JPS591150B2 - フラツシユバツト溶接法 - Google Patents
フラツシユバツト溶接法Info
- Publication number
- JPS591150B2 JPS591150B2 JP2197476A JP2197476A JPS591150B2 JP S591150 B2 JPS591150 B2 JP S591150B2 JP 2197476 A JP2197476 A JP 2197476A JP 2197476 A JP2197476 A JP 2197476A JP S591150 B2 JPS591150 B2 JP S591150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- flash
- workpiece
- welded
- welding method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、フラツ/ユパツト溶接法、特に大断面積を
持つたリング状の被溶接物を溶接するためのフラッシュ
パット溶接法に関するものである。
持つたリング状の被溶接物を溶接するためのフラッシュ
パット溶接法に関するものである。
一般に、大断面積を持つ、例えばリング状の被溶接物の
フラッシュパット溶接では被溶接物の剛性が大きいため
同一断面積の被溶接物をフラッシュバット溶接する場合
に比べて、アブセツトカが被溶接物の剛性に打勝つて曲
げるための力と溶接のために必要な力の和となD極めて
大きくなシこれに伴つてクランプカも大きくなる。従つ
て一般のフラッシュパット溶接機に比べて、溶接機の機
械構造が極めて大型のものとなる。また、大断面積をも
つた被溶接物の溶接では接合面の温度を溶接に適した温
度に昇温するために長時間のフラッシュ時間と大きなフ
ラッシュ代を必要とする。さらに、長時間のフラッシュ
によつて被溶接物の消耗量も大きくなわ、例えば形状が
リング状のものでは溶接後被溶接物の真円度が悪くなD
楕円になつてしまう。これらを改善するために予熱を行
つてからフラッシュ溶接を行う方法は実施されているが
、この従来の方法は前段の工程で燃焼炉等を使つて予熱
しておυ、その結果予熱のための設備が必要となυ、全
体の設備規模が大がかシになつてしまうという欠点があ
つた。この発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あつて、構造が簡単で作業効率が良<、しかも精度の高
い溶接ができるフラッシュパット溶接法を提供するもの
である。
フラッシュパット溶接では被溶接物の剛性が大きいため
同一断面積の被溶接物をフラッシュバット溶接する場合
に比べて、アブセツトカが被溶接物の剛性に打勝つて曲
げるための力と溶接のために必要な力の和となD極めて
大きくなシこれに伴つてクランプカも大きくなる。従つ
て一般のフラッシュパット溶接機に比べて、溶接機の機
械構造が極めて大型のものとなる。また、大断面積をも
つた被溶接物の溶接では接合面の温度を溶接に適した温
度に昇温するために長時間のフラッシュ時間と大きなフ
ラッシュ代を必要とする。さらに、長時間のフラッシュ
によつて被溶接物の消耗量も大きくなわ、例えば形状が
リング状のものでは溶接後被溶接物の真円度が悪くなD
楕円になつてしまう。これらを改善するために予熱を行
つてからフラッシュ溶接を行う方法は実施されているが
、この従来の方法は前段の工程で燃焼炉等を使つて予熱
しておυ、その結果予熱のための設備が必要となυ、全
体の設備規模が大がかシになつてしまうという欠点があ
つた。この発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あつて、構造が簡単で作業効率が良<、しかも精度の高
い溶接ができるフラッシュパット溶接法を提供するもの
である。
以下、この発明の一実施例を添附図面について説明する
。
。
図面はこの発明に係るフラッシュパット溶接法’( を
実施するために使用される装置を示すもので。
実施するために使用される装置を示すもので。
先ず被溶接物1をクランプ2、3によつてクランプし、
これに接続された変圧器4を用いて被溶接物1のA→C
−fBに至る部分を通電加熱方式によつて、被溶接物1
の剛性を低下させる。次にアブjL セットシリンダ5
によつて被溶接物1の溶接面D、Eを接触させ、この溶
接面D、Eを変圧器4で通電加熱方式によつて予熱する
。このとき被溶接物1のA−+C−+Bに至る部分にも
電流が流れるため溶接面D,Eの温度が上昇すると共に
A−+C−+Bに至る部分の温度も保持される。最後に
溶接面D,Eの温度が適当に上昇した時点で、溶接面D
,Eをフラツシユパツト溶接する。
これに接続された変圧器4を用いて被溶接物1のA→C
−fBに至る部分を通電加熱方式によつて、被溶接物1
の剛性を低下させる。次にアブjL セットシリンダ5
によつて被溶接物1の溶接面D、Eを接触させ、この溶
接面D、Eを変圧器4で通電加熱方式によつて予熱する
。このとき被溶接物1のA−+C−+Bに至る部分にも
電流が流れるため溶接面D,Eの温度が上昇すると共に
A−+C−+Bに至る部分の温度も保持される。最後に
溶接面D,Eの温度が適当に上昇した時点で、溶接面D
,Eをフラツシユパツト溶接する。
前述のようなこの発明に係るフラッシュパット溶接法を
用いて被溶接物、特に大断面のリング状または矩形状の
被溶接物をフラツシユパツト溶接すると次のような効果
が得られる。(1)被溶接物のA−+C−+Bに至る部
分を通電加熱方式によつて加熱するため剛性が低下し,
クランプカ、アプセツトカを軽減することができ,もつ
て溶接機の構造が小さくなる。
用いて被溶接物、特に大断面のリング状または矩形状の
被溶接物をフラツシユパツト溶接すると次のような効果
が得られる。(1)被溶接物のA−+C−+Bに至る部
分を通電加熱方式によつて加熱するため剛性が低下し,
クランプカ、アプセツトカを軽減することができ,もつ
て溶接機の構造が小さくなる。
また、被溶接物のC部を昇温させると固有低抗が大きく
なり、無効分となる分流が減少する。(2)フラツシユ
パツト溶接機に組込まれた変圧器で加熱するための従来
行われている前段工程の加熱炉が不要である。
なり、無効分となる分流が減少する。(2)フラツシユ
パツト溶接機に組込まれた変圧器で加熱するための従来
行われている前段工程の加熱炉が不要である。
(3)溶接面をフラツシユパツト溶接に先だつて予熱す
ることによつて溶接代(消耗代)が従来の溶接法の半分
以下となり、溶接後の真円度等の狂いを小さく押えるこ
とができると共Vc,溶接面を予熱することによつて溶
接時間が極めて短縮することができる。
