JPS59116124A - 高い硫酸ナトリウム含分及び塩化カリウム含分を有する塩水スラツジの処理法 - Google Patents
高い硫酸ナトリウム含分及び塩化カリウム含分を有する塩水スラツジの処理法Info
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- JPS59116124A JPS59116124A JP58239961A JP23996183A JPS59116124A JP S59116124 A JPS59116124 A JP S59116124A JP 58239961 A JP58239961 A JP 58239961A JP 23996183 A JP23996183 A JP 23996183A JP S59116124 A JPS59116124 A JP S59116124A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01D—COMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
- C01D3/00—Halides of sodium, potassium or alkali metals in general
- C01D3/04—Chlorides
- C01D3/08—Preparation by working up natural or industrial salt mixtures or siliceous minerals
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- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01D—COMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
- C01D5/00—Sulfates or sulfites of sodium, potassium or alkali metals in general
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、硫酸ナトリウム(Na25o4) 及ヒ塩化
カリウム(■Ca/ )の著量を処理すべき粗製塩水中
に有する塩化す) IJウム(NaC1)〜塩水全蒸発
濃縮した後及びNaClの取得量を分離した後に高めら
れた温度で取出される溶液中に高い硫酸すトリウム含分
及び塩化カリウム含分を有する塩水スラッジの処理法に
関する。
カリウム(■Ca/ )の著量を処理すべき粗製塩水中
に有する塩化す) IJウム(NaC1)〜塩水全蒸発
濃縮した後及びNaClの取得量を分離した後に高めら
れた温度で取出される溶液中に高い硫酸すトリウム含分
及び塩化カリウム含分を有する塩水スラッジの処理法に
関する。
天然の鉱床からの塩化す) IJウムの取得法は、塩鉱
床を水の供給によって溶解し、溶解した塩化す) IJ
ウムを公知方法により製品として晶出さぜるために、そ
れにより得られた、殆んど飽和の粗製塩水を常用の精製
法により蒸発濃縮することよりなる。
床を水の供給によって溶解し、溶解した塩化す) IJ
ウムを公知方法により製品として晶出さぜるために、そ
れにより得られた、殆んど飽和の粗製塩水を常用の精製
法により蒸発濃縮することよりなる。
溶解の際に生成される、処理すべき粗製塩水は、通常N
ap/?とともに他の副成分を含有し、この副成分は、
−面で結晶化した製品、NaC11中で不所望のもので
あり、他面で蒸発濃縮の際に装置、熱伝導面及び導管に
対して支障あるスケール(雑石)を導きつる。
ap/?とともに他の副成分を含有し、この副成分は、
−面で結晶化した製品、NaC11中で不所望のもので
あり、他面で蒸発濃縮の際に装置、熱伝導面及び導管に
対して支障あるスケール(雑石)を導きつる。
公知の方法は、所謂粗製塩水精製の際に所謂硬成分を化
学的前処理によって除去することよりなり、この場合マ
グネシウムは、水酸化物として沈殿され、カルシウムは
、炭酸塩として沈殿される。
学的前処理によって除去することよりなり、この場合マ
グネシウムは、水酸化物として沈殿され、カルシウムは
、炭酸塩として沈殿される。
この場合、例えば硫酸塩及びカリウム化合物のような溶
