JPS5911118B2 - 調律用基準周波数信号発生回路 - Google Patents

調律用基準周波数信号発生回路

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JPS5911118B2
JPS5911118B2 JP54044544A JP4454479A JPS5911118B2 JP S5911118 B2 JPS5911118 B2 JP S5911118B2 JP 54044544 A JP54044544 A JP 54044544A JP 4454479 A JP4454479 A JP 4454479A JP S5911118 B2 JPS5911118 B2 JP S5911118B2
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circuit
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治 花崎
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、各種の楽器の調律を行なう際に必要とされ
る基準周波数信号を発生する回路に関し、特にピンチや
調律カーブに関するデータをデジタル回路で処理するこ
とにより種々の基準周波数信号を正確、簡単且つ迅速に
発生させうるようにしたものである。
従来、楽器調律器においては、インダクタンス(L)、
キャパシタンス(Q、抵抗四等の回路定数を変化させて
種々の基準周波数を得るようにしたアナログ回路構成の
基準周波数信号発生回路が広く採用されている。
しかし、これには、基準周波数の変化が連続的である利
点がある反面、(1)基準周波数の安定性や精度が低《
、楽器を±1セント以内に調律するなどということは事
実上不可能であること、(2)ピッチの変化や調律カー
ブにしたがって基準周波数を発生させたい場合にはその
都度補正値表等を参照してL,C,R等の回路定数を変
化させる必要があり、手続的に煩雑で、多犬な時間と労
力を要すること、(3)発生可能な基準周波数の範囲が
比較的狭いため、特定の音を調律器で調律した後、その
音を基準にして他の音を調律するといった作業を必要と
する場合が多《、このため調律作業の能率が低下される
と共に、全体としての調律精度も低下されることなどの
欠点がある。
この発明の目的は、これらの欠点をな《した新規な調律
用基準周波数信号発生回路を提供することにある。
この発明による回路は、基準となる周波数変更比(分周
比又は逓倍比)データを記憶する第1の記憶装置と、基
準となる周波数変更比データに対してピッチの変化又は
調律カーブにしたがって加えるべき補正に要するデータ
を記憶する第2の記憶装置と、第1及び第2の記憶装置
から読出されるデータを演算して必要な基準周波数に対
応した周波数変更比データを形成する演算回路とを設け
、この演算回路からの出力データに応じて可変周波数発
振回路を制御して所望の基準周波数信号を得るようにし
たことを特徴とするもので、以下、添付図面に示す実施
例について詳細に説明する。
第1図は、この発明による調律装置で利用可能な種々の
調律特性を示すもので、横軸に平均律音階にもとづく周
波数fを、縦軸にその周波数からどの程度ずらせて調律
するかをセント値Cで表わしたものである。
1は全音域にわたって平坦なものを示し、2は低音域で
はより低《且つ高音域ではより高《調律する場合の一例
を示し、2A又は2Bはそれぞれピッチを高く(例えば
A4=444Hz )又は低く(例えばA4= 440
Hz )設定することによりカーブ2をそれぞれ上又は
下にシフトした場合を示し、3は低音域ではより低く且
つ高音域ではより高く調律する場合の他の例を示す。
この発明による調律装置は、第1図に例示したような種
々の調律特性に適合するように各オクターブの各音名毎
に基準周波数信号を発生させて各音名毎に調律を行なえ
るようにしたもので、1台の装置でピッチの変更又は調
律カーブの変更に対処できる点で非常にユニークなもの
である。
第2図は、上記したような種々の調律特性を発揮できる
ように構成されたこの発明の一実施例による調律装置を
示すもので、10は楽器音を検知してこれを対応する電
気信号に変換するマイクロホン(MIC)のような音響
一電気変換器、12は音響一電気変換器10の出力信号
から高周波雑音等を除《フィルタ及びそのフィルタ出力
を増幅するアンプ(AMP)等を含む増幅回路、14は
増幅回路12の出力信号から基本波を抽出する基本波抽
出回路である。
