より過剰の軟化物質および/または樹脂類とを必須成分
とするゴム弾性を有する粘稠な混和物(ムー[メ[粘度M
Ll+4(100℃)2乃至15)を用いること、発泡
体の50%圧縮間の圧縮硬さが5〜2509/C!IL
と高度に柔軟でその体積を90%まで圧縮するのが容易
なこと、発泡体中の連続気泡組織が少なくとも60%(
体積比)と連続気泡率が比較的高く構成されているにも
かかわらず少なくとも30%(例えば30m/mの発泡
体を約20m/mまで圧縮)の圧縮変形を与えるだけで
水、風などを遮断できること、およびコンクリート打設
面の如き凹凸の激しい粗面に対して少なくとも30%の
圧縮でその凹凸を埋める追従密着性が良好なことなどに
よつて特徴づけられ、このような機能は、通常のゴム混
和物では得られにくいものである。
チレン、α−オレフインおよび非共役二重結合を有する
環状または非環状ポリエンからなる共重合物単独父は該
共重合物を少なくとも30重量%含むゴム類と該ゴム類
より過剰の軟化物質および/または樹脂類とを必須成分
とするゴム弾性を有する粘稠な混和物(ムー[メ[粘度M
Ll+4(100℃)2乃至15)を用いること、発泡
体の50%圧縮間の圧縮硬さが5〜2509/C!IL
と高度に柔軟でその体積を90%まで圧縮するのが容易
なこと、発泡体中の連続気泡組織が少なくとも60%(
体積比)と連続気泡率が比較的高く構成されているにも
かかわらず少なくとも30%(例えば30m/mの発泡
体を約20m/mまで圧縮)の圧縮変形を与えるだけで
水、風などを遮断できること、およびコンクリート打設
面の如き凹凸の激しい粗面に対して少なくとも30%の
圧縮でその凹凸を埋める追従密着性が良好なことなどに
よつて特徴づけられ、このような機能は、通常のゴム混
和物では得られにくいものである。
更にこの発明のゴム系発泡体は、使用時に圧縮を加えて
も軟化物質および/または樹脂類の食み出しがないこと
、耐候性、耐寒性、耐薬品性、回復性に優れること、6
0%圧縮時の吸水率が3%以下と低いこと、水深100
m/mの水圧下でも60%の圧縮で十分な防水性が得ら
れることなどによつても特徴づけられる。この発明をさ
らに具体的に説明すると、エチレン、α−オレフインお
よび非共役二重結合を有する環状または非環状ポリエン
からなる共重合物単独又は該共重合物を少なくとも30
重量%を含むゴム類と該ゴム類より過剰(重量比)の撥
水性および粘着性のある軟化物質および/または樹脂類
とを必須成分とするゴム弾性を有する粘稠な混和物(ム
ー[メ[粘度MLl+。
も軟化物質および/または樹脂類の食み出しがないこと
、耐候性、耐寒性、耐薬品性、回復性に優れること、6
0%圧縮時の吸水率が3%以下と低いこと、水深100
m/mの水圧下でも60%の圧縮で十分な防水性が得ら
れることなどによつても特徴づけられる。この発明をさ
らに具体的に説明すると、エチレン、α−オレフインお
よび非共役二重結合を有する環状または非環状ポリエン
からなる共重合物単独又は該共重合物を少なくとも30
重量%を含むゴム類と該ゴム類より過剰(重量比)の撥
水性および粘着性のある軟化物質および/または樹脂類
とを必須成分とするゴム弾性を有する粘稠な混和物(ム
ー[メ[粘度MLl+。
(100粘C)2乃至15)を発泡することにより2乃
至15倍の発泡倍率に発泡せしめた発泡体であり、該発
泡体は少なくとも60%(体積比)の連続気泡を有する
前記ゴム類と軟化物質および/または樹脂類とからなる
発泡組織を持ち、且つ50圧縮時の圧縮硬さが5乃至2
509/dと高度に柔軟であつて、その体積を少なくと
も30(fl)圧縮することにより水を遮断し得る発泡
体であることを特徴とするゴム系発泡体を提供するもの
である。この発明のゴム系発泡体の発泡素材となる混和
物は、前記ゴム類と該ゴム類より過剰(重量比)の撥水
性および粘着性のある軟化物質および/または樹脂類と
発泡剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、充填剤、
着色剤、老化防止剤などの公知の配合剤とを常法により
混和して作られるが、以下に詳述する配合割合からも明
らかなように、該混和物は適度なゴム弾性を有するムー
[メ[粘度ML,+4(1000C)2乃至15の粘稠な
ペースト状である。
至15倍の発泡倍率に発泡せしめた発泡体であり、該発
泡体は少なくとも60%(体積比)の連続気泡を有する
前記ゴム類と軟化物質および/または樹脂類とからなる
発泡組織を持ち、且つ50圧縮時の圧縮硬さが5乃至2
509/dと高度に柔軟であつて、その体積を少なくと
も30(fl)圧縮することにより水を遮断し得る発泡
体であることを特徴とするゴム系発泡体を提供するもの
