JPS59112503A - 小型電気機器 - Google Patents
小型電気機器Info
- Publication number
- JPS59112503A JPS59112503A JP22326282A JP22326282A JPS59112503A JP S59112503 A JPS59112503 A JP S59112503A JP 22326282 A JP22326282 A JP 22326282A JP 22326282 A JP22326282 A JP 22326282A JP S59112503 A JPS59112503 A JP S59112503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- small
- electric device
- paint
- radiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気かみそり等の小型電気機器に係り、給電用
端子間などの充電部の外表面を紫外線(trv)硬化樹
脂や電子線(EB)硬化樹脂等の放射線硬化樹脂にて被
覆するようにしたものである。
端子間などの充電部の外表面を紫外線(trv)硬化樹
脂や電子線(EB)硬化樹脂等の放射線硬化樹脂にて被
覆するようにしたものである。
電気かみそり等の小型電気機器の本体ケース等は、成形
加工の容易性や電気的安全性等のために各種合成樹脂に
て形成されるが、手ざわりや審美−性等を改善するため
に表面塗装が施されることが多い。しかし従来使用され
ていた化学塗料は下記の理由により絶縁破壊を生じやす
い欠点があったため、給電用端子間などの電気的に危険
な充電部の外表面には塗装を施さないのが普通であった
。第3図は従来の化学塗料中にアルミ箔などの微小な金
属箔を混入したメタリック塗料を、合成樹脂板の表面に
塗装して乾燥させたものの電子顕微鏡による拡大写真を
模写したもつであって、塗装表面には全面にわたって細
溝状の亀裂aが多数化じており、これは塗料の溶剤の揮
発経路及び揮発彼の体積収縮による収縮応力が主たる原
因であって、各亀裂aは互いにつながって細長く伸びて
いる。このように塗装表面に生じた亀裂a内には毛細管
現象により湿気が没入して溜りやすく、一旦亀裂a内に
溜った水は蒸散しにくい性質がある◇従って小型電気機
器の給電端子間などの充電部にかかる表面塗装を施すと
、端子などから洩れた電流は上記のように互いにつなが
った亀裂a内の水により絶縁破壊を生じ、機器を保持し
た手や電気かみそりの外刃を押し当てた反膚面へと流れ
、使用者に電気的衝撃を与える危険性があり、このため
電気的に危険な充電部の外表面には塗装を施さないのが
普通であった。
加工の容易性や電気的安全性等のために各種合成樹脂に
て形成されるが、手ざわりや審美−性等を改善するため
に表面塗装が施されることが多い。しかし従来使用され
ていた化学塗料は下記の理由により絶縁破壊を生じやす
い欠点があったため、給電用端子間などの電気的に危険
な充電部の外表面には塗装を施さないのが普通であった
。第3図は従来の化学塗料中にアルミ箔などの微小な金
属箔を混入したメタリック塗料を、合成樹脂板の表面に
塗装して乾燥させたものの電子顕微鏡による拡大写真を
模写したもつであって、塗装表面には全面にわたって細
溝状の亀裂aが多数化じており、これは塗料の溶剤の揮
発経路及び揮発彼の体積収縮による収縮応力が主たる原
因であって、各亀裂aは互いにつながって細長く伸びて
いる。このように塗装表面に生じた亀裂a内には毛細管
現象により湿気が没入して溜りやすく、一旦亀裂a内に
溜った水は蒸散しにくい性質がある◇従って小型電気機
器の給電端子間などの充電部にかかる表面塗装を施すと
、端子などから洩れた電流は上記のように互いにつなが
った亀裂a内の水により絶縁破壊を生じ、機器を保持し
た手や電気かみそりの外刃を押し当てた反膚面へと流れ
、使用者に電気的衝撃を与える危険性があり、このため
電気的に危険な充電部の外表面には塗装を施さないのが
普通であった。
ところで近年、塗装材料として速硬性や表面硬度等に秀
れた性質を有するUY硬化樹脂やEB硬化樹脂等の放射
″fM硬化樹脂が広く使用されるようになってきた。第
4図はUv崩脂に金属箔を混入して生成した塗料を合成
樹脂板に塗布し、紫外線を照射して硬化させたものを電
子顕微鏡にて上記のものと同一倍率にて拡大したものの
撮影写真を模写したものであって、塗装表面に生じた亀
裂すは極めてわずかな量であって、それも禄々の形状を
なしており、かつその大きさや分布蕾度は上記従来塗装
の場合よりもはるかに小さく、亀裂す同士は独立してい
て互いにつながっていない。このため亀裂す内に水が溜
っても、絶縁破壊を生じて塗装表面が電気的に導通する
虞れはまったくない。
れた性質を有するUY硬化樹脂やEB硬化樹脂等の放射
″fM硬化樹脂が広く使用されるようになってきた。第
4図はUv崩脂に金属箔を混入して生成した塗料を合成
樹脂板に塗布し、紫外線を照射して硬化させたものを電
子顕微鏡にて上記のものと同一倍率にて拡大したものの
撮影写真を模写したものであって、塗装表面に生じた亀
裂すは極めてわずかな量であって、それも禄々の形状を
なしており、かつその大きさや分布蕾度は上記従来塗装
の場合よりもはるかに小さく、亀裂す同士は独立してい
て互いにつながっていない。このため亀裂す内に水が溜
っても、絶縁破壊を生じて塗装表面が電気的に導通する
虞れはまったくない。
以上のような従来塗装とTJv樹脂による塗装との差異
は、従来塗装の場合塗料中の溶剤が蒸発して乾燥収縮す
ることにより硬化するため、乾燥収縮にともなって亀裂
を生じ?すいのに対米するものと考察され、かかる傾向
は従来塗料やU4i脂に金属箔を混入しない非メタリツ
ク塗装の場合も同様にみられるものである。また従来塗
・装の場合、塗装表面が鋭利な金属片などでこすられる
と塗料が簡単に剥げ落ち、その部分に水が溜って絶縁破
壊の原因となりやすかったが、上記化学反応によって硬
化したUV樹脂の表面は物理的刺激にきわめて強く傷つ
きにくい特長があり、この点からも絶縁破壊を生じる虞
れはまったくない。
は、従来塗装の場合塗料中の溶剤が蒸発して乾燥収縮す
ることにより硬化するため、乾燥収縮にともなって亀裂
を生じ?すいのに対米するものと考察され、かかる傾向