解度の高い成分は、精製された塩水、所謂純塩水の中に
溶液で留まる。従って、通常、純塩水の蒸発濃縮は、溶
解度の高い成分の濃縮がその飽和よりも低く留まり、し
たがってその結果品出及び製品、Nap/、との混合が
全く起こらないように作業される。
解度の高い成分は、精製された塩水、所謂純塩水の中に
溶液で留まる。従って、通常、純塩水の蒸発濃縮は、溶
解度の高い成分の濃縮がその飽和よりも低く留まり、し
たがってその結果品出及び製品、Nap/、との混合が
全く起こらないように作業される。
この場合、この目的のためには、結晶すべき成分を塩化
す) IJウムの残分とともに含有しない留まる残留溶
液、母液、を生じる蒸発濃縮比を維持することができる
。蒸発濃縮過程は、絶えず行なわれるか又はノ々ツチ法
で行なわれるかに応じて、Iス液は、同様に相応してス
ラッジとして取出すことができる。
す) IJウムの残分とともに含有しない留まる残留溶
液、母液、を生じる蒸発濃縮比を維持することができる
。蒸発濃縮過程は、絶えず行なわれるか又はノ々ツチ法
で行なわれるかに応じて、Iス液は、同様に相応してス
ラッジとして取出すことができる。
この場合、硫酸塩のためには、許容限界濃度は、作業温
度に応じて、例えば100°CでN a 2SO4とし
て約4.5%であり、50°CでNa25o4として約
5.2%であり;同時にNa01は、それぞれなお約2
6%又は24%が溶解されている。
度に応じて、例えば100°CでN a 2SO4とし
て約4.5%であり、50°CでNa25o4として約
5.2%であり;同時にNa01は、それぞれなお約2
6%又は24%が溶解されている。
スラッジ化した母液、塩水スラッジ、は、簡単な方法で
抽出されるか又は別の使用に供給される。公知方法によ
れば、易溶性硫酸塩の混入によって惹起されかつOa
S O4の沈殿を導く塩析効果が利用される。
抽出されるか又は別の使用に供給される。公知方法によ
れば、易溶性硫酸塩の混入によって惹起されかつOa
S O4の沈殿を導く塩析効果が利用される。
そのためには、例えばNa2SO4に対して殆んど飽和
した母液を精製すべき粗製塩水と混合し、塩析効果をO
a S O4の沈殿により惹起させる。
した母液を精製すべき粗製塩水と混合し、塩析効果をO
a S O4の沈殿により惹起させる。
スラッジの前記処理の場合に硫酸塩含分が粗製塩水中6
.二石膏溶解度の範囲内で含有されている限り、塩水精
製、蒸発濃縮及びスラッジ化の間で)V衡状蔗は、生じ
、使用可能な塩水は、塩水スラッジを戻しかつ蒸発濃縮
を改め°C行なうことにより、実際に完全に利用するこ
とができる。
.二石膏溶解度の範囲内で含有されている限り、塩水精
製、蒸発濃縮及びスラッジ化の間で)V衡状蔗は、生じ
、使用可能な塩水は、塩水スラッジを戻しかつ蒸発濃縮
を改め°C行なうことにより、実際に完全に利用するこ
とができる。
しかし、粗製塩水中の硫酸塩含分が高く、すなわち石膏
溶解度よりも高い場合には、保持される平衡は、全く起
らず、硫酸塩の一部は、付加的に、塩水スラッジの一部
の廃棄によってか又は芒硝相の範囲内で、例えばO′C
に冷却することによる硫酸塩含分の沈殿によってか、又
は化学的処理、例えば塩化カルシウム(CaC12)の
混入によって系から導出することができる。
溶解度よりも高い場合には、保持される平衡は、全く起
らず、硫酸塩の一部は、付加的に、塩水スラッジの一部
の廃棄によってか又は芒硝相の範囲内で、例えばO′C
に冷却することによる硫酸塩含分の沈殿によってか、又
は化学的処理、例えば塩化カルシウム(CaC12)の
混入によって系から導出することができる。
粗製塩水と一緒に導入されかつスラッジ化した硫酸塩の
平衡は、保持されなければならない。
平衡は、保持されなければならない。
粗製塩水が同時に塩化カリウム(KOl )の含分を有
する場合には、この成分も前記方法で濃縮され、最後に
はNaClと一緒に晶出され、場合によっては望ましく
ない成分と見なされる。従って、このことを防止するた
めには、同様に塩水スラッジの一部を実際に導入されか
つスラッジ化したカリウムの平衡が保持される量で廃棄
すべきtある。
する場合には、この成分も前記方法で濃縮され、最後に
はNaClと一緒に晶出され、場合によっては望ましく
ない成分と見なされる。従って、このことを防止するた