16は、あるスケール(音階)の音名を指定する第1の
指定部16a、ピッチを指定する第2の指定部16b1
オクターブを指定する第3の指定部16c、調律カーブ
を指定する第4の指定部16dを含む周波数指定操作回
路であって、図示しないキースイッチ等の操作子の操作
に応じて音名指定信号NT、ピッチ指定信号PT、オク
ターブ指定信号OC1調律カーブ指定信号TCからなる
基準周波数指定信号FSを送出するようになっている。
18は、基準周波数指定信号FSによって指定される基
準周波数の信号f。
を発生する基準周波数信号発生回路であって、その詳細
は第3図について後述される。
基本波抽出回路14かも送出される基本波信号fと、基
準波数信号発生回路18から送出される基準周波数信号
f。
とは、比較回路20で比較され、比較回路20は、比較
人力f及びf。
の差に応じた比較出力を表示装置22又は自動調律系2
4に供給するようになっている。
表示装置22は、被調律周波数fの基準周波数f。
かやのずれを、例えばセント値でデジタル表示するよう
になつており、自動調律系24は、被調律周波数fの基
準周波数f。
からのずれを最小にするように調律ピン等を自動的に回
転駆動するものである。
従って第2図の調律装置によれば、周波数指定操作回路
16で適宜キースイッチ等の操作子を操作することによ
り各オクターブの各音名毎に所望の調律特性に適合した
基準周波数f。
を発生させ、この基準周波数f。
と被調律周波数fとのずれを検知し、そのずれ信号を表
示又は自動調律に供することができるものである。
次に、第3図を参照して基準周波数信号発生回路18の
詳細を説明する。
可変周波数発振回路30は、水晶発振器等の安定な固定
発振器(OSC)32と、このOSC32から発生され
る周波数信号fSを、制御入力としての分周比データD
Sが示す分周比で分周するプログラマブル・カウンタか
もなる可変分周回路34とをそなえており、可変分周回
路34から送出される周波数信号fTはオクターブ用分
周器回路36セ適宜オクターブ分周される。
ゲート回路38は、第2図の周波数指定操作回路16か
ら供給されるオクターブ指定信号OCに応じて分周器回
路36の各分周段からの周波数信号を導出するもので、
トップオクターブに関しては周波数信号fTをそのまま
導出すると共に、下位オクターブに関しては対応する分
周段からの周波数信号(fTの1/2、1/4、1/8
等)をそれぞれ導出するように作用する。
ゲート回路38の出力信号f。
は基準周波数信号であり、第2図の比較回路20に供給
される。
一方、可変分周回路34に供給される分周比データDS
を形成するための回路においては、リード・オンリイ・
メモリ(ROM)40,44,48と、デコーダ42,
46と、全加算器50 ,52とが設けられており、第
2図の周波数指定操作回路16から音名指定信号NT、
ピッチ指定信号PT、オクターブ指定信号OC,調律カ
ーブ指定信号TCが供給されている。
ROM40は、音名指定信号NTによって指定されるC
,C#・・・・・・Bの各音名に対応したトップオクタ
ーブの基準周波数を得るために必要な分周比データを記
憶しており、音名指定信号NTが特定の音名を指定する
たびにその音名に対応した分周比データが読出されるよ
うになっている。
なお、この例では、音名指定信号NTが符号化されてい
ない場合を例示してあるが、音名指定信号NTが符号化
されていてもよく、その場合には適当なデコーダを介し
てROM40に入力させればよい。
デコーダ42は、音名指定信号NTとピッチ指定信号P
Tとに基づいてROM44の番地指定信号を形成するた
めのもので、音名とピッチとの組合せに応じてROM4
4のデータ読出番地を指定するようになっている。
ROM44は、ピッチ指定信号PTで指定されるピッチ
に対応して各音名毎にROM40の分周比データに対す
る補正値データを記憶するもので、デコーダ42からの
番地指定信号に応じて、指定されたピッチに関する補正
値データが各音名毎に読出されるようになっている。
デコーダ46は、音名指定信号NTとオクターブ指定信
号OCと調律カーブ指定信号TCとに基づいてROM4
8の番地指定信号を形成するためのもので、音名とオク
ターブと調律カーブとの組合せに応じてROM48のデ
ータ読出番地を指定するようになっている。
ROM4Bは、調律カーブ指定信号TCで指定される調
律カーブに対応して各オクターブの各音名毎にROM4
00分周比データに対する補正値データを記憶するもの
で、デコーダ46からの番地指定信号に応じて、指定さ
れた調律カーブに関する補正値データが各オクターブの
各音名毎に読出されるようになっている。