である。この発明のゴム系発泡体の発泡素材となる混和
物は、前記ゴム類と該ゴム類より過剰(重量比)の撥水
性および粘着性のある軟化物質および/または樹脂類と
発泡剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、充填剤、
着色剤、老化防止剤などの公知の配合剤とを常法により
混和して作られるが、以下に詳述する配合割合からも明
らかなように、該混和物は適度なゴム弾性を有するムー
[メ[粘度ML,+4(1000C)2乃至15の粘稠な
ペースト状である。
前記混和物を製造するのに用いられるゴム類としてはエ
チレン、α−オレフインおよび非共役二重結合を有する
環状または非環状からなる共重合物(以下EPDMとい
う)が用いられる。
チレン、α−オレフインおよび非共役二重結合を有する
環状または非環状からなる共重合物(以下EPDMとい
う)が用いられる。
しかして発泡体を圧縮変形しその状態で長期間弱い間接
光(薄陽)が当るところの防水材料として用いる場合は
、ゴム類として耐候性に優れ且つ老化によるストレスク
ラツクの入りにくいEPDM単独あるいは全ゴム成分中
少なくとも30重量%以上EPDMを含むブチルゴムの
如き成分との混和物が好適で、圧縮変形によるストレス
に抗してクラツクを抑制する効果はEPD以外では得ら
れない特性である。EPDMについて詳述すると、EP
DMはエチレン、プロピレンもしくはブテン−1および
以下に列挙するポリエンモノマ一からなるターポリマ一
であり、該ポリエンモノマ一としては、シンクロペンタ
ジエン、1・5−シクロオクタジエン、1・1−シクロ
オクタジエン、1・6−シクロドデカジエン、1・7ー
シクロドデカジエン、1・5・9シクロドデカトリエン
、1・4−シクロ・\ブタジエン、1・4−シクロZ\
キサジエン、ノルボルナジエン、メチレンノルボルネン
、2−メチルペンタジエン−1・4,1・5−1\キサ
ジエン、1・6−・\プタジエン、メチルーテトラヒド
ロインデン、1・4−・\キサジエンなどである。各モ
ノマーの共重合割合は好ましくはエチレンが30乃至8
0モル%、ポリエンが0.1乃至20モル%で残りがα
−オレフインとなるようなターポリマ一でムー[メ[粘度
MLl+4(10『C)30乃至60のものがよい。前
記ゴム類に過剰に添加される撥水性および粘着性のある
軟化物質および/または樹脂類は、発泡体の発泡素材と
なる混和物を粘稠(ムー[メ[粘度MLl+4(100′
C)2乃至15、好ましくは4乃至10)な柔いペース
ト状に調整する働きをするものである。
光(薄陽)が当るところの防水材料として用いる場合は
、ゴム類として耐候性に優れ且つ老化によるストレスク
ラツクの入りにくいEPDM単独あるいは全ゴム成分中
少なくとも30重量%以上EPDMを含むブチルゴムの
如き成分との混和物が好適で、圧縮変形によるストレス
に抗してクラツクを抑制する効果はEPD以外では得ら
れない特性である。EPDMについて詳述すると、EP
DMはエチレン、プロピレンもしくはブテン−1および
以下に列挙するポリエンモノマ一からなるターポリマ一
であり、該ポリエンモノマ一としては、シンクロペンタ
ジエン、1・5−シクロオクタジエン、1・1−シクロ
オクタジエン、1・6−シクロドデカジエン、1・7ー
シクロドデカジエン、1・5・9シクロドデカトリエン
、1・4−シクロ・\ブタジエン、1・4−シクロZ\
キサジエン、ノルボルナジエン、メチレンノルボルネン
、2−メチルペンタジエン−1・4,1・5−1\キサ
ジエン、1・6−・\プタジエン、メチルーテトラヒド
ロインデン、1・4−・\キサジエンなどである。各モ
ノマーの共重合割合は好ましくはエチレンが30乃至8
0モル%、ポリエンが0.1乃至20モル%で残りがα
−オレフインとなるようなターポリマ一でムー[メ[粘度
MLl+4(10『C)30乃至60のものがよい。前
記ゴム類に過剰に添加される撥水性および粘着性のある
軟化物質および/または樹脂類は、発泡体の発泡素材と
なる混和物を粘稠(ムー[メ[粘度MLl+4(100′
C)2乃至15、好ましくは4乃至10)な柔いペース
ト状に調整する働きをするものである。
該混和物のムー[メ[粘度に、混和物をシート状などに成
形して発泡加硫したゴム系発泡体が高度に柔軟で、しか
も圧縮変形後防水材料として十分な回復性を有する素因
となるものである。かかる素因を作る軟化物質としては
、スピンドル油、マシン油、シリンダー油などの潤滑油
、パラフイン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイ
ル、石油アスフアルト系プロセスオイルなどのプロセス