めには、同様に塩水スラッジの一部を実際に導入されか
つスラッジ化したカリウムの平衡が保持される量で廃棄
すべきtある。
廃棄すべき塩水スラッジ中のNaC1!の前記損失を回
避するために、公知の方法は、硫酸ナトリウムを塩化カ
ルシウム(C!aO12)の添加によって大部分沈殿さ
せ、高い調度(例えば、120°C)で、KO/?の飽
和が殆んど達成されるまで蒸発濃縮することによって改
めてN a Clを晶出させることよりなる。川に、(
q加的にカリウム工業から公知であるように温度低下に
よってKClを晶出させることができ、その後に改めて
Naalを高い温度範囲内でさらに蒸発濃縮することに
よって晶出させることができる。それに応じて、最後に
再び硫酸すl= IJウムが濃縮されている残留量は、
廃棄されるか又は場合によっては塩水精製に戻される。
避するために、公知の方法は、硫酸ナトリウムを塩化カ
ルシウム(C!aO12)の添加によって大部分沈殿さ
せ、高い調度(例えば、120°C)で、KO/?の飽
和が殆んど達成されるまで蒸発濃縮することによって改
めてN a Clを晶出させることよりなる。川に、(
q加的にカリウム工業から公知であるように温度低下に
よってKClを晶出させることができ、その後に改めて
Naalを高い温度範囲内でさらに蒸発濃縮することに
よって晶出させることができる。それに応じて、最後に
再び硫酸すl= IJウムが濃縮されている残留量は、
廃棄されるか又は場合によっては塩水精製に戻される。
この方法の欠点は、付加的な化学的処理が塩化カルシウ
ム及び炭酸す) IJウムの需要により必要とされかつ
相当する装置が必要とされることにある。
ム及び炭酸す) IJウムの需要により必要とされかつ
相当する装置が必要とされることにある。
本発明の1]的は、過剰の二次的塩、すなわち硫酸塩及
びKO/ 、をスラッジから除去し、したがって分離し
た溶液を二次的塩の平衡を損なうことなしに次の蒸発濃
縮過程に戻すことができ、それに」:つて粗製塩水中に
存在するN a Olの最大含分を製品として蒸発濃縮
によって得る、首記した種類の塩水スラッジの処理法を
見い出すことである。この処理法は、簡単な方法で付加
的な化学桑品の添加なしに行なわれるはずである。
びKO/ 、をスラッジから除去し、したがって分離し
た溶液を二次的塩の平衡を損なうことなしに次の蒸発濃
縮過程に戻すことができ、それに」:つて粗製塩水中に
存在するN a Olの最大含分を製品として蒸発濃縮
によって得る、首記した種類の塩水スラッジの処理法を
見い出すことである。この処理法は、簡単な方法で付加
的な化学桑品の添加なしに行なわれるはずである。
この目的は、本発明によれば、NaCl含分、KCjl
含分及びNa、、So4含分を有する取出されるスラッ
ジを3つの塩を同時に結晶させるために冷却し、沈殿し
たNa、od / KCl/ Na2SO4−塩混合物
を母液から分離することによって達成される。
含分及びNa、、So4含分を有する取出されるスラッ
ジを3つの塩を同時に結晶させるために冷却し、沈殿し
たNa、od / KCl/ Na2SO4−塩混合物
を母液から分離することによって達成される。
好ましくは、スラッジの冷却は、真空蒸発によって行な
われる。
われる。
冷却後に分離される母液は、添加物として処理すべき粗
製塩水に使用することができる。残りの塩含分を利用す
るためには、本発明による処理後に分離される塩混合物
を芒硝相の範囲内の冷水での懸濁のためならびにNar
l含有及び残留−KOd −Na25o4含有の母液か
らの中水和物残滓の除去のために使用することが提案さ
れる。
製塩水に使用することができる。残りの塩含分を利用す
るためには、本発明による処理後に分離される塩混合物
を芒硝相の範囲内の冷水での懸濁のためならびにNar
l含有及び残留−KOd −Na25o4含有の母液か
らの中水和物残滓の除去のために使用することが提案さ
れる。
本発明は、カリウムのような硫酸塩が同時に過剰である
際に2つの成分の相当する割合で、塩水スラッジを蒸発
器からの取出し後に冷却する限り同時に晶出が行なわれ
るという認識に基づく。
際に2つの成分の相当する割合で、塩水スラッジを蒸発
器からの取出し後に冷却する限り同時に晶出が行なわれ
るという認識に基づく。
塩水スラッジを例えば118°Cから45℃へ真空蒸発