ROM44及び48からそれぞれ読出された補正値デー
タは全加算器50で相互に加算され、全加算器50から
の相データは全加算器52に一方の加算入力として供給
される。
全加算器52の他方の加算入力としては、前述のROM
40からのトップオクターブの分周比データが供給され
ており、全加算器52は、両加算入力を合計して分周比
データDSを形成する。
この分周比データDSは、トップオクターブの分周比デ
ータに対してピッチ又は調律カーブに関する補正値デー
タを加算したものであるので、トップオクターブの各音
名に対応した分周比をピッチ又は調律カーブに照らして
補正したものを指示することになる。
なお、ROM40に記憶したデータによって特定される
ピッチ及び調律特性(第1図の符号1で示されるもの)
に対応した基準周波数を得たい場合には、ROM40の
出力データに対して特別に補正を加える必要がないので
、この補正に関するデータはROM44及び48に記憶
させな《てもよい。
ココで、ROM40からの分周比データの補正を行なう
にあたり、分周比データDSの示す値がNからN+1に
増加したものとすると、(N+1)/Nなる比が第3図
の回路における特定音名に関する最隣接周波数間の隣接
度を決定することになる。
すなわち、Xセントきざみの周波数を得るには、セント
値の定義により が最低条件である。
必要な最大周波数をfmとし、発振源周波数をf8 と
すると、fm≦fs/Nであるから、Xを1セントとし
、fmをB7の音名に対応した約4KHz とすると、
N>1.730、f s> 6. 9 M}fz と
なる。
次に、このような前提において、第3図の回路の具体例
を説明する。
まず、OSC32の水晶発振周波数はf S > 6.
9 MHz に設定される。
また、可変分周回路34を構成するプログラマブル・カ
ウンタとしては、N>1730であるが、B7 と同一
オクターブ内の最低音C7 とB7 との周波数比が倍
近くあるので、12ビットのものが必要である。
さらに、調律カーブをn1種類、ピッチをn2種類とし
てピアノの88鍵を調律しようとすると、12ビットの
データが88 X n, X n2ワードとなり、これ
を1つのROMに記憶させる場合にはROM及びその周
辺回路(デコーダなど)が大型化してこれをワンチップ
にIC化するには相当の困難を伴う。
しかしながら、この発明による第3図の回路によれば、
ROM40にはトップオクターブの12音に対応する分
周比データを記憶させると共にROM44及び48には
該分周比データに対する補正値データを記憶させ、 ROM40,44,48からのデータをデジタル演算す
ることにより、指定音名に対応する分周比データDSを
形成するようにしているので、ROM40,44,48
のメモリ容量が非常に少な《てすみ、第3図の回路を水
晶発振子などは別にしてワンチップIC化することが可
能になる。
すなわち、ROM40としては、12ビットのデータが
12音名分記憶できるようなメモリ容量のものでよい。
また、ROM44は、ROM40で特定されたピッチを
音名毎に補正するために設けられたものであるから、R
OM40で特定されたピッチに関するデータは記憶する
必要はな《、その分だけメモリ容量は少なくてよい。
そして、回路を簡略化するためにはROM40で特定さ
れたピッチを最大又は最小のものと扱うようにすればよ
《、こうすると、記憶データの符号はプラス又はマイナ
スの一方に統一できる。
一例として、ピッチをA4の音名に関して440〜4
4 5 Hzまで6段階に変化させる(T12=6)場
合には、4 4 0 Hzと445Hzとの間にあるず
れは約20セントであるから、データのビット数として
6ビットで足りる。
従って、との場合のPOM44のメモリ容量としては、
6ビット×5(ピッチ調整度数)X12(音名)のもの
でよい。
さらに、ROM48は平坦な調律特性(第1図の符号1
のもの)からのセントずれを補正値として記憶するもの
であり、平坦な調律特性に対応したデータを記憶する必
要はないから、その分だけメモリ容量は少なくてよい。
ピアノの例では、平坦な調律特性に対して約±30セン
トのずれを生じさせる必要があるので、データビット数
としては7ビット程度必要であり、そのうちの1ビット
を符号表現のために使うようにする。
従って、この場合のROM4Bのメモリ容量としては、
7ビット×88(鍵)Xm(n1−1 に相当)のも
のでよい。
ところで、全加算器50は、ROM44及び48からの
データを演算するものであるので、6ビットのもので十
分である。
ROM4G,44,48のデータの演算方法としては種
