JPS59113133A - 写真用使用済定着液から銀を回収する方法 - Google Patents

写真用使用済定着液から銀を回収する方法

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JPS59113133A
JPS59113133A JP58231212A JP23121283A JPS59113133A JP S59113133 A JPS59113133 A JP S59113133A JP 58231212 A JP58231212 A JP 58231212A JP 23121283 A JP23121283 A JP 23121283A JP S59113133 A JPS59113133 A JP S59113133A
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には使用済の写真用定着液から銀を回
収する方法に関し、更に詳しくは、使用済写真用定着液
から銀を回収し且つ残留排出液を下水系へ排出できるよ
うにづるコンデショニングの為の処理方法に関するもの
である。
使用済の写真用定着液にはチオ硫酸塩及び亜硫酸塩イオ
ンの如ぎ比較的高濃度の@錯化剤や、ハロゲン化物、酢
酸塩、アンモニウム、アルミニウムの如きイの他のイオ
ンと共に、約60/(もの溶解された銀を含有している
。アメリカの各州の州及び連邦規則は、使用済写真用定
着液中の銀含量の為、及びチオ硫酸塩や亜1iiII酸
塩の如き被酸化性のイオンの存在に起因する過大のBO
D及びCODレベルの為に、斯様な使用済写真用定着液
を下水系或いは環境中へ排出することを厳しく制限して
いる。多くの銀回収及び排出液コンデショニング方法が
文献に報告されているが、これらの方法は一般に電気化
学的方法、イオン交換法及び沈澱法の三つのカテゴリー
の内のどれかに分類される。しかしながら、これらの方
法を商業的に行なう試みにおいては、写真複写プラント
に要求される如き大規模な銀回収及び排出液コンデショ
ニングにこれらの方法を容易に利用させ得ないにうな多
くの経済的又は技術的問題を示している。斯様な問題の
中には、例えば、反応時間が長いこと、不溶性のスラッ
ジを生成すること、高価な又は望ましくない添加剤を使
用すること、主ライン又は補助プロレス装囮のコストが
増加1゛ること等が含まれる。又、これらの従来の方法
はしばしば目的とする銀回収の程度にまで至らず、毒性
固体廃物の排棄問題をもたらすような望ましくない排出
液を生成する。
従って、本発明の目的は使用済写真用定着液の銀含有量
を大幅に低減させる方法、及び都市下水系に直接排棄で
きるような実質的に銀を含まない排出液を生成する方法
を提供することである。一般的に述べるならば、被酸化
性錯化剤によって錯化された銀イオンを含む使用済写真
用定着液から金属銀を回収する本発明の方法は、使用済
定着液を次亜塩素酸ナトリウムを含む塩基性水溶液中に
導入して錯化剤を酸化反応によって分解する工程、次に
この混合溶液をヒドラジンを含む水溶液と接触させて銀
のコロイド状沈澱を生成させ、これをこの混合溶液から
分画1する工程からなるものである。銀は純粋な金属銀
に容易に変換できるスポンジ状の銀の沈澱の形で回収さ
れる。スラッジは生成されず、又排出液のBOD及びC
ODは共に大幅に低減される為、従来方法に付随した制
限や欠点は実質的に解消できる。本発明の二段法は、酸
化)W元剤すなわち次亜塩素酸ナトリウム水溶液とヒド
ラジン−氷化物水溶液を利用することによって、使用済