オイル、流動パラフイン、ワセリン、オゾケライト、セ
レシン、ギルソナイト、ミネラルラバ一などのパラフイ
ン、コールタールピツチなどのコールタール、ヒマシ油
、綿実油、アマニ油、ナタネ油、大豆油、パーム油、ヤ
ジ油、落花生油、木ロウなどの脂肪族系樹脂油、密ロウ
、カルナウバロウ、ラノリンなどのロウ、その他ポリブ
テン、液状ポリイソブチレンなどが好適に用いられる。
形して発泡加硫したゴム系発泡体が高度に柔軟で、しか
も圧縮変形後防水材料として十分な回復性を有する素因
となるものである。かかる素因を作る軟化物質としては
、スピンドル油、マシン油、シリンダー油などの潤滑油
、パラフイン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイ
ル、石油アスフアルト系プロセスオイルなどのプロセス
オイル、流動パラフイン、ワセリン、オゾケライト、セ
レシン、ギルソナイト、ミネラルラバ一などのパラフイ
ン、コールタールピツチなどのコールタール、ヒマシ油
、綿実油、アマニ油、ナタネ油、大豆油、パーム油、ヤ
ジ油、落花生油、木ロウなどの脂肪族系樹脂油、密ロウ
、カルナウバロウ、ラノリンなどのロウ、その他ポリブ
テン、液状ポリイソブチレンなどが好適に用いられる。
また樹脂としては、アスフアルト、アスフアルトピツチ
などの瀝青物、フエノール樹脂、キシレン樹脂、クマロ
ン樹脂、石油樹脂、アタツクチツクポリプロピレン樹脂
、ポリアクリル酸アルキルエステルなどが好適に用いら
れる。そしてかかる軟化物質および/または樹脂類は、
前記ゴム類に該ゴム類より過剰に、好ましくはゴム類1
00重量部に対して105乃至350重量部、より好ま
しくは120乃至250重量部添加され、この発明の目
的とするゴム系発泡体の発泡素材のベース材料が作られ
る。
などの瀝青物、フエノール樹脂、キシレン樹脂、クマロ
ン樹脂、石油樹脂、アタツクチツクポリプロピレン樹脂
、ポリアクリル酸アルキルエステルなどが好適に用いら
れる。そしてかかる軟化物質および/または樹脂類は、
前記ゴム類に該ゴム類より過剰に、好ましくはゴム類1
00重量部に対して105乃至350重量部、より好ま
しくは120乃至250重量部添加され、この発明の目
的とするゴム系発泡体の発泡素材のベース材料が作られ
る。
軟化物質および/ノまたは樹脂類が105重量部以下で
は、この発明の目的とする特定の圧縮硬さを有するゴム
系発泡体が得られす、しかも使用時発泡体を少なくとも
30%圧縮しても十分な防水、防風などの諸効果を発揮
し得ず、また350重量部以上では作られたゴム系発泡
体に腰がなく取扱いにくく、作業上好ましくない。
は、この発明の目的とする特定の圧縮硬さを有するゴム
系発泡体が得られす、しかも使用時発泡体を少なくとも
30%圧縮しても十分な防水、防風などの諸効果を発揮
し得ず、また350重量部以上では作られたゴム系発泡
体に腰がなく取扱いにくく、作業上好ましくない。
この発明のゴム系発泡体は、発泡素材のベース材料とし
て、従来のゴム系発泡体ではゴム類100重量部に対し
て軟化物質および/または樹脂類が50重量部以下で添
加されたベース材料を用いるのが常識とされていたが、
その常識を破る過剰の軟化物質および/または樹脂類を
添加したものを用いることが、1つの特徴となつている
。
て、従来のゴム系発泡体ではゴム類100重量部に対し
て軟化物質および/または樹脂類が50重量部以下で添
加されたベース材料を用いるのが常識とされていたが、
その常識を破る過剰の軟化物質および/または樹脂類を
添加したものを用いることが、1つの特徴となつている
。
前記ベース材料には、次記の配合材が適量添加され発泡
素材となる混和物が作られる。
素材となる混和物が作られる。
配合剤の具体例としては、例えば、
(イ)発泡剤として、例えば重炭酸ナトリユウム、重炭
酸カルシユウムの如き無機系、N.N′−ジニトロソ・
ペンタメチレン・テトラミン、N.N′−ジメチル−N
.N′−ジニトロソ・テレフタルマミドの如きニトロソ
化合物、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジアゾアミノベンゼンの如きアゾ化合物、その
他スルホニル・ヒドラジド系など、(ロ)加疏剤として
、例えば硫黄、酸化マグネシユウム、亜鉛華、P−キノ
ンジオキシム系など、(ハ)加硫促進剤として、例えは
テトラメチルチウラム・モノスルフイド、テトラメチル
チウラム・ジジスルフイドの如きチウラム系、その他グ
アニジン系、チアゾール系、チオユニア系、ジチオカル
バメート系など、(ニ)加硫促進助剤として、例えばス
テアリン酸、ラウリン酸など、(ホ)充填剤として、例
えば炭酸カルシユウム、クレー、タルク、アスベスト、
