JPS59115742A - 吸着部材 - Google Patents
吸着部材Info
- Publication number
- JPS59115742A JPS59115742A JP23025782A JP23025782A JPS59115742A JP S59115742 A JPS59115742 A JP S59115742A JP 23025782 A JP23025782 A JP 23025782A JP 23025782 A JP23025782 A JP 23025782A JP S59115742 A JPS59115742 A JP S59115742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated carbon
- coating layer
- micropores
- micropore
- sectional area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、室内や車室内の汚染空気を吸着除去する活性
炭フィルタに用いて好都合な吸着部材に関するものであ
る。
炭フィルタに用いて好都合な吸着部材に関するものであ
る。
汚染空気を吸着した空気清浄器に於て、従来のものは新
N空気が活性炭フィルタ内を通過すると、活性炭に吸着
されている汚染物質が空気清浄器運転開始直後に一気に
放出され、室内−や車室内を汚染してしまう問題があっ
た。そこで、活性炭の持つ細孔径を小さくすることによ
り吸着ガスの脱離れを抑制する方法が一般的にとられて
いるが、これとても、細孔径を小さくすると表面積すな
わち吸着能力も低下させてしまう欠点があった。
N空気が活性炭フィルタ内を通過すると、活性炭に吸着
されている汚染物質が空気清浄器運転開始直後に一気に
放出され、室内−や車室内を汚染してしまう問題があっ
た。そこで、活性炭の持つ細孔径を小さくすることによ
り吸着ガスの脱離れを抑制する方法が一般的にとられて
いるが、これとても、細孔径を小さくすると表面積すな
わち吸着能力も低下させてしまう欠点があった。
本発明は上記欠点を解消するために、活性炭表面に微細
孔を有するコーティング層を設け、該層の微細孔によっ
て活性炭自身の細孔の入口部の大きさを内部に比べて減
少させることにより、表面積の大きな活性炭でも吸着ガ
スの脱離を著しく小さくてきる吸着部材を提供すること
を目的とするものである。
孔を有するコーティング層を設け、該層の微細孔によっ
て活性炭自身の細孔の入口部の大きさを内部に比べて減
少させることにより、表面積の大きな活性炭でも吸着ガ
スの脱離を著しく小さくてきる吸着部材を提供すること
を目的とするものである。
次に、本発明を具体的実施例により詳細に説明する。S
t図は本発明吸着部材の一実施例における模式的構造を
示している。この図について説明すると、■はバルク状
の活性炭、2は活性炭1の細孔(毛細管)である。3は
本発明にかかるコーティング層である。4はコーティン
グ層3の微細孔であり、この微細孔4は上記活性炭1の
細孔2上に位置し、該細孔2より小さい開口となってい
以下、具体的実験例について詳述する。
t図は本発明吸着部材の一実施例における模式的構造を
示している。この図について説明すると、■はバルク状
の活性炭、2は活性炭1の細孔(毛細管)である。3は
本発明にかかるコーティング層である。4はコーティン
グ層3の微細孔であり、この微細孔4は上記活性炭1の
細孔2上に位置し、該細孔2より小さい開口となってい
以下、具体的実験例について詳述する。
実施例1
比表面積が680m/gの活性炭素繊維60重量部、レ
ーヨン20部重量部、およびボリヒニルアルコール(以
下P、V、Aと略す)繊維20重量部をパルパーに入れ
よく分散した後、ヤンキ一式抄紙機にて抄紙、乾燥して
坪量80 g/r+(の活性炭素繊維紙を作製する。こ
の活性炭繊維を温度50°C1相対湿度95%の雰囲気
に2時間制して吸湿させた後、エチルセルロースの2%
メチルアルコール溶液中に含浸し即座に乾燥した。活性
炭繊維の周囲をエチルセルロース゛Cコーティングした
活性炭素紙の表面積は400m/gであった。
ーヨン20部重量部、およびボリヒニルアルコール(以
下P、V、Aと略す)繊維20重量部をパルパーに入れ
よく分散した後、ヤンキ一式抄紙機にて抄紙、乾燥して
坪量80 g/r+(の活性炭素繊維紙を作製する。こ
の活性炭繊維を温度50°C1相対湿度95%の雰囲気
に2時間制して吸湿させた後、エチルセルロースの2%
メチルアルコール溶液中に含浸し即座に乾燥した。活性
炭繊維の周囲をエチルセルロース゛Cコーティングした
活性炭素紙の表面積は400m/gであった。
次に、上記繊維紙より幅25cm、長さ5mの活性炭繊