は従来塗料やU4i脂に金属箔を混入しない非メタリツ
ク塗装の場合も同様にみられるものである。また従来塗
・装の場合、塗装表面が鋭利な金属片などでこすられる
と塗料が簡単に剥げ落ち、その部分に水が溜って絶縁破
壊の原因となりやすかったが、上記化学反応によって硬
化したUV樹脂の表面は物理的刺激にきわめて強く傷つ
きにくい特長があり、この点からも絶縁破壊を生じる虞
れはまったくない。
そこで本発明はかかる放射線硬化樹脂の特性に着眼して
なされたものであって、小型電気機器の充電部の表面処
理を絶縁破壊電圧の著しく高い放射線硬化樹脂にて行う
ようにしたものである。
なされたものであって、小型電気機器の充電部の表面処
理を絶縁破壊電圧の著しく高い放射線硬化樹脂にて行う
ようにしたものである。
以下電気かみそりに適用したものを例にとり本発明の詳
細な説明を行う。
細な説明を行う。
第1¥Aは電気かみそりの断面を示すものであって、1
は電気かみそりの本体ケースでABS樹脂やAs栃脂等
の熱可塑性合成樹脂により形成されている。この本体t
−ス1は握り部を兼ねており、磁気コイル2や磁気鉄心
3等が内蔵されている。本体ケース1の底面に凹設され
たプラグ挿入口4内には、給電用の端子ビン5a、5b
−を植設した基板6が配設され、電源に接続されたプラ
グ7をプラグ挿入口4に挿入して磁気コイル2や磁気鉄
心3を駆動し、ひげそり用の内刃(図外)を駆動するも
のである08は本体ケースlの表面に塗装されたU4M
脂であって、−U’V樹脂8は端子ビン5a、5bのよ
うな充電部間9にも塗装されている。このようにUvk
−脂8を電気的に危険な端子間9などに被覆しても、上
述のようにUV樹脂8が絶縁破壊を生じる虞れはまった
くないから、使用者は安全にひげそりを行うことができ
る。
は電気かみそりの本体ケースでABS樹脂やAs栃脂等
の熱可塑性合成樹脂により形成されている。この本体t
−ス1は握り部を兼ねており、磁気コイル2や磁気鉄心
3等が内蔵されている。本体ケース1の底面に凹設され
たプラグ挿入口4内には、給電用の端子ビン5a、5b
−を植設した基板6が配設され、電源に接続されたプラ
グ7をプラグ挿入口4に挿入して磁気コイル2や磁気鉄
心3を駆動し、ひげそり用の内刃(図外)を駆動するも
のである08は本体ケースlの表面に塗装されたU4M
脂であって、−U’V樹脂8は端子ビン5a、5bのよ
うな充電部間9にも塗装されている。このようにUvk
−脂8を電気的に危険な端子間9などに被覆しても、上
述のようにUV樹脂8が絶縁破壊を生じる虞れはまった
くないから、使用者は安全にひげそりを行うことができ
る。
第2図は充電式電気かみそりを示すものであって、本体
ケース10の下部には給電用プラグのプラグ刃11a、
llkが突出格納自在に配設されており、操作ボタン(
図外)を操作してプラグ刃11a、llbを本体ケース
10の側面に設けられた基板12のプラグ刃案内孔12
’512bから突出させて電源に差し込むことにより、
本体ケースlOに内蔵された蓄電性を充電するものであ
る。しかして充電部としての基板12の表面はその表面
保護のためにUV樹脂8にて被覆されているが、上記理
由により電気的危険性はまったくない。なお、上記tr
vi脂8は金属箔を混入したものであっても充分な絶縁
耐力を確保できる。
ケース10の下部には給電用プラグのプラグ刃11a、
llkが突出格納自在に配設されており、操作ボタン(
図外)を操作してプラグ刃11a、llbを本体ケース
10の側面に設けられた基板12のプラグ刃案内孔12
’512bから突出させて電源に差し込むことにより、
本体ケースlOに内蔵された蓄電性を充電するものであ
る。しかして充電部としての基板12の表面はその表面
保護のためにUV樹脂8にて被覆されているが、上記理
由により電気的危険性はまったくない。なお、上記tr
vi脂8は金属箔を混入したものであっても充分な絶縁
耐力を確保できる。
また充電部9.12間に通常の塗装を施した上から、放
射ili!i!硬化樹脂で重ねて被覆することも可能で
あり、例えば透明なtlrN’樹脂で被覆すれば、−細
溝状亀裂を目つぶし出来るとともに、下塗りの通常塗装
色を呈することができる。
射ili!i!硬化樹脂で重ねて被覆することも可能で
あり、例えば透明なtlrN’樹脂で被覆すれば、−細
溝状亀裂を目つぶし出来るとともに、下塗りの通常塗装
色を呈することができる。
以上説明したように、本発明に係る小型電気機器の充電
部9.12の外表面はU■樹脂などの放射線硬化樹脂8
にて被覆されているが、放射線硬化樹脂8は絶縁破壊を
生じる虞れはまったくないので、使用者は女心して機器
を使用することができる。
部9.12の外表面はU■樹脂などの放射線硬化樹脂8
にて被覆されているが、放射線硬化樹脂8は絶縁破壊を
生じる虞れはまったくないので、使用者は女心して機器
を使用することができる。
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は電気
かみそりの断面図、第2図は充電式電気かみそりの斜視
図、第3図および第4図は塗装面の拡大図である。 8・・・VV樹脂 9・・・端子間 12・・・基板 出願人 九州日立マクセル株式会社 代理人 弁理士高 松 利 行
かみそりの断面図、第2図は充電式電気かみそりの斜視
図、第3図および第4図は塗装面の拡大図である。 8・・・VV樹脂 9・・・端子間 12・・・基板 出願人 九州日立マクセル株式会社 代理人 弁理士高 松 利 行
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1ン充電部9.12の外表面を放射線硬化樹脂8によ
り被覆したことを特徴とする小型電気機器。 (2)前記放射線硬化樹脂8として、金属箔を混入した
UV樹脂を使用するようにした前記特許請求の範囲第1
項記載の小型電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22326282A JPS59112503A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 小型電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22326282A JPS59112503A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 小型電気機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112503A true JPS59112503A (ja) | 1984-06-29 |