再生ゴム、セラツク、ガラス繊維、木粉、繊維くすなど
、(へ)その他着色剤、老化防止剤など、 このように前記ゴム類と該ゴム類より過剰に添加された
軟化物質および/または樹脂類と配合剤とを混合したゴ
ム弾性を有する粘稠な混和物は、例えば離型性コンベア
ー上に厚さ0.1乃至20m/mのシート状に成形され
、発泡倍率が2乃至15倍好ましくは5乃至10倍とな
るように通常120乃至200℃で10乃至60分間加
熱発泡加硫され、体積中の連続気泡が少なくとも60%
好ましくは少なくとも70%である発泡組織構造と、5
0%圧縮時(条件、20℃×65%R.H.圧縮速度1
0mvm/SeCサンプル形状10m/m×100m/
MXlOOm/m1その他JIS−K6382に準する
)の圧縮硬さが5乃至250f1/Cd、好ましくは1
0乃至150g/C?F!、より好ましくは40乃至1
209/Cdの物性を持つ高度に柔軟なゴム系発泡体を
作る。
酸カルシユウムの如き無機系、N.N′−ジニトロソ・
ペンタメチレン・テトラミン、N.N′−ジメチル−N
.N′−ジニトロソ・テレフタルマミドの如きニトロソ
化合物、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジアゾアミノベンゼンの如きアゾ化合物、その
他スルホニル・ヒドラジド系など、(ロ)加疏剤として
、例えば硫黄、酸化マグネシユウム、亜鉛華、P−キノ
ンジオキシム系など、(ハ)加硫促進剤として、例えは
テトラメチルチウラム・モノスルフイド、テトラメチル
チウラム・ジジスルフイドの如きチウラム系、その他グ
アニジン系、チアゾール系、チオユニア系、ジチオカル
バメート系など、(ニ)加硫促進助剤として、例えばス
テアリン酸、ラウリン酸など、(ホ)充填剤として、例
えば炭酸カルシユウム、クレー、タルク、アスベスト、
再生ゴム、セラツク、ガラス繊維、木粉、繊維くすなど
、(へ)その他着色剤、老化防止剤など、 このように前記ゴム類と該ゴム類より過剰に添加された
軟化物質および/または樹脂類と配合剤とを混合したゴ
ム弾性を有する粘稠な混和物は、例えば離型性コンベア
ー上に厚さ0.1乃至20m/mのシート状に成形され
、発泡倍率が2乃至15倍好ましくは5乃至10倍とな
るように通常120乃至200℃で10乃至60分間加
熱発泡加硫され、体積中の連続気泡が少なくとも60%
好ましくは少なくとも70%である発泡組織構造と、5
0%圧縮時(条件、20℃×65%R.H.圧縮速度1
0mvm/SeCサンプル形状10m/m×100m/
MXlOOm/m1その他JIS−K6382に準する
)の圧縮硬さが5乃至250f1/Cd、好ましくは1
0乃至150g/C?F!、より好ましくは40乃至1
209/Cdの物性を持つ高度に柔軟なゴム系発泡体を
作る。
また該高度に柔軟なゴム系発泡体は、前記混和物中の発
泡剤として独立気泡形成用の発泡剤例えばジニトロソ・
ペンタメチレン・テトラミン、アゾジカルボンアミドな
どを添加して、独立気泡がその体積中に大部分占める発
泡体を作り、クラツシングなどの独立気泡セル破壊操作
を行なつて作ることができる。
泡剤として独立気泡形成用の発泡剤例えばジニトロソ・
ペンタメチレン・テトラミン、アゾジカルボンアミドな
どを添加して、独立気泡がその体積中に大部分占める発
泡体を作り、クラツシングなどの独立気泡セル破壊操作
を行なつて作ることができる。
製造時或いは製造後にクラツシングなどの独立気泡セル
破壊操作を行つて、連続気泡が少なくとも60%である
ゴム系発泡体とすることは、この発泡体を後述するよう
なシール用途に、例えばネジ止めなどして使用する際、
取着体などに変形を与えることなく、防水性などの効果
が得られるので必要なことである。このようにして作ら
れたゴム系発泡体は、見掛け上通常知られるゴム系発泡
体と高度に柔軟である以外は殆んど変らない。
破壊操作を行つて、連続気泡が少なくとも60%である
ゴム系発泡体とすることは、この発泡体を後述するよう
なシール用途に、例えばネジ止めなどして使用する際、
取着体などに変形を与えることなく、防水性などの効果
が得られるので必要なことである。このようにして作ら
れたゴム系発泡体は、見掛け上通常知られるゴム系発泡
体と高度に柔軟である以外は殆んど変らない。
しかして該ゴム系発泡体は、例えばコンクリートパネル
間の当接部に、防水用のシール材として用いた場合、コ
ンクリートパネル面の激しい凹凸面に確実に追従密着し
十分な防水性を有する。
間の当接部に、防水用のシール材として用いた場合、コ
ンクリートパネル面の激しい凹凸面に確実に追従密着し
十分な防水性を有する。
しかも驚くべきことに、この発明者達は該ゴム系発泡体
