JPS59111897A - 自動製図機の書出し停止時間を可変調整できる製図ペンヘツド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動製図機における製図ペンの上下電動が、低
速降下と急速上昇に制御されると共に、描画条件に合わ
せて製図ペンの書出し停止時間を自由に可変調整するこ
とができる製図ペンヘッド装置に関するものである。

従来の此種の製図ペンの上下動装置は、ペンホルダーを
ソレノイドの心動機構に直結させて、急速度で作動する
ものである。この従来の急速度の作動手段によると、ペ
ンホルダーが描画面上に急速に降下されるので、そのス
ピード４下で製図ペンのペン先が強い力で描画向に衝突
することになり、その着地は強い衝突ショックの反動が
起って、製図ペンは容易にバウンドすることになるから
、その時点で、線描画を開始すると、そのバウンドによ
る飛びはね部分は、実線を描画すべきものが点線状とな
ってしまうし、又、中空ペン等では衝突ショックで所謂
インクのボタ落ち現象が多発し易くなって、点線の上に
その一書出し部分が著しく太くなるという不良線描画が
生ずるし、更にペン先が衝撃により損傷し易くなって、
長期１吏用件に久ける上に、なお且つ描画面に降下のペ
ンを接触させておくと、中空ペンの場合にインクが時間
の経つにつれて広がってゆき、その通は描画面の材質例
えば紙質や紙ぐせ或はインクの特性・異質並びにペンの
ル圧等の条件により変化する結果、着地で広がるインク
の大きさを描画中の線の太さと均等的にするために、描
画条件に合わせて舊出し停止時間のタイミング調整が必
要なのであるが、従来の自動製図イ幾における製図ペン
ヘッド装置の総べてに、その調整機構がないので、時間
祠祭ができず、従って、着地ペンは、上記の描画条件と
停止時間との相関によシ、書出し部分が太くなったり或
は早い描画スタートで細くなったりして、描画中の線の
太さと一致しなくなり、不均等で不格好な不良線引とな
ってしまうという第５図で示すような致命的な欠点をも
っている。

そこで、本発明は上記の従来の欠点を全部確実に除去し
、自動製図機において、簡単な電動レバー機構の配備の
もとに、ペンホルダーの描画面に対する１４下着地の場
合には、スローダウンせしめて、ペン具のバウンドを皆
無ならしめ且つペン先損傷の防止を実現させて、間欠な
き正確実線の描画を確実ならしめて長期使用性を保障せ
しめ、ペン具上昇は従来同様に急速で行って能率的を高
めると共に、更に、遅延回路に接続した可変抵抗器を装
備せしめて、その簡単迅速な可変調整操作によりペンの
書出し停止時間を描画条件に合わせて自由適切に調整さ
せて、書出し部分と描画中の線との太さを均等ならしめ
、不良線引を確実に防止し、潜に描画条件に合った正確
な報引を可能にすることを目的とするものであり、それ
は、自動製図機の製図ペンヘッド機構を連結装備してコ
ンピューター制御走行する適当なプロッター走行機構の
該ヘッド機構に対し、所要の製図ペンを定着したペンボ
ルダ−をフリー嵌挿せしめ、且つ先端支持片部で該ホル
ダー下端を烏賊して該ホルダーの上下運動をガイドする
ハンドレバーを、センサー操作で正逆回転するカムロー
ラー機構により枢動させて該ホルダーを低速降動させる
ハンドレバー機構と、ソレノイドでの急速枢動で該ハン
ドレバーを急速に引上げて該ホルダーを急速上昇させる
枢動レバー機構とからなる製図ペンを低速降下および急
速上昇させる電動レバー機構を装備し、且つ描画条件に
合わせて製図ペンの書出し停止時間を可変Ａ整操作する
可変抵抗装置を装備してなることを特徴とするものであ
る。