によって冷却する場合には、次の条件が得られるニ ス ラ ツ ジ 真空蒸発それ 残留溶液KOd
+20 25 95Nard
+81 27 15411゜O
653+03 550従って、純粋な塩水中の
二二次的塩の濃度の相当する調節及び真空勾配の好まし
い選択によって、粗製塩水と一緒に導入される二次的塩
を分離しかつ処理すべき塩水中の二次的塩の保持される
平衡を生じることができ、この場合それにも拘らず母液
を塩水精製過程に返送することの利点は、Nardの一
部を廃棄する必要なしに使用することができる。
によって冷却する場合には、次の条件が得られるニ ス ラ ツ ジ 真空蒸発それ 残留溶液KOd
+20 25 95Nard
+81 27 15411゜O
653+03 550従って、純粋な塩水中の
二二次的塩の濃度の相当する調節及び真空勾配の好まし
い選択によって、粗製塩水と一緒に導入される二次的塩
を分離しかつ処理すべき塩水中の二次的塩の保持される
平衡を生じることができ、この場合それにも拘らず母液
を塩水精製過程に返送することの利点は、Nardの一
部を廃棄する必要なしに使用することができる。
真空蒸発器からの塩残滓は、前記の例によれば、分離す
べき二次的塩とともになお、残滓を廃棄する場合に損失
と見なされるNa0lの一部を含有する。しかし、比較
すると、二次的塩1 kg当りの廃棄すべき母液は、同
時にNa062.6 kgを含有し、塩残滓の場合には
、NaCl含分O,7kyを含有するにすぎない。更に
、塩水スラッジの廃棄を有する方法と真空塩の廃棄を有
する方法との間〒生じる、得られる純粋な塩水のKcl
/Na25o4−量比の変動を数え入れる場合には、む
しろ第2の提案された方法により約] : 7.8のN
a、C/〜損失の比が得られる。
べき二次的塩とともになお、残滓を廃棄する場合に損失
と見なされるNa0lの一部を含有する。しかし、比較
すると、二次的塩1 kg当りの廃棄すべき母液は、同
時にNa062.6 kgを含有し、塩残滓の場合には
、NaCl含分O,7kyを含有するにすぎない。更に
、塩水スラッジの廃棄を有する方法と真空塩の廃棄を有
する方法との間〒生じる、得られる純粋な塩水のKcl
/Na25o4−量比の変動を数え入れる場合には、む
しろ第2の提案された方法により約] : 7.8のN
a、C/〜損失の比が得られる。
残留生成物、塩混合物、右前記の真空蒸発器から十分に
処理することができ、例えば溶解は、冷たい水(例えば
、5°C)を用いて行なわれ、この場合全部のNaCl
及びさらに選択的にKOdの全部又はその一部は溶解さ
れ、Na25o4は、例えば2%の著しく少量でのみ溶
液になることが判明する。高められた温度(例えば、1
20°C)での蒸発濃縮によって、この溶液から再びN
aClは、晶出さぜることができ、KClの飽和範囲の
達成の際にこのMCIは、冷却又は次の真空蒸発器によ
って改めて沈殿させることができる。
処理することができ、例えば溶解は、冷たい水(例えば
、5°C)を用いて行なわれ、この場合全部のNaCl
及びさらに選択的にKOdの全部又はその一部は溶解さ
れ、Na25o4は、例えば2%の著しく少量でのみ溶
液になることが判明する。高められた温度(例えば、1
20°C)での蒸発濃縮によって、この溶液から再びN
aClは、晶出さぜることができ、KClの飽和範囲の
達成の際にこのMCIは、冷却又は次の真空蒸発器によ
って改めて沈殿させることができる。
得られる溶液は、それを純粋な塩水の流れと一緒に蒸発
濃縮装置に供給するために、KOlを制限されてのみ溶
解する限り、塩水精製装置に選択的に返送することもで
きる。更に、スラッジ量及び真空蒸発の際の温度変化は
、簡単に変えられる割合に調節することができる。
濃縮装置に供給するために、KOlを制限されてのみ溶
解する限り、塩水精製装置に選択的に返送することもで
きる。更に、スラッジ量及び真空蒸発の際の温度変化は
、簡単に変えられる割合に調節することができる。
次に、本発明方法を、塩水スラッジの本発明による処理
法を使用して塩化ナトリウムをNarl−粗製塩水から
取得する装置が略示されている図面につきさらに詳説す
る。
法を使用して塩化ナトリウムをNarl−粗製塩水から
取得する装置が略示されている図面につきさらに詳説す
る。
粗製塩水は、s?−+Jソング孔から来る。この粗製塩
水は、天然の鉱床を水で溶解することによって生成され