はその体積を少なくとも30%圧縮するだけで、パネル
に吹き付ける雨水を内部に浸透させないという格別の防
水効果を知見した。また水深100m/mの水圧下にお
いては少なくとも60%あるいは水深1000m/mの
高水圧下においては少なくとも80%圧縮するだけで十
分な防水性を有し、これまで知られる発泡体系のシール
材の圧縮度合では期待できない効果を有するものであつ
た。これらの特徴が、ゴム系発泡体中の連続気泡の割合
が少なくとも60%と連続気泡率が高く構成されている
にもかかわらず得られるのは、この発明のゴム系発泡体
が高度に柔軟であつて、それにより目地部、間隙部など
の装置構造物の表面形状に確実に追従密着すること、発
泡体の発泡組織がゴム類と軟化物質および/または樹脂
類とからなる密着性に優れた気泡壁にて構成されている
ことによつて、連続気泡化のために生じた気泡壁の不規
則な欠陥部分が圧縮により密着遮蔽されることなどに起
因するためと思われる。
はその体積を少なくとも30%圧縮するだけで、パネル
に吹き付ける雨水を内部に浸透させないという格別の防
水効果を知見した。また水深100m/mの水圧下にお
いては少なくとも60%あるいは水深1000m/mの
高水圧下においては少なくとも80%圧縮するだけで十
分な防水性を有し、これまで知られる発泡体系のシール
材の圧縮度合では期待できない効果を有するものであつ
た。これらの特徴が、ゴム系発泡体中の連続気泡の割合
が少なくとも60%と連続気泡率が高く構成されている
にもかかわらず得られるのは、この発明のゴム系発泡体
が高度に柔軟であつて、それにより目地部、間隙部など
の装置構造物の表面形状に確実に追従密着すること、発
泡体の発泡組織がゴム類と軟化物質および/または樹脂
類とからなる密着性に優れた気泡壁にて構成されている
ことによつて、連続気泡化のために生じた気泡壁の不規
則な欠陥部分が圧縮により密着遮蔽されることなどに起
因するためと思われる。
この発明のゴム系発泡体の諸々の特徴の詳細は後述する
実施例にて明らかにされるが、その特性の一部を詳述す
ると、−20乃至100℃でも物性の変化はなく耐熱、
耐寒性がよく、圧縮硬さが5乃至2509/Cdと小さ
いために目地部、間隙部などに容易に装着できしかも圧
縮変形後の回復性に優れるが回復時の力が弱いために構
造物を損傷せず、しかも耐薬品性(酸、アルカリに対し
て)、防水性、断熱性、防音性、防震性、防風性および
防塵性にすぐれるものである。
実施例にて明らかにされるが、その特性の一部を詳述す
ると、−20乃至100℃でも物性の変化はなく耐熱、
耐寒性がよく、圧縮硬さが5乃至2509/Cdと小さ
いために目地部、間隙部などに容易に装着できしかも圧
縮変形後の回復性に優れるが回復時の力が弱いために構
造物を損傷せず、しかも耐薬品性(酸、アルカリに対し
て)、防水性、断熱性、防音性、防震性、防風性および
防塵性にすぐれるものである。
従つてかかる特性が要求される次のような用途にこの発
明のゴム系発泡体は特に有効である。
明のゴム系発泡体は特に有効である。
(イ)建築土木用PC板、ALC板、スレート板などの
構造物の外壁材の目地シール用。
構造物の外壁材の目地シール用。
鉄板、プラスチツク板(波板を含む)などの屋根材の結
合部シールおよび固定具のパツキン用。
合部シールおよび固定具のパツキン用。
その他サツシ類と構造物の防水シール用、水路溝の結合
部シール用、道路や橋梁の目地シール用。
部シール用、道路や橋梁の目地シール用。
(ロ)電気機器用
冷蔵庫、洗濯機、ルームクーラ一、シヨーケースなどの
パツキン、シール用。
パツキン、シール用。
(ハ)自動車、車輛、船舶用
ウエザーストリツブリテーナーシール用、継目部の充填
およびシール用。
およびシール用。
(ニ)住宅設備機器用
廚房機のシール用、ダクトなどの構造物とのシール用。
その他冷却装置内蔵機器の結露防止材、ビビリ防止材な
どにも有効である。
どにも有効である。
次にこの発明の実施例を示すが、これらの実施例はこの
発明のいくつかの好ましい事例を示したものであつて、
これに限定するものではない。
発明のいくつかの好ましい事例を示したものであつて、
これに限定するものではない。
なお、文中部とあるのは重量部を示す。実施例 1
下記配合(イ)の配合物をバンバリミキサ一(120土
15℃で8±2分間)で素練りおよびミキシングロール
(70℃±10℃で10±2分間)で、混練りし、ゴム
弾性を有する粘稠な混和物(ムーニ一粘度MLl+4(
100℃)6乃至8)を得る。
15℃で8±2分間)で素練りおよびミキシングロール
(70℃±10℃で10±2分間)で、混練りし、ゴム
弾性を有する粘稠な混和物(ムーニ一粘度MLl+4(
