JPS59112179A

JPS59112179A - 非鉄冶金炉

Info

Publication number: JPS59112179A
Application number: JP22155782A
Authority: JP
Inventors: 生駒　弘明; 金集　久雄; 山城　明義
Original assignee: Mitsubishi Metal Corp
Current assignee: Mitsubishi Metal Corp
Priority date: 1982-12-17
Filing date: 1982-12-17
Publication date: 1984-06-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、非鉄冶金炉に関するものである。

従来、硫化金属を製錬する高温冶金炉、特に硫化金属を
連続的に処理して、粗銅を製造する連続製錬法における
浴銖炉および製鋼炉には、通常「ロングフレームバーナ
ー」と呼ばレルオイル／＜　−ナーが備えられている。

このバーナーは、第７図甲符号１を何して示すように、
管２からのλ次窒気を導入するバーナー筒３内に、管４
．５からの一次を気とオイルを極北噴出させ、そのオイ
ルを炉内にて燃焼させて、比較的長い火炎を発生するも
のである。ところが、このようなバーナー１を備えた冶
金炉にあっては、バーナー１がロングフレームであって
、しかもその火炎が長いため、局部加熱（フレーム温度
は／！ＯＯＴ：、根度となる）によって、天井、ｆｉ１
１壁の煉瓦が烙恒するという問題があった。−例として
、炉の側壁煉瓦の溶損部分を第一図中の斜線で示す。な
お、第２図中右方が炉内側であって、Ｌｔｆｉ湯而を示
面。

そこで、上記のようなバーナー１に代えて、第７図に示
すような高負何バーナー（「ショートフレームバーナー
」とも称される）６を冶金炉に備え、そしてテストを試
みた。このバーナー６は、バーナーガン７から噴出した
多量の燃料を小さな燃焼室８内で完全燃焼させてから、
その完全燃焼させた燃焼ガスを燃焼ガス導入［９から炉
本体１゜内に排出するものであって、その火炎は比較的
短い。このようなバーナー６を備えた冶金炉によれば、
完全燃焼しｙｇｉ４ｉ温の燃焼ガスが炉内に入るから、
炉内の温度分布は均一なものとなシ、天井、（ｉｌｌ壁
の煉瓦の溶損がきわめて少なくなつ／こ。−例として、
炉の側壁煉瓦の烙撰部分を第３図中の斜線で示す。

このように、高負荷バーナーを用いることによって、煉
瓦の溶損を訪ぐことができた。しかし、休転していた炉
の操業開始に轟って炉を昇温させる時、高負荷バーナー
によっては炉内の溶湯に熱が伝わシにくく、固着などし
ている溶湯の溶解のために多大な時間を璧すると共に、
オイル等の燃料消費蓋も多く、熱効率が思いという問題
がめった。

この発明は上記事情を考慮してなされたもので、炉本体
の側壁に＾負荷バーナーを設置し、かつ炉本体の天井に
前述したロングフレームバーｔ−を設置することによ）
、炉の操業時には、高負荷バーナーの利用によって煉瓦
の溶損を防ぐことができることは勿論のこと、炉の昇温
時には、ロングフレームバーナーのオＵ用によって炉内
の溶湯を急速加熱することによ）、上述の問題をも解消
することができる非鉄冶金炉を提供することを目的とす
る。

以下、この発明の実施例を第ｊ図乃至第７図に基づいて
説明する。

第５図はこの発明の第１実施例を示す。本実施例では、
炉本体１０；ｃＪ側壁に前述した第μ図の鍋負向バニナ
ー６が３つ設置され、かつ炉本体１０の天井に前述した
第７図のロンク７レームノ（−ナー１が１つ設置されて
いる。３つの高負荷）く−ナー６の設置置所は、俗体の
出口側の位ｗ、Ｐ１を中心とするｆ、ｓ図中上下の角度
θ１　（θ１＝＋ｔ’）の−位置Ｐ２．Ｐａと、炉の煙
道１１の立上がυの中心Ｐ４から第５図中上方へ０１（
θ１−≠５０）、・の位［Ｐｓとされている。そして、
これらの３位置ｐ２．Ｐ３．Ｐｓにおける各高負荷）（
−ナー６は、それぞれ炉甲心のパスライン点ＰＯをねら
う角度にセントされている。一方、ロングフレームバー
ナー１の設置−所は、煙道ｌの立上がシの中心Ｐ４から
第５図中下方へ角度θ２（θ２＝りθつイン点Ｐｏなど
をねらうようにセントされている。