ており、この溶液は、取得すべきNa0l約0l%とと
もになお塩化カリウム(KOl)、硫酸ナトリウム(N
a2SO4) 、硫酸マグネシウム\(Mg5O4)及
び硫酸カルシウム(CaS04)の含分を有する。粗製
塩水は、導管2を介して粗製塩水精製装置3に入り、こ
の粗製塩水精製装置中で粗製塩水は、導管4により水酸
化カルシウム(0a(OH)2 )が添加され、導管5
によりソーダ(Na2CO3)が添加される。それによ
って、6で水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)が、
7で硫酸カルシウム(0aSO4)が、かつ8で炭酸カ
ルシウム(CaC03)が溶液から排出される。
水は、天然の鉱床を水で溶解することによって生成され
ており、この溶液は、取得すべきNa0l約0l%とと
もになお塩化カリウム(KOl)、硫酸ナトリウム(N
a2SO4) 、硫酸マグネシウム\(Mg5O4)及
び硫酸カルシウム(CaS04)の含分を有する。粗製
塩水は、導管2を介して粗製塩水精製装置3に入り、こ
の粗製塩水精製装置中で粗製塩水は、導管4により水酸
化カルシウム(0a(OH)2 )が添加され、導管5
によりソーダ(Na2CO3)が添加される。それによ
って、6で水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)が、
7で硫酸カルシウム(0aSO4)が、かつ8で炭酸カ
ルシウム(CaC03)が溶液から排出される。
こうして精製された純粋な塩水は、9でNa0lととも
になおKOl及びN a 2 S O4を含有する。こ
の溶液は、蒸発濃縮装置10(この場合、溶解度の高い
成分の濃度は、飽和よりも低く留まる)〒蒸気としての
水(H2O)及び結晶させた生成物としてのNarlの
主要部が取去られ、蒸発濃縮後の残分は、塩水スラッジ
として取出される。
になおKOl及びN a 2 S O4を含有する。こ
の溶液は、蒸発濃縮装置10(この場合、溶解度の高い
成分の濃度は、飽和よりも低く留まる)〒蒸気としての
水(H2O)及び結晶させた生成物としてのNarlの
主要部が取去られ、蒸発濃縮後の残分は、塩水スラッジ
として取出される。
この塩水スラッジは、Naclの残分ならびに(蒸発濃
縮の間に溶液中に残存する) KO7及びNa2SO4
の含分を有する。塩水スラッジは、蒸発濃縮の処理温度
に相当する高められた温度で取出された。次に、この塩
水スラッジは、冷却器、特に真空蒸発器12中で45°
C〜55°Cに冷却され、この場合分離装置13で分離
される母液を導管17及び18を介して処理すべき粗製
塩水3に対する添加物として二次的塩の保持される平衡
を維持しながら戻すことができる程度にNaO!l/
KCI! / Na25o4−混合物は、結晶化によっ
て分離される。
縮の間に溶液中に残存する) KO7及びNa2SO4
の含分を有する。塩水スラッジは、蒸発濃縮の処理温度
に相当する高められた温度で取出された。次に、この塩
水スラッジは、冷却器、特に真空蒸発器12中で45°
C〜55°Cに冷却され、この場合分離装置13で分離
される母液を導管17及び18を介して処理すべき粗製
塩水3に対する添加物として二次的塩の保持される平衡
を維持しながら戻すことができる程度にNaO!l/
KCI! / Na25o4−混合物は、結晶化によっ
て分離される。
冷却器12を介して晶出された、分離装置13に落下す
る塩混合物は、Nacl−含分の残分ならびにKOl−
含分及びNa2SO4−含分の残分を含有する。更に、
なおNaClの残分を回収するために、塩混合物は、導
管14を介して懸濁装置16に導かれ、この懸濁装置中
で冷水15の添加によって塩、特にNaCl%は再び溶
解することができる。Na2SO4の一部は、芒硝相の
範囲内の残滓として留まり、分離装置19で分離される
。
る塩混合物は、Nacl−含分の残分ならびにKOl−
含分及びNa2SO4−含分の残分を含有する。更に、
なおNaClの残分を回収するために、塩混合物は、導
管14を介して懸濁装置16に導かれ、この懸濁装置中
で冷水15の添加によって塩、特にNaCl%は再び溶
解することができる。Na2SO4の一部は、芒硝相の
範囲内の残滓として留まり、分離装置19で分離される
。
この分離装置中で分離された、溶解したNa0l−成分
及びKOe−成分を有する母液は、導管2゜及び18を