写真用定着液から99%以上の効率で銀を回収すること
ができ、又最終排出液のBOD及びCODを大幅に低減
させることができる。
銀イオン及び使用済写真用定着液に対する主な錯化剤は
チオ硫酸塩イオンと亜硫酸塩イオンであり、これらは次
亜塩素酸ナトリウムとの反応によって効果的に分解され
る。銀の幾らかは必要に応じて炉別することができる塩
化銀として沈澱し、残りの銀はヒドラジン−水化物の添
加によって金属銀へ還元される。しかしながら、必要に
応じてこの塩化銀を濾過するに先立って反応容器中へ直
接ヒドラジンを添加して実質的に全ての銀をスポンジ状
の銀沈澱に変換することもできる。この沈澱は濾過或い
はデカンテーションによって液層から容易に分1!11
することができる。
使用済の写真用定着液には約6(Jlflもの銀が含有
されている。これは回収可能な銀としてはかなりの濃度
である。これらの溶液中ではチオ硫酸塩(ハイポ)及び
亜硫酸塩イオンからなるεn化剤によって、銀イオンは
錯化されている。
本発明の方法においては、チオ硫酸塩及び亜硫酸塩の分
解は使用済写真用定着液をアルカリ性次亜塩素酸塩溶液
中へ添加することによって達成される。銀を含む廃定着
液は次亜塩素酸ナトリウム酸化剤を含有している撹拌反
応容器中へ導入される。この導入の間、混合溶液の酸化
還元電位を慣用的な高インピーダンス電圧計を用いて継
続的に監視することができる。この混合溶液の望ましい
酸化条件を緒持するために、別5− な酸化剤を添加してもよい。これらの望ましい酸化条件
は、本発明においては、対飽和カロメル電極で約+〇、
15 V以上の酸化還元電位を持つ条件、又は約9.5
ないし14.0の範囲の01−1を有する条ヂ1として
定義付けられる。」−記した銀イオン錯化剤を酸化反応
によって分解したのち、還元剤であるヒドラジンを撹拌
反応容器中に導入して、銀の少なくても約99%を実質
的に不純物のない形で沈澱させる。この銀沈澱は、水素
の存在化で加熱することにより実質的に純粋な金属銀に
容易に変換することができる。本発明を行なうための代
表的な操作時間は、酸化反応に対しては約1ないし3日
の範囲、還元工程に対しては約1ないし7日の範囲であ
る。本発明を効果的に行なうためには、酸化溶液を定着
廃液に添加するよりも定着廃液を酸化剤に添加すること
によって銀錯化剤の分解を行なうことが不可欠である。
なぜならば、定着廃液の添加は酸化条件下で行なう必要
があるからである。
次亜塩素酸塩を定着廃液中へ添加した場合には、6一 還元条件下で望ましくない量の硫化銀(Ao、S)が沈
澱するであろう。硫化銀は非常に溶解し難いものである
が、非常に濾過し難いコロイド状沈澱を容易に生成し、
潜在的な日、S毒性及び/又はスラッジの排棄問題を示
す。予備的実験の結果、望ましくない硫化銀の生成を促
進する過酸化水素の如き伯の一般的酸化剤よりも次亜塩
素酸ナトリウムを使用することが好ましいことが判明し
た。
この方法は適当な形状の撹拌反応容器中で実施すること
ができる。この容器へ約10ないし15重量%の次亜塩
素酸ナトリウムを含む酸化溶液を添加する。好ましくは
、この反応容器中へ十分な量の水酸化ナトリウムの如き
アルカリを添加して、約1.0ないし1.5Mの水酸化
ナトリウム溶液とすることが好ましい。反応容器へ添加
される次亜塩素酸ナトリウム1β当たり、代表的には約
35ないし60oの水酸化ナトリウムが必要となる。約
359/Aより少ない量の水酸化ナトウリムを添加する
と、定着液の酸化を達成する為に大量の次亜塩素酸ナト