々のものが考えられるが、この例のようにROM44及
び48のデータを先に演算するのがビット数の減少とい
う点から有利である。
また加減算器を使わず、加算器のみで演算可能なように
ROM44及び48に入れてお《マイナスのデータは予
め補数表現のものに変換しておいた方が好ましい。
全加算器52は、ROM40からの12ビットのデータ
と全加算器50からの6ビットのデータとを加算するも
のであるので、12ビットのもので十分である。
なお、全加算器50及び520ビット数の差によって全
加算器520片方の入力の−E位ビットが余るが、これ
はROM44及び48内のデータの符号ないし全加算器
50の状態によって全加算器が減算機能をもたなくても
よいように適宜コントロールする。
一例として、調律カーブ3種類、ピッチ6種類としてピ
アノの88鍵調律用に±1セントきざみに基準周波数信
号を発生させるように第3図の回路を具体化した場合、
分周比データを1つのROMに記憶させるのに比べて約
90%もメモリ容量を低減させることができ、デコーダ
も小型化できた。
このため、第3図の回路は、水晶発振子及びそのチュー
ニングのための若干の部品を外付けする以外は1つの半
導体チップにIC化(LSI化)することができ、第1
図の調律装置は全体として手のひらにのる程度に小型軽
量化された。
上記した第3図の回路によれば、全加算器52から送出
される分周比データDSによって可変分周回路34を制
御し、その分周比を指定することによって可変分周回路
34の出力側には1・ツプオクターブの各音名に対応し
た形で、又はトップオクターブの各音名に関してピッチ
調整ないし調律カーブによる補正を適宜付加した形で周
波数信号fTが取出され、この周波数信号fTを分周器
回路36で必要に応じて適宜オクターブ分周し且つゲー
ト回路38で適宜導出することにより、周波数指定操作
回路16(第2図)で指定したものに対応する基準周波
数信号f。
が得られるものである。
そして、この基準周波数信号f。は、ピッチの変更ない
し調律カーブの変更に応じた形で各オクターブの各音名
毎に発生されるので、これに基づいて動作する第2図の
調律装置は、第1図に例示したような種々の調律特性に
応じた調律操作を正確、簡単且つ迅速に行なうことがで
きるものである。
第4図は、第3図の回路において使用可能な他の可変周
波数発振回路60を示すもので、62は水晶発振器等の
安定な固定発振器(O S C)、64は一方の入力端
にOSC62からの周波数信号f。
Sが供給される位相検波回路(P D) 、6 6はP
D64の出力信号からりプル分を除去して直流出力を発
生するローパスフィルタ(LPF)、68はLPF66
の出力信号で発振周波数が制御され、OSC62の出力
周波数f。
S のK倍の周波数で発振する電圧制御型可変周波数発
振器(VCO)、70はVCO68からの周波数信号を
1/K分周するプログラマブル・カウンタからなる分周
器であり、分周器10の分周出力はPD64の他方の入
力端に供給されている。
すなわち、第4図の回路は、PLL (フエーズ・ロッ
ク・ループ)を用いた周波数逓倍回路として動作するよ
うになっており、VC068の出力端からは安定した周
波数逓倍出力Kfo8が得られるものである。
そして、この回路を第3図の回路で用いるにあたっては
、分周器700制御入力として、周波数逓倍比Kを示す
データD S’を加えるようにする。
この逓倍比データD S’は、第3図の回路で形成でき
るが、そのためにはROM40,44.48のデータを
逓倍比Kに関して定めなおせばよい。
以上に詳述したように、この発明の調律用基準周波数信
号発生回路によれば、次のような優れた作用効果が得ら
れる。
(1)単一の回路でありながら、多機能である。
すなわち、平坦な調律特性、種々のピッチあるいは種々
の調律カーブに応じて任意のオクターブの任意の音名に
対応した基準周波数が得られる。
このことは、調律に要する時間と労力を大幅に低減させ
るのを可能にする。
(2)安定な固定発振器とデジタル回路との組合せであ
るため、動作の安定性が高《且つ高精度であり、とのた
め、例えば従来不可能であった±1七ンl・程度の調律
を安定して行なうことができる。
(3)複数のROMと演算回路とを組合せて周波数変更
比(分周比又は逓倍比)データを形成するようにしてい
るので、これを単一のROMに記憶させて読出すように
した場合に比べて、メモリ容量が極めて少なくてすみ且
つ周辺回路も簡単になって基準周波数信号回路の大幅な
小型化が可能であり、このことは、調律装置全体をコン
パクト且つ軽量に構成する上で非常に有利である。
