JPS59112090A

JPS59112090A - 燃料噴射ポンプ装置

Info

Publication number: JPS59112090A
Application number: JP58227125A
Authority: JP
Inventors: アイヴアー・フエン
Original assignee: Lucas Industries Ltd; Joseph Lucas Industries Ltd
Current assignee: ZF International UK Ltd
Priority date: 1982-12-08
Filing date: 1983-12-02
Publication date: 1984-06-28
Also published as: IT8323846A0; FR2537659A1; US4624231A; IT1167011B; ES527835A0; FR2537659B1; ES8501060A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、圧縮点火式多気筒型内燃機関に燃料を供給
する液体燃料噴射ポンプ装置に関し、該装置は装着機関
と調時間係をもって使用時に作動さｎる噴射ポンプと、
送出通路をもつ回転式分配部材を含む型式のもので、こ
の分配通路は噴射ポンプと連通しかつ分配部材が回転す
るとき噴射ポンプの順次の送出行程中に複数の流出部と
整合するように配置さｎ、この装置はさらに前記送出通
路内の送出弁をもつ。

この装置の流出部は装着機関の噴射ノズルにそれぞれ配
管によって接続さｎ、公知のように、噴射ノズルは噴射
ポンプによって供給さｎた圧力をもった燃料によってそ
ｎら各々の弁座から持上げらｎるばね偏倚された弁部材
を含む。

燃料噴射システムに関する既知の問題点は、弁部材がノ
ズル閉鎖状態にあるとき、圧力波が配管に沿ってポンプ
装置に向って進行し、かつノズルに向って反射さｎて所
謂「二次噴射」を起すことにある。上述型式の装置では
各流出部に陰、停止弁」を設ける。各急停止弁は一方向
弁とパイ・ξスオリフイスを含み、このオリフィスはノ
ズルの弁部材が閉じたとき発生する圧力波を減衰するよ
うに作用する。また、分配部材にオリフィスを設けかつ
このオリフィスを圧力波がこの装置で受けた時間中、流
出部と連通するように位置づけるように単一の分配弁を
もつ装置が知らｎている。このオリフィスは、送出弁の
下流の送出通路の部分によって構成さ几た空所と連通ず
る。オリフィスのサイズを慎重に選択することにより、
反射さｎた圧力波の減衰が得らする。しかし、大部分の
この型式の装置１は、装置の燃料送出のタイミングを変
更するために、噴射ポンプの部品を調節する必要がある
。この場合、上記オリフィスと流出部との連通は、反射
圧力慎を吸収または減衰するため適切時に起るとは必ず
しも限らない。

この発明の目的は改良さｎた形式の上記の装置を提供す
るにある。

この発明による上記形式の装置は、分配部材を囲み、か
つ流出部を有しさらに分配部材の回転軸線まわりに角度
的に調節可能でかつ噴射ポンプによる燃料送出のタイミ
ングを変化させる噴射ポンプの調節部品拠結合さｎたス
リーブ部材と、前記流出ポートと整合するように分配部
材の周辺に開口する別の通路と、前記別の通路内の制限
オリフィスを含み、１つの流出部が送出通路との整合に
続（とき、前記オリフィスは関連ノズル内の弁部材の閉
鎖によって発生した反射波を減衰するように作用する。

附図を参照しつつこの発明に係る燃料噴射ポンプ装置の
Ｉ＠について以下に述べる。

第１図と第２図において、この装置は本体部分１０を含
み、その中に角度的に可動なスリーブ１１を含む。この
スリーブは、図示しない軸に結合さｎた回転式分配部材
１２を収容し、これにより多気筒圧縮点火式機関と調時
間係を保って駆動さ几る〇複数の流出通路１３が本体１０に形成さｎｌこｎらは装
着機関に取付けらｎた噴射ノズル１４とそれぞれ連通し
て燃料を機関の各燃焼室内に配向する。流出通路１３は
それぞｎスリーブの周辺の大径間口１５と連通し、こｎ
らの開口は後述するようにスリーブ１１の角運動範囲に
わたって各通路と連通ずる。開口■５は分配部材１２の
周辺に開口する流出通路１６と連通する。

横方向に延びる内孔１７がスリーブ１１の外部の分配部
材の１部分に形成さｎ、この内孔内に１対の往復ポンプ
シランジャ１８が取付けらｎる。

実際の構造では、プランジャはそｎらの外方端受カム従
動子と係合し、カム従動子はこの装置の本体内に担持さ
ｎた環状カムリング１つの内周面に形成さｎたカム山部
と協働する。カム山部１９Ａの形状は第３図の展開形状
で示す。