リウムが必要になることが判明した。水酸化ナトリウム
を全く添加しないと、定着液の酸化反応を完全に行なう
ために約60%も余計に次亜塩素酸ナトリウムが必要に
なる。約60g/p以上の水酸化ナトリウムの添加は必
要でなく、実際には反応速度が遅くなるので望ましくな
い。従って、約1.OMの水酸化ナトリウム濃度を持つ
溶液が最適であると思われる。
次曲塩素酸溶液中の満足すべき酸化条件の存在を確認す
るために、適当な市販の高インピーダンス電圧計を使用
することができる。好ましくは電圧計を作動条件にある
溶液中におき、白金又は金製の不活性電極と飽和カロメ
ル電極の如き適当な参照電極を用いる。銀イオンω11
化剤の満足すべき酸化を行なうために、対飽和カロメル
電極で約+〇、3Vから+〇、5VのΔ−グーの酸化条
件を雛持ずべきである。
定着液中に含まれる銀錯他剤の分解を開始するために、
3℃の酸化溶液に対して1時間当たり定着廃液を約50
0mgの割合で撹拌反応容器中に含有されている酸化溶
液に定着廃液を添加する。斯様な比較的遅い添加速度は
、酸化反応中に反応溶液中で起る高度の発熱反応の効果
を和らげるために必要である。混合溶液の沸騰の可能性
を防ぐために、反応の終点における最終溶液温度が約9
0℃を越えないようにすることが望ましい。
定着廃液の添加の間、反応容器中のアルカリ溶液の酸化
還元電位は低下し、塩化銀の白色沈澱が溶液中に生成し
てくる。好ましくは溶液の酸化還元電位が対飽和カロメ
ル電極で杓子0.15 V以下の値に低下したときに、
この定着廃液の添加を停止すべきである。この電位より
かなり低下すると溶液は褐色になるが、斯様な低い電位
においては、溶液は不充分な酸化レベルとなり、極めて
不溶性の硫化銀の望ましくない生成を防止することがで
きない。この低い酸化レベルの溶液は、撹拌容器中に次
亜塩素酸溶液を追加して添加し、対飽和カロメル電極で
約9− + 0.30〜約+〇、40 Vの範囲の望ましいレベ
ルまで酸化還元電位を増加することによって、容易に修
正することができる。過剰な酸化溶液の添加と約90℃
の昇温を行なえば、硫化銀の沈澱を塩化物の形に戻すこ
とができる。
本発明方法の酸化分解工程は、次の還元工程の開始前に
この溶液を攪拌せずに約1日から3日の間装置すること
によって終了する。幾らかの塩化銀及び/又は臭化銀沈
澱がこの工程の間に生成する。処理工程数を最小とする
ためには、この沈澱を分離せずに反応容器中に残してお
いてもよい。しかしながら、必要に応じて、塩化銀又は
臭化銀の沈澱を戸別してもよい。
還元工程を行なう為には、少量の還元剤すなわち約85
重量%のヒドラジン−水化物の水溶液を攪拌しながら反
応容器に添加する。再び酸化還元電位を電位計によって
監視し、対飽和カロメル電極で約−〇、5Vの電位とで
る。この負電位において、銀の灰色コロイド状沈澱が生
成し、これらの沈澱が集合してスポンジ状の金属10− 塊を形成する。次いで容器内の電位を約−〇、5■に維
持しながら、更に1時間容器内容物を攪拌する。この電
位を維持するために必要な場合には、還元剤を容器に更
に添加してもよい。その竣、反応容器内容物を攪拌する
ことなく約1〜7日間放置し銀の沈澱を完了させ、溶液
を無色、清澄にさせる。沈澱が完全に沈降したのち、濾
過、遠心分離、デカンテーション等の慣用的な方法によ
って、溶液から直接銀を回収することが出来る。
銀を除去したのちの残留排出液は、銀含有溶液に対する
環境排東規則を満たすものである。
更にこの排出液のCODは使用済定着液中の約100.