しかして、このように成した冶金炉では、休転していた
炉の操業開始に幽って炉を昇温させるとき、３つの高負
荷バーナ６と共に、天井側のロングフレームバーナー１
がはたらく。このとき、特にロングフレームバーナー１
の火炎が溶湯に当たることによ〃、溶湯が急速に加熱さ
れて、炉の昇温か短時間で熱効率良く行なわれる。この
ような炉の昇温中では、炉が條粂状態にないため、スプ
ラツシュが飛ぶことがない。したがって、ロングフレー
ムバーナ１による短時間の炉の煉瓦への局部加熱には問
題がなく、その煉瓦の溶損を来たすおそれはない。なお
、このような炉の昇温時に、ロングフレームバーナーｌ
のみを利用してもよい。

そして、このような炉の昇温後に、長Ｍ１…連続的に操
業するときは、天井側のロングフレームバーナー１が浄
土し、高負荷バーナ−６のみがはたらく。この尚負荷バ
ーナー６は、前述したように冗全燃焼した高温の燃焼ガ
スを炉内に排出するから、炉の煉瓦の溶損を防ぐ。また
、炉の戊応熱を利用する連続製錬炉においては、少量の
欠き量でよく、炉全体から少量ずつ炉内に熱風を送・る
方式第６図および第７図はこの発明の他の実施例を示す
。本実施例では、製鋼炉の粗銅口１２と抜口１３の中間
の炉の仙ｊ壁に、１つの篩負葡バーナー６か設置直され
、そしてその尚負荷バーナー６に、炉の中心のパスライ
ンＰＯをねらう角度にセントされている。図中用度θ３
は４′ｓｃ′、０４は／　００”）θ５は≠！０である
。ｌだ、上記高負荷バーナ−６と対称となる側の≠５０
立上シと汐対方向にずらした線上の天井位置、つまシ第
６図中人の範囲内の天井位置に、１つのロング７レーム
バーナ１が設置されている。なお、図中１４は炉の入口
、１５はランスをそれぞれ示す。

本実施例においても、前述した実施例と同様に、炉の昇
温時にロングフレームバーナー１がはたらいて、その昇
温か短時間で熱効率良く行なわれ、そして炉が通常の操
業状態となるとそのロングフレームバーナーｌが停止す
る。

ナオ、ロングフレームバーナー１および高負荷゛　　バ
ーナー６の設置数および設置箇所は、何ら上記実施例に
限定されるものではない。

以上説明したように、この発明に係る非鉄冶金炉によれ
は、炉本体の側憾に高負荷バーナーを設置し、かつ炉本
体の天井にロングフレームバーナーを設置しているから
、炉の操業時には、簡負荷バーナーの利用によって煉瓦
の溶損を防ぐことができ、しかも炉の昇温時には、ロン
グフレームバーナーの利用によって溶湯會急速加熱し、
その昇温を短時間で熱効率良く行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第７図はロングフレームバーナーを備えた従来の非鉄冶
金炉の概＃！ｒ説明図、第２図はロングフレームバーナ
ーを備えた非鉄冶金炉の側壁煉瓦の溶損部分を示す図、
第３図は尚負荷バーナーを備えた非鉄冶金炉の側壁煉瓦
の溶損部分を示す図、第φ図は尚負荷バーナーを備えた
非鉄冶金炉のバーナ一部分の断面図、第５図はこの発明
の一実施例を示す炉の水平断面図、第２図はこの発明の
他の実施例を示す炉の水平断面図、第７図は第６図に示
した炉の縦断面図である。１・・・・・・ロングフレームバーナー、６・・・・・
・高負荷バーナ−，１□０・・・・・・炉本体。第４図１０第６図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

炉本体の側壁に、内部の燃焼室にてほぼ完全燃焼させた
燃焼ガスを炉本体内圧排出する尚負荷バーナーを設置し
、かつ炉本体の天井に、内部の２次空気室の中に一次空
気とオイルを霧化噴出させてそのオイルを炉内にて燃焼
させるロングフレームバーナーを設置してなフ、炉の昇
温時に、６１１把ロングフレームバーナーによって炉内
の溶湯を急速加熱するようにしたことを特徴とする非鉄
冶金炉。