本発明実施の一例を図面に付で詳記すると、自動製図機
において、製図ペンヘッド機構を連結してコンピュータ
ー制御で走行する適当なプロッター走行機構Ｓの前壁（
１）の下方部から前方に回って支持腕板（２）を定着し
、その先端部の直立部（３）に対し、製図ペン（４）（
主に中空ペン）を螺着したペンホルダー（５）を、描画
面Ｐ上において自重上下スライドするようにフリー嵌挿
してなる円筒体（６）を縦設せしめ、該円３、筒体（６
）の後方部において、該ペン（４）ノペン先（７）が描
画面Ｐより離間するようペンホルダー（５）の下端を当
載支持する支持片、８）を先端部とし且つＡｆＪ方上面
にローラー軸（９）にローラー　ｌ（Ｊを軸着してなる
軸承板（ｌυを連設し、後端部を支点軸、１２＋に枢着
して、その支点軸（１りを基点として上下枢動する２状
のハンドレバー（１３を、該支持片（８）部が該ボルダ
−（５）の下端を烏賊するよう配備せしめると共に、該
ローラー四の直下部に対し、一部に水平カム部１．１４
１を設けて該ローラー、ｉりに相接するカムローラー１
．１５１を、適当なセンサー装置で所だ範囲において正
逆規制御！ｌ！１転するモーターＭのモーター軸茜に軸
７Ｍ　Ｂｅ　ｌｆｆ１ｆせしめ、又、咳ハンドレバーｕ
３のＬ方個所に、ソレノイド（１７）を該前壁（１）に
定置し、その亀勤什Ｖ１８）に対し、先端を該レバー＼
Ｉ■のローラーｊＩＱのローラー軸（９）を乗せ上げる
テーパー爪部（鴎とし、バネ１２ｉ１架設の支点軸シυ
を中心としてバネ枢動する２状の枢動レバー（支）を、
該支点軸シＶを中心としだ枢動全もってテーパー爪部（
１呻がばローラー軸（９）を引っかけて押し上は又は該
軸（９）から離れるように後端部を枢着（ハ）して配備
せしめてなる製図ペン（４）を低速降下および急速上昇
せしめる直動レバー機＃４ａを装備せしめ、更に、前壁
（１）上方部に、描画柔性に合わせてプロッター走行に
よる製図ペン（４）の−ｄ出し際正時間を自由に可変調
整できる単安定マルチバイブレータ−等の適当な遅延回
路四に凄続してなる可変抵抗器勾を装置せしめて構成す
るものである。

図中、（１）に）は枢動レバーゆの枢動範囲を規制する
離間配置のストッパービンである。

なお、カムローラー（至）の形状は隻図示に限定されず
、ローラー１［りを緩やかに４下させることができるカ
ム形態であれば任意であり、カムローラー１１５１のモ
ーター軸（７）を正逆回転させるセンサー装置は、例え
ば、軸端一部に扇状後を取付け、その回動を検知して正
逆回転に切換制御する１対のセンサーを配置する機構の
ものでも、或は又、その地元ｔｉｔ機構等による適当な
センサー装置でも採用することができる。

父、ンレノイド心勤の枢動レバー１景構は、図示以外で
もローラー軸（９）を押し上げる機構であれは、谷珈磯
構のものでも採用することができる。

本発明は上記の如く構成してなるから、コンピューター
プログラムにより描画面Ｐ上を縦慎自在に巌引走行して
自動製図を行う製図ペンヘッド機構を連結してなるグロ
ッター走行機構Ｓが、線引スタート位置で止まるまでは
ソレノイド１．ＩηはＯＦＦ状態で、電動杆（Ｉ８）は
突出状態となっておシ、その結果、バネ枢動に係る２状
の枢動レバー（支）は、支点軸留りを中心として後端の
枢着０部が下がり、下方先端部のｆ　−バー　爪部四が
ハンドレバーｔｌＪ　（７）　ｏ−ラー軸の下周面に向
って円軌道のもとに前進して、該爪部１．Ｉりがローラ
ー軸（９）の下周面に描シ、ローラー軸（９）をすくい
上げ、それによりローラー軸（９）は該爪部１．１１に
ガイドされて該爪部（ｌ上に乗シ、ローラー軸（９）が
該レバー（２）の先端部で上方に押し上げられて定置さ
れることになる。

このローラー軸（９）の上昇で、軸着のローラーυり並
びに軸承部ｊｌＪ）が上昇するに伴い、軸承部ｋｊ−１
）　ｋ　連設している２状のシ・ンドレバー（１→カ後
方の支点軸ＩＬ２Ｊ　’ｃ　４点として上昇枢動するこ
とになるから、その先端の支持片（８）部が上昇し、円
筒体（６）に透明のペンホルダー、５）の当ｄ下ｍ部が
自動的に該支詩片（８）の上昇で押し上げら扛、該ホル
ダー（６）は円筒体（６）内をスライド上昇して、製図
ペン（４）が上昇さγして、ペン先（７）が描画面Ｐよ
り離れる。

而して、このペン上昇は、ソレノイドリηの電動作用に
より、瞬間的な農、速度で線引終ｆタイミングに合わせ
て行われる。

な２、該枢動レバー□□□のテーパー爪ｍ　（ＩＩ　Ｋ
よルローラー軸（８）のすくい上けに・泳る烏賊でのロ
ーラー（ｉｌＪの；ぐ速上昇により、該ローラーＵ（、
＃は一時的に相接のカムローラー四の水平カムｍ　ＩＩ
４）　Ｊ：　ｊ）離間するが、ソレノイドＵηのＯＦＦ
　ＱＪ懐と同時にカムローラー四が時計逆回転せしめら
れることで、円周面が上昇停止しているローラー四に相
接する状態となり、その時点で、カムローラー（至）の
回転はセンサー作用で自動・浮止され第１図の状態とな
る（第１図参照）。