Family
ID=16795345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22326282A Pending JPS59112503A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 小型電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112503A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10105759B2 (en) | 2015-07-31 | 2018-10-23 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Method and apparatus for producing a rod-like body |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632764A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-02 | Nec Corp | Charge coupled device |
-
1982
- 1982-12-18 JP JP22326282A patent/JPS59112503A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632764A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-02 | Nec Corp | Charge coupled device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10105759B2 (en) | 2015-07-31 | 2018-10-23 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Method and apparatus for producing a rod-like body |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11344097B2 (en) | Light solidifying device having a magnetic slide cover | |
BR7905141A (pt) | Composicao de revestimento resinoso curavel e processo para revestimento de uma superficie eletricamente condutora | |
ATE21524T1 (de) | Lackierungsverfahren unter verwendung von perlglanzpigmenten. | |
JPS61501806A (ja) | 多層ハイブリッド集積回路 | |
JPS59112503A (ja) | 小型電気機器 | |
JP4773018B2 (ja) | 表面に電気化学的処理を部分的に施した保護 | |
ES8304700A1 (es) | Metodo para producir un cuerpo conductor electricamente aislado. | |
JPS537733A (en) | Water dispersed thermosetting coating composition | |
US2888336A (en) | Color coded printed circuit | |
JP2003264951A (ja) | モータコア | |
JPS592170B2 (ja) | 乾式蓄電器 | |
JPS5633655A (en) | Magnetic toner | |
JPS54159232A (en) | Electrostatic recording medium | |
JPH08287883A (ja) | 電 池 | |
JPS5651746A (en) | Electrostatic recording body | |
GB917036A (en) | An electrically conducting varnish for application on the surface of an electrical insulation | |
Tan | Correction Factors for Finite-Width Anisotropic Plates Containing Elliptical Openings.(Retroactive Coverage) | |
Bredenberg | Cationic Polymers; An alternative in the formulation of Adhesives and Laquers | |
WO2023052341A1 (fr) | Composant d'induction magnétique comportant un feuillard métallique découpé et enrobe d'une résine diélectrique et son procédé de fabrication | |
JPS5963709A (ja) | 一次コイルの製造法 | |
Arslanov et al. | Energy and Adhesion Properties of Aluminum Surface.(Translation) | |
JPH0241324B2 (ja) | ||
JPS60137649A (ja) | 金属薄片入り化粧板 | |
JPS58188482A (ja) | 電気かみそり器の内側カツタ−刃製造方法 | |
JPS58169670U (ja) | 小型電池機器 |