100℃)6乃至8)を得る。
次に該混和物をゴム用押出機にてシート状(20m/m
×500m/m×1000m/m)に成型(条件:50
乃至70℃)し、これを加熱炉(150℃)に60分間
入れて加硫発泡し、40m/m×1000m/m×20
00m/mのゴム系発泡体(発泡倍率8倍)を得た。こ
のゴム系発泡体の連続気泡率は全体積の68%で、50
%圧縮時の圧縮硬さは、809/dであつた。
×500m/m×1000m/m)に成型(条件:50
乃至70℃)し、これを加熱炉(150℃)に60分間
入れて加硫発泡し、40m/m×1000m/m×20
00m/mのゴム系発泡体(発泡倍率8倍)を得た。こ
のゴム系発泡体の連続気泡率は全体積の68%で、50
%圧縮時の圧縮硬さは、809/dであつた。
その特性は、第1表に防水性を、第2表に耐熱・耐寒性
を、第3表に吸水率を、第4表に回復性を、第5表に耐
薬品性を示す。
を、第3表に吸水率を、第4表に回復性を、第5表に耐
薬品性を示す。
配合 (イ)
実施例 2
下記配合(0)の配合物をバンバリミキサ一およびミキ
シングロールで素練りおよび混練りし、ゴム弾性を有す
る粘稠な混和物(ムー[メ[粘度MLl+4(1000C
)7乃至8)を得る。
シングロールで素練りおよび混練りし、ゴム弾性を有す
る粘稠な混和物(ムー[メ[粘度MLl+4(1000C
)7乃至8)を得る。
次に該混和物をゴム用押出機にてシート状(15m/M
X5OOm/m×1000m/m)に成型(条件:60
乃至70℃)し、これを加熱炉(15『C)に50分間
入れて加硫発泡し、連続気泡率が全体積の20%の独立
気泡系の10倍発泡のゴム系発泡体(35m/m×11
00m/MX2OOOm/m)を得る。
X5OOm/m×1000m/m)に成型(条件:60
乃至70℃)し、これを加熱炉(15『C)に50分間
入れて加硫発泡し、連続気泡率が全体積の20%の独立
気泡系の10倍発泡のゴム系発泡体(35m/m×11
00m/MX2OOOm/m)を得る。
次に該発泡体にクラツシング加工(条件:カール間の幅
4m/m、通過速度 18m/Min、加熱温度20
乃至3『C)を施したものは、連続気泡率が全体積の7
0%で、50(Fb圧縮時の圧縮硬さは180f1/(
1771であつた。
4m/m、通過速度 18m/Min、加熱温度20
乃至3『C)を施したものは、連続気泡率が全体積の7
0%で、50(Fb圧縮時の圧縮硬さは180f1/(
1771であつた。
その特性は第1乃至第5表に示す。配合 (口)
実施例 3
下記配合(ハ)の配合物をバンバリミキサ一およびミキ
シングロールで素練りおよび混練りし、ゴム弾性を有す
る粘稠な混和物(ムー[メ[粘度MLl+4(100℃)
4乃至6)を得る。
シングロールで素練りおよび混練りし、ゴム弾性を有す
る粘稠な混和物(ムー[メ[粘度MLl+4(100℃)
4乃至6)を得る。
次に該混和物をゴム用押出機にてシート状(15m/M
X5OOm/MXlOOOm/m)に成型(条件:69
乃至70℃)し、これを加熱炉(150℃)に60分間
入れて加硫発泡し、10倍発泡のゴム系発泡体(43m
/m×800m/MX22OOm/Min)を得る。
X5OOm/MXlOOOm/m)に成型(条件:69
乃至70℃)し、これを加熱炉(150℃)に60分間
入れて加硫発泡し、10倍発泡のゴム系発泡体(43m
/m×800m/MX22OOm/Min)を得る。
この該発泡体は、連続気泡率が全体積の85%で、50
%圧縮時の圧縮硬さは409/(1−JモV1であつた。
%圧縮時の圧縮硬さは409/(1−JモV1であつた。
その特性は第1乃至5表に示す。配合 (ハ)
実施例 4
下記配合(ニ)の配合物を二ータ一(70〜9『Cで1
2〜13分間)混練りし、ゴム弾性を有する粘稠な混和
物(ムー[メ[粘度ML,+4(100℃)11乃至13
)を得る。
2〜13分間)混練りし、ゴム弾性を有する粘稠な混和
物(ムー[メ[粘度ML,+4(100℃)11乃至13
)を得る。
次に該混和物をゴム用押出機にてシート状(10m/m
×500m/m×1000m/m)に成型(条件:40
乃至60℃)し、これを加熱炉(170℃)に40分間
入れて加硫発泡し、6倍発泡のゴム系発泡体(20m/
m×800m/m×3700m/m)を得る。
×500m/m×1000m/m)に成型(条件:40
乃至60℃)し、これを加熱炉(170℃)に40分間
入れて加硫発泡し、6倍発泡のゴム系発泡体(20m/
m×800m/m×3700m/m)を得る。
この発泡体は、連続気泡率が全体積の75%で、50%
圧縮時の圧縮硬さは689/dであつた、その特性は第
1乃至5表に示す。
圧縮時の圧縮硬さは689/dであつた、その特性は第