000mo/ A以上のレベルから、約2 、000m
!+/β以下に低下する。排出液のBODも使用済定着
出液中の20.00On+o/β以上のレベルから、排
出液中の約2,000 m(J/i以下に低下する。前
述したように、純粋な金属の形の銀が必要である場合に
は、溶液から取出されたスポンジ状沈澱を洗浄し、精製
金属類の還元に利用される如き慣用的な還元炉中で溶解
さぜることができる。
以下の実施例は、毒性のある写真用定着廃液のコンデシ
ョニング及び実質的に純粋な銀をこの定着廃液から回収
するための本発明方法の有効性を説明づ゛るものである
実施例1゜ 約5.0 (]/βの銀を含有する使用済写真用定着欺
的30mfJづつを、5個の反応容器に徐々に添加した
。これらの容器にはそれぞれ約10重石%の次亜塩素酸
塩水溶液から成る2 00 nllの酸化溶液が含まれ
ており、過剰水酸化ナトリウムを次亜塩素酸塩溶液1ぶ
当たり水酸化ナトリウム35〜60oの等量範囲内でそ
の市を代えである。定着廃液の添加は、酸化溶液3β当
たり1時間に定着廃液的500 mMの割合で、溶液を
攪拌しながら行なった。定着廃液の酸化溶液への添加が
完了した時点で、この混合溶液を1週間以上放置し、銀
イオン錯化剤及びその他の毒性汚染物質の完全な酸化を
確実にした。反応容器の底部に沈降した塩化銀沈澱を枦
別し、清液の残留銀溶解度を分析した。この溶解度は溶
液1p当たり銀200〜300moであり、25℃にお
ける蒸留水中の塩化銀の報告されている溶解度と比較し
て高いレベルであった。
次に、酸化された5つの溶液それぞれの75m、Qを、
約85重量%ヒドラジン−水化物の水溶液約0 、5 
mNで処理した。ヒドラジン−水化物を添加して3日間
この溶液を放置したのち、還元された溶液を瀘過して銀
の沈澱を回収した。残留清液についても溶解銀含浸を測
定し、使用済定着液中の最初の銀含有量と比較して銀回
収効率を求めた。この清液すなわち排出液は10,00
0以上の係数で銀含有量が低減していることが判明した
。づなわち最初の銀含有間約5CI/Aから0,5n+
o/ 12以下に低減し、これは99.99%以上の銀
回収効率に相当している。上記実験の間、各反応容器内
容物を、カロメル参照電極及び白金電極を取付けた高イ
ンピーダンス電圧計により監視し、酸化溶液が望ましい
酸化範囲にあること及び還元溶液がその溶液中で可溶性
銀を遠13− 元するために必要な強さを有していることを確認した。
実施例2、 商業均量の使用済定着液に対する本発明方法の適用性を
示すため、実施例1の操作を大規模にして繰返した。こ
の実施例においては、銀5.39zl!の回収間を含む
使用済定着液4!i9mNからなる廃液を、約500m
N/時間の割合で、120gの過剰水酸化ナトリウムを
含む1.36 M次亜塩素酸ナトリウムからなる酸化溶
液3J2中に添加した。この溶液の酸化還元電位は、約
80mgの次亜塩素酸ナトリウムをこの溶液に追加して
添加した時、対飽和カロメル電極で杓子〇、35 Vの
酸化条件を示した。次に沈澱塩化銀を枦別したのち、こ
の清液すなわち酸化された溶液のサンプル中の可溶性銀
含有量の変化を1週間の放置時間における時間の関数と
して測定した。第1表に示したように、約1ないし3日
の放置期間が定着廃液に対する最適時間であると思われ
る。表に示したように時間の経過と共14− に、可溶性銀は増加する傾向にある。これは微細な塩化
銀沈澱が徐々に再溶解するためである。
1日より少ない酸化期間は所望の銀回収効率及びその他
の毒性物質の酸化を達成する為には不充分である。
所望の酸化期間が終了した時点で、酸化された溶液を8
5重量%ヒドラジン−水化物の還元溶液的3mgで処理
した。溶液の酸化還元電位を測定し、この還元溶液の添
加によって、対飽和カロメル電極で約+0.4■から約
−0,5V以下まで電位を落した。銀沈澱を分離したの
ちの排出液を化学分析したところ、0.5111O/λ
以下の銀含有量を示した。これは99.99%以上の銀
回収率を示している。この排出液のBOD及びCODの
レベルを分析したところ、使用済定着液のそれぞれ対応
する値に比較して可成り低下していることが判った。更
に詳しく述べれば、BODは定着液中の約20. oo
o+no、” Aから排出液中ノ約2,000 mQ/
Aまで低下し、CODは約100.000 mQ/iか
ら約2,000 mQ/Aに低下した。
第1表 酸化後の銀溶解度 時間(日)  銀溶解度(mす/ぶ) 153 145 174 214 228 実施例3゜ より多量の試薬を用いて実施例1の操作を繰返し、本発
明の還元工程の最適処理時間を調べた。6.50/ぶ溶
解銀含有量を有する定着廃液2.5フを、1.7f2/
時間の割合で、640o(D水酸化ナトリウムを含む1
3重量%次亜塩素酸ナトリウム溶液約16℃中に添加し
た。この添加中に、溶液の酸化還元電位が対飽和カロメ