横方向内孔１７は、分配部材内に形成さｎた軸方向に延
びる通路と連通し、この通路は２０′Ｔ！示さルる。通
路２０は分配部材に形成さｎた室２１内に開口するわず
かに大径の部分をもち、これから送出通路２２が延び、
この送ｔＢ通路は流出ポート１６と順次に整合する。通
路の大径部分と室２１との接合部は２４で示す送出弁部
材用の弁座２３を形成し、送出弁部材は室２１内に位置
しかつ圧縮コイルばねにより弁座２３と接触状態に偏倚
さ庇る頭部を含む。

送出弁の上流において、通路２ｏは複数の流入通路２５
と連通し、これらの流入通路は、スリーブ１１に形成さ
ｎかっ本体部分１０に形成さｎた流入通路と常時連通し
ている流入ポット２６と順次に連通し、この通路は燃料
制御装置２８により低圧燃料供給ポンプ２７と連通する
。

しばらくの間、スリーブ１１を無視し、この装置は公知
のように機能する。プラン、クヤ１８がカム山部１９Ａ
により内向きに移動さｎると、圧力燃料が通路２０を通
って流ｎ、送出弁を持上げ、送出通路２２を通って流出
ポー）１６に送出さｎる。分配部材が回転し続けると、
プランジャの内向き運動が止り、送出通路は送出ポート
との整合から外れる。分配部材の継続回転に引続いて、
流入通路２５は流入＃　−）　２６と整合状態となり、
燃料は内孔１７に流入してプランジャを外向きに移動さ
せる。内孔１７内に供給さｎた燃料量は、調節式スロッ
トルなどを用いた制御装置２８の設定状態によって定ま
る。

プランジャ１８による燃料の送出が止むと、送出弁２４
は閉じるが、この運動中、１部の燃料は接続された配管
から流出さｎて、関連ノズル内の弁部材を急速に閉鎖さ
せる。

上述のように、弁部材の急速な閉鎖は燃料柱内に圧力波
を生ぜしめ、この圧力波は閉鎖さ几または閉鎖しつつあ
る送出弁に遭遇してノズルに向って反転し反射さｎて燃
料の二次噴射を起す。

上記の問題を極減するために、上記装置は第２図に示す
ように空所２１と連通ずる制限さｎた付加通路をもつ。

この付加通路は２９で示さ几、分配部材の周辺に形成さ
詐た溝３０に開口する。通路２２と流出ポ、−）１６の
寸法は、この特定の実施例において、送出通路２２が流
出部との整合から外れ移動する直前に流出ポー）１６と
溝３０が連通される。さらに、溝３０はプランジャ１８
がその内向き運動の全行程を完了する直前に流出部と連
通状態になるように配置さｎるっ上記方法による溝３０
の位置決めの実際上の効果は、配管から戻さｎた燃料が
通路２９を通って流ｎかっこの通路２９にはオリフィス
が設けらｎているから、配管から戻さｎる燃料の流速が
制御さルることである。そのうえ、上記オリアイスは発
生さｎる圧力波を減速するように作用する。

上述形式の装置を用いて、プランジャ１８が内向きに移
動さ几る時点を変化することを可能にするために、カム
１９の角度調節手段を設けることが必要である。流出ポ
ートと通路２２と溝３ｏの間のタイミング関係が防害さ
ｎないように、スリーブ１１はカムとともに角度的に可
動〒ある。この実施例において、カム１９はピン３１に
よってスリーブ１１に結合さｎ１カムとスリーブは作動
器３２によって角度的に可動である。この実際上の効果
は、ボー）１６と通路２２を、ポート２６と流入通路２
５とともにカム山部１９Ａの形状に関して１つの直径と
させることにある。通常の装・置において、こｎらのポ
ートは燃料の送出タイミングの変動に適合するように十
分な大きさをもたなけｎばならない。第３図に見るよう
に、溝３゜は文字Ａで示さｎる期間中は、流出ポートと
整合している。送出通路２２は文字Ｂで記した期間中は
流出ポート１６と整合し、流入ポート２６は文字Ｃで示
された期間中は流入通路２５と連通ずる。

