JPS5911404Y2 - 蓄電池 - Google Patents
蓄電池Info
- Publication number
- JPS5911404Y2 JPS5911404Y2 JP1858479U JP1858479U JPS5911404Y2 JP S5911404 Y2 JPS5911404 Y2 JP S5911404Y2 JP 1858479 U JP1858479 U JP 1858479U JP 1858479 U JP1858479 U JP 1858479U JP S5911404 Y2 JPS5911404 Y2 JP S5911404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing plug
- cell
- storage battery
- liquid opening
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は湿式即用蓄電池に電解液を入れて活性化するま
での該蓄電池を密閉状態に保つための密封栓に関するも
のである。
での該蓄電池を密閉状態に保つための密封栓に関するも
のである。
乾式即用蓄電池の場合の密閉栓の役割は、長期保存中に
セル内の酸素が極板に吸収されて減圧状態になり空気が
セル内に浸入してくるのを防ぐことにある。
セル内の酸素が極板に吸収されて減圧状態になり空気が
セル内に浸入してくるのを防ぐことにある。
これに対して湿式即用蓄電池の場合、乾式即用蓄電池と
は異なり、セル内の酸素が極板に吸収される以外に水素
ガスを発生しセル内の内圧が上昇するので、該蓄電池の
密封栓はセル内の内圧を上昇するのを防ぐ役割ももたせ
る必要がある。
は異なり、セル内の酸素が極板に吸収される以外に水素
ガスを発生しセル内の内圧が上昇するので、該蓄電池の
密封栓はセル内の内圧を上昇するのを防ぐ役割ももたせ
る必要がある。
今まで、密封栓と液口部の寸法規制を厳密にして内圧の
上昇を防ぐと同時に密閉状態を保つ密閉栓がいろいろ試
みられているがまだ十分なものが得られていない。
上昇を防ぐと同時に密閉状態を保つ密閉栓がいろいろ試
みられているがまだ十分なものが得られていない。
すなわち、セル内の密閉状態を保つために密閉栓の寸法
を液口部より大きくし強挿嵌合させて密閉度を増すと電
槽が“ふくれ”たり著しい場合には電槽が破裂するとい
う重大な欠陥を生ずる。
を液口部より大きくし強挿嵌合させて密閉度を増すと電
槽が“ふくれ”たり著しい場合には電槽が破裂するとい
う重大な欠陥を生ずる。
又逆に嵌合をゆるくするとセル内を密閉状態に保つこと
は困難になる。
は困難になる。
何故なら液口部、密封栓共に合戒樹脂で出来ていて寸法
は温度による影響を受けやすく、特に弾性体の密封栓の
寸法は温度の影響を受けやすいからである。
は温度による影響を受けやすく、特に弾性体の密封栓の
寸法は温度の影響を受けやすいからである。
本考案の目的は内圧の上昇を防ぐ機能をもつ湿式即用蓄
電池用密閉栓を得ることにある。
電池用密閉栓を得ることにある。
本目的を達或するための要旨とするところは次の通りで
ある。
ある。
弾力性を有する合戊樹脂の材質で有底円筒状にして液口
部と嵌合する部分に線状あるいはいぼ状の突起を設ける
ことによって、セル内の内圧が上昇してきた時に突起部
と、液口部と密着している部分との隙間から水素ガスが
逃げるように設計してある。
部と嵌合する部分に線状あるいはいぼ状の突起を設ける
ことによって、セル内の内圧が上昇してきた時に突起部
と、液口部と密着している部分との隙間から水素ガスが
逃げるように設計してある。
通常は該密封栓と液口部とは密着して、セル内の密封度
を保つと同時に容易に密封栓が液口部より上方へ押し上
げられるのを防ぐように構戊されている。
を保つと同時に容易に密封栓が液口部より上方へ押し上
げられるのを防ぐように構戊されている。
つぎに図面に例示した実施例についてこの考案を具体的
に説明する。
に説明する。
第１図および第２図は本考案の密封栓の１および１′の
外観斜視図で、２は液口部と嵌合する部分に設けた線状
の突起であり、３はいぼ状の突起である。
外観斜視図で、２は液口部と嵌合する部分に設けた線状
の突起であり、３はいぼ状の突起である。
第３図は、線状の突起を設けた密封栓１を蓄電池の液口
部４に強挿嵌合した場合のセル内から見た密封栓の底部
状態であり、第４図はいぼ状突起を設けた密封栓１′を
液口部４に強挿嵌合した主要断面図である。
部４に強挿嵌合した場合のセル内から見た密封栓の底部
状態であり、第４図はいぼ状突起を設けた密封栓１′を
液口部４に強挿嵌合した主要断面図である。
該密封栓は弾力性を有する合或樹脂の材質であるため、
セル内が加圧されない状態では密封栓と液口部とは密着
しセル内を密閉状態に保っている。
セル内が加圧されない状態では密封栓と液口部とは密着
しセル内を密閉状態に保っている。
セル内が加圧状態になると、第５図に示すごとく液口栓
底部が弧状に変形し、それに伴って液口栓側部も内側へ
収縮する。
底部が弧状に変形し、それに伴って液口栓側部も内側へ
収縮する。
これによって第３図に示すように、液口部と密封栓の突
起部との間に隙間が生じてセル内のガスを逃し大気圧に
もどす。
起部との間に隙間が生じてセル内のガスを逃し大気圧に
もどす。
ここでセル内に発生した水素ガスは、分子容が非常に小
さく、液口部と密封栓との間に生じた隙間がわずかであ
っても、水素ガスは逃散し、電池の内圧が上昇すること
はない。
さく、液口部と密封栓との間に生じた隙間がわずかであ
っても、水素ガスは逃散し、電池の内圧が上昇すること
はない。
以上の如く、本考案の密封栓は長期保存中に内圧が上昇
する湿式即用蓄電池において、構造が非常に簡単でセル
内を密栓状態に保持できる利点を有するものである。
する湿式即用蓄電池において、構造が非常に簡単でセル
内を密栓状態に保持できる利点を有するものである。
第１図および第２図は本考案密封栓の外観斜視図、第３
図は第１図の密封栓を挿着したようすをセル内から見た
概略図、第４図は第２図の密封栓を挿着したようすを示
す断面図、第５図は第４図においてセル内が加圧状態に
なったときの状態を示す断面図である。 １，１′・・・・・・密封栓、２・・・・・・線状突起
、３・・・・・・いぼ状突起、４・・・・・・蓄電池の
液口部。
図は第１図の密封栓を挿着したようすをセル内から見た
概略図、第４図は第２図の密封栓を挿着したようすを示
す断面図、第５図は第４図においてセル内が加圧状態に
なったときの状態を示す断面図である。 １，１′・・・・・・密封栓、２・・・・・・線状突起
、３・・・・・・いぼ状突起、４・・・・・・蓄電池の
液口部。
Claims (1)
- 液口部と嵌合する部分に線状またはいぼ状の突起を設け
てなる弾力性の有底円筒状の密封栓を備えた蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1858479U JPS5911404Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1858479U JPS5911404Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55118477U JPS55118477U (ja) | 1980-08-21 |
| JPS5911404Y2 true JPS5911404Y2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=28846104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1858479U Expired JPS5911404Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911404Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-15 JP JP1858479U patent/JPS5911404Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55118477U (ja) | 1980-08-21 |
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