1乃至5表に示す。
配合 (ニ)
比較例
約30倍発泡のポリウレタンフオーム(連続気泡率95
%)に、アスフアルト(針入度100〜120)100
部、ポリイソブチレン50部との混和物(20℃で粘度
500Cpsを含浸ロールで摺込むように含浸させ、ア
スフアルト含浸ポリウレタンフオームを作る。
%)に、アスフアルト(針入度100〜120)100
部、ポリイソブチレン50部との混和物(20℃で粘度
500Cpsを含浸ロールで摺込むように含浸させ、ア
スフアルト含浸ポリウレタンフオームを作る。
ノ
CA):第1図に図示するように二枚のコンクリートパ
ネルHl,H2間に試料片Yを圧縮するように介在し、
その介在部分にジヨロで1mの高さから1000cc/
Min(1000d)の条件で水をかけ、水が反対側に
浸透しないときの圧縮率を測定した。
ネルHl,H2間に試料片Yを圧縮するように介在し、
その介在部分にジヨロで1mの高さから1000cc/
Min(1000d)の条件で水をかけ、水が反対側に
浸透しないときの圧縮率を測定した。
(1S):第2図に図示するように二枚のパネルHl,
H2間に試料Yを圧縮するように介在し、この介在部分
に円筒パイプzを設立して、水深100m/mの水圧を
かけ、水が反対側に浸透しないときの圧縮率を測定した
。
H2間に試料Yを圧縮するように介在し、この介在部分
に円筒パイプzを設立して、水深100m/mの水圧を
かけ、水が反対側に浸透しないときの圧縮率を測定した
。
(C):第2図に準じ、水深を1000m/mとして測
定した。
定した。
(D):パネルHl,H2間への装着介在時、圧縮度合
が小さくしかもパネル面の凹凸への追従密着性の良好な
ものを○とし、圧縮度合が高くしかも密着性の悪いもの
を×とした。
が小さくしかもパネル面の凹凸への追従密着性の良好な
ものを○とし、圧縮度合が高くしかも密着性の悪いもの
を×とした。
試験方法
試料片を100℃にて加熱直後と48時間加熱後の引張
り強さおよび伸びを、シヨツパ一型引張り試験機(条件
:20℃X65(!)R.H.引張り速度50m/m/
Mln)にて測定した。
り強さおよび伸びを、シヨツパ一型引張り試験機(条件
:20℃X65(!)R.H.引張り速度50m/m/
Mln)にて測定した。
試験方法
試料片を40(:!),60%にそれぞれ圧縮して、2
0℃×55%R.H.中にて20℃の水槽中に水面下1
0m/mのところに24時間浸漬する。
0℃×55%R.H.中にて20℃の水槽中に水面下1
0m/mのところに24時間浸漬する。
その後取り出してサンプルの側の水分を吸水紙にて拭き
取り、下式にて算出した。▼▼ (但し、Wは浸漬前の発泡体の重量、W1は浸漬後の発
泡体の重量)。
取り、下式にて算出した。▼▼ (但し、Wは浸漬前の発泡体の重量、W1は浸漬後の発
泡体の重量)。
試料片(20m/m×20m/m×50m/m)を一定
温度で80%に圧縮(圧縮時間1分間)し、圧縮を解い
て完全に原形に復元するまでの時間を測定した。
温度で80%に圧縮(圧縮時間1分間)し、圧縮を解い
て完全に原形に復元するまでの時間を測定した。
ノ
試験方法
表中の薬品液に試料片を20℃×120時間浸漬し、そ
の後第2表の方法に準じて測定した。
の後第2表の方法に準じて測定した。
この発明のゴム系発泡体は、上記各実施例からも明らか
なように、防水性、耐寒・耐熱性、吸水率、回復性およ
び耐薬品性にすぐれるものであることが判る。特に第1
表から明らかなように、連続気泡率が高いのに、小さい
圧縮度合で良好な防水性が得られ、しかも粗面に対して
すぐれた追従密着性を有する事実が顕著である。
なように、防水性、耐寒・耐熱性、吸水率、回復性およ
び耐薬品性にすぐれるものであることが判る。特に第1
表から明らかなように、連続気泡率が高いのに、小さい
圧縮度合で良好な防水性が得られ、しかも粗面に対して
すぐれた追従密着性を有する事実が顕著である。
第1図、第2図はこの発明のゴム系発泡体の防水性をテ
ストする方法の概略を示す説明図である。
ストする方法の概略を示す説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレン、α−オレフィンおよび非共役二重結合を
有する環状または非環状ポリエンからなる共重合物単独
又は該共重合物を少なくとも30重量%含むゴム類と該
ゴム類より過剰(重量比)の撥水性および粘着性のある
軟化物質および/または樹脂類とを必須成分とするゴム
弾性を有する粘稠な混和物(ムーニー粘度ML_1_+
_4(100℃)2乃至15)を発泡加硫することによ
り2乃至15倍の発泡倍率に発泡せしめた発泡体であり
、該発泡体は少なくとも60%(体積比)の連続気泡を