上記の配置において、上記諸期間はカム１９の設定位置
の如何に拘らず維持さｎる。

第３図から判るようＫ、４気筒機関に燃料を供給する場
合、溝３０はほぼ７ｏ”釦わたって流出ポート１６と連
通し、こｎにより圧力波が吸収さｎる十分な時間を与え
る。

変形例において、ドレンと連通ずる逃しポート３３がス
リーブ１１に形成さｆ、かつプランジャ１８がそｎらの
最大行程まで内向きに移動さ乳る直前に、１つの位置に
おいて流入通路のｔｏｏｎｅが開かｎるように位置づけ
らｎる。こｎによる効果は送出弁の上流の通路２ｏおよ
び内孔１７内に存在する燃料を減圧し、こｆＬＫよりカ
ム従動子がカム山部の頂点の上を通る前に燃料の送出を
終了させることである。こｎによる効果は、カム山部の
頂部における機械的応力を最小にし、かつカム従動子が
カム山部の頂点に近づき始めるとき燃料の噴射速度を減
する前に燃料の送出を終了させること〒ある。

上記の装置は、４気筒機関の場合、通路２９をほぼ７５
°の長い期間にわたって流出部に接続させ、こ几により
圧力波は全部吸収される。この装置はまた、ロータ内に
搬送さ几る燃料量はほぼ一定〒あるから、改良さｎた噴
射の規則正しさを得らｎる。位相変動も減少さｎ１通路
２９内のオリフィスのサイズを選択することにより噴射
ノズル内の弁の閉鎖速度を制御できる。さらに、この装
置に逃しポートを付設した場合は、カム従動子がカム山
部の頂点に達する前に燃料の送出を停止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はポンプ装置の切断側面図、第２図は第１図に示
す装置の部分断面図、第３図は第１図の“装置の１部分
のカム輪郭を示す線図１ある。図中の符号、１０・・・本体、１１・・・スリーブ、１
２・・・分配部材、１３・・・流出通路、１４・・・噴
射ノズル、１５・・・大径開口、１６・・・流出通路、
１７・・・内孔、１８・・・ボンシブランジャ、１９・
・・カムリング、１９Ａ・・・カム山部、２０・・・通
路、２１・・・室、２２・・・送出通路、２３・・・弁
座、２４・・・送出弁、２５・・・流入通路、２６・・
・流入ポート、２７・・・燃料供給ポンプ、２８・・・
燃料制御装置、２９・・・通路、３０・・・溝、３１・
・・ピン、３２・・・作動器、３３・・・逃しボート、
を示′１″′＾

Claims

【特許請求の範囲】 ■）圧縮点火式多気筒内燃機関に燃料を供給する液体燃
料噴射ポンプ装置であって、使用時には装着機関と調時
間係をもって作動さｎる噴射ポンプと、噴射ポンプと連
通ずる送出通路を有しかっこ几が回転すると噴射ポンプ
の連続する送出行程中に複数の流出部と順次に整合する
ように配置さｎた回転式分配部材と、前記流出通路内の
送出弁と、分配部材を囲み、前記流出部を有しかつ分配
部材の回転軸線まわりに角度的に調節可能ｆかつ噴射ポ
ンプによる燃料の送出タイミングを変動する噴射ポンプ
の調節可能部品に結合さｎたスリ−ブ部材と、順次釦前
記流出ポートと整合する分配部材の周辺に設けら几た別
の通路と、別の通路内の制限オリフィスを含み、前記別
の通路が、１つの流出部が送出通路のそｎとの整合に続
くとき、前記オリフィスが関連ノズル内の弁部材の閉鎖
によって発生された反射波を減衰するように作用する燃
料噴射ポンプ装置。２）前記調節可能部品が前記スリーブ部材の外部の分配
部材の１部分を囲む環状カムリングを含み、分配部材の
前記部分が円孔を有し、該内孔内に前記カムリングのカ
ム山部によって作動さ几る往復運動可能なプランジャが
取付けら几、前記内孔が前記送出通路と前記別の通路と
連通さｎる特許請求の範囲第１項記載の燃料噴射ポンプ
装置。３）前記内孔と前記通路間に配置された送出弁を含む特
許請求の範囲第２項記載の燃料噴射ポンプ装置。４）前記スリーブ部材がぎンによって前記カムリングに
結合さｎこれとともに角度的に可動である特許請求の範
囲第２項または第３項記載の燃料噴射ポンプ装置。５）分配部材とスリーブ部材に別の通路装置を含み、前
記別の通路装置が送出弁の上流に配置さｎかつプランジ
ャの内向き運動中に前記内孔を予め定めた位置において
ｒレンに開通するように配置さｎる特許請求の範囲第３
項記載の燃料噴射ポンプ装置。