ル電極で+0.15 Vに達したときに、更に次亜塩素
酸ナトリウム溶液400mΩを用いてこの溶液を逆滴定
し、酸化還元電位を対飽和力Oメル電極で約+ Q、3
Vの所望酸化条件に高めた。6日間放置したのち、85
車量%のヒドラジン−水化物的151をこの溶液に添加
した。このときの酸化還元電位は対飽和カロメル電極で
一〇、5■であった。得られた溶液を約1か月間周期的
に化学分析した結果を第2表に示す。この表から判るよ
うに、沈降した銀沈澱の再溶解により銀S度が上昇する
まで即ち約1週間まで反応容器を放置することができる
。従って、使用済定着液の還元を完了させるために最適
な期間は約1ないし7日の範囲であることがわかる。し
かしながら、1日より少ない放置では、所望する還元程
度を得るため及び比較的濾過しやすい沈澱を生成させる
ICめには不充分である。回収され洗浄された銀を、誘
導的に結合させたプラズマ原子発光分光分析によって分
析した結果、鉄、臭素、ストロンチウム及びカルシウム
の痕跡量を含む比較的純粋な銀であることを示した。硫
黄、セレン、銅、亜鉛又はニッケルは検出されなかった
=17− 第2表 還元後の銀溶解度 時間(日)  銀溶解度(ma/β) 1        0、14 2       0.13 3        0.15 7        0.13 15       0.50 31        0、f13 以上の説明から判るように、本発明は、使用済写真用定
着液から銀を回収し、又この定和廃液のBOD及びCO
Dを実質的に低減させる効果的な方法を提供することが
出来る。本発明を実施することによって、効率よく銀を
回収することができると同時に環境的に許容しうる排出
液をもたらすことができる。本発明の方法は、大規模な
写真複写プラントからの写真プロセス排出液の処理に好
ましく利用することを意図して考え出されたものである
が、シアン化物又は18− 硫化物&n化剤を用いて負金属類を錯化するような多く
の鍍金方法がある。従って、金、白金、イリジウム、ロ
ジウム又は水銀の如き内金鳥類を本発明の方法によって
回収することも可能である。
特許出願人    アメリカ合衆国 式  理  人       尾  股  行  雄1
9−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、銀イオンと被酸化性錯化剤を含む写真用使用済定着
    液を次亜塩素酸塩溶液と接触せしめて前記錯化剤を酸化
    させかつ銀沈澱を生成させ、生成した銀沈澱を回収する
    ことからなる写真用使用済定着液から銀を回収する方法
    において、錯化剤の酸化中に不溶性硫化銀の生成を閉止
    するために写真用使用済定着液を次亜塩素酸塩溶液中に
    導入してこの混合溶液内の酸化条件を維持し、かくして
    得られた混合溶液をヒドラジンと接触せしめてコロイド
    状銀沈澱を生成させることを特徴とする写真用使用済定
    着液から銀を回収する方法。
JP58231212A 1982-12-13 1983-12-07 写真用使用済定着液から銀を回収する方法 Granted JPS59113133A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US449312 1982-12-13
US06/449,312 US4445935A (en) 1982-12-13 1982-12-13 Method for the recovery of silver from waste photographic fixer solutions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59113133A true JPS59113133A (ja) 1984-06-29
JPH0478692B2 JPH0478692B2 (ja) 1992-12-11

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ID=23783701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58231212A Granted JPS59113133A (ja) 1982-12-13 1983-12-07 写真用使用済定着液から銀を回収する方法

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US (1) US4445935A (ja)
JP (1) JPS59113133A (ja)
CA (1) CA1214334A (ja)
DE (1) DE3345022A1 (ja)
GB (1) GB2133807B (ja)

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