維紙を切り取って準備し、第2図に示す如く波状に折り
屈げ、幅×高×奥、26cmX26cmX5 cmの活
性炭フィルタエレメント6を製作した。
維紙を切り取って準備し、第2図に示す如く波状に折り
屈げ、幅×高×奥、26cmX26cmX5 cmの活
性炭フィルタエレメント6を製作した。
このエレメントにベンゼンを3.2g?着後、11度1
.5 m / secの速さで新鮮空気を該エレメント
に通過させ、そのエレメントの風−rのベンゼン濃度を
カスクロマトグラフィに−01分毎に5分間測定した。
.5 m / secの速さで新鮮空気を該エレメント
に通過させ、そのエレメントの風−rのベンゼン濃度を
カスクロマトグラフィに−01分毎に5分間測定した。
その結果を第3図に示す。
比較例
比表面fFt680m/g+7)活性炭繊維60重量部
とレーヨン20重量部、P、 V、△2o重量部とて
実施例1と同様な方法で抄紙乾燥した。こうして得た活
性炭繊維紙の比表面積は410 r+(/ gであっ)
こ。
とレーヨン20重量部、P、 V、△2o重量部とて
実施例1と同様な方法で抄紙乾燥した。こうして得た活
性炭繊維紙の比表面積は410 r+(/ gであっ)
こ。
また、この活性炭素繊維紙で実施例1と同様な形状のエ
レメントに形成し、このエレメントにベンゼンを3.2
g吸着させた後、新鮮空気を1,5m/secの線速度
でエレメントに通過させ、そのエレメントの風丁のベン
ゼン濃度の経時変化をカスタ1JマI・グラフィに゛t
rI分毎に5分間測定した。
レメントに形成し、このエレメントにベンゼンを3.2
g吸着させた後、新鮮空気を1,5m/secの線速度
でエレメントに通過させ、そのエレメントの風丁のベン
ゼン濃度の経時変化をカスタ1JマI・グラフィに゛t
rI分毎に5分間測定した。
その結果を第3図に示す。
第3図に示すように実施例1は比較例に比べてベンゼン
の放出濃度は著しく小さいことが6ft認され ノご
。
の放出濃度は著しく小さいことが6ft認され ノご
。
これは、活性炭繊維の表面に被覆したエチルセルロース
コーティング層は微細孔を有する構造を有しており、f
f!1図に示す如く活性炭1の細孔2の形状が見掛上イ
ンク壷形を取り、コーティング層3のii& sm孔4
によって細孔2の入口への孔径が狭くなるため、細孔2
内に吸着したヘン仕ンは脱離し難くなったものと思われ
る。さらに、このコーティング層3のエチルセルロース
は重合度の高い高分子であるため、活性炭1の細孔2内
に浸入できないため、?1■孔2による活性炭1の表面
積の低下や、活性炭1自身の性質悪化を招くことはない
。また、活性炭1の人口最近傍に吸着しているベンゼン
は脱離放出されやすいものであるが、本発明の如く、ベ
ンゼンのような有機物を吸着しないエチルセル1コース
より成るコーティング層3をρ1(It炭1の表面に形
成することにより、活性炭1の細孔2内に吸着されたベ
ンゼンが脱出II、放出される際、コーティング層3の
微細孔4内をも拡11((移動しなければならないこと
がら、脱離放出速度は抑制される。
コーティング層は微細孔を有する構造を有しており、f
f!1図に示す如く活性炭1の細孔2の形状が見掛上イ
ンク壷形を取り、コーティング層3のii& sm孔4
によって細孔2の入口への孔径が狭くなるため、細孔2
内に吸着したヘン仕ンは脱離し難くなったものと思われ
る。さらに、このコーティング層3のエチルセルロース
は重合度の高い高分子であるため、活性炭1の細孔2内
に浸入できないため、?1■孔2による活性炭1の表面
積の低下や、活性炭1自身の性質悪化を招くことはない
。また、活性炭1の人口最近傍に吸着しているベンゼン
は脱離放出されやすいものであるが、本発明の如く、ベ
ンゼンのような有機物を吸着しないエチルセル1コース
より成るコーティング層3をρ1(It炭1の表面に形
成することにより、活性炭1の細孔2内に吸着されたベ
ンゼンが脱出II、放出される際、コーティング層3の
微細孔4内をも拡11((移動しなければならないこと
がら、脱離放出速度は抑制される。
本発明ハ」二連の実施例に限定されず、以下のごとく種
々の変形が可能である。
々の変形が可能である。
(1)活性炭としては粉末状(粒状も含む)活性炭でも
よく、また粉末状活性炭と活性炭素繊維どの組み合わせ
てもよい。
よく、また粉末状活性炭と活性炭素繊維どの組み合わせ
てもよい。
(2)まノこコーティング層3の材オー1としてエチル
セルメースに限定するものではなく、メタノールやエタ
ノール、アセl−7等溶媒に78解し得る高分子で、か
つ活性炭の細孔径内に容易に浸入しない程度の分子の大
きさをもった例えば、酢酸セルロース、硝酸セルロース
、ポリヒニルブヂラールのような高分子ならいかなるも
のでもよい。
セルメースに限定するものではなく、メタノールやエタ