仄に、プロッター足付で線引スタート位置上にペン先（
７）がセットされた瞬間、ンレノイド１．１７１がＯＮ
に切換わる。すると、屯鯛什・Ｊ８）が−間宰引され、
２状の枢動レバー（２）は急速枢動して、元端の該爪部
（榊がローラー軸・、ｌＪＪの烏賊より置方に外つれ、
ＰＪ時ｅこモーターＭが時計正回転してカムローラー四
が時ｄ」正回転を開妬し、その水平カム部１１青が上方
のロージー＋［１面に相接することになると、咳ローラ
ーｕ（Ｊを設けた姥ハンドレバー、を葎は、フリー嵌］
申のペンホルタ−（５）の自車降下を支持している先端
の支持片１８）に対する該ホルダー（５）の目止降下圧
と、該ローラーＪｌの水平カム部（［脣に接しての降動
との相関で、降下枢動することになシ、その結果、支持
片（８）の４動にガイドされてペンホルダー（５）は自
動的にペン先（７）が着地するまで緩やかに１蛋降下す
ることになる。

そして、このペンホルダー（５）の降下は、該ノ・ンド
レバー（１罎の降動にガイドされるが、該レバー（［３
がカムローラーは００回動によシ行われるものであるか
ら、ンレノイドリηの急速電動による前記該ホルダー（
５）の急速上昇に比べて、緩やかな低速降下であり、こ
のため、ペン先（７）の描画面Ｐに対する着地は衝突シ
ョックが。

無くなり、ペンのバウンドや損傷が全く発生しないこと
になる。

そして、このペン着地のタイミングに合わせてプロッタ
ー走行が行われることになる。

なお、線引完了時におけるペン上昇は、前記のように電
動レバー機構による急速上昇であるから、次の作業に迅
速に移れる。

そして、本発明は、更に、描画面Ｐの材質例えば紙質や
紙ぐせ或はインクの特注・異質並びにペンのボ圧等の描
画条件に合わせてペンの書出し浮止時間に可変調整を与
える遅延回路−に接続した可変抵抗ａ（ハ）を装置せし
めたことにより、その可変抵抗６ＣＩＪを手動操作すれ
ば、降下ペンのｄ出し停止時間を描画条件とプロッター
走行タイミングに合わせて自由に可変調整させることが
できる。

この可変のタイミングチャートを第４図で順路説明をす
ると、下記のようである。

Ｌプロッター走行は走行信号０Ｎ−Ａｌから０ＦＦ−４
Ａ２まで走行する。

２ブロック−走行開始０Ｎ−Ａｌの以前のＢ１時点でブ
ロック−からペンヘッド動作信号が送られ、ンレノイド
信号はＯＮシ、その時点Ｃ１で同時に遅延回路＠がＯＮ
する。

３ベンＩＩ下のだめのモーター駆動時期Ｅｌ−＝Ｅ２を
得るために可変式の遅延回路（至）によｐ可変遅延時間
ａ２−ａ３が′とられるっ １遅延回路よシ可変できる可変遅延時間０２−０３をモ
ータ−１躯動回路に送って、その回路がＯＮして下降信
号Ｄｌ−Ｄ３を得る。

又、グロツター走行停止時点Ａか！同時にモーター上昇
信号Ｄ５となる。

又、モーター駆動回路のモーター停止信号Ｄ２　、　Ｂ
４　、Ｄけ上昇、下降センサー（第３図参照）から受け
る。

５モーター駆動は、その駆動回路から下降は号Ｅｌ−Ｅ
２を受け、モーター駆動と同時にＥｌ−ＯＮでペン降下
が開始され、その降下はモーター駆動回路の停止信号に
３−Ｂ４で止まる。

Ｇこの停止信号Ｅ３−Ｆ！４間が、描画条件に合わせた
可変抵抗操作で可変調整され、ペンの書出し停止可変時
間となる。

そして、Ｂ４の時点でプロッター走行がＡＩ−Ａ″２に
わたって行われる。

７、走行停止時期Ａ２と同時にモーターの上昇時期兄５
となり、ンレノイドが同時に０ＦＦ−Ｂ２となって、ペ
ンは急速上昇し、モーター停止信号Ｄ６でモーターはＢ
６で停止する。