有する前記ゴム類と軟化物質および/または樹脂類とか
らなる発泡組織を持ち、且つ50%圧縮時の圧縮硬さが
5乃至250g/cm^2と高度に柔軟であつて、その
体積を少なくとも30%圧縮することにより水を遮断し
得る発泡体であることを特徴とするゴム系発泡体。 2 共重合物のムーニー粘度ML_1_+_4(100
℃)が30乃至60である特許請求の範囲第1項記載の
ゴム系発泡体。 3 軟化物質が潤滑油、プロセスオイル、パラフィン、
コールタール、脂肪族系植物油、ロウ、ポリブテン、液
状ポリイソブチレンの群から選ばれた1種以上である特
許請求の範囲第1項記載のゴム系発泡体。 4 樹脂類が瀝青物、フェノール樹脂、キシレン樹脂、
クマロン樹脂、石油樹脂、アタックチックポリプロピレ
ン樹脂、ポリアクリル酸アルキルエエステルの群から選
ばれた1種以上である特許請求の範囲第1項記載のゴム
系発泡体。 5 混和物がゴム類100重量部と軟化物質および/ま
たは樹脂類105乃至350重量部とを含むものである
特許請求の範囲第1項記載のゴム系発泡体。 6 圧縮硬さが10乃至150g/cm^2である特許
請求の範囲第1項記載のゴム系発泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52030816A JPS5911613B2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | ゴム系発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52030816A JPS5911613B2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | ゴム系発泡体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53115776A JPS53115776A (en) | 1978-10-09 |
JPS5911613B2 true JPS5911613B2 (ja) | 1984-03-16 |
Family
ID=12314212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52030816A Expired JPS5911613B2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | ゴム系発泡体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911613B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4130509B2 (ja) * | 1999-03-17 | 2008-08-06 | 日東電工株式会社 | 粘着発泡体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832961A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-05-04 | ||
JPS5030960A (ja) * | 1973-07-19 | 1975-03-27 | ||
JPS5037863A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-08 | ||
JPS50153069A (ja) * | 1974-05-31 | 1975-12-09 |
-
1977
- 1977-03-18 JP JP52030816A patent/JPS5911613B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832961A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-05-04 | ||
JPS5030960A (ja) * | 1973-07-19 | 1975-03-27 | ||
JPS5037863A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-08 | ||
JPS50153069A (ja) * | 1974-05-31 | 1975-12-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53115776A (en) | 1978-10-09 |
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