(4)トップオクターブの各音名毎に形成した周波数信
号を適宜オクターブ分周することにより他のオクターブ
の各音名に対応した基準周波数を得るようにしたので、
これを全オクターブの各音名に対応して直接的に得るよ
うにした場合に比べて、回路構成が大幅に簡略化され、
このことは、調律装置の小型化及び軽量化を達成する上
で非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による調律装置の調律特性図、第2
図は、この発明の一実施例による調律装置を示すブロッ
ク図、第3図は、第2図の装置における基準周波数信号
発生回路の詳細を示す回路図、第4図は、第3図の回路
において使用可能な他の可変周波数発振回路を示す回路
図である。 16・・・・・・周波数指定操作回路、18・・・・・
・基準周波数信号発生回路、30 , 60・・・・・
・可変周波数発振回路、36・・・・・・オクターブ用
分周器回路、38・・・・・・基準周波数信号導出用ゲ
ート回路、40,44、48・・・・・・リード・オン
リイ・メモリ、42,46・・・・・・デコーダ、50
,52・・・・・・全加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)あるスケールの音名と、ピッチ及び調律カーブ
    の少なくとも一方のものとを指定する操作に基づいて、
    発生すべき基準周波数を指定する周波数指定信号を送出
    する周波数指定操作回路と、(b)この周波数指定操作
    回路で指定される各音名に対応した基準周波数を得るた
    めに必要な周波数変更比データを記憶する第1の記憶装
    置と、(C)前記周波数指定操作回路で指定されるピッ
    チ又は調律カーブに対応して前記周波数変更比データに
    対する補正値データを記憶する第2の記憶装置と、(d
    )前記周波数指定信号によって指定される基準周波数を
    得るために必要な周波数変更比データを、前記第1の記
    憶装置から読出される周波数変更比データと、前記第2
    の記憶装置から読出される補正値データとをデジタル演
    算することにより形成する演算回路と、(e)この演算
    回路から送出される周波数変更比データに基づいて発振
    源周波数に適宜変更を加えることにより、指定された基
    準周波数をもった基準周波数信号を出力する可変周波数
    発振回路とを具備することを特徴とする調律用基準周波
    数信号発生回路。 2(a)あるスケールの音名と、オクターブと、ピッチ
    と、調律カーブとを指定する操作に基づいて、発生すべ
    き基準周波数を指定する周波数指定信号を送出する周波
    数指定操作回路と、(b)この周波数指定操作回路で指
    定されるトップオクターブの各音名に対応した基準周波
    数を得るために必要な周波数変更比データを記憶する第
    1の記憶装置と、(e)前記周波数指定操作回路で指定
    されるピッチに対応して各音名毎に前記周波数変更比デ
    ータに対する補正値データを記憶する第2の記憶装置と
    、(d)前記周波数指定操作回路で指定される調律カー
    ブに対応して各オクターブの各音名毎に前記周波数変更
    比データに対する補正値データを記憶する第3の記憶装
    置と、(e)前記周波数指定操作回路で指定される各オ
    クターブの各音名に対応した基準周波数を得るために必
    要なトップオクターブの各音名に関する周波数変更比デ
    ータを、前記第1の記憶装置から読出される周波数変更
    比データと、前記第2及び第3の記憶装置からそれぞれ
    読出される補正値データとをデジタル演算することによ
    り形成する演算回路と、(f>この演算回路から送出さ
    れる周波数変更比データに基づいて発振源周波数に適宜
    変更を加えることにより、トップオクターブの各音名に
    関する周波数信号を出力する可変周波数発振回路と、(
    g)前記周波数指定操作回路で各オクターブが指定され
    るのに応じて前記可変周波数発振回路からの周波数信号
    をトップオクターブについてはそのまま、下位オクター
    ブについては適宜分周してそれぞれ導出することにより
    、指定された基準周波数をもった基準周波数信号を出力
    する出力回路とを具備することを特徴とする調律用基準
    周波数信号発生回路。
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