このように、遅延回路（至）と可変抵抗器に）の作動で
、プロッター走行開始０Ｎ−ＡＩ以前に、可変遅延時間
０２−Ｃ，ｌｆ−設け、その時間帯でペン降下をスロー
ダウンさせて、プロッター走行のタイミングに描画条件
と共に合わせてペンの書出し停止時間を可変調整させる
。

この可変調整は、可変抵抗器−の手動操作で自由簡単に
行われる。

従って、可変抵抗器に）を操作すれば、ペンの書出し停
止時間即ちモーター駆動回路の停止信号間の停止時間を
、描画条件に合わせることが自由にできる結果、ペンの
誓出し停止時間は、いかなる描画条件においても、正確
に且つ自由迅速に微調整できて、書出しにおけるペン着
地で広がるインクの太さを描画中の線の太さに一致させ
ることが可能となるから、第５図に示すように、誓出し
部分の太さは広狭不良とならず、常に描画条件に合って
描画中の線と均等な太さの線引が確実、正確に行われる
ことになる。

以上により、本発明は、ペンホルダー（５）をフリー嵌
挿せしめた製図ペンヘッド機構に対し、腫速上昇を図る
ソレノイド１動の枢動レバー機構と、低速−下を図るカ
ムローラー機構でガイド枢動するハンドレバー機構とか
らなる機構簡単な電動レバー機構ａを装備することで、
自重上下動するペン具は、該レバー機構ａの電動作用で
、績引スタート並びに線引終ｒタイミングに合わせて、
その降下が低速。

上昇は急速に上下動されることになり、その結果、ペン
具の低速降下は、その描画面Ｐに対する着地が衝突ショ
ックなく行われるので、バウンド発生が確実に皆無とな
る上に、中空ペンのインクのボタ落ち現象が起らず、又
、ペン先の損陽も生じないから、バウンドによる点ｍ嘗
きが生せず、膚に正確な線引かでき艮勘咬用性が医障さ
れ、又、ペン上昇は電動枢動レバー作用で、＠速に行わ
れるから、次の線引が迅速にできる上に、可変抵抗装置
におけるペン書出し浮止時間の可変調整装置の装備をも
って、あらゆる描画条件に合わせてペン書出し停止時間
の可変調整が容易ｕｉ　％　Ｋできることになり、ペン
の低ｍ４下の機能と相俟って、ｄ出しから描画中におけ
る線引が。

実に精密均等な線引のもとに行われ得て、精密製図がで
きて至便であり、これにより、従来の前記人魚の総べて
か解消され、鼓に・機構簡単で小型化に適し且つ御所的
で性能抜群の自動製図機が提ｌできる等の多大の効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図はペン具
上昇状態の機構を示す一部−Ｔ面のｄＩ４配Ｌｍ１図、
第２図は同上におけるペン具の降下状態を示す機構配置
図、第３図は可変調螢４表構の配置配線図、第４図は動
ト「のタイミングチャート図、第５図は正、不正の拡大
対比線図でるる。 （４）・・、製図ペン、（５）・０．ペンホルダー、（
６）。 ０１円筒庫、（８）・・・支持片、（９）・・・ローラ
ー軸、（ｌｌＪ＠・・ローラー、（Ｉυ・・・軸承板、
＋１４・・・支点’ＲＨ、ｔｌＪ・０ハンドレ／＜　　
、　ｌ、１５１・・・カムローラー、Ｍ・・・モーター
、ｕＱ・・・モーター軸、１、Ｉンノ・・・ンレノイド
、ｌ、Ｉｆり＠・・渦動杆、（ｌす・・台テーパー爪部
、＠・・・枢動レバー、ａ・・・電動レバー機構、（至
）・・・遅延回路、に）・・・可変抵抗器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動製図機の製図ペンヘッド機構を連結装備してコンピ
   ューター制御走行する適尚なグロツター走行機構の該ヘ
   ッド機構に対し、所要の製図ペンを走者したペンホルダ
   ーをフリー嵌挿せしめ、且つ先端支持片部で該ホルダー
   下端を烏賊して該ホルダーの上下運動をガイドするハン
   ドレバーを、センサー操作で正逆回転するカムローラー
   機構によシ枢動させて該ホルダーを低速降動させるハン
   ドレバー機構と、ソレノイドでの誦速枢動で該ハンドレ
   バーを急速に引上げて該ホルダーを急速上昇させる枢動
   レバー機構とからなる製図ペンを低速降下および７憩速
   上昇させる心動レバー機構を装備し、且つ描画条件に合
   わせて製図ペンの書出し停止時間を可変調整操作する可
   変抵抗装置を装備してなることを特徴とする自動製図機
   の曹出し停止時間を可変調整できる製図ペンヘッド装置
   。