ノール、アセl−7等溶媒に78解し得る高分子で、か
つ活性炭の細孔径内に容易に浸入しない程度の分子の大
きさをもった例えば、酢酸セルロース、硝酸セルロース
、ポリヒニルブヂラールのような高分子ならいかなるも
のでもよい。
(3)また、高分子化合物を含浸コーチインクするに、
′y)たって、活性炭の細孔内に前もって、コーティン
グ用高分子化合物に対して非溶媒となり得る物質、例え
は水のようなものを吸着さ・Uておくと々了ましい。
′y)たって、活性炭の細孔内に前もって、コーティン
グ用高分子化合物に対して非溶媒となり得る物質、例え
は水のようなものを吸着さ・Uておくと々了ましい。
(4)本発明の用途としては自動車用、家庭用など幅広
い用途の吸着素子として用いることができる。
い用途の吸着素子として用いることができる。
以」二本発明によれば、一旦吸着しノ、:ガスの短時間
での脱離を抑制することができる。
での脱離を抑制することができる。
第1図は本発明の一実施例を模式的に示す断面図、第2
図は本発明の作用説明に供する活性炭エレメントを示ず
斜視図、第3図は本発明の詳細な説明に供する特性図で
ある。 1・・・活性炭、2・・・♀■孔、3・・・コーチイン
ク層、4・・i故1■孔。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第2図
図は本発明の作用説明に供する活性炭エレメントを示ず
斜視図、第3図は本発明の詳細な説明に供する特性図で
ある。 1・・・活性炭、2・・・♀■孔、3・・・コーチイン
ク層、4・・i故1■孔。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11活性炭の表面に、ガス吸着能を有さず、かつ表面
に開口した微細孔を有する高分子化合物より成るコーテ
ィング層を形成し、前記活性炭の有する細孔の開口部入
口を、前記コーティング層の微細孔により実質的に前記
細孔内部に比べて大きさを減じた吸着部材。 (2)前記活性炭は粒状もしくは繊維状である特許請求
の範囲(1)記載の吸着部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23025782A JPS59115742A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 吸着部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23025782A JPS59115742A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 吸着部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59115742A true JPS59115742A (ja) | 1984-07-04 |
JPS6226812B2 JPS6226812B2 (ja) | 1987-06-11 |
Family
ID=16904963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23025782A Granted JPS59115742A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 吸着部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59115742A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56148999A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-18 | Riyouji Kimura | Production of adsorbing sheet |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP23025782A patent/JPS59115742A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56148999A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-18 | Riyouji Kimura | Production of adsorbing sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6226812B2 (ja) | 1987-06-11 |
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