介して蒸発させるべき塩水に再び戻され、残りのNap
/は、蒸発濃縮装置10で製品として回収される。
及びKOe−成分を有する母液は、導管2゜及び18を
介して蒸発させるべき塩水に再び戻され、残りのNap
/は、蒸発濃縮装置10で製品として回収される。
この場合、19で分離された母液中の残りのKCl−含
分又は残りのNa04−含分を製品として得るか又は分
離する場合には、19に存在する母液は、導管22を介
して蒸発濃縮装置23に導かれ、この蒸発濃縮装置中で
高められた温度で残りのNaClは、晶出され、引続き
それは、冷却するために真空蒸発器24中に移され、こ
の真空蒸発器中で残りのKOlは、晶出される。その後
に留まる残留溶液は、導管25及び18を介して添加物
として処理すべき塩水に戻すことができる。
分又は残りのNa04−含分を製品として得るか又は分
離する場合には、19に存在する母液は、導管22を介
して蒸発濃縮装置23に導かれ、この蒸発濃縮装置中で
高められた温度で残りのNaClは、晶出され、引続き
それは、冷却するために真空蒸発器24中に移され、こ
の真空蒸発器中で残りのKOlは、晶出される。その後
に留まる残留溶液は、導管25及び18を介して添加物
として処理すべき塩水に戻すことができる。
図面は、本発明方法を実施する装置の系統図である。
1・・・プーリング孔、2,14,17,18゜20.
22.25・・・導管、3・・・粗製塩水精製装置、4
・・・水酸化カルシウム供給管、5・・・ソーダ供給管
、6・・水酸化マグネシウム排出管、7・・・硫酸カル
シウム排出管、8・・・炭酸カルシウム排出管、10.
23・・・蒸発濃縮装置、]2.24・・・真空蒸発器
、13.19・・・分離装置、15・・・冷水供給管、
16・・・懸濁装置
22.25・・・導管、3・・・粗製塩水精製装置、4
・・・水酸化カルシウム供給管、5・・・ソーダ供給管
、6・・水酸化マグネシウム排出管、7・・・硫酸カル
シウム排出管、8・・・炭酸カルシウム排出管、10.
23・・・蒸発濃縮装置、]2.24・・・真空蒸発器
、13.19・・・分離装置、15・・・冷水供給管、
16・・・懸濁装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 硫酸ナトリウム(Na25o4)及び塩化カリウム
(KCl )の著量を処理すべき粗製塩水中に有する塩
化すl−IJウム(Na]l)−塩水を蒸発濃縮した後
及びNa (:! iの取得量を分離した後に高められ
た温度で取出される溶液中に高い硫酸ナトリウム含分及
び塩化カリウム含分を有する塩水スラッジの処理法にお
いて、NaCl@分、KCI含分及びN a2 S O
4含分を有する取出されるスラッジを3つの塩を同時に
結晶させるために冷却し、沈澱したNa0l−/ KC
ll11− /N a 2 S O4−塩混合物を母液
から分離することを特徴とする、高い硫酸す) IJウ
ム含分及び塩化力I)ラム含分を有する塩水スラッジの
処理法。 2 スラッジの冷却を真空蒸発によって行なう、特許請
求の範囲第1項記載の方法。 3 分離されるt”を液を添加物として処理すべき粗製
塩水に使用する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 44 分離される塩混合物を芒硝相の範囲内の冷水で
の懸濁ならびに中水和物−残滓の分離及びN a Ol
! S有及びKC1含有の母液からのKCjlの分離の
ために使用する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 分離されるNaCl含有及び残留−Kcg−Na2
′SO4含有の母液を添加剤としてNa25o4を処理
すべき粗製塩水に使用する、特許請求の範囲第4項記載
の方法。 6 分離されるNa01!含有及び残留−KCl−Na
2SO4含有の母液を結晶化を目的とする高められた温
度での蒸発濃縮及びNarlの分離、ならびに引続く結
晶化を目的とする真空蒸発による冷却及び残留溶液から
のKCjlの分離のために使用する、特許請求の範囲第
4項記載の方法。 7 分離される残留溶液を添加物として処理すべき粗製
塩水に使用する、特許請求の範囲第6項記載の方法。
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