ることによつて溶接代(消耗代)が従来の溶接法の半分
以下となり、溶接後の真円度等の狂いを小さく押えるこ
とができると共Vc,溶接面を予熱することによつて溶
接時間が極めて短縮することができる。
添附図面はこの発明に係るフラツシユパツト溶接法を実
施するために使用される装置を示す構成図である。 図中,1は被溶接物、2,3はクランプ,.4は変圧器
、5はアブセツトシリンダである。
施するために使用される装置を示す構成図である。 図中,1は被溶接物、2,3はクランプ,.4は変圧器
、5はアブセツトシリンダである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被溶接物をフラッシュパット溶接するために、フラ
ッシユパツト溶接機に組込まれた変圧器によつて被溶接
材を加熱し、被溶接物の剛性を低下せしめる工程と、被
溶接物の溶接面を突合せて前記変圧器によつて溶接面を
予熱する工程と、被溶接物の溶接面が所定の温度に予熱
された時点で溶接を行う工程とを含むフラッシュパット
溶接法。 2 被溶接物の形状が大断面積を持つたリング状である
特許請求の範囲第1項記載のフラッシュパット溶接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197476A JPS591150B2 (ja) | 1976-03-01 | 1976-03-01 | フラツシユバツト溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197476A JPS591150B2 (ja) | 1976-03-01 | 1976-03-01 | フラツシユバツト溶接法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52104439A JPS52104439A (en) | 1977-09-01 |
JPS591150B2 true JPS591150B2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=12069995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2197476A Expired JPS591150B2 (ja) | 1976-03-01 | 1976-03-01 | フラツシユバツト溶接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591150B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63285757A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセット蓋装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2507045C2 (ru) * | 2009-10-30 | 2014-02-20 | Ниппон Стил Энд Сумитомо Метал Корпорейшн | Способ стыковой сварки оплавлением рельсовой стали |
CN104080568A (zh) * | 2011-12-20 | 2014-10-01 | Skf公司 | 通过闪光对接焊制造钢部件的方法以及使用该方法制得的部件 |
-
1976
- 1976-03-01 JP JP2197476A patent/JPS591150B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63285757A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセット蓋装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52104439A (en) | 1977-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1043018C (zh) | 在连接钢板的单面焊接过程中减少焊接变形的方法 | |
JPS62501693A (ja) | 接合金属要素の加熱方法 | |
JPS591150B2 (ja) | フラツシユバツト溶接法 | |
AU2003264157B2 (en) | Method for metallically connecting rods by means of oscillating friction welding | |
CN108971707A (zh) | 一种厚板立对接焊接方法 | |
JPH09141448A (ja) | エキゾーストマニホールドの製造方法及び製造装置 | |
JPH02165873A (ja) | 板金熔接方法 | |
JPS6240041A (ja) | 界磁コイルの製造方法 | |
GB2091616A (en) | Method and apparatus for electric flash butt welding | |
JP2005271050A (ja) | 多点溶接方法 | |
US1489640A (en) | Joint between pipes and flanges | |
US456541A (en) | Method of and apparatus for electric welding | |
US375022A (en) | Method of electric welding | |
KR0184978B1 (ko) | 용접 전류 제어 방법 | |
KR20160130030A (ko) | 강관 용접 장치 | |
JPS5841951B2 (ja) | ステンレス鋼材と銅材の突合せ通電加熱圧接法 | |
JPS614618A (ja) | 電極チツプ修復工具 | |
JPH09220671A (ja) | バット溶接方法及びバット溶接装置 | |
JPS5933472B2 (ja) | 溶接方法 | |
JPS5722884A (en) | Method for flash butt welding of thin pipe | |
JPH0234286A (ja) | スポット溶接方法 | |
JPS59110480A (ja) | 通電加熱圧接接合法 | |
JPH0244943Y2 (ja) | ||
JP3167187B2 (ja) | 消耗電極式アーク溶接方法 | |
KR20090064086A (ko) | 밸브용접용 용접장